東京タワーみたいに縦に長いものを、縦スクロールしながらずーっと見たら楽しいんじゃないだろうか。遠くから見たいつもの姿じゃなくて、それぞれの高さにある設備の細部が分かったりしないだろうか。 風景を縦スクロールで詳しく見たい 「The Deep Sea」というサイトがある。深海のようすを縦スクロールでずーっと海底まで見せるというもので、もぐってももぐってもまだ海という感じがとても楽しい。 似たようなことを写真でやりたい。ただの風景も、ものすごい拡大して横幅を画面の幅で切ってしまえば、ずっと縦にスクロールして見られたりするんじゃないだろうか。 たとえばこういう風景。 近所の電柱だ。これを拡大して中央だけを見るとこんなふうになる。 電柱を上から下まで何枚も撮り、貼り合わせて一枚の画像にした。ようするに縦のパノラマだ。 こうやってじっくり見ると、やっぱり電柱ってかっこいい。そこについている設備たちが
建設中の家やビルなどの施設を囲むように、ジャングルジムの親分のような巨大な鉄パイプの構造物がそびえている。 建築の作業用に作られる仮設の足場である。 現場での安全な作業をサポートしつつも建物が完成すると消えてしまうはかなき名脇役。その足跡をしっかりと刻む仮設足場の専門家に足場の深淵を聞いた。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:1月11日は「いい飯寿司の日」標津町の「鮭飯寿司」にのめり込む > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー 「足場の展示室」へ行く 足場の話を聞きに行くのはいい。いいんだけどなんでそんな事が実現したのかというと、「デイリーポータルZをはげます会」の
もっぱら工場とか団地とかジャンクションを愛でています。著書に「工場萌え」「団地の見究」「ジャンクション」など。(動画インタビュー) 前の記事:京急大師線地下化工事のクレーン祭り > 個人サイト 住宅都市整理公団 このすごさ、この不思議な感じ、どう表現したらいいのでしょうか 工事の概要など説明しなければならないことはたくさんあるのだが、まずはタイトルにある「地下鉄の駅を『外から』見る」をご覧いただきたい。 相鉄・東急直通線の新駅が作られているのは地下で、すでに走っている市営地下鉄と交差するため、その市営地下鉄の駅の周りの土をどけて工事している。だから地下鉄駅が外側から見えてしまう、というわけだ。 って言ってもどういうことかよく分からないと思う。あとでちゃんと説明するので、なにはともあれその地下鉄駅の「外側」をご覧ください。どーん! ここは地下。左右に伸びるブルーグレーのかたまり。これが地下鉄
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