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ホーム / ニュース・記事 / ヴィム・ヴェンダース監督インタビュー。アンゼルム・キーファーに迫るドキュメンタリー映画『アンゼルム』に込められた女性観や制作意図を聞く
日本美術の近現代史の歪みが生んだ、村上隆の「嫌われる理由」村上:今日はありがとうございます。山田さんのYouTube番組は、ずっと拝見していました。 山田:「村上隆 もののけ 京都」は、お世辞抜きで期待以上に良かったですよ。《お花の親子》(2020)が東山を借景にした日本庭園の池にじつによくフィットしていましたし、《風神図》《雷神図》(ともに2023〜24)にしても、《洛中洛外図 岩佐又兵衛 rip》(2023〜24)にしても、力作ですよ。 京都で開催する必然性のある展覧会になっているところがすばらしいと思いました。 村上:今日は山田さんに、クリティカルに忌憚(きたん)のない解説をいただけるという期待をしています。じつは、2020年オリンピックの東京開催が決定した2013年9月7日(日本時間8日)の、その5分後に、「村上隆だけにはキャラクターを作らせたくない」という言葉がTwitter(現
本記事では、東京で開催される展覧会の中から夏休みに開催される注目の展覧会をTAB編集部がピックアップ。昨年から引き続き猛暑が見込まれる夏のお出かけには、美術館でゆったりアート鑑賞がおすすめ。紹介する展覧会には、7〜8月の休館日や事前予約制の有無も記載。ぜひ夏のお出かけプランの参考に! *気になる展覧会はウェブ版でのログインやTABアプリでブックマークがおすすめ。アプリでは、開幕と閉幕間近をプッシュ通知でお知らせします。 *各展覧会の会期・内容は予告なく変更になる場合があるため、お出かけ前には公式ウェブサイトをご確認ください。 *夏休みに見たい展覧会(全国編)は近日公開予定 *夏と言えば #美術館アイス部。ミュージアムカフェのおすすめアイスを紹介したこちらの記事もぜひチェックしてみてほしい。 【美術館アイス部!】 ミュージアムカフェのおすすめソフトクリーム&ジェラート6選TAB編集部がソフト
イラストレーションの巨星、その全貌1960年代の日本において、「イラストレーション」「イラストレーター」という言葉を広め、時代を牽引してきた宇野亞喜良(1934〜)。その初期から最新作までの全仕事を網羅する、過去最大規模の展覧会「宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO」が、東京オペラシティ アートギャラリーにて開催される。会期は4月11日〜6月16日。 2010年刈谷市美術館で開催されて以来、14年ぶりとなる大規模展であり、過去最大規模となる本展。1950年代の企業広告から、60年代のアングラ演劇ポスターや近年の俳句と少女をテーマとした絵画、貴重な原画や資料まで、900点を超える作品群によってその仕事の全貌を紹介する。
アーツ前橋の住友文彦前館長(現・東京藝術大学大学院教授、館長在職時は同准教授を兼務)と元学芸員による元臨時職員へのハラスメントを前橋市が認定していたことが分かった。住友前館長は2021年3月末の館長退任直前に「ハラスメントに該当する不適切な行為があった」と市から訓告処分(厳重注意)を受けていた。元学芸員によるハラスメントは当時認定されなかったが、元臨時職員から再度の審議要請を受け、その後に認定された。市は今年7月に組織全体のガバナンスが十分に機能せず大きな心的負担をかけたとする文書を元臨時職員に送り、謝罪した。 ハラスメント被害を訴えていたのは、2019年4月~同9月に同館に勤務した元臨時職員。同年夏に開催された展覧会「山本高之とアーツ前橋のビヨンド20XX 未来を考えるための教室」の担当学芸員として着任し、展示や関連イベントの準備、記録集の編集に携わった。退職後の2020年、前館長と元学
