クレオパトラ (1963年の映画)

1963年制作のアメリカの映画作品

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クレオパトラ』(Cleopatra)は、1963年アメリカ映画歴史映画

クレオパトラ
Cleopatra
監督 ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ
脚本 ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ
シドニー・バックマン
ラナルド・マクドゥガル
製作 ウォルター・ウェンジャー
出演者 エリザベス・テイラー
レックス・ハリソン
リチャード・バートン
音楽 アレックス・ノース
撮影 レオン・シャムロイ
編集 ドロシー・スペンサー
配給 20世紀フォックス
公開 アメリカ合衆国の旗 1963年6月12日
日本の旗 1963年11月26日
上映時間 244分
192分(劇場公開版)
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $4400万
興行収入 $4800万 アメリカ合衆国の旗カナダの旗
$6200万 世界の旗
配給収入 6億829万円[1] 日本の旗
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概要


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ストーリー

紀元前48年、ローマ帝国の執政シーザーはポンペイウスを追ってエジプトのアレクサンドリアに入城するが、そこで女王クレオパトラに出会い、彼女の知性と美貌の虜になってしまう。シーザーは、内乱によって王宮を追放されたクレオパトラに協力し、激しい戦の末に勝利を得る。シーザーの後ろ盾を得たクレオパトラは、エジプトの王に即位した。ローマに戻ったシーザーは次第に権力を高めていったが、共和制を無視するように独裁者となっていくシーザーへの反発は大きかった。やがてクレオパトラはシーザーを追ってローマへ渡り、二人はつかの間の愛と喜びをわかちあう。だが、ブルータスらの手にかかったシーザーは暗殺され、クレオパトラは慌ててローマを逃れてエジプトに帰った。そして数年が過ぎ、ローマの軍人アントニウスはエジプトに活路を求めてクレオパトラと接触する。二人はたちまちのうちに恋に落ちるのであった。

キャスト

役名 俳優 日本テレビ版 TBS版
クレオパトラ エリザベス・テイラー 小川眞由美 新橋耐子
マーク・アントニー リチャード・バートン 石田太郎 江守徹
ジュリアス・シーザー レックス・ハリソン 内田稔 北村和夫
ルフィオ マーティン・ランドー 仁内建之
オクタヴィアン(アウグストゥス) ロディ・マクドウォール 富川澈夫
ブルータス ケネス・ヘイグ 木原正二郎
巫女 パメラ・ブラウン
クレオパトラの侍女 フランチェスカ・アニス
ソシゲネス ヒューム・クローニン 大久保正信
フラウィウス ジョージ・コール
アポロドーロス チェザーレ・ダノーヴァ 樋浦勉
アグリッパ アンドリュー・キア 筈見純
ラモス マーティン・ベンソン 平林尚三
ポティナス グレゴワール・アスラン
ゲルマニクス ロバート・ステファンズ 青野武
シセロ マイケル・ホーダーン 藤本譲
カシウス ジョン・ホイト 寺島幹夫
プトレマイオス13世 リチャード・オサリヴァン 土師孝也

各賞

1963年度ゴールデングローブ賞で4部門、同年度アカデミー賞で9部門にノミネートされているが、受賞はアカデミー賞の技術関連4部門にとどまった。

ゴールデングローブ賞
アカデミー賞

エピソード


調

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使
  • 本作の失敗で、同社はビバリーヒルズの広大な撮影所の土地を売却することを余儀なくされている。
  • オクタヴィアン役のロディ・マクドウォールはアカデミー賞助演男優賞の有力候補と目されたが、20世紀フォックスの事務的なミスが原因でノミネートを逃している。
  • 本作は作品中(オープニングタイトル、エンドロール等)に著作権表記が無かったため、公開当時の米国の法律(方式主義)により権利放棄と見なされ、パブリックドメインとなった。このため、ウィキペディアコモンズには高解像度のスクリーンショットの多くが、ウィキクオートには台詞の抜粋が収録されている。

脚注

  1. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)211頁

外部リンク