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「社長が知らなかった」はウソ? ビッグモーターの保険金不正請求は2023年7月18日にビッグモーターの公式サイトの中で調査報告書が全公開され、様々な悪事が明らかになっている。 しかし、7月25日に突如として開催された兼重社長(辞任)会見ではこれらの不正請求への関与に関して、「板金部門が勝手にやったことで会社の上層部はこの件をまったく知らない」というスタンスを貫いた。 会見で辞任を発表した兼重宏行社長(2023年7月25日) 以下は、社長会見における核心に触れる部分の兼重宏行前社長の発言であるのでまずはここを紹介しておく。 「6月26日に報告を受けて、耳を疑った、こんなことをやるのかと愕然としましたね。その時初めて現場に入ってよく見とけばよかったなと、その内容は大事な大切なお客様の車をお預かりしてこれから修理する人間が傷をつけて水増し請求する! ありえんですよ。本当に許しがたいと」 「特に悪
門外不出のデータ 経常利益グループ全体で衝撃の数字 2023年7月5日ビッグモーターは「特別調査委員会の調査報告書受領に関するお知らせ」として公式サイトにお知らせを出した。 「自動車保険金請求において不適切な行為があった」ことを会社として認めた。 就職情報誌の会社概要に記されている「グループ合計売上高7000億円」だけが、これまで一般に広く知られる業績だったが……。 再発防止策などについても提言している。事故で損傷した車両を保険修理する際、不正な水増し請求があったことなどを会社として認めたのだ。 筆者(加藤久美子)は2022年夏頃からビッグモーターの不正について様々な取材を続けており、これまで元社員/元幹部/現役営業スタッフ/元整備スタッフ/下請け修理スタッフ、そして中古車購入や買取/車検や点検などの際ビッグモーターに騙されて払わなくてもいいお金を支払ってしまい泣き寝入りするしかなかったお
ビッグモーターでおこなわれていた不正車検とは? 2023年3月22日、九州運輸局はビッグモーター熊本浜線店(熊本市中央区)に対し、道路運送車両法の違反が確認されたとして、指定自動車整備業の取り消しと自動車検査員(2名)の解任命令を出した。 「指定自動車整備事業」とは、いわゆる「民間車検場」のことで、規定の検査設備を有するなど一定の要件を満たした場合に地方運輸局長から指定を受けて車検事業をおこなう。運輸支局で現車提示をおこなう必要もない。 元整備責任者が公開した、従業員同士のチャット画面。 国が認める整備工場にはもう1つ「認証工場」があるが、認証工場では分解整備など車検に関わる整備はできる。しかし検査を受けるためには最寄りの運輸支局などに出向く必要がある。 全国のビッグモーターはほぼすべての店舗に「指定工場」が併設されているが、多くの不正が報告されている。 2023年2月には佐賀県唐津市にあ
西日本のとある離島を訪れた友人から不思議な写真を添付したメールが届いた。 そこは瀬戸内海にある人口100名程度の島で、本土から船で30分の場所にある。 ナンバーをつけずに走る離島の軽トラック。 加藤博人 友人は降り立ってすぐ、衝撃の光景を目にした。 船の到着とともに、5〜6台の軽トラックが視界に入って来た。船着き場に釣り客を迎えに来たり、本土からの物資をおろして島内に運んだりするための軽トラだろう。 形は普通の軽トラだ。しかし何か違和感がある……。 そこに止まっている軽トラにはすべてナンバーがついてない! その話を聞いて筆者も思い出した。6〜7年前に別の離島を訪れた際にも島にあるクルマにはほぼ、ナンバーがなかった。 離島ではこれが普通なのだろうか? 離島の道路は公道とはみなされないのか? クルマを使うのは島の中だけという限定された環境では走る範囲も用途も限られるだろう。もちろん、バス
