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夏の料理
note.com/kiwiwi
最近のスタートアップのプロダクトを見ていると、エンタープライズ向け(大企業向け)のプロダクトがとても増えたように思う。それ自体はビジネスを考えると当然のことで、儲かる領域で事業を展開したというだけである。 事業の目的は究極的には儲けることであり、そのためには儲かるための市場選択が必須であり、としたときに現状の日本ではエンタープライズ向けが最右翼にあがる。課題解決がしたくとも儲からなければ持続可能性はないし、それを考えるならば致し方がない選択だともいえる。 とはいえ過去におけるスタートアップがテーマとしていたものの多くはエンタープライズ向けではなかった。古くはホンダや松下、近年でもメルカリやラクスルといったように、どちらかといえばコンシューマー向けの課題解決としての起業が中心を占めていた。 その風向きが最近は大きく変わったように感じている。コンシューマー向けのものよりもエンタープライズ向けの
プロジェクトマネジメントといえば「進捗確認」と思っている人も沢山いると思いますが、私は進捗確認という行為そのものに否定的です。 このエントリでは、進捗確認という行為がいかに無意味であるかという話および、進捗管理として行うべきことを書いていきます。 誰かのプロジェクトマネジメントの参考になればと思います。 ※ 進捗管理が不要という話ではありません 進捗確認の定義このエントリでの進捗確認は下記の定義とします。 複数人が関わるプロジェクト等において、プロジェクト等をマネジメントするべき立場にある人間が、プロジェクトの所属メンバーに対してタスクの進捗状況を口頭・テキスト等で直接確認する行為 少し難しい言葉で書きましたが「進捗どう?」といった質問およびその回答からなる一連の流れだと思ってください。 なぜ進捗を確認したくなるのかプロジェクトマネージャー(PM)の仕事のひとつに納期の管理というものがあり
チームマネジメントが苦手だという人と話すと、チームマネジメントの本質を間違って捉えているなと感じることが多い。このエントリでは私の考えるチームマネジメントのキモの部分を書く。 なぜチームで知的労働を行うのかチームで知的労働を行う理由を問うと、1 + 1 = 2 ではなく、人と人の化学反応を起こして 1 + 1 = ∞ にする、、、といった漫画の世界の話をする人もいるし、人材の適正配置を実現すればよりよいアウトプットが出るという人もいる。それらが完全に間違いだとは思わないが、ズレているなと思う。 チームで知的労働を行う理由はただ一つで、「考える頭の数を増やす」というだけである。 つまり、三人寄れば文殊の知恵を実現することが知的労働におけるチームの存在意義だと私は考えているが、何故かそれとは程遠いチームマネジメントをする人が多い。 そうなってしまう原因と思われることをここからは書いていく。 人
データ分析という言葉に身構えてしまう人は多いのですが、実際はそんなに怖いものではありません。一般的な業務内であれば専門的な知識が必要とされるケースは少ないですし、四則演算が出来れば大体対処できます。 このエントリでは、データ分析に苦手意識がある人やデータ分析の初心者の方に向けて、データ分析の基礎となる部分を解説します。 ※ このエントリは若手ビジネスパーソン向けに行ったデータ分析の講義をもとに書かれています [対象読者] - データ分析に苦手意識が強い人 - データ分析のタスクを依頼されたが、何をやればいいかわからない人 - スキルアップしたい若手ビジネスパーソン - 数学が嫌いすぎてデータを見ることすら嫌な人 [得られること] - データ分析の基本的な考え方 - 簡単なデータ分析の手法 データ分析が難しいと感じてしまうワケデータ分析というと、複雑なデータを難しい数式をこねくり回してさらに
最近のスタートアップの多くは「スモールビジネス」を行っているように思えている。なぜそう感じるようになったのか、その違和感の原因が言語化できたので簡単に文章にまとめることにした。 仮説検証の粒度仕事や事業を進める中で「仮説検証」という言葉がよく出てくるが、この仮説検証は大きく3つに分かれる。 ビジネスモデルの仮説検証たとえば広告モデルやサブスクリプションモデルなど、いわゆるビジネスモデルの仮説検証を指す。 インターネットビジネスの黎明期には新しいビジネスモデルが次々に開発されていたが、2023年現在においては新しいビジネスモデルはほぼ生まれておらず、もはやビジネスモデルは完全に出尽くしたといえる。 つまり、ここの仮説検証をする必要性は全くなくなってしまった。 ※ もちろん、世の中の大きなパラダイムシフトが起これば別だが、インターネットの普及以降はそれが特に起こっていない。 ニーズの仮説検証そ
