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  • 「なぜ女性棋士はまだいないのか」女流棋士の私が考えてみた | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

    第2期ヒューリック杯清麗戦五番勝負は2-3で里見香奈清麗に負けた。7月・8月と番勝負を戦っていく中でたくさんの温かいメッセージをいただいた。将棋指しは盤の前では常に一人で考え抜き、決断をし続けていかなければならない。対局中は応援の声は聞こえないが、その心を支えてくれるのは応援してくれる人たちだ。いつも応援してくださる皆様、そして清麗戦を主催していただいているヒューリック株式会社様に改めてお礼を申し上げたい。また1歩ずつ山を登っていこうと思う。 女流棋士と棋士には棋力に差がある 番勝負終了後に少人数で打ち上げが行われた。そこで「なぜ女性棋士はまだいないのか」という話題が出た。将棋界において棋力があれば「棋士」になるのに男性も女性も関係はない。今回はこの話題について書いていきたい。 まず前提として「女流棋士」と「女性棋士」が混同されがちだが、この2つは制度が異なる。女流棋士になるためには、「研

      「なぜ女性棋士はまだいないのか」女流棋士の私が考えてみた | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
    • 3年ぶりの陣屋 その日、“将棋の強いおじさん”は百折不撓だった | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


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        3年ぶりの陣屋 その日、“将棋の強いおじさん”は百折不撓だった | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
      • 藤井聡太七段との対局に向けて 47歳おじさん棋士は「今までにないほど勉強している」 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

        将棋の順位戦C級1組が佳境を迎えている。 2月4日火曜日に第9回戦が予定されており、現在8連勝中の藤井聡太七段(17)が勝利すれば、B級2組への昇級が確定する。 この注目の対局の対戦相手は高野秀行六段。

          藤井聡太七段との対局に向けて 47歳おじさん棋士は「今までにないほど勉強している」 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
        • 「里見がいま女流をやめるのは、連盟として困るんだ」里見香奈女流五冠(30)の奨励会挑戦を止めた師匠が語る後悔 史上初の女性棋士を目指す弟子に送ったメールは… | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


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            「里見がいま女流をやめるのは、連盟として困るんだ」里見香奈女流五冠(30)の奨励会挑戦を止めた師匠が語る後悔 史上初の女性棋士を目指す弟子に送ったメールは… | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
          • 「えっ、師匠に挨拶しないで帰るの?」“30歳差”藤井聡太七段vs木村一基王位の知られざる舞台裏――教授は見た | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

            豊橋行きの新幹線に乗り、うたた寝をしながら神奈川県鶴巻温泉の陣屋での出来事が次々と頭に浮かんでいた。私は陣屋でたくさんの喜びと悲しみを見てきた。しかし木村に関するドラマはほとんどが悲劇だった。 たったひとつを除いては――。 4年前の「新宿行って終電なくなるまで飲んじゃったよ」 2016年9月27日、木村の6回目のタイトル挑戦が終わった。羽生善治王位に挑んだ王位戦7番勝負に3勝4敗で敗れたのだ。勝てばタイトル獲得の一番を負けるのはこれが8回目。控室には木村から3連敗から4連勝で王位の逆転防衛(2009年)を果たした深浦康市九段がいた。木村がタイトルを取ったら「おめでとう」を言うつもりだったが、その機会はなかった。 打ち上げからかなり時間が経ったころ、木村に話しかけられた。 2016年、第57期王位戦第7局。挑戦者の木村一基八段(当時、右)は羽生善治王位に敗れる ©共同通信社 「これが最後のチ

              「えっ、師匠に挨拶しないで帰るの?」“30歳差”藤井聡太七段vs木村一基王位の知られざる舞台裏――教授は見た | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
            • 羽生善治九段の“壁ドン”、藤井聡太をにらむ先輩棋士…棋士を撮り続けてきたカメラマンが「忘れられない7つの名場面」 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