新型シビック・タイプRが盗まれた…… 12月3日、山口県岩国市にある自動車販売店の駐車場にて納車されたばかりの新型シビックタイプRが盗難の被害にあった。 13日にテレビのニュース番組がこの件を報道しており、駐車場に設置された防犯カメラがその一部始終を捉えていた。 盗難の被害にあったホンダ・シビック・タイプRは、自動車販売店の従業員が購入したばかりのクルマ。同販売店に設置された防犯カメラが盗難被害発生時の様子を捉えていた。盗難後、左フロントが破損した状態で乗り捨てられていたという。 ホンダ 報道によると、犯人の男は米軍海兵隊岩国基地に属する海兵隊員でクルマを盗んだあと事故を起こしそのまま放置し岩国基地に戻っていたという。 現場に設置された防犯カメラの映像を見ると、 ・朝6時20分頃、1人でこの自動車販売店の敷地内に侵入 ・敷地内に停めてあった販売店従業員所有のシビックタイプRの周囲をう
オーナーは警戒していた 埼玉県に住むAさんは、2004年に1999年式のマツダRX-7(以下、FD)を購入して18年間大切に乗り続けてきた。 昨今はFDの盗難報告が相次いでおり、Aさん自身も盗難防止の措置としてハンドルロック、タイヤロック、GPS装備の対策をしていた。 埼玉県に住むAさんは、1999年式のマツダRX-7の盗難被害にあった。 マツダ そしてAさんが異変に気付いたのは2022年5月2日の午前0時半、夜勤を終えて自分のスマホを見たときだった。 「FDに装備しているGPSはふだんの駐車場所から一定の範囲をこえて移動すると通知が来る設定にしていたんですが、明らかにFDが動いていることがわかりました」 「通知の履歴を見ると最初は5月1日の21時10分。装着していたGPSは振動や座標の変化があると3分ごとに発信するのですが、わたしは夜勤でしばらくスマホの画面を見られなくて……21時
東京オートサロン2020は3日間合計で33万6060人が来場。過去最多の動員を記録し1月12日(日曜日)に幕を閉じた。 雷鳴のごとき爆音が東ホール全体に響き始めたのは、オートサロンが閉幕した18時から間もない頃だった。 2台のランボルギーニ・アヴェンタドールによる空ぶかしの非常に耳障りな爆音は執拗に続いた。 各ブースでは片付けの作業や終礼が始まりつつあり、許可を得た出展車両から搬出の準備を始めていた。 2台のランボルギーニ・アヴェンタドールによる空ぶかしの非常に耳障りな爆音は執拗に続いており、やめてほしいとお願いに行った関係者もいたようだが、空ぶかしが止まることはなかった。 2台は自社ブースではなく通路に出て空ぶかしをおこなっていたため、事情を知らない周囲の人々の中にはその2台をLBワークスのクルマ(ボディキットはLB製でLBステッカーなども貼られていたことやLBのブースも近くにあったこと
ダイハツ・ハイゼットや、スズキ・キャリイ、ホンダ・アクティなどの軽トラックは日本の自動車メーカーが日本人のために作った、とても使い勝手が良く維持費も安い働くクルマだ。 全幅1.4m以下のサイズで、田んぼのあぜ道や山奥の林道、入り組んだ市街地の道路でもストレスなく走ることができる。 米軍岩国基地の軽トラック。珍しいマツダ・スクラム・トラック。 加藤博人 最小回転半径はどの車種も3.6m(カタログ値であり実際にはこれ以下の車種もある)という小回りの利くサイズとなる。 しかしそんな「軽トラ」が近年、アメリカで大人気となっている。 トラック王国アメリカで日本の軽トラがいったいどんな風に使われているのだろうか? ドリフト車を主体とするチューニングショップと日本製中古車の海外輸出を手掛ける「PINKU STYLE」(青森県三沢市)を経営するドナルド氏がその理由を教えてくれた。 「軽トラはアメリカ
EVを日常生活へ!! 今回から日産リーフが長期レポートに加わる。山梨県甲府市にお住まいの小林 薫さんは、とくに自動車業界に関わっているわけではなく、いわゆる一般の方だ。EVのある日常生活、そしてリーフに対する率直な印象を、ごくフツーの目線で語ってもらいたいと思う。 ● 2010年の夏、新聞広告に入っていたリーフの試乗会の案内を見て、ぶらっと近所の日産ディーラーを訪ねました。それまで車名すら知らなかったリーフを初めて試乗。そして、その加速に感動したのが事の始まりです。そしてとうとう2011年12月にはリーフが納車されることになり、EVライフがスタートしたのです。 EV車の最大の問題は何と言っても航続距離。私の住んでいる甲府市は盆地となっており、生活圏はほぼ50km圏内となっています。ちなみに山梨県内のゴルフ場などもほとんどその中にあります。いくつかの勤務場所へクルマで通勤しますが、ほとんど往