33本 2021/3/1 マガジンお引越ししました↓↓ https://note.com/apply_caster/m/mb47fcd9eee16 スタートアップへの転職サポートを行なっている「Apply」が運営するマガジンです。 https://applyfor.fun/
先日、知人とお話している中で「言語化力を高めるにはどうしたらよいか」という話題になりました。 私はなぜだか言語化力が高い人だと思われていたらしく、その場でいくつかのソリューションを提案してみました。そのウケがわりとよく、これらは万人にとって使える情報なのではという気持ちになったため、ひとつのエントリとして書き出すことにしました。 1. 疑問に感じたことを言語化する
こちらのエントリを読んでいたら、なるほどとてもわかるとなった。そしてこの問題については何らかの解を持っておくべきだと思ったため、ちゃんと考えることにしたのがこのエントリの趣旨である。 上述のエントリには、ソフトウェア開発者がスケジュールのコミットメントを求められた場合、精緻にスケジューリングするためのタスクやスケジュールに余裕を持たせるためのバッファを積むしかなくなり、結果としてソフトウェア開発が遅くなってしまうという話が書かれている。 ソフトウェア開発を実際に行ったことがある人であればこの話には凡そ同意できるとは思うが、それ以外の人には理解に苦しむ話となる。 それゆえに、現代においても「この機能はいつまでにリリースするの?出来なかったらどうするの?」といった質問が横行し、それに対して特に意味のないスケジュールを答えるという虚無の応答が多くのチームでいまも行われている。 ビジネスサイドの仕
Trelloだったりバックログだったりを利用して、いわゆる「チケット(カード)」の形式でチームのタスクを管理することは多いと思います。 とはいえ、最低限のお作法すら守れていないがゆえに、チケット管理が上手く機能していないチームに多々出会いますし、自チームも放っておくと結構辛いことになりがちです。 このエントリでは、10年くらいPMをやってきた中で、PMだけでなくチケット管理に関わるすべての人に守って欲しい最低限のルールを書いていきます。 ※ なお、普段はTrelloを使っているのでチケットではなく「カード」という言葉で書かれていますが、適宜読み替えて下さい 適当なタイトルをつけない これとか、最低なカードですね。 「OGP」とだけ書かれていたら、「書いた時」はそれが何を意味するかわかったとしても、翌日見たときには何のことかサッパリわかりません。 そもそも、なぜチケットでタスクを管理するかと
bosyuというサービスにプロダクトマネージャーとして関わってきたが、紆余曲折あってサービスをクローズすることとなった。 記憶がまだ残っているうちに、どのような関わりをして、その上で何を学んだかを簡単に残しておくことにした。 関わった経緯bosyuはもともとBasecampの坪田さんが作られたサービスで、それを株式会社キャスターが事業譲受したものだ。その当時の私はフリーランスとしてキャスター社に関わっていて、日程調整ツールのbiskettを作ったり、採用代行サービスのCASTER BIZ recruitingのお手伝いなんかをしていた。 bosyuが事業譲渡された時点でもキャスター社に関わっていたこともあり、bosyuについて雑に相談を受けたり、bosyuに関わることになるエンジニアメンバーの面接なんかをしたりしていた。(当時、キャスター社にはほぼエンジニアがいなかったため、代わりに面接等
が、今年はほぼノンストレスで確定申告を終わらせることができたことを、主にfreeeの皆様へ向けての感謝を込めて書いておく。 【前提】 ・Macを利用している ・ICチップが読み取れるiPhoneを持っている ・会計ソフトとしてfreeeを利用している ・日々の記帳は行っている ・マイナンバーカードをちゃんと持っていて、今年電子証明書を更新した ・e-Taxで納税しようという心意気がある ・昨年e-Taxで納税して心が折れたfreeeを使っての確定申告書類作成までここ4年ほどfreeeを使って確定申告を行っているが、毎年地味な改善が繰り広げられており、回を追うごとに楽になっている。ありがたい。 4年前に初めて確定申告を行った際は、源泉徴収された分の登録を手動で行う必要があるというトラップにハマり、「え、、、確定申告するとこんなにお金取られるの、、、無理、、、」となっていたが、提出直前で気付い
[これは何] プロダクトマネージャーの選考に通らないという候補者側と、プロダクトマネージャーの採用ができないという企業側のギャップについて書いた話こんにちは。bosyu / bosyu Jobsでプロダクトマネージャーをやりつつ、Applyで見習い転職エージェントをやっているkoyoです。 自分自身がプロダクトマネージャーということもあって、プロダクトマネージャーの採用に関する相談や、転職に関する相談を受けることも多いです。その中で両者に共通しているのは、「選考が全然通らない」という問題です。 企業側からは「思ったような人からの応募が来ない」がゆえに選考が通らないといった相談を受け、転職したい個人からは「選考を受けても全然通らない」といった相談を受けています。 他方で、プロダクトマネージャーの採用ニーズは年々高まっている印象を受けますし、個人としてもプロダクトマネージャーのキャリアを目指す
bosyuというサービスはフルリモートのチームで運営されています。開発メンバーだけでなく、CSやマーケティング等のビジネスサイドのメンバーも、全てリモートワークで仕事をしています。メンバー同士で顔をあわせることは年に数回程度です。 業務委託のメンバーを含めると現在は15名程度のチーム(開発メンバーは10名程度)と大きいチームではありませんが、メンバーのモチベーション等を含め、非常にうまく回っているチームだと感じています。 このnoteでは、フルリモートチームのプロダクトマネージャーとして働く私が、チームを前に進めるために実践していることを記します。 bosyuのプロダクトマネージャーの守備範囲話の前提を揃えるため、bosyuのプロダクトマネージャーとしての主な仕事を記しておきます。 まだそこまで大きなチームではないこともあり、あまり分業はせずにチーム全体をまるっと見る役目を担っています。そ
キャスターでプロダクトマネージャー(PdM)をしているkoyoです、こんにちは。先日買ったカモメファンが可愛すぎて今年の夏は乗り切れそうです。上下左右首振りかつ静音で可愛い扇風機なのでオススメです。 さて、私がフリーランスで関わっているキャスターのプロダクトチームでは、bosyuをはじめとする外部向けのプロダクト以外にも、いくつかの社内向けのプロダクト(それも結構規模の大きいもの)を作っています。 社内向けとはいえ、常時数百人以上が使うものであり、かつ、業務要件もわりと複雑なので、外部に公開しているSaaSと同じくらいの力をかけて作っていたりします。 外部向けのプロダクトの話はよく見かけるのですが、社内向けのプロダクトの話はあまり読んだことがないので、今日は「社内向けのプロダクトを作るときにPdMが考えていること」をお伝えしていきたいなと思います。 事業を形式だけでなく肌で理解する社内向け
みなさんこんにちは。フリーランスとしてキャスターに関わり出して3年くらいが経ったりする松本です。週2くらいでゆるゆるとお仕事を続けていたら、いつのまにか社歴が長くなり、長老扱いされていました。 フリーランスでこんなに長期間関わるのは珍しいと思うのですが、好き勝手やらせてもらっていたり、出勤はそもそもないし、働く時間も自由だし、メンバも増えて色々楽しいフェーズになっていたりして、なんか過ごしやすいなーと思っていたら時間が経っていました。 今日は、キャスターマジで雇用形態関係ねえっていう話を伝えたいなと思って、業務委託で関わる人間がエンジニアチームのブログを書いてみることにしました。 ところで何やってる人?普段はフリーランスでスタートアップのお手伝いをしていたり、自分の会社をごにょごにょしたり、自分のサービスを作ったり育てたりして遊んでいます。 職種的にはプロダクトマネージャー(PdM)をやら
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