古代マヤ文明の都市ティカルは、政治・経済の中心地であり、ピーク時には人口が10万人を超えていたと推定されている大都市です。 この都市は2世紀から9世紀まで、およそ700年以上も繁栄を続けていたと考えられ、まさに千年王国と呼べる都でした。 東京が江戸から数えても400年の都と考えると、その凄さがよくわかります。 しかし、このティカルは紀元9世紀後半に放棄され廃墟となってしまいました。 これほどまでに発達した都市が、人々に捨て去られた原因はなんなのでしょうか? 新たな研究はこの都市の貯水池をを調査し、ティカルでは飲料水が飲めなくなるほど水源が有毒物質で汚染されていたという発見を報告しています。 アオコ︵青粉︶の大発生ティカルは現代のグアテマラ北部で栄えた古代都市です。 ティカルの周辺は肥沃な土地ながら、激しい干ばつが起こりやすく、湖や川からも遮断された地域でした。 こうした都市で重要な機能を果
![マヤ文明の都市は「水の汚れ」によって滅びたと判明する! 貯水池から猛毒の水銀を発見 - ナゾロジー](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8ab0433369d46eb7fba7632844467ecb7495360c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnazology.net%2Fwp-content%2Fuploads%2F2020%2F06%2F1d41eaef1e55a07b9e706aab7ac8dc17.png)