世界屈指の高品質プラスティックモデル(プラモデル)メーカーであるタミヤでは、箱絵(ボックスアート)についてどのような基準を設けているのだろうか。 株式会社タミヤの広報担当者に尋ねてみた。 佐藤元信さんのイラストが使われたパッケージ。 加藤博人 ーープラモデルの箱絵はどのような方が描いていますか? 「社外の専門のイラストレーターの方(複数)や、弊社デザイン部の社員が担当しています」 ーー箱絵に関してタミヤのポリシーは? 「自動車や航空機、船などすべてのジャンルで基本的には同じですが、商品の顔であるパッケージに使用する絵であることから、その模型のモチーフ(クルマや飛行機など)が魅力的にみえるイラストであることが前提となります」 「そのうえで、お客様が模型製作の際の資料としても役立つような描写をお願いしています」 「イラストの制作途中にも社内のデザイナーや商品の開発担当者による何度かのチェ
現金購入希望の客にも 無理やり1年ローン 8月上旬、信販会社大手のジャックスはビッグモーター全店舗での自動車ローンの新規受け付け停止を明らかにした。 「ビッグモーターで不祥事が相次いでいることを受けて総合的に判断した」とのことだが筆者がジャックス広報担当者に確認したところ「個別の案件となるためプレスリリースなどで公表はしていませんが、おたずねいただいた報道関係の皆様には受付停止をお伝えしています」とのことであった。 ビッグモーターでは、ほとんどが実質金利9.9%+ローン回数「120回」としていた。 同社はビッグモーターで使われるローン会社の半分近くを占めていたとされる。新規受付が停止されただけで、すでにジャックスでローンを組んでいる客への影響はない。 新車はもちろん、中古車であっても数百万円の買い物となればほとんどの人は現金ではなくローンを組んで購入する。一般的に新車購入より中古車購入の方
デロリアンDMC-12、現代EV技術で蘇る 218馬力、航続距離240kmの「電動スポーツカー」へ NEW2024.06.28
マツコネ2を支えるソフトウェア開発 マツダCX-60に採用されている世代のマツダコネクトを「マツコネ2」と呼ぶ人がいる。 初代マツダコネクトと区別した新世代という意味だ。 マツダCX-60のインフォテインメントには新世代のマツダコネクトが採用された 前田惠介 マツコネ2用のCMUはパナソニック オートモーティブシステムズ社が開発を行った。 「CMU」とは、クルマの中のディスプレイ、スイッチ類、オーディオ機能、通信ユニット、USBハブ、スマホを結ぶインフォテインメント・システムを実現するもの。 コネクティビティ・マスター・ユニットの略でCMUだ。 こうしたソフトウェア全体の開発には膨大な工数を要するし、新型車に組み込むシステムだから品質・コスト・納期がとてもシビアな分野である。 求められる機能は年々増えていくばかり……。車載システムのメーカーはどのように仕事を進めているのだろう? 山積
TF SPORTは2014年にトム・フェリエによって設立された英国の新興チームだ。 アストン マーティン・レーシングのサポートを受けブランパンGTシリーズやELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズに参戦。 日本人イラストレーターが描いた「雷電姫」。作者は福岡県在住の鈴宮Tokihaさん。写真右の女性は、チームマネージャーのエレナさん。 撮影:加藤博人 加藤博人 2018年からWEC世界耐久選手権のLM-GTEアマクラスに参戦している。 2019年9月に、チームの公式キャラクターを公募し、日本人イラストレーターが描いた「雷電姫」が選ばれた。 作者は福岡県在住の鈴宮Tokihaさんだ。Tokihaさんは、自動車、鉄道、航空機など「乗りもの」をモチーフにした擬人化&美少女キャラを描くのが得意な絵師である。 最近では、「空戦乙女」というゲームに登場するキャラクターのキャラクターデザインも担当