『虎に翼』に女性画家の絵が登場朝ドラ『虎に翼』が大人気だ。基本的には法曹界を舞台にしながら、 “職業婦人”として、また主婦として忙しく働く女性たちにスポットが当てた本作は、現代の視聴者に気づきや驚き、共感などを持って受け止められている。 ドラマが進展するなか、物語はすでに戦後に入った。主人公・寅子と親しかった花岡悟判事が亡くなり、その未亡人として再登場した奈津子がじつは洋画家で個展を開催したことが判明(52話)。そして55話では、それまでのエピソードを回収するかたちで奈津子が描いた絵画が印象的に登場し、視聴者の涙を誘った。 様々な時代考証がなされ、歴史的な事実に基づき制作されている本作だが、当時における女性の画家の有り様や奈津子の絵画の描写には、どれほどリアリティがあるのか。ジェンダーの観点から戦前から戦後にかけての女性画家を研究する美術史家の吉良智子さんに話を聞いた。
文化の土壌を耕す「畑」に沖縄本島から南西約300kmの宮古島は、島外から訪れる人間にとって「南の島」のイメージそのものだろう。国の天然記念物に指定されている日本最大級のサンゴ礁群「八重干瀬(やびじ)」をはじめ、国内指折りの美しさの青い海。白い砂浜もある海岸線は変化に富み、亜熱帯に属する気候は年間を通じて温暖で花が絶えない。豊かな自然や景観を求めて訪れる観光客は年々増え、2018年度には島の人口(約5万5千人)をはるかに上回る年間100万人を突破した。 その宮古島に2022年5月、現代アートギャラリー「PALI GALLERY」が誕生した。宮古島にゆかりがある写真家の石川直樹と同島出身のアーティストの新城大地郎が開設の中心となり、共同でディレクションを行っている。作家として一線で活動している2人に、この地にギャラリーを作った思いを聞きに行った。 宮古空港から車で十数分の繁華街・平良(ひらら)
5名の工芸作家と家具デザイナーによる、新しいしつらえとしての工芸家具を作家のアートワークと共にご紹介いたします。
Watermelon Alliance、DJ Sniff、藤嶋咲子、さすらい姉妹、Punk! The Revolution of Everyday Life、The Rebel Riot、高崎英樹、久保田徹、レオニダス・マルティン、Larissa Wang、DANNY JIN、ドキュ・アッタン、ピオトル・ブヤック、イネス・ジャスミン、Visit Palestine Project、砂守かずら 他 2022年5月、新型コロナウイルス感染拡大がようやく収束しつつある時期に、国際政治の急激な変容を受けて陳列館で「不和のアート:芸術と民主主義(The Arts of Dissent: Art and Democracy)」を開催しました。その年2月に始まったロシアによるウクライナの侵略はその象徴的な出来事でしたが、その前からナショナリズムや自民族主義、レイシズムや排外主義が広がり、権威主義的国家の
「美術家の本と聞いて、作品論だと思った人も多いかもしれない。作品をつくるまなざしと、日々を生きるまなざしは、常にわたしの体の上で重なり続けてきた。他者との出会いは、あちこち細かな擦り傷がつくものであると同時に、常に新しい皮膚を手にいれる機会でもあった。(本文あとがきより)」。他者とのコミュニケーションで生まれる不均衡をテーマに、セクシュアリティやジェンダーの問題をとらえながら作品を制作してきた美術家、百瀬文によるエッセイ。作家として作品を作り、映像作家の斎藤玲児、写真家の金川晋吾と暮らす日々の出来事が正直な筆致で描かれている。百瀬の体温を感じるようなエッセイだ。 ミュージアムと生きていく 大澤夏美 著 文学通信 1800円+税 6月3日発売 学芸員の仕事に興味があるけれど、採用の間口の狭さや雇用の不安定さの不安も抱える高校生の博子さんと、ミュージアムグッズ愛好家の著者が、ミュージアムと一緒
槇文彦は1928年東京生まれ。1952年に東京大学工学部建築学科(丹下健三研究室)を卒業し、渡米。ハーバード大学大学院修了後、ニューヨークの設計事務所に勤務し、ワシントン大学で教鞭を取った。1960年、世界デザイン会議の東京開催に際して結成された前衛建築運動「メタボリズム」に参画。菊竹清訓や黒川紀章らと共に高度成長や人口増加に対応する都市と建築の新陳代謝(メタボリズム)を提唱した。翌年、名古屋大学豊田講堂(1960)で日本建築学会賞を受賞。1965年に東京に戻り、自身の事務所を設立した。 一貫して「個と全体」「集合体」の問題に取り組んだ。1969年から約30年かけ建設された複合施設のヒルサイドテラスは、複数の低層棟を小道でつなぎ、代表的な実践とされる。他の主な作品に東京・青山のスパイラル(1985)、京都国立近代美術館(1986)、幕張メッセ(1989)、東京体育館(1990)、慶應義塾大
ロックスターやポップアイコンをモチーフに描く、アーティストの水戸部七絵による人気シリーズの第5弾が渋谷のDIESEL ART GALLERYに登場。7月3日まで開催中の個展「People Have The Power」にて、闘いや情熱を表す赤色で彩られた空間で展示されている。個展の会場で作家にインタビューを行った。 絵画がもつ永続的な価値水戸部が画家を志すようになった原点には、小学生のころに初めて美術館で見たゴッホの絵がある。「もちろんゴッホの作品の力がすごかったこともありますが」と前提したうえで、そのときに感じたことを次のように話す。 「人生や寿命よりも絵画作品が長く生きて、ずっと残っていることにすごく価値があると思ったんです。子供だから言語化できていたわけではありませんが、直感的に、美術館という芸術作品を保管し、展示することに特化した施設で見たことにも大きな意義を感じました。芸術に携わ
2024年下半期に東京で開催されるおすすめ展覧会をピックアップ。気になる展覧会はウェブ版でのログインやTABアプリでブックマークがおすすめ。アプリでは、開幕と閉幕間近をプッシュ通知でお知らせします。 *全国編も公開中 【最新版】2024年下半期に見たいおすすめ展覧会26選(全国編)全国各地で行われる2024年に見たい展覧会の最新版を公開。エッシャー展、アナキズムと芸術展、塩田千春の大規模個展や、ファッションの展覧会まで、下半期も見逃せない展覧会がめじろ押し!
首里城から名護市庁舎、貴重な伝統的木造民家まで、沖縄を知るうえで重要な10の琉球・沖縄建築を建築家が解説する。 年間約1000万もの人が訪れる国内屈指の観光地の沖縄。透き通った青い海と雄大な自然の景観、琉球王国時代の旧跡や第二次世界大戦の戦跡など訪れたい場所は数多いが、優れた建築にも注目したい。独自の長い歴史を持ち、亜熱帯に属する沖縄は、日本の文化と風土の多様性を改めて教えてくれる名建築や歴史的遺産の宝庫だからだ。 本稿では那覇在住の建築家・福村俊治に、ぜひ訪れたい10の琉球・沖縄建築を挙げて解説してもらった。福村は1953年滋賀県生まれ。沖縄の自然と歴史に魅せられ約30年前に東京から移り住み、沖縄戦の犠牲者を慰霊し資料を展示する沖縄県平和祈念資料館(糸満市)の設計で知られる。公共建築や土地に根ざす住宅を手がけ、旧日本軍が首里城の地下に造った司令部濠など歴史的建造物の保存活動にも携わってい
都立の文化施設で、今年も 「サマーナイトミュージアム」を開催する。東京都美術館、東京都庭園美術館、東京都写真美術館、東京都現代美術館、東京都渋谷公園通りギャラリーの5館が参加。7月18日~8月30日までの期間、毎週金曜日の夜間に開館し、観覧料割引等の特典もある。 東京都美術館は、17:00~20:00まで夜間開館。 「大地に耳をすます 気配と手ざわり」が、7月26日、8月2日、9日、16日、23日、30日。学生は無料で、一般・65歳以上は 200円引き。
ホーム / ニュース・記事 / サエボーグ、津田道子の個展を開催。「Tokyo Contemporary Art Award 2022-2024 受賞記念展」(東京都現代美術館)レポート
ブルース・ナウマン The True Artist Helps the World by Revealing Mystic Truths (Window or Wall Sign) 1967 ネオン管、クリアガラス、サスペンションフレーム 149.9×139.7×5.1cm Philadelphia Museum of Art, purchased with the generous support of The Annenberg Fund for Major Acquisitions, the Henry P. McIlhenny Fund, the bequest (by exchange) of Henrietta Meyers Miller, the gift (by exchange) of Philip L. Goodwin, and funds contributed b
初期から晩年までの作品をテーマごとに総観20世紀に活躍したイタリア人画家、ジョルジョ・デ・キリコ(1888~1978)。彼の日本では10年ぶりとなる大規模個展「デ・キリコ展」が東京・上野の東京都美術館で開催中だ。監修はキェーティ・ペスカーラ大学教授のファビオ・ベンツィ、担当学芸員は同館の髙城靖之が務める。 デ・キリコが約70年にわたって制作した作品は世界中の美術館に収蔵されているが、今回の展覧会では、代表作を含む約100点以上の作品が一堂に会することとなった。本記事では、展覧会の様子をデ・キリコ作品の魅力とともにレポートする。
アニャ・テイラー=ジョイ演じる若き日のフュリオサや、クリス・ヘムズワースによる敵役のディメンタスなど俳優陣の熱演、前作からさらにパワーアップした強烈かつアイデア満載のアクションシーン、そして崩壊した後の過酷な世界の描写など、本作の見どころは枚挙にいとまがない。そして何より、あのフュリオサが主人公として戻ってくるということで、前作で叩きつけられた新しい女性表象やそこに見られたフェミニズム的メッセージが、本作でどうアップデートされるのか、期待する人も多いのではないだろうか。私はまさにそのひとりだ。 ひと足早く試写で見る機会を得、手に汗握りながら見ていたところ、なんと見覚えのある絵画が登場して意表をつかれた。その絵は、19世紀後半から20世紀初頭に活躍したイギリスの画家、ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス(1849〜1917)の《ヒュラスとニンフたち》(1896)だ。
東京都現代美術館で、シンガポールを拠点に活動するアーティストの個展、「ホー・ツーニェン エージェントのA」が開催されている。会期は4月6日〜7月7日。 資料や言説を参照しながら、東南アジアの思想や歴史にもとづいた映像やヴィデオ・インスタレーション、パフォーマンスを発表してきたホー・ツーニェン(1976〜)。国際的にも注目されている作家のひとりであり、2011年には第54回ヴェネチア・ビエンナーレのシンガポール館の代表を務めた。日本でも東京都現代美術館のグループ展などでの作品発表に加え、「あいちトリエンナーレ2019」の《旅館アポリア》(2019)、山口情報芸術センター[YCAM]での「ヴォイス・オブ・ヴォイド—虚無の声」(2021)、豊田市美術館での「百鬼夜行」(2021)など個展や新作発表の機会がつづき、国内で大きな話題を呼んできた。 今回は聞き手にNPO法人芸術公社代表理事/アートプロ
OFS GALLERYでは、菊地敦己と田中良治による展覧会「録音とコピー PROMO ONLY」を開催します。カセットテープをフォーマットに、二人が録音/セレクトした音と新作のグラフィックが展開されます。カセットの音は、会場に設置されたデッキで自由に再生可能で、専用のカセットを購入した方はダビングしてお持ち帰りすることもできます。音とグラフィックが拮抗する世界をどうぞお楽しみください。
55歳でこの世を去った作家・木下佳通代とは戦後、関西を拠点に活動したアーティスト、木下佳通代(きのした・かずよ、1939〜1994)の個展「没後30年 木下佳通代」が、大阪中之島美術館で開幕した。会期は5月25日〜8月18日。 木下佳通代と聞いて、知っている人はあまり多くないかもしれない。1960年代から河口龍夫、奥田善巳らの前衛美術の集団「グループ〈位〉」と活動をともにし、70年代には写真を用いた作品を中心に制作、80年代には抽象絵画へと表現の軸足を移した。1981年には彫刻家・植松奎二の紹介でドイツのハイデルベルク・クンストフェラインで個展を開催。その後も新たな展開を模索していたなか、1990年にがんの宣告を受け、惜しくも1994年に55歳の若さで亡くなっている。
オープニング展では、全部で670点に及ぶ「UESHIMA COLLECTION」のなかから、展示室ごとのテーマに沿った選りすぐりの作品が展示。構成のアドバイザーはキュレーター、プロデューサーの山峰潤也が担当した。 1日1作品以上のペースで集められたコレクション2022年から現代アートの収集を開始した植島館長。同年はほとんどの時間をコレクションの収集やアートについてのリサーチに費やしていたという。オンラインで行われていたオークションに昼夜問わず参加し、1日1.5点を超える並々ならぬスピード感でコレクションを形成した。いままでもウェブサイトやInstagramでコレクションの公開は行っていたが、かねてより美術館というリアルな場で作品を公開・展示したいという強い気持ちがあり、そのような思いが今回ようやく実を結んだ。
子供を連れた美術館訪問や展覧会鑑賞をどう考える?Tokyo Art Beatは、2023年11月に2週間にわたり「子連れ美術鑑賞についてのアンケート」をオンラインで実施し、読者の意見や体験、エピソードを募った。 期間中に寄せられた有効回答は701人。今回のアンケートはデータの収集・分析を目的とする調査ではないが、おおよその傾向は把握できた。それぞれの質問項目ごとの概要と回答者から寄せられたコメントを抜粋して紹介しよう。 なお、コメント文末のカッコ内は回答者ネーム、匿名希望は匿名、無記名は表記なしとした。 【Q1】子連れで美術館へ行ったことがある? (質問全文)身近に子供がいる場合、美術館に一緒に行ったことがありますか? ある場合はなぜ一緒に美術館に行こうと思ったか、ない場合はなぜ行かないか、それぞれの理由も教えてください。 自分の子供などと「美術館に一緒に行ったことがある」は、回答の半数以
1960年代の日本において、「イラストレーション」「イラストレーター」という言葉を広め、時代を牽引してきた宇野亞喜良(1934〜)。その初期から最新作までの全仕事を網羅する、過去最大規模の展覧会「宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO」が、東京オペラシティ アートギャラリーにて開催中だ。会期は4月11日〜6月16日。 本展を機に、宇野のオフィスにてインタビューをする機会を得た。横尾忠則や和田誠らとともに「イラストレーション」の時代を作った1960年代から現在までの仕事の歩み、そして社会との向き合い方など、話題は多方向に及んだ。【Tokyo Art Beat】 *レポートはこちら
東京都現代美術館で「ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ 柔らかな舞台」が2022年11月12日〜2月19日に開催中だ。1962年生まれのウェンデリン・ファン・オルデンボルフは、オランダの現代美術を代表するアーティストのひとり。その代表作から日本で制作した最新作まで映像作品6点を展示する本展を、モデル・女優の長井短(ながい・みじか)さんが訪れた。 長井さんはエッセイ集『内緒にしといて』を刊行するなど、平成生まれの自身の経験にもとづく率直な言葉で、ジェンダーの問題や、俳優の視点からとらえたハラスメントとケア、ライフスタイルやカルチャーについて綴ってきた。そんな長井さんは、人種、ジェンダー、歴史といったテーマについて人々が対話する姿を収めたファン・オルデンボルフ作品群をどう見たのだろうか。会場での撮り下ろし写真とともに、 エッセイをお届け。【Tokyo Art Beat】 *展覧会の詳細レポー
平年より厳しい暑さになると言われている2022年の夏休み。涼しい場所で親子でアートを楽しむお出かけプランがおすすめです。 全国で開催される、子供も大人も楽しめる夏休み期間に開催のおすすめ展覧会をピックアップ。帰省時の予定や家族の好みに合わせて美術館を訪れてみてはいかがでしょうか? *会期・内容は予告なく変更になる場合があるため、お出かけ前には公式ウェブサイトをご確認ください。 「クマのプーさん」展(PLAY! MUSEUM)立川にあるPLAY! MUSEUMでは、「クマのプーさん」展が開催。物語の舞台である「百町森(100エーカーの森)」を再現した空間の中で、100点に及ぶ原画や、「百町森」のモチーフとなったアッシュダウンの森の様子を記録した映像インスタレーションなどが展示され、プーさんと仲間たちの森を散歩するように作品を鑑賞することができます。 さらに展示室すぐ上にあるPLAY! PAR
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