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                羽生善治九段の“壁ドン”、藤井聡太をにらむ先輩棋士…棋士を撮り続けてきたカメラマンが「忘れられない7つの名場面」 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
              • 初タイトル奪取の木村一基王位、帰宅しての一言目は「泣かされちゃったよ」 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                第1部では、「観戦記者のおしごと」「“棋譜コメ”ソムリエ選手権」などの企画が行われた。このレポートでは、木村一基王位、遠山雄亮六段、漫画『将棋めし』の作者である松本渚さんが登壇して大いに盛り上がった、第2部トークショーの模様をお届けしよう。 木村王位は、冒頭で乾杯を促されると「お茶じゃないだろうね」と軽いジャブ。ビールジョッキを片手に、遠山六段と集まったファンの「おめでとう」コールで乾杯した。 まずは木村王位と乾杯 王位獲得後の記者会見で泣いたこと 木村 王位になってこれだけ多くの人の前で話すイベント初めてなんですが、やはり王位戦の最終局のことを思い出しますね。あのときはファンの方が多かったんですよ。終局後の大盤解説会でも、何局も来ていただいた方がたくさんいて、そういった人を見ると泣きそうになるから見ないようにしていたんです。けれども、記者会見のときに泣いちゃって……。その泣いちゃった姿

                  初タイトル奪取の木村一基王位、帰宅しての一言目は「泣かされちゃったよ」 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                • 「就職活動をしよう」31歳プロ棋士が副業をしようと思い立った結果 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


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                    「就職活動をしよう」31歳プロ棋士が副業をしようと思い立った結果 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                  • 「出会いは詰将棋チャット、初めて会ったのは将棋連盟の隣の鳩森神社で…」 『将棋の渡辺くん』で伊奈めぐみさんが描く、夫・渡辺明名人のキュートな“素顔” | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                    異色の将棋漫画が注目を集めている。タイトルは『将棋の渡辺くん』(講談社)。著者は、棋士である渡辺明名人の妻・伊奈めぐみさんだ。 渡辺明名人といえば、現在、名人のほか、棋王、王将の3つのタイトルを持つトップ棋士のひとり。理知的で研究家といった印象だが、この漫画で描かれる名人は「ぬいぐるみ好きの虫きらい」など、意外な一面がたくさんある。 連載開始は2013年で、これまで単行本が5冊出ている。将棋界に与えたインパクトも大きく、日本屈指の将棋本を揃えるジュンク堂書店池袋本店の中崎悠人さんは、自身も大ファンだとし「将棋ファンを増やしている作品だと書店の店頭からも感じます。気軽に将棋界の雰囲気や棋士のキャラクターを味わえるので、将棋棚にはかならず揃えておきたい作品ですね。ちなみに販売数は池袋本店だけで、5冊合計で1200冊を超えています」とその人気ぶりを語る。

                      「出会いは詰将棋チャット、初めて会ったのは将棋連盟の隣の鳩森神社で…」 『将棋の渡辺くん』で伊奈めぐみさんが描く、夫・渡辺明名人のキュートな“素顔” | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                    • 「とにかく、たっくんよりも良い結果を…」伊藤匠四段のライバルが奨励会を目指さなかった理由とは | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                      現役最年少の棋士・伊藤匠四段(19)が、新人王戦で優勝するなど活躍している。さらにABEMAトーナメントでは、「最年少+1」で同い年のチームメイト藤井聡太三冠とともに優勝を果たした。その際にネットで大きな話題となったのが、2人が小学校3年生のときに参加した「第9回小学館学年誌杯争奪全国小学生将棋大会・3年生の部」の上位3人の写真だ。 準優勝は伊藤四段、3位は藤井三冠、そして優勝して真ん中に写るのが川島滉生さん(19)。伊藤四段と同じ「三軒茶屋将棋倶楽部」で腕を磨いてきた幼馴染だ。プロは目指さないと自分で決めたという川島さんに、伊藤四段との激しいライバル争いや「あの写真」の思い出について、なぜ奨励会試験を受けなかったのかを聞いてみた。 川島滉生(かわしま・こうせい)さん。2002年生まれ。神奈川県横浜市出身。私立攻玉社中学高校卒業。2018年、高1で全国高等学校将棋選手権男子個人の部優勝。現

