群馬県桐生市で創業した遊技機販売の西陣(東京都)が1日、廃業すると発表した。同社から分社した遊技機メーカーのソフ...
日々の生活でコンクリートを意識することはあまりないかもしれない。だが私たちの生活の質を大きく向上させたのは、コンクリートだ。その一方で、自然の驚異から人類を守ってくれるコンクリートは、環境に大打撃を与える存在でもあった。 この記事を読んでいる読者はほぼ間違いなく、体が直接コンクリートに触れているか、コンクリートに触れている別のものに触れているか、どちらかのはずだ。コンクリートは、人間が作り出したありとあらゆる人工物の総重量の46%を占めている。とはいえ、そのほとんどはありふれた風景に溶け込んでいて目立たない。 私たちはコンクリートに囲まれて暮らし、働き、コンクリートの上を歩き、運転する。コンクリートジャングルを動き回るその姿は、初めて森のなかを散策する都会の子供と似ている。形状や色は目に入っても、すべてがどのように繋がり合っているのかに思いを馳せることはあまりない。 人間がいるところには必
“ヒットの固着”はなぜ起こる? 特定の曲が何年もチャートインし、しかも同じアーティストばかり──過去6年のSpotifyチャートから見えてきたのは、日本の音楽ヒットが極めて停滞していることだった。まさにそれは、“ヒットの固着”と呼ぶにふさわしい現象だ。前回の記事「ヒットの固着──Spotifyチャートから見えてきた停滞する日本の音楽」(2月13日)では、その事実をひとつずつ確認していった。 では、なぜこうした奇妙な事態が生じるのか? その考えられる要因をひとつずつ探っていく。 筆者作成。 停滞の要因は高齢化社会? 伝統など確たる権威が機能しない後期近代の資本主義社会では、常に再生産のためのイノベーションが求められる。そこで伝統文化と対照的なポピュラー文化の流動性は、当該社会のダイナミズムを示す指標のひとつと捉えられる。ポピュラー文化とは、流行の循環を常に続ける無限運動であることこそがその存
ヨーロッパの家庭で今、空前のヒットとなっている日本企業の製品がある。ヒートポンプ式の暖房設備だ。 【写真】これがダイキンのヒートポンプ式暖房だ シェア約20%と首位のダイキン工業を筆頭に、パナソニックや三菱電機、富士通ゼネラルなどが製品を展開しており、「2021年度は販売台数が前年度比で7割弱伸びた」(ダイキン)。生産が追いつかず、各社がバックオーダーを抱えるほどの盛況ぶりだ。 2月13日(月)発売の『週刊東洋経済』では、「どうするエネルギー危機 どうなる脱炭素」を特集。あらゆるエネルギー価格が高騰し続ける中、経済成長を維持しながらエネルギー安全保障と脱炭素をどう両立させるか。難しい課題に直面する日本と世界の最前線を追っている。 ヒートポンプとは、空気中にある熱を集めて圧縮機にかけ、冷媒を電気で圧縮することで室内に運ぶ技術のこと。日本では給湯器の「エコキュート」に使われる技術として知られる
三菱重工業(7011)は、ジェット旅客機「三菱スペースジェット(旧MRJ)」の開発を中止する方針を固めた。近く正式発表する。同社は取材に対し「開発を中止した事実はない」とコメントした。国が機体の安全性を証明する「型式証明(TC)」を取得しても事業として成立しないため、これ以上の投資は難しいと判断した。スペースジェットの開発で得た知見は、日本と英国、イタリアの3カ国で共同開発する次期戦闘機などに生かす。 *開発中止を正式発表。記事はこちら。 三菱重工は「一旦立ち止まる」との表現で、スペースジェットの開発を2020年10月30日 に事実上凍結。関係者によると、TC取得に関する費用は今後も数千億円規模でかかる見通しで、開発を続けても事業として成立しないとの結論に至ったという。 スペースジェットの納期は当初、2013年だった。2008年に開発がスタートし、納期は6度もの延期で2021年度以降として
トヨタ自動車は1日、東京都文京区にある東京本社を2026年度に品川駅周辺へ移転する検討をしていると明らかにした。移転先はすでに閉鎖した複合施設「シナガワグース」の跡地とみられ、現在、トヨタと京浜急行電鉄がオフィスや商業施設などの開発を進めている。 現在の本社については、トヨタ不動産と三井不動産が1日、「トヨタ自動車東京本社ビル」(東京・文京)をトヨタ自動車から同日付で取得したと発表した。取得金額は非公表。所有権の持ち分割合はトヨタ不動産が9割、三井不動産が1割とした。物件の取得に伴いビル名を「トヨタ東京ビル」に変更した。 トヨタは所有者が不動産を売却した後に賃借する「リースバック方式」で同ビルを引き続き使用する。在宅勤務の定着による出社率の低下や、所有する不動産の有効活用を総合的に判断して売却を決めたという。6月からは日本サッカー協会(JFA)が同ビルに入居する予定だ。
Z世代の学生アスリートのなかには、ソーシャルメディアを通じてトップアイドル級の人気を誇る選手たちがいる。 ルイジアナ州立大学の体操チームに所属するオリビア・ダン (20) は、まさにその代表格で、全米大学体育協会(NCAA)に所属するスポーツ競技選手のなかで「最も稼いでいるひとり」である。 彼女は昨年、テニス界のスターであるセリーナ・ウィリアムズやノバク・ジョコビッチなどのトップアスリートらを代表するエージェンシー「WMEスポーツ」と契約した。米紙「ニューヨーク・タイムズ」によれば、その収入は200万ドル(約2億6000万円)以上だと推定されている。 ちなみに体操選手としての実力は、五輪代表選手であるシモーネ・バイルズやスニサ・リーらが出場した2018年の全米選手権で、総合18位を記録している。 ソーシャルメディア上では「リビー」という愛称で親しまれており、ティックトック、インスタグラム、
