土佐日記

平安時代に成立した日記文学

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 1235

内容仮託

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旅程

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綴られる主な旅程は以下の通り。日付は原本に記す旧暦の日付である。全体は3部で構成されており、第1部は12月21日の出発から元日まで、第2部は1月2日から2月5日まで、第3部は2月6日から同月16日までと、内容的に区切ることができる[1]

日付 到着地(通過地) 現在の地名
12月21日 国府(発) 高知県南国市比江周辺
12月21日 - 26日 大津 高知県高知市大津
12月27日 浦戸 高知県高知市浦戸
12月29日 大湊 高知県南国市前浜
1月9日 宇多の松原 高知県香南市岸本周辺
1月10日 奈半の泊 高知県安芸郡奈半利町
1月11日 羽根 高知県室戸市羽根町
1月12日 室津 高知県室戸市室津
1月29日 土佐の泊 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦
1月30日 阿波の水門 鳴門海峡
沼島 兵庫県南あわじ市沼島
和泉の灘 大阪府南西部)
2月1日 黒崎の松原 大阪府泉南郡岬町淡輪
箱の浦 大阪府阪南市箱作
2月5日 石津 大阪府堺市浜寺
住吉 大阪府大阪市住吉区
2月6日 難波 大阪府大阪市
2月8日 鳥飼の御牧 大阪府摂津市鳥飼
2月9日 渚の院 大阪府枚方市渚元町
鵜殿 大阪府高槻市鵜殿
2月11日 八幡の宮 石清水八幡宮
山崎 京都府乙訓郡大山崎町
2月16日 島坂 京都府向日市上植野町御塔道
京(着) 京都府京都市

写本群

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西4[1]

2使谿

 谿



 





[5]

- 21235[1]




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15

享受と研究

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2

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西[1]1648[1]164851655[1][1]41661[1]

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1984谿

その他

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2004年、ペルー・カトリカ大学(東洋文庫)から、日本語の原文から直接スペイン語に翻訳された初めての完訳本が出版された。日本語の原文がローマ字によって記載され、それに対応するスペイン語訳があてられているのが特徴である。

2023年11月、ペルー日系人協会出版基金より、Hiroko Izumi ShimonoとIvan Pinto Romanによる、日本の古典から直接スペイン語に翻訳した、El diario de Tosa(土佐日記。ISBN:978-612-4397-20-2)が出版された。2004年版の翻訳内容を見直し、最新版として出版されたものである。また、挿絵には、菊池容斎画「土佐日記」(中野幸一早稲田大学名誉教授個人蔵)などが用いられており、美しい本である。

脚注

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注釈

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  1. ^ 定家本や為家本を含む多くの古写本では題は「土左日記」となっている。さらに定家本の奥書には「有外題 土左日記 貫之筆」とあり、これによれば貫之の自筆で「土左日記」の外題があった事になる。
  2. ^ 当時の日記は日々の公務を綴るものであった。

出典

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(一)^ abcdefghijklmnopqrstuvwxyz 419847464-465 

(二)^ 2006

(三)^ p.60f

(四)^ ︿2001

(五)^ : 4852

(六)^ 

参考文献

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1941

  1950

   ︿201960 

1967

1976 

()︿1979  (谿)

  (1988

    ︿24 1989 

外部リンク

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