                        「とにかく、たっくんよりも良い結果を…」伊藤匠四段のライバルが奨励会を目指さなかった理由とは | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                      • 育児が将棋にプラスになることはない。一方で子どもから受け取る愛情は計り知れない | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


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                          育児が将棋にプラスになることはない。一方で子どもから受け取る愛情は計り知れない | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                        • 我らが「地球代表」は、「将棋星人」羽生善治九段と藤井聡太七段の将棋をどう見るのか | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


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                            我らが「地球代表」は、「将棋星人」羽生善治九段と藤井聡太七段の将棋をどう見るのか | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                          • 「なんなんだこの1手は」羽生善治九段が藤井聡太王将から勝ちをつかんだ“異次元の攻め”とは | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


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                              「なんなんだこの1手は」羽生善治九段が藤井聡太王将から勝ちをつかんだ“異次元の攻め”とは | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                            • 藤井聡太七段の師匠・杉本八段が明かす“東海の師弟物語”「永瀬さんは名古屋の終電に詳しくなった(笑)」 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                              史上最年少タイトル挑戦の記録を塗り替えた17歳の藤井聡太七段。藤井の師匠・杉本昌隆八段と一門でいえば“イトコ関係”にあたる“教授”勝又清和七段が、東海の棋士の系譜と師弟の物語に迫る。 ◆◆◆ 藤井聡太の大師匠・板谷進は「弟子の成長を何よりも喜ぶ」 板谷四郎九段(1913-1995)は、40代で引退すると名古屋で板谷将棋教室を開き、中京棋界の発展に尽力し、多くの弟子を育成。私の師匠の石田和雄九段など5人の棋士が誕生した。やがて四郎の次男の板谷進九段(1940-1988)が親であり師匠でもある板谷四郎から引き継いでいく。板谷進は名古屋に将棋会館を建てよう、東海地区にタイトルを持ちかえろうとパワフルに活動した。東海が栄えるためには棋士を増やさなければならないと弟子をとった。内弟子からは小林健二九段が活躍する。小林は18歳の若さで四段に上がると、順位戦も順調に昇級し、20代でB級1組まで昇級した。

                                藤井聡太七段の師匠・杉本八段が明かす“東海の師弟物語”「永瀬さんは名古屋の終電に詳しくなった(笑)」 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                              • 「かなり将棋がお好きなんですねえ」藤井聡太の師匠がパソコンショップに行ったところ… | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                次々とタイトルを奪取し、将棋界を席巻する天才・藤井聡太。その師匠である杉本昌隆八段が、瞬く間に頂点に立った弟子との交流と、将棋界のちょっとユーモラスな出来事を綴ったエッセイ集『師匠はつらいよ 藤井聡太のいる日常』(文藝春秋)。 その中の一篇「パソコンショップでの攻防」(2022年5月26日号)を転載する。 (段位・肩書などは、誌面掲載時のものです) ◆ ◆ ◆ パソコンの買い替えを藤井竜王に相談 私たちの仕事道具は将棋盤と駒だが、現代はそれとは別に欠かせないものがある。研究用のパソコンだ。 DL(ディープラーニング)系の将棋ソフトが形勢判断に優れているそうで、従来のものより評価が高い。藤井聡太竜王がそれで研究をしているとのことで、注目度は高いのだ。 起動させるためには高性能パソコンが必要で、これがかなり値が張る。昨年、渡辺明名人が購入されたパソコンは約130万円だとか。 実は私、長年使って