美しい鳴き声でペットとして人気の高いカナリアは、一酸化炭素や有毒ガスの濃度が高いと鳴き声が止まることを利用し、炭鉱内の有毒ガスを検出する「炭鉱のカナリア」として使われてきました。炭鉱のカナリアのエピソードを聞くと「カナリアがかわいそう」と思う人も多いかもしれませんが、ロンドンにある国立科学産業博物館には、炭鉱のカナリアを救うために作られた「カナリアの蘇生装置付きケージ」が所蔵されています。 This device was used to resuscitate canaries in coal mines – Museum Crush https://museumcrush.org/this-device-was-used-to-resuscitate-canaries-in-coal-mines/ イギリスの生理学者であるジョン・スコット・ホールデンは19世紀後半、多くの鉱山労働者を死に
はじめに としが明け、2023年になり、2022年を振り帰ったり、今年の目標を立てている頃でしょうか? みなさんは2022年どんな1年でしたか? この記事では、2022年に話題になったWebサイトをまとめて、 みなさんの振り返りや今年の目標や勉強することの参考にしてみてはいかがでしょうか? POLA https://www.pola.co.jp/wecaremore/mothersday/ 母の日に合わせて公開された↑この特設サイトは、スクロールに合わせて、だいぶスムーズに花がアニメーションしていくサイトです。 一回サイトに訪れると、その没入感にサイトから抜け出すタイミングがなくなるでしょう。 Pokémon Online Gallery https://onlinegallery.pokemon.co.jp/ja/ ポケットモンスター スカーレット・バイオレットの発売を記念して公開された
This is our 200th episode, so I wanted to do something special. Everyone loves to complain about the poor quality of Japanese software, but today I’m going to explain exactly what went wrong. You’ll get the whole story, and I’ll also pinpoint the specific moment Japan lost its way. By the end, I think you’ll have a new perspective on Japanese software and understand why everything might be about
「今はマクロ環境・市況がとても厳しいから…」、「スタートアップ冬の時代に入ったから…」 ここ半年~1年でこの様な言説を見聞きする機会がとても増えたと思います。私個人、そしてグロービス・キャピタル・パートナーズというVCとしてもこの様な環境にどう向き合うかの議論に多くの時間を割いているのは事実です。 しかしながら、時代を創る偉大な企業は市況・景気に左右されず「課題」に向き合い、求められる「価値」を産み出してきた人々によって作られてきたのは紛れもない事実です。 下記は私が時折読み返しエネルギーを貰っているポール・グレアム(Y Combinatorの創立者)のエッセイの抜粋です。 不況下にスタートアップを始める理由 (2008年10月公開): 我々が直面している経済状況はとても厳しいようで、1970年代半ばのような不況に陥るのではないかと危惧する専門家もいるようです。 しかしながら、それはまさに
日本の自動車業界は今後どうなるのか。タイトヨタの設立60周年記念式典、およびトヨタとCPグループとの提携に関する発表から、未来を展望する。 「2023年の自動車業界展望」というテーマなのだが、あんまりフラットな話をしてもつまらない。そこでもぎたてとれたてのホットな話を書いて、未来展望としたい。 実は筆者は、12月の13日から20日までタイに出張していた。全部トヨタの取材である。要素を抜き出せば、まずはタイトヨタの60周年式典、それと合わせて発表されたトヨタとCP(チャロン・ポカパン)グループとの提携である。 次いで、トヨタの利益の3分の1を叩き出しているIMV(Innovative International Multi-purpose Vehicle:国際分業生産システムで製造する多目的商用車)の追加車種および新型車の発表。さらにそのIMVを生産するチャチェンサオ県のバンポー工場の見学と
