大阪市阿倍野区の路上でネパール人で飲食店経営ビシュヌ・プラサド・ダマラさんが︵42︶日本人の若者グループに暴行され、死亡した事件の当日、ダマラさんと一緒にいたネパール人の男性従業員︵28︶が28日、読売新聞の取材に応じ、﹁歩いていたら突然、4人組が叫び声を上げながら襲いかかってきた﹂と当時の状況を初めて話した。 現場にいたのはダマラさんと、別の男性従業員の計3人。殺人容疑で逮捕された4人とは全く面識がなく、前から来た男が従業員2人に殴りかかり、別の男女がダマラさんの首を絞めてきたという。 男性は、隙を見て近くのコンビニエンスストアに逃げ込み、110番を店員に依頼。走って現場に戻った時、ダマラさんは救急車に運び込まれた後だった。逮捕された女は﹁外国人に転ばされたと思い、腹が立った﹂と供述しているという。しかし、男性は﹁一切なかった﹂と否定し、﹁日本の街は安全、日本人は優しいというイメージが崩