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                                • 「藤井さんの対局を見ると、『勝たないでくれ』と…」連勝記録の最中に同い年のライバルが抱いていた“悔しさ” | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                  「彼が勝ちに近づいていくうちに、気持ちが落ち込んで…」 目の前のステージでは、自分と同じ15歳の青年がスポットライトを浴びている。2018年2月17日、第11回朝日杯将棋トーナメント決勝。タイトル獲得経験もある広瀬章人八段と向き合うのは、中学3年生の藤井聡太五段だった。 この日、史上初の中学生による全棋士参加棋戦優勝がかかった一戦は、棋界のみならず大きな注目を集めていた。公開対局場となった有楽町朝日ホールは、584席が観客で埋め尽くされ、ABEMA、ニコニコ動画、将棋連盟モバイルでの中継が入っていた。 伊藤は、この対局の2ヶ月前に棋士養成機関である奨励会で三段昇段を決めた。将棋界でプロになれるのは四段からであり、一部の若手棋戦を除いて伊藤にはまだ一般棋戦への出場資格はなかった。 「最高峰の舞台で記録を務めるのは、勉強になる。でも藤井さんの勝つ姿は見たくない。ただ悔しいという気持ちですね。こ

                                    「藤井さんの対局を見ると、『勝たないでくれ』と…」連勝記録の最中に同い年のライバルが抱いていた“悔しさ” | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                  • 「女子には絶対勝てる」と油断の相手をボコボコに 終盤力をみがいた松山将棋センターでの日々 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                    4月27日に開幕する女流王位戦五番勝負。ここに初めてタイトル挑戦者となった山根ことみ女流二段が登場する。近年、里見香奈女流四冠と西山朋佳女流三冠の「二強」に実績のある女流棋士が挑むという構図が多く、「初挑戦」は2018年度女流王位戦の渡部愛女流三段以来となる。 山根女流二段は愛媛県松山市で育った23歳。2020年度には17連勝を記録し、優秀女流棋士賞も受賞した。女流トップクラスと評価されている終盤力は、子ども時代に身に付けたものだ。インタビュー前半では、毎日通ったという松山将棋センターでの日々とアマ大会での活躍について聞いてみた。(全2回の1回目) 山根ことみ(やまね・ことみ)女流二段 愛媛県松山市出身。1998年3月生まれ。2010年、2011年、中学選抜全国大会女子の部優勝。2013年10月、高校1年で女流3級。2019年、勝数規定により女流二段。 東京に出て強い女の子と指すのは負けて

                                      「女子には絶対勝てる」と油断の相手をボコボコに 終盤力をみがいた松山将棋センターでの日々 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                    • 軍曹の「千日手」めぐる駆け引き、ニコ生も控室も大いに盛り上がった | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                      永瀬叡王の期待を裏切らない決断に人々のテンションは爆上がり 一方、永瀬拓矢叡王の期待を裏切らない決断に観戦している人々のテンションは爆上がりだ。それは控室の関係者も同様であった。 「千日手筋に入ってから消費時間1分しかないよ!」 印刷された棋譜用紙を見ながらスタッフが驚く。 「もう(千日手するって)決めてたんじゃん」 「好きだからやったんでしょ」 「指し足りなかったのかなあ……」 呆れのような、尊敬のような、畏怖ともいえる感情のこもったやり取り。でもまあみんなやると思ってたよね。永瀬叡王だし。 千日手局の検討を行う青野九段 指し直し局は角換わりの進行。前局と違って早繰り銀ではないようだ。角換わりはいまもっとも指されている戦法だが、交換した角の打ち込みに常に気を配らなくてはならないため、繊細で深い研究を要求される。しかし、2人の指し手はとても速かった。 「永瀬叡王だからでしょ」と我々は受け入

                                        軍曹の「千日手」めぐる駆け引き、ニコ生も控室も大いに盛り上がった | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                      • 将棋ソフト「ハニーワッフル」開発者が掲げる「不利飛車とは呼ばせない」という冷静な情熱 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


