オーバーツーリズムに伴う京都市バスの混雑緩和策として、近畿運輸局が昨秋の紅葉シーズンに臨時の手荷物預かり所と案内所を開設したところ、JR京都駅(下京区)から清水寺(東山区)に移動した人の…
丹南地域の玄関口となる福井県越前市の北陸新幹線越前たけふ駅は、県内で唯一、在来線駅に併設しない単独の新幹線駅。降り立った県外客は市街地や伝統工芸産地などの目的地にどう移動できるのか。地元住民にとっての駅へのアクセスは―。3月16日の開業を前に2次交通手段をまとめた。 武生駅までシャトルバスが毎時1本往復 市街地方面との往来に便利なのは越前市運行のシャトルバス。並行在来線となる武生駅までの約3キロを往復するバスで、しきぶきぶんミュージアムの開館時間内(12月30日まで)は市武生中央公園までルートを延ばす。毎日午前5時台~午後11時台に1時間1本のペースで運行。時間帯に応じてホテルルートイン武生インター、プリンスホテルタケフ、武生楽市南、バロー国高店前(東部商店街)を経由する。運賃500円。 ⇒小泉孝太郎さんが福井県越前市の「特別1日駅長」に 観光地へ移動、定額タクシーは2種類 定額タクシーは
モビリーデイズの読み取り機の前で、QRコードを表示したスマホを持つ広電の椋田昌夫社長(10月23日、広島市中区の広電本社) 広島電鉄(広島市中区)が2024年9月、バスや路面電車の運賃の支払いに新乗車券システム「MOBIRY DAYS」(モビリーデイズ)を導入します。広島県内を中心に使える現在のカード型IC乗車券PASPY(パスピー)と何が違うのでしょうか。広電への取材を基にQ&A形式でまとめました。(加田智之)
京都府内唯一の村である南山城村の村長選が13日、告示される。村民の2人に1人が高齢者となり、人口減は待ったなしの状況だ。村の未来をどう見据えるか、課題を探った。 「村にいたいけど、働く場所がないから出て行くしかない」。奥仲玲奈さん(22)は、一度は村を出て就職した。今は村に戻り、学生時代にアルバイトをしていた南山城村北大河原の道の駅「お茶の京都 みなみやましろ村」で働く。奥仲さんは「働き場所の選択肢があればいいけど」と言葉を濁す。 村の人口は2480人(今年4月末現在)。2019年4月末からの4年間では、転入253人、転出347人と、転出が94人上回る。 道の駅では約60人が働き、その3分の1が
■名古屋大大学院教授 加藤博和さん(53) 地方鉄道を考える時、なぜそこに公共交通が必要か、なぜ鉄道なのか、それを使い地域をどうしたいか、考えることが抜け落ちてはいけない。鉄道にこだわりを持つのはいいが、単純に国や鉄道会社が負担してほしい―というのはおかしい。結局、都市部の人たちが負担することになるから、納得してもらえる理由が必要だ。 鉄道はユニバーサルサービスだという意見もあるが、そもそも駅まで遠い人は恩恵を受けない。鉄道だけ見ていてはだめで、公共交通網全体を考えなければならない。 鉄道の難しいところは、駅や鉄路が決まっていること。バスはルートを柔軟に変えることができる。だから、バス転換というのは有力な選択肢になる。 ◇ 例えば大糸線。北安曇郡小谷村から同郡白馬村の高校やスーパーなどに行く場合、バスを直行で走らせた方が便利なのではないか。白馬駅を改造し、駅の中から…
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