この記事は先日講師として初心者向けにプロンプト作成のコツをSchooさんで授業した内容の追加解説および、授業では伝えきれなかったポイントを説明していく。応用的な内容も含まれる。 [授業]プロンプトのコツを探究しよう - ChatGPTに企画書を作ってもらうには キーポイントプロンプト作りとはモノを見かたを学び、再現すること 「ひらいて、とじる」は1つ世界を分解・再構築する方法 AIによる自動化だけではなくAIとの対話を重視する "ひらく"とは何か? ある言葉、モノ…を構成する要素を一つずつ示していくことである。 例えば、車もエンジン、タイヤ、ハンドル、ライト…..と複数の要素が組み合わさって動いている。これが、車を分解してひらくということだ。 身近な子供向け物語を例にとって、ひらいてみよう。 子供向けの物語を作りたいですその時の物語に必要な要素をひらいてリストアップしてください これらの構
プロンプトによって欲望を視覚化するプロセスには、「考える」時間が差し挟まれる余地はない。インスタ写真に添えられる大量のハッシュタグ、あるいは事細かなカテゴリー分けがされていくポルノとも通底する「表面的語句」の強力な作用は、画像生成AI(人工知能)の設計思想の根幹にも及んでいる。「バーベンハイマー」画像のおぞましさは、プロンプトを入力した者がなにひとつ考えず、感じないままだというところにある。 *** 過日「Barbenheimer(バーベンハイマー)」というインターネットミームが物議を醸した。Barbenheimerとは「バービー」と「オッペンハイマー」から生まれた造語である。米国で大ヒット中の映画『バービー』のキャラクターに原爆のキノコ雲などを合成した画像が大量に作られ、各種SNSにポストされた。なぜバービーにキノコ雲なのか。『バービー』と、原爆を開発した物理学者を描いた映画『オッペンハ
パフォーマンス改善の文脈で良く用いられるフレーズとして、「推測するな、計測せよ」というものがある。これはRob PikeのNotes on Programming in Cからの引用なのだが、原典と少し印象が違う。 Rule 1. You can’t tell where a program is going to spend its time. Bottlenecks occur in surprising places, so don’t try to second guess and put in a speed hack until you’ve proven that’s where the bottleneck is. Rule 2. Measure. Don’t tune for speed until you’ve measured, and even then don’t
エンジニアの奇行 嚢中の錐という言葉がある。有能な人物は自ずと傑出していくという意味だが、有能さとは例えば学歴の高さとは一致しない。 たとえMIT卒であろうとも大成するとは限らないし、ましてや入試の点数などで見れる人間の側面は限定的である。 企業などで採用する側からしてみたら当然ながら採用後の活躍を期待して雇用するのであり、入社をゴールとしてそれ以降働かなくなる人は望ましくないし、学歴や入試の点数によってそういう人かどうか判定する事はできない。 活躍という観点で言うと長いキャリアにおいてより重要となるのはキャリア開始時での能力の高さよりも、険しく長い道のりを自己メンテナンスしながら歩み続けられる根気の強さが重要とされている。その根気の源泉は執着だったり崇拝だったり妄信だったりトラウマだったり原体験だったり人によって様々だが、ここではひっくるめて「やる気」と簡略化して呼ぶことにする。 さて「
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