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                                          将棋ソフト「ハニーワッフル」開発者が掲げる「不利飛車とは呼ばせない」という冷静な情熱 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                        • 負けを覚悟した藤井聡太はガックリと…その後の逆転劇を棋士は誰でも経験している「血が逆流し、全身から汗が吹き出す」 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                          夕食休憩明けの再開後、永瀬拓矢王座は香を成って手を渡す。このシリーズの特徴は、こういう手渡しが多いこと。挑戦者の藤井聡太竜王・名人は本局最長のほぼ1時間を使って、飛車の頭に歩を打ち、飛車の直射を消してから勝負に出た。 銀をぶつけて銀交換し、桂を中央に跳ね出したのだ。香から金を守っていた桂がいなくなり、渡した銀で飛車金両取りの割り打ちもある。捨て身の反撃だ。 だが永瀬はまたも踏み込んだ。銀で割り打ちをして、56手目、25分の考慮で△6六飛と、飛車を角と交換した。そして金を取り、先手の守りの金の上からごつく金を打ったのだ。控室で歓声があがる。この踏み込みも将棋AIは最有力と上げていたが、駒を渡すので怖いだろうと言っていた。だが現実にこの局面になってみると先手が困っている。 端攻めに続いて、永瀬はすごい踏み込みをした。事前の宣言どおり、人間を捨てているのか、恐怖心をなくすことができたのか。 藤井

                                            負けを覚悟した藤井聡太はガックリと…その後の逆転劇を棋士は誰でも経験している「血が逆流し、全身から汗が吹き出す」 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                          • 「観る将」ということばが、テレビの特集や書籍のタイトルになるなど、広がりを見せている。 ことばの意味は「将棋観戦を楽しむファン」のこと。これまで、将棋ファンといえば、当然のように将棋を指す人のことを意味していた。しかし、この「観る将」ということばの登場によって、自らはほとんど指さないものの、熱心に対局を観るファンの存在が、大きく認識されるようになった。 ただの「解説が面白いおじさん」じゃない また「観る将」は、たとえ棋力が低くとも、将棋を観戦し、集い、みんなで楽しめるんだと思わせてくれる、魔法のようなことばでもあると感じている。

                                              将棋の「もう一人の藤井」。藤井猛九段は、何がすごいのか? | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                            • 藤井聡太は「見た目と能力が違いすぎる『驚きの少年』」だった | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                              プロ棋士のことばでわかる、藤井聡太七段の進化ぶり 本稿は「藤井聡太七段 初タイトル獲得か――」というこの契機に、その強さをプロ棋士のことばを借りて表現してみようとするものだが、様々な証言を時系列に並べてみると、その進化ぶりに魅きつけられた。 14歳でデビューしたときから「すごい」と注目を集めてきた藤井だが、その「すごい」がどんどん変わっていることが、ビシビシと伝わってくる。 敢えて例えるならば、映画『シン・ゴジラ』において、ゴジラに対する評価が、その形態が変わるごとにどんどん白熱化していく様に近いだろうか。 では、これから棋士が残したことばによって、藤井聡太の軌跡を少し振り返ってみよう。前編となる今回は、小学2年生から中学の終わりまでに言及したことばをつないでいく。共にその進化のスピードに驚いてもらいたい。 「伸びるタイプの子ども」だった小学2年生 幼少期の藤井聡太を評したことばを探すと、

                                                藤井聡太は「見た目と能力が違いすぎる『驚きの少年』」だった | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                              • 女流棋界に順位戦創設 私たちも苦しみながら「白玲」を作っていく | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                                順位戦とはごく簡単に言うと、すべての女流棋士が順位付けされる形式のことだ。白玲戦では第1期でA~Dのリーグ及び順位を確定し、第2期以降はそれぞれのリーグで戦っていく。 女流棋戦はトーナメント形式が多く、すべて1回戦で負けてしまうと年間10局に届かないという、対局数の少なさが長年懸念されていた。それが2019年度には清麗戦(現・大成建設杯清麗戦)が創設され、今回の白玲戦と合わせると1人当たり10局程の対局数の増加が確定する。 出すだけで真剣度が増す、我が家の6寸盤 ©上田初美 女流トップグループは、この増加によって棋士と遜色ない対局数になる。将棋は見た目以上に体力を使うので、体力の強化は必須項目だ。棋力・体力、両面で今まで以上に鍛えられていくのだろう。私自身も夫の対局数と合わせると年間70~80局程が予想される。2019年度の棋士の対局数ランキング1位が67局なので、育児を含めるとスケジュー

                                                  女流棋界に順位戦創設 私たちも苦しみながら「白玲」を作っていく | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                • 「なんなんだこの2人は…」藤井聡太-羽生善治、2日間にわたる“世紀の決戦”後にプロ棋士を驚かせたこと | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


                                                   182019123 6019 1 3
                                                    「なんなんだこの2人は…」藤井聡太-羽生善治、2日間にわたる“世紀の決戦”後にプロ棋士を驚かせたこと | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                  • 藤井聡太の表情は「もう終わっちゃうの?」と…激闘の最終盤で一瞬の「詰み」を見逃さなかった“規格外の読み” | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


                                                     2 © 73943
                                                      藤井聡太の表情は「もう終わっちゃうの?」と…激闘の最終盤で一瞬の「詰み」を見逃さなかった“規格外の読み” | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                    • 3位・藤井聡太と準優勝・伊藤匠 優勝した川島滉生さんが“伝説の写真”に抱える複雑な思い | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


                                                      93  2002201811 © 20169142 2
                                                        3位・藤井聡太と準優勝・伊藤匠 優勝した川島滉生さんが“伝説の写真”に抱える複雑な思い | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                      • 山崎隆之八段が語る“鬼の棲み処”B級1組のすごみ「来期初参加の藤井聡太さんは…」 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


                                                           調 13B1A  B139B2 393  3 5調  調111
                                                          山崎隆之八段が語る“鬼の棲み処”B級1組のすごみ「来期初参加の藤井聡太さんは…」 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                        • 将棋一家に育ったYouTuber棋士は「近所のお兄さんが教えてくれる」感覚で | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                                          昨年の1年間で、YouTubeを用いて将棋動画を配信する棋士が大きく増えた。その一人が「将棋放浪記」の配信者、藤森哲也五段である。以前から執筆した書籍や大盤解説における独自のトーンが人気を博しているが、「藤森節」を生んだ源流はどこにあるのだろうか。 小さい頃はTVゲーム好き ――藤森五段はお父さんがアマ強豪(アマチュア名人戦準優勝2回の保さん)で、お母さんが女流棋士(奈津子女流四段)という将棋一家の出身ですが、ご自身が将棋を始めたきっかけはどのようなものだったのでしょうか。 藤森 両親は最初から将棋をやって欲しかったようですが、小さい頃の僕はTVゲームが好きで、将棋はほとんどやっていなかったですね。確か、スーパーファミコンの「風林火山」というソフトで将棋を覚えたはずです。こちらは初心者だから当時のソフトにもまったく勝てない。でも母にやってもらうと、あっさり勝った。 ――そりゃ、勝ちますよね

                                                            将棋一家に育ったYouTuber棋士は「近所のお兄さんが教えてくれる」感覚で | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                          • 「評価値ディストピア」の世界をトップ棋士はどのように見ているのか | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                                            ようこそ、「評価値ディストピア」の世界へ。将棋ソフトが局面を数値化して形勢を示す「評価値」、そして「暗黒世界(ディストピア)」を掛け合わせた言葉は、2020月7月のニコニコ生放送で佐藤天彦九段が発したものだ。これはソフトによる研究が過熱した結果、盤上が息苦しくなったことを意味する。将棋の戦術が先の先まで突き詰められるようになった結果、事前準備や序盤が緻密になり、棋士は戦う前に神経をすり減らすようになった。 同放送で、佐藤天彦九段は身振り手振りを交えて力説した。スナイパーに赤外線レーザーで常に狙われている。そこに触れようものなら相手の研究にハマり、ノーチャンスで負けてしまう。だから匍匐前進で慎重に慎重に、指していかなければいけないのだと。 将棋の進化は情報革命と密接に結びついている。データベースは定跡の整備を促し、ネット将棋で時間と場所を選ばずに練習できるようになった。そして、圧倒的な実力を

                                                              「評価値ディストピア」の世界をトップ棋士はどのように見ているのか | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                            • 「栃木にはこんな戦法はない!」地方出身の棋士が全国大会でビックリしたこと | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


                                                               21#2
                                                                「栃木にはこんな戦法はない!」地方出身の棋士が全国大会でビックリしたこと | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                              • 「連続王手」「リュックサックひとつで…」藤井聡太二冠はなぜファンの心を震わせるのか | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                                                将棋界では年度末に将棋連盟が主催する「将棋大賞」が発表されて、「最優秀棋士賞」や「最優秀女流棋士」などが表彰されている。 こういった将棋界の1年を振り返る企画を「観る将」の視点で行ったらどうなるだろう――。そんな思いで昨年度から始まった「観る将アワード」、今年は「名局」「最優秀棋士」「最優秀女流棋士」「最優秀解説者」「最優秀聞き手」「ベストエッセイスト」「ベスト棋譜コメント」の7つの部門に、130名を超える方々から熱い投票をいただいた。 今年も審査員を務めるのは深浦康市九段と遠山雄亮六段。

                                                                  「連続王手」「リュックサックひとつで…」藤井聡太二冠はなぜファンの心を震わせるのか | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                                • 通算成績は“棋士人生の集約” 将棋夫婦の我が家で「当分の間、争いになりそうなこと」 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                                                  最近、年中の長女が「おもいだしてごぉーらんー」と、聴き馴染みのあるフレーズを歌っている。今月卒園する年長さんに歌のプレゼントをするそうだ。そういえば道端には、微かに沈丁花の香りが漂っている。私にとって、沈丁花は別れ、桜は出会いの花である。今年も節目の時期がやってきたのだ。 将棋界も3月が節目の月になる 将棋界は小学生の頃に将棋道場で出会った友人と、何十年の付き合いになることも少なくない。「別れ」を体験する機会が、他の業界より少ないだろう。その分、私は「別れ」というものに耐性がなく、来年迎える予定の長女の卒園式に、果たして何枚のハンカチを持っていけばいいのか想像も出来ない。 それにしても私が子どもの頃にも歌った歌が今でも歌われているなんて、歌って不思議なものだな、と思いながら、絶妙な音程の長女の歌を聴くのであった。 将棋界も年度締めなので、3月が節目の月になる。 今年度の私の目標は「通算30

                                                                    通算成績は“棋士人生の集約” 将棋夫婦の我が家で「当分の間、争いになりそうなこと」 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                                  • 「一昔前なら破門」雨の将棋会館で豊島将之竜王・名人が繰り出した序盤戦術 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                                                    観る将にとっては絶好の引きこもりイベント 第5局は4連休の初日、7月23日(木、祝)に千駄ヶ谷の将棋会館で行われた。もともとこの4連休は東京オリンピックを想定して設定されたものだ。7月24日が開会式予定日だったため、「体育の日」(10月の第2月曜日)を「スポーツの日」と改称して移動。いくつかの五輪イベントの予選が開会式の前に7月23日からスタートするのに合わせて、海の日を7月20日から7月23日にスライドさせた。 コロナ禍で海水浴場もほぼ閉鎖され、オリンピックも延期になって、4連休だけが残ってしまったのはなんとも寂しいが、将棋ファンにとっては願ってもない連休だ。本局が連休の開幕日に、連休2日目には藤井聡太棋聖の竜王戦本戦、連休3日目にはAbemaTVトーナメントと、観る将にとっては絶好の引きこもりイベントが続いている。 本局の観戦記を書くに当たって、あいにくの雨だったためタクシーでの移動も

                                                                      「一昔前なら破門」雨の将棋会館で豊島将之竜王・名人が繰り出した序盤戦術 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                                    • 『「なぜ女性棋士はまだいないのか」女流棋士の私が考えてみた | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン』へのコメント