自分の好きな番号をクルマのナンバーにつけられる、いわゆる「希望番号制度」が全国に導入されて20年以上(1999年5月~)が経過した。今では対象となる自家用車の4割以上が希望番号を選んでいる。 特に人気が高いため抽選対象となる番号も指定されており、その番号をつけたい場合は所定の申請用サイトや運輸支局などで申請をする。新車購入の際に営業担当者が代行してくれる場合も少なくない。 「・358」のナンバープレート。 小柳出幸二 毎週月曜日に抽選をおこない、当選した人だけがナンバーを取得できる。 なお抽選対象となる番号は全国共通の他、特定の地域名や車種別でも設定されている。 全国で抽選になる番号 全国すべての地域で抽選になる番号は以下の14個。 ・・・1 ・・・7 ・・・8 ・・88 ・333 ・555 ・777 ・888 11-11 20-20 33-33 55-55 77-77 88-88
航続距離800~1000km スポーツモデルも視野 トヨタは次世代EVを2026年に導入する予定で、航続距離800kmを実現し、現行のbZ4Xよりコストを最大40%削減した新しいバッテリーを搭載するという。欧州部門トヨタ・モーター・ヨーロッパが9月14日に発表した。 航続距離重視のリチウムイオンバッテリー「パフォーマンス版」と手頃な価格重視のLFP(リン酸鉄リチウム)バッテリー「普及版」の2種類が用意され、EVユーザーの裾野を広げる。 トヨタは航続距離とコストの両面に対応したバッテリーを投入する。 トヨタ 2027-2028年には、航続距離1000kmを実現するリチウムイオンバッテリー「ハイパフォーマンス版」が登場。トヨタによると、コストはさらに10%低くなるという。 BEVファクトリーのプレジデントである加藤武郎氏は、「エンジンにさまざまな種類があるように、バッテリーにもさまざまな
法律で使用が義務付けられているにもかかわらずチャイルドシートの正しい使用方法はなかなか普及しない。 この夏にも、おそらくチャイルドシートを正しく使用しなかったことが理由で、数名の赤ちゃんが亡くなっている。 交通の教則(H31年4月1日第9改訂版)内の誤認識。 なぜ着用率はもちろん、正しい使用が普及しないのだろうか。その原因を明らかにしていきたい。 「交通の教則」(「交通教本」などの名称も)は自動車免許を取得または更新するときに必ず手にする配布小冊子である。自宅に保管している、クルマに入れているという方も多いだろう。 筆者がその「交通の教則」の中にとんでもない危険な情報を見つけたのは2018年9月のことだった。 免許を更新した際に免許センターで受け取った「交通の教則」のチャイルドシートに関する記述を講習中に読んでいたところ、以下の内容に気づき、愕然とした。 その間違いとは、最後の一文「(チャ
【環境規制に対応できず】マツダ6、欧州でのディーゼルエンジン生産終了 自然吸気ガソリン車に移行 公開 : 2020.10.12 10:41 欧州でマツダ6のディーゼルモデルが今月で生産終了し、ガソリン車のみに移行します。英国では年末までの在庫はあるとのことですが、欧州の厳しい環境規制に対応した新エンジン開発のハードルは高そうです。
東京モーターショー 海外メーカー相次ぐ不参加なぜ? 大きな課題 変わる役割 公開 : 2019.07.01 19:54 更新 : 2019.07.02 14:02 外資系インポーター元広報担当者が激白 海外メーカーは冷遇 取材を進めていくうちに、内部事情に詳しい外資系インポーター元広報担当者A氏が意外な事実を教えてくれた。 「実際に事務局の仕事の進め方や決定事項に関して、海外メーカーが冷遇されていると感じることが多かった」これはどういうことか? 「主催団体が日本自動車メーカーの集まりである自工会という組織となるため、運営ルールやコマ割など様々な決定プロセスやその内容、さらに案内やパンフの表示などすべてに渡って、基本視点は『まず国内8社の乗用車メーカーありき』で進められます」 「輸入ブランドはそのオマケ的な位置づけですね。国内メーカーには何ら悪気はないでしょうし、無意識だとは思いますが会議
