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: Kracie, Ltd.
クラシエ株式会社
Kracie, Ltd.
本社が入居するヨコソーレインボータワー
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
108-8080
東京都港区海岸3-20-20
ヨコソーレインボータワー
(当初の東京都千代田区紀尾井町4-5から、旧カネボウ本社所在地に移転)
設立 1979年5月22日(注)(創業:1887年5月6日
業種 化学
法人番号 2010401061852 ウィキデータを編集
事業内容 トイレタリー商品、化粧品漢方薬を中心とした医療用医薬品一般用医薬品菓子アイスクリーム、新規食品の製造販売等
代表者 代表取締役 社長執行役員 岩倉昌弘
資本金 50億円
売上高 連結:862億9,100万円
(2022年12月期)[1]
営業利益 連結:70億3,000万円
(2022年12月期)[1]
従業員数 連結:1,745人
(2022年12月末時点)[1]
決算期 12月
主要株主 朋友ホールディングス(株) 100%
主要子会社 クラシエホームプロダクツ販売(株)
クラシエ薬品(株)
クラシエフーズ販売(株)
外部リンク https://www.kracie.co.jp/
特記事項:注:2006年カネボウ株式会社(解散時の社名:海岸ベルマネジメント株式会社)から主力3事業の譲渡を受け、「カネボウ・トリニティ・ホールディングス株式会社」に商号変更、2007年「クラシエホールディングス」に商号変更、2023年10月に事業子会社の吸収合併に伴い商号変更
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元々は旧カネボウ株式会社から分離・独立した事業のうち、日用品・医薬品・食品の各事業を統括するコーポレート機能を担う持株会社カネボウ・トリニティ・ホールディングス株式会社の発足から始まり、2007年にクラシエホールディングス株式会社に商号変更。2023年10月に傘下の事業子会社を吸収合併して事業会社化され、2007年の社名変更時からコーポレート商標として用いられていた「クラシエ」が商号を兼ねることとなった。

みどり会の会員企業であり三和グループに属している[2]

概要

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カネボウからの営業譲受

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200651500使2008162360[1]

クラシエホールディングスへの社名変更

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200771KaneboKracie使20082CM222Kracie200810Kracie20201 Kracie200810CM

200763020081111

ホーユーによる買収

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2009918360%10092493060%150[3]

40%2012330100%

ホーユーとの兄弟会社体制へ移行

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2018年8月31日に、ホーユー株式会社が保有していた全株式を、2014年5月1日にホーユー株式会社の親会社(純粋持株会社)として設立された朋友ホールディングス株式会社へ移管されて同社の100%子会社となり、ホーユー株式会社とは兄弟会社の関係となった[4]

グループ再編による事業会社化

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202310133SCM[5]

主要会社

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  • クラシエ株式会社 - 旧カネボウのコーポレート部門の受け皿会社(旧クラシエホールディングス株式会社)
    • クラシエホームプロダクツ販売株式会社 - 旧カネボウの元子会社(旧カネボウホームプロダクツ販売株式会社)
    • クラシエ薬品株式会社 - 旧カネボウの元子会社(旧カネボウ薬品株式会社)
    • クラシエフーズ販売株式会社 - 旧カネボウの元子会社(旧カネボウフーズ販売株式会社)

社名の由来

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Kracie

コーポレートスローガン

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  1961 - 1968

1969

1970 - 1972

1973 - 1989[2]

For Beautiful Human Life1972 - 2000[3]

1001987[4]

Kanebo1990 - 2000

Kanebo The Lifestyle Company2001 - 2004

KaneboKracie2007

Kracie2007 - 2008

Kracie2008 - 2019

 Kracie2020 - 

沿革

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カネボウ時代

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188756 - 綿

1888 - 

1893 - 

1894 - 

1896 - 

1899 - 

1903 - 

1905 - 

1907 - 

1908 - 

1919 - 

1921 - 

1923 - 

1928 - 

1930 - 

1931 - 

1934 - 

1936 - 

1938 - 

1939 - 

1944 - 

1945 - 

1946 - 

1947 - 3S

1949 - 

1950 - 

1955 - 

1957 - 

1958 - 

1960 - 

1961 - 

1963 - 

1964 - 

1965 - 

1966 - 

1969 - 

1970 - 

1971 - 

1972 - 

1973 - 

1974 - 

1975 - 

1976 - 

1977 - 

1978 - 

1