経済産業省と独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、企業・組織のDX推進を人材のスキル面から支援するため、DXを推進する人材の役割や習得すべきスキルを定義した「DX推進スキル標準(DSS-P)」を今回新たに策定し、今年3月に公開した「DXリテラシー標準(DSS-L)」と合せて、個人の学習や企業の人材育成・採用の指針である「デジタルスキル標準(DSS)」ver.1.0として、取りまとめました。 1.背景・目的 データ活用やデジタル技術の進化により、我が国や諸外国において、データ・デジタル技術を活用した産業構造の変化が起きつつあります。このような変化の中で企業が競争上の優位性を確立するためには、常に変化する社会や顧客の課題を捉え、デジタルトランスフォーメーション(DX)を実現することが重要です。 一方で、多くの日本企業は、DXの取組みに遅れをとっていると考えられます。その大きな要因のひとつと
新明和工業の宮内空野さん。自身も携わったヤマハ発動機との共同開発機の前で=静岡県静岡市清水区、富士川滑空場 人力飛行機で飛距離などを競う「鳥人間コンテスト」に、かつてパイロットとして出場。28キロを超える記録で優勝を果たし、「伝説の鳥人間」とも評された技術者が兵庫県宝塚市のメーカーにいる。航空機事業などを展開する新明和工業の宮内空野さん(37)。宮内さんは今、人力機から航空機にフィールドを変え、研究にいそしんでいる。 ■ウインドノーツ初優勝 2006年の鳥人間コンテスト第30回大会。人力プロペラ機ディスタンス部門で、東北大学のサークル「Windnauts(ウインドノーツ)」が初優勝を飾った。飛行距離は実に2万8628・43メートル。宮内さんがパイロットだった。 「ただ今プラットフォームに座標変更」「足がつった。最高に足がつった。もはや限界が近づきつつある」「ご無体な」 琵琶湖上、動力として
立憲民主党の前衆議院議員・尾辻かな子氏の投稿で話題となった、JR大阪駅の対戦型麻雀ゲーム「雀魂(じゃんたま)」とテレビアニメ「咲-Saki-全国編」とのコラボポスター。ネット上には「性の商品化」などと批判する尾辻氏に同調する声もある一方で、「捉え方は本人次第」「世代間ギャップもあるのでは」など萌え絵を巡る議論が、ジェンダー論、憲法論にまで発展している。 駅や車内のポスター、看板の管理や運営を担当する総合広告代理店JR西日本コミュニケーションズに経緯を聞くと、「複数の担当者で問題がないかを検討し、修正を重ねて出来上がった」と話し、配慮して仕上げたと明かした。11月27日に契約満了で掲示を終了したといい、同社として尾辻氏に抗議するなど対応をする予定はないという。 ●「落としどころを探った結果」 咲は女子高生が麻雀の腕を競う漫画で、テレビアニメ化や浜辺美波さん主演で実写化されるなどしている。11
EU(欧州連合)委員会が「ユーロ7」排出ガス規制案を発表した。これはまだ決定ではなくEU閣僚理事会と欧州議会で審議し議決を取らなければならないが、近い将来は「BEV(バッテリー・エレクトリック・ビークル)だけに走行を認める」という案であり、BEV以外の選択肢については「提案なし」だった。旧ソ連や中国のような一党独裁国家が人民に下した「命令」をつい思い出してしまうICE(内燃機関)車否定である。 TEXT:牧野茂雄(MAKINO Shigeo) EU委員会はICEを廃止したいのだろう 去る10月27日にEU閣僚理事会と欧州議会は、車両重量3.5トン以下の乗用車とLCV(ライト・コマーシャル・ビークル=小型商用車)のCO₂(二酸化炭素)排出基準をどうするかについて、もろもろ暫定合意していた。これは議論をはぐらかす手段だったのだろうか。 暫定合意には「年間販売台数1,000台未満の小規模OEM(
一年前のフェミニスト議員による戸定梨香動画削除問題のせいですっかり全国に(悪)名が知れ渡った松戸市の増田かおる議員。 とじょりん騒動については各所でまとめがあるので、今回は松戸市民として別の増田かおる議員問題について説明したいと思います。 いや他にも問題起こしとんのかーいと思われるかもしれませんが。 正直、とじょりん騒動がなかったとしても相当厄介なオバサンなんですよあの人。 矢切耕地って?まず説明しますが、松戸市には矢切地区という地域がありまして、この辺はちょうど東京との境目。江戸川沿いに位置します。 更に国道6号線、数年前に開通した東京外環自動車道もあり比較的交通の便に恵まれた場所と言えるでしょう。 松戸唯一のインターチェンジもすぐ傍です。 で、この辺は農地が集中しているのですが、 ・土地の所有者である農家の多くが高齢者であること ・更に後継者もいないこと ・そもそも農業事態が儲からない
三菱重工業(7011)が国産初のジェット旅客機「三菱スペースジェット(旧MRJ)」の開発を事実上凍結して2年が過ぎた。2020年10月30日に、「一旦立ち止まる」と独特の表現で明らかにし、国が機体の安全性を証明する「型式証明(TC)」の取得に必要な文書作成は続けるものの、飛行試験は中断。6度もの延期で2021年度以降としていた納期は、泉澤清次社長が「設定していない」と、この時点で未完の航空機になる可能性が高まっていた。 2019年のパリ航空ショー出展を終えル・ブルジェ空港を離陸する三菱スペースジェットの飛行試験3号機。すでに解体済みだ=19年6月18日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire 11月1日に発表した2022年4-9月期(23年3月期第2四半期)決算では、「SpaceJetの開発減速に係る偶発負債」に言及。「当社は、新型コロナウイルス感染
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