兵庫県に住む津和敏夫さんは、バック・トゥ・ザ・フューチャー(以下、BTTF)の1作目に出て来るタイムマシン仕様デロリアンのオーナーだ。 2021年8月下旬、デロリアンに乗って「車検適合のための最後の作業」を終えて運輸支局から帰るところを写真に撮られSNSで拡散。「時の人」となった。 兵庫県に住む津和敏夫さんのデロリアン。バック・トゥ・ザ・フューチャーの1作目に出て来るタイムマシン仕様。 加藤博人 この日は2年以上の歳月をかけ、ついに日本で初めて公道を走れるタイムマシン仕様のデロリアンが誕生した日。 しっかり「1985」のナンバーもついている。1985とはBTTF1作目が公開された年でありタイムトラベルの起点となった年だ。 「数年前に古着を燃料にして公道を走れるとアピールしていたBTTFデロリアンいたよね?」 「BTTF関連のイベントで同乗体験した時、車検を取得したと聞いたけど?」 「
日本で電気自動車が普及しない理由 乗り遅れたのか、それとも… 英国人記者が考えてみた 公開 : 2023.11.16 18:05 ・AUTOCAR英国編集部記者が日本のEV事情を考えてみた。 ・現実的で実用主義の日本では小型車や軽自動車が売れる。 ・EV普及に出遅れた? 本当のチャンスはこれからかも…。 EVに対する考え方の違い 日本の自動車メーカーは、常に自動車のデザインとテクノロジーの最先端にいるように見える。ただし、EV(電気自動車)は別だ。 世界最大の都市である東京の街角に立てば、EVを見つけることができるだろう。しかし、先ごろ開催されたジャパンモビリティショーでわたしは1週間ほど滞在したが、一度も見かけなかった。調査会社ジャトー・ダイナミクスのデータによれば、2016年から2021年にかけて国内で年間平均500万台以上の新車が販売されるなか、EVの販売台数は全体の0.4%から0.
高効率だが問題も? 2ストロークエンジンとは マツダがスーパーチャージャー付き2ストロークエンジン(2サイクルエンジン)の特許を出願しているとのニュースがあり、2ストロークが再び話題になっている。 2ストロークエンジンは、現在すべての市販車に搭載されている4ストロークエンジンと異なり、各気筒が同ストローク(往復)数で4ストロークエンジンの2倍のパワーを発生させるという特徴がある。カムシャフトやポペットバルブなど、エンジン上部に動く機械がないため、軽量、安価、シンプルで、重さあたりの出力が大きいのが特徴だ。 マツダは、ガソリンエンジンで圧縮着火を制御する独自の燃焼方式「SPCCI」を採用したスカイアクティブXを2019年に発表し、注目を集めた。 そのため、二輪車に最適なエンジンとなっている(二輪車の2ストロークも市販ではほとんど見られなくなったが)。最も基本的な2ストロークエンジンは、吸気と
過剰な電動化は環境破壊に繋がる ルノーCEO、早すぎるEV普及に警鐘鳴らす 公開 : 2022.05.11 06:25 厳しすぎる規制に警鐘 「現実的」なアプローチを ルノー・グループのルカ・デ・メオCEOは、EVの販売を急ぎすぎると、経済的、環境的、社会的に大きな影響を与える可能性があると警鐘を鳴らした。 欧州委員会(EC)は、2035年までに化石燃料を動力源とするすべての新車の販売を禁止しようとしているが、これに対してデ・メオCEOは、フィナンシャル・タイムズ主催の講演「Future of the Car Summit」で次のように述べている。 ルノー・グループのルカ・デ・メオCEO 「まず最初に申し上げたいのは、ルノーはEVに非常に力を入れているということです。当社は早くからEVに取り組んでおり、用途によってはEVや水素が良い解決策になると信じています」 「しかし、データを見ると、ハ
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