                                                                      ブックマークしました ここにツイート内容が記載されます https://b.hatena.ne.jp/URLはspanで囲んでください Twitterで共有

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                                                                      • 「今日からキミは将棋担当だ」「ええー!?」“超にわか”記者がタイトル戦の会場に向かうと… | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                                                        「今日からキミは将棋担当だ」「ええー!?」“超にわか”記者がタイトル戦の会場に向かうと… 「盤記者!」第1話

                                                                          「今日からキミは将棋担当だ」「ええー!?」“超にわか”記者がタイトル戦の会場に向かうと… | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                                        • 「激闘、死闘であります」めったに起きない将棋の引き分け「持将棋伝説」を追う | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


                                                                          1 2022427
                                                                            「激闘、死闘であります」めったに起きない将棋の引き分け「持将棋伝説」を追う | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                                          • 「ジェット機に乗って楽しく旅ができた」藤井聡太七段に敗れた棋士の“充実感” | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                                                            「より対局が楽しみになった」 記事を読んだ人からのこんなコメントには、ライターである私も編集部も今まであまり例のない「対局前インタビュー」に、大きな手応えを感じることができた。そして、対局後の話も聞いてみたいと思うようになった。 「今までにないほどした」という勉強は、実際の対局で活かされたのか? 一度も話したことがないという藤井聡太と盤を挟んでみて、どういった印象を受けたのか? そして事前インタビューで「いいスーツを着ていく」と言っていたのに、なぜスーツを着ていなかったのか? あの対局からちょうど1週間経った夜に、高野秀行六段に話を聞いてみた。藤井聡太七段との対局を終えた後日談インタビューである。 ◆ ◆ ◆ 実は私、前科がありまして…… ――いろいろ質問したいことはあるんですが、まずスーツのことを聞いていいですか? スーツじゃなかったですよね(笑)。 高野 あの事前インタビューの少し前に

                                                                              「ジェット機に乗って楽しく旅ができた」藤井聡太七段に敗れた棋士の“充実感” | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                                            • 苦悩の表情を浮かべていた羽生善治が笑い、藤井聡太も楽しそうに会話している《王将戦決着局、“宇宙人たち”の感想戦》 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


                                                                              110調20CPU 使   1  退
                                                                                苦悩の表情を浮かべていた羽生善治が笑い、藤井聡太も楽しそうに会話している《王将戦決着局、“宇宙人たち”の感想戦》 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                                              • 「師匠の考え方は古いと思います」反発心を隠そうとしなかった増田康宏六段が目頭を拭った“師匠の言葉” | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                                                                将棋界における師匠と弟子の関係性が注目を集めている。スポットライトが当たったのは、のちに将棋ペンクラブ大賞(文芸部門)を受賞した『師弟~棋士たち 魂の伝承~』(野澤亘伸著/光文社)の存在が大きかっただろうか。 現在、ABEMA将棋チャンネルでは「第1回ABEMA師弟トーナメント」が放送されている。そこで、同トーナメントにも出場している森下卓九段と増田康宏六段について、『師弟』から一部を抜粋して紹介する。 6歳の天才との衝撃の出会い 2007年、10月も中旬だというのに、季節外れの台風が朝から激しい雨を降らせていた。その日、棋士・森下卓は、東京・八王子市の将棋クラブを訪れる約束があった。昼前に道場の席主・八木下征男からは、「天候が悪いので日を改めましょうか」と連絡があったが、森下は予定通り夕刻に訪ねることを伝えた。 この数日前に森下の許に、八木下から手紙が送られてきていた。封の中には、八木下

                                                                                  「師匠の考え方は古いと思います」反発心を隠そうとしなかった増田康宏六段が目頭を拭った“師匠の言葉” | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                                                • 子どもが生まれてから、女流棋士の私は「将棋の目標」を立てなくなった | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


                                                                                   2 寿 1 1 寿63
                                                                                    子どもが生まれてから、女流棋士の私は「将棋の目標」を立てなくなった | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン