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こんにちは。BASE BANKです。 先週BASE BANKメンバーの登壇やイベント参加が偶然重なったため、今週は実質イベントレポウィークとなっております。 今回は去る6月21, 22日に開催されたスクラムフェス大阪2024での登壇についてコメントをお届けします! スクラムフェス大阪2024 今回参加したスクラムフェス大阪は、オンライン開催ではありますが大阪をはじめとした各サテライト会場が存在し、トラックごとに各会場の名前がつけられていました。 そのため、スクラムフェス”大阪”の”仙台”トラックだが”虎ノ門”会場から登壇など、なかなかハイコンテキストな状態になっている人もおり、ユニークでそれもまた話の種となっていました。 ”ズームイン”と銘打って各会場の模様を中継したりとオンラインならではの交流もありつつ、各会場ごとにもワークショップや懇親会も大いに盛り上がるなど、オンラインとオフラインの
はじめに BASE BANK Division で フルサイクルエンジニア をしている02(@cocoeyes02)です。 AWS Summit Japan 2024のDay 1にオンサイトで参加してきたので、現地の様子をお届けします! AWS Summit Japan 2024とは? AWS Summit Japan 2024とは、2024/06/20〜2024/06/21に開催されたAmazon Web Services(以下AWS)を学ぶイベントです。 参加登録人数は5万人を超えるなど、文字通り日本最大のAWSを学ぶイベントになります。 aws.amazon.com 会場まで AWS Summit Japan 2024の会場は幕張メッセです。 お昼前にもかかわらず、入場まで人が並んでいました。日本最大のAWS学習イベントという表現は実にふさわしい、というほどの大盛況でした。 きたわね
はじめに Platform Group の久保田( @ykbt13 )です! BASEではリアーキテクチャとしてバックエンドの既存機能を旧リポジトリから新リポジトリへ移行する作業を日々行っています。詳しく知りたい方はぜひこちらを参照してください。 www.youtube.com そんななか、BASEにおけるコア機能の1つである商品の発送機能の移行が行われました。しかしながら、コア機能であるがゆえに様々な改修が繰り返されて複雑化してしまった発送機能では移行前の動作を保証する術がテストのみでは不安があります。 そこで、リアーキテクチャを円滑に進めるべく、本番環境上で移行前後の処理を同時実行しデータベースの結果を比較することで動作の保証を行うツールを開発しました。 この記事では、同様にリアーキテクチャを進めている方々を対象に、そのツール(BASE内では通称DryRunと呼んでいますので以降Dry
はじめに BASE Feature Dev1 Group の cureseven です。 Google と米Yahoo が定めた「メール送信者のガイドライン」が、2024/06/01に対応の最終締め切りを迎えました。 BASE から送信しているプロモーションメールも対応が完了しましたので、対応する過程で起こったトピックを紹介します。 「メール送信者のガイドライン」とはなにか簡単に説明 1回でも月あたり 5,000件以上個人メールにメールを送信したことがあるドメインを持つ「一括送信者」は、以下の規定に則ってメールを送信する必要があります。 DMARC の対応 プロモーションメールには、購読解除ヘッダーが挿入されていること 迷惑メール率が 0.3%を超えないこと AWS が出しているこちらの記事がスッキリしていて読みやすいです。 アプリケーション開発チームの私は、購読解除ヘッダーの挿入を主に担
BASE BANKでPdMをしている岡です。 先日、あるプロダクトの機能開発にあたってデザインスプリントを実施しました。 すると、「デザインスプリントはチームビルドとしても良い効果がある」という意外な発見がありました。 今回の記事では、このデザインスプリントの意外な効果について書きます。 この記事で述べることのまとめ デザインスプリントはチームビルドとしても良い効果がある 良い効果1:長期的なミッション・ビジョンに立ち返る 良い効果2:不確実性やイレギュラーケースを洗い出せる 良い効果3:機能要件をアクティブラーニングできる 良い効果4:メンバーのプロダクトへのエンゲージメントを高める デザインスプリントとは デザインスプリントとは、新しいプロダクトや機能のアイデアを迅速に検証するための 5日間の集中ワークショップ形式のプロセスです。 具体的には次のようなプロセスで行われます。 各プロセス
はじめに こんにちは。BASEのデータ分析チーム(Data Strategy Team)で不正対策を行ったり、機械学習モデルを触ったりしている竹内です。 先日チーム内の論文読み会でニューラルネットを用いた画像合成によるバーチャル試着技術というトピックに触れる機会があったので、その最近のトレンドについて改めてブログという形でまとめてみました。 バーチャル試着は画像生成モデルの実用的なユースケースの一つとして今現在データセットの拡充やアーキテクチャの検証が進んでいる分野の一つであり、個人的には非常にアツいトピックだと感じています。 バーチャル試着とは バーチャル試着(Virtual Try On)とは、ある人物がある衣服を着用した状態を画像や3Dモデルなどの情報をもとに仮想的に実現し、どのように見えるか可視化する技術のことです。 ネットショップの普及により、店頭に出向かずともPCやスマートフォ
ごあいさつ はじめましての人ははじめまして、こんにちは!BASE BANK Divisionのフロントエンドエンジニアのがっちゃん( @gatchan0807 )です。 今回は、ここ数ヶ月の間にOIDC(OpenID Connect)という技術を使った開発を複数行い、この技術の概観を理解することができたので、OIDCの技術概要に触れつつBASE BANKの中でどのように使ったのかをご紹介しようと思います。 OIDCとは何なのか このパートでは、まずOIDCという技術について概要を紹介します。いくつかのWebページに記載されていた内容を参考にしてまとめさせて頂いているので、記事の最後に参照元のリンクを記載しておきます。 また、OIDCをはじめとした認証・認可の仕組みには様々な用語があり、自分自身も「調べれば調べるほど知らない用語が増えて、どんどんわからなくなってきた…」という経験をしたので、
こんにちは。BASE株式会社の開発担当役員、かつ、子会社でPAY.JPを提供するPAY株式会社の取締役をしている藤川です。 JTC(Japanese Traditional Company)などと呼ばれたりする主に日本の歴史ある大企業のDX化の文脈において、バイモーダルITという考え方があります。JTCたる既存の大企業は、SIerが構築した基幹システムをITの根幹として事業を運営していましたが、昨今叫ばれるDXの取り組みにおいて、本業における顧客接点以外にITシステムでも顧客接点を実現していくための組織を整理する手段としてバイモーダルITという考え方を使うことができます。 考え方として、SoR(System of Record)と呼ばれるデータを記録することに重きを置く既存の基幹システムと、SoE(System of Engagement)と呼ばれるエンドユーザとの結びつきを実現するための
2024/03/07(木)~2024/03/09(土)に開催された PHPerKaigi 2024 にて、BASE株式会社から2名のメンバーが登壇しました! 登壇者 2 名からコメントと、会場の様子やセッションについてお届けします! 登壇者のコメント Futoshi Endo (@Fendo181) speakerdeck.com BASEでバックエンドエンジニアをしています、遠藤です。 2日目に「PHP8の機能を使って堅牢にコードを書く」というタイトルで発表させて頂きました。 業務でもPHPを書いているのですが、PHP8で提供されている機能は使ってより堅牢に書くにはどうすればいいのか? が気になってそこから実際に業務を通じて得た経験だったり、自分で調べた内容をまとめて発表しました。 個人的には「堅牢」という壮大なテーマを選んでしまった事に若干後悔もしたのですが、資料を作るにあたって、t
こんにちは、BASE BANK Divisionで事業責任者をしている柳川と申します。 今回はROSCAさん主催のROSCAFE TECH NIGHT #5で登壇させていただきました。 その登壇記録とレポートです。 rosca.connpass.com 柳川の登壇内容 イベントタイトルに反し、僕はCTOではないのに登壇させてもらうという若干の出オチ感のある登場でしたが、元気に発表させていただきました。 内容的に若干浮くかなとおもったんですが、今回参加者の選定がマッチしたのか、意外にも同系統の発表が並びました。 発表スライドは以下になります。 speakerdeck.com 発表の趣旨は、エンジニアのキャリアパスには事業責任者もあるよという話です。 僕のキャリアパスとしてはエンジニア→PdM→事業責任者なのですが、 なんでそのようなキャリアパスを辿ったのだろうかと考えていた時に以下のようなつ
こんにちは!BASEでエンジニアをしている竹本です。 2/10(土)に広島国際会議場で開催されたYAPC::Hiroshima 2024 に参加してきたので、当日聞くことができたセッションの感想をイベントレポートとしてお届けします。 会場の様子 BASE はYAPC:Hiroshima 2024にプラチナスポンサーとして協賛していました。 協賛の背景については以下の記事をご覧ください。 YAPC::Hiroshima 2024にBASE がPlatinumスポンサーとして協賛します 印象に残ったセッション 経営・意志・エンジニアリング キャリアの初めから12年間CTOという役割を担っていた松本さんが、ソフトウェア開発の延長にある経営というテーマで発表されていました。 経営者というtech lead とも Engineering Managerとも向きの違う役割のあり方とそれがエンジニアリン
はじめに この記事はBASE アドベントカレンダー 2023の22日目の記事です。 こんにちは。 Communication Design Groupデザイナーの藤井です。 プロダクトをはじめ、LP、メール、またイベントや営業資料など、直接間接を問わずBASEのテキストコミュニケーション全般のユーザー体験を向上させる、UXライティング/コピーライティングを担当しています。 「テキストコミュニケーションをデザインする」をキーワードに、テキスト版デザインシステムを構築・運用し、あらゆるタッチポイントにおいて、ターゲット・目的・ゴールにもっとも最適化されたテキスト体験を設計、デザインしています。 テキスト品質担保施策の実施から見えてきた、次の課題 これまで、トーンオブボイスを策定したり、ガイドラインを構築したり、テキスト入力支援ツールを開発したりと、テキストの品質を担保するためのさまざまな取り組
この記事はBASE アドベントカレンダー 2023の24日目の記事です。 基盤グループ エンジニアの田中 (@tenkoma) です。 2023年5月から8月にかけて、書籍「単体テストの考え方/使い方」の読書会を社内有志でしました。 読書会の様子や感想をまとめます。 書籍「単体テストの考え方/使い方」について 単体テストの考え方/使い方 プロジェクトの持続可能な成長を実現するための戦略 | マイナビブックス 単体テストの考え方/使い方 プロジェクトの持続可能な成長を実現するための戦略 | 達人出版会 2022年12月に出版されました。 2020年1月に出版されたUnit Testing Principles, Practices, and Patterns (Manning)の翻訳書です。 単体テストについて定義し、その価値を最大限に高めるための方法について解説されています。 書籍への期待
はじめに 本記事はBASE アドベントカレンダー 2023の22日目の記事です。 おはようございます、こんにちは、こんばんは。 BASE BANK DivisionでPMM(Product Marketing Manager)を務める@usui_daisukeと申します。 記事タイトルは『ぼくらが旅に出る理由』をオマージュしました。服とお酒と音楽が好きな人間です。 私が所属しているBASE BANKとは、BASEの中でもショップオーナーさん向けの金融系プロダクトを担当するチームで、私は「振込申請」というショップの売上金を引き出す機能を担当しています。 今回は、だいぶ世の中に浸透してきた気はしつつ*1、まだまだイメージが付きづらいであろうPMMという職種が何をやっているのか?私がなにを面白いと思ってPMMをやっているのか?をお話できればと思います。 *1 過去5年間の「PMM」に対する検索ト
本記事はBASEアドベントカレンダー2023の21日目の記事です。 はじめに こんにちは、BASE BANK Division(以降BASE BANKと略記)にて振込申請周りの開発を担当しているumiです。 全く畑違いのところから行き着いた前職のWeb制作会社から転職し、BASE BANKにてWeb開発を行うようになり1年とちょっと経ちました。Web開発エンジニア歴は浅いですが、エンジニアという領域に閉じず、他職種と積極的にコラボレーションしながら、プロダクトの開発を行なっています。 突然コラボレーションと表現しましたが、BASE BANK Devでは「ショップオーナーに対する直接の価値提供」「社内外様々なステークホルダーに対する価値提供」のためにコラボレーションすることを2023年の行動指針にしており、その一例として、振込申請における振込先口座名義の訂正に対する改善を取り上げようというの
はじめに この記事はBASE Advent Calendar 2023の19日目の記事です。 こんにちは!Data Strategyチーム(以下、DSチーム)でデータエンジニア兼データアナリストの @shota.imazeki です。 今回は全社的なデータ活用を推し進めていくために、いくつかの施策を行ってみたので、それらを紹介していきます。その際に上手くいかなかった点やこうすればよかった点なども紹介していきます。「データを整備したけど使ってくれない」といった課題に直面している方々の参考になれば嬉しいです。 結果 まず最初に結果から話していきます。以下のグラフはBASEで使用しているLookerというBIツールのMAU(月次アクティブユーザー)です。昨年の同時期に比べて利用者数が1.5倍以上伸びています! Looker アクティブユーザー数の推移 「ユーザー数が増えただけでは?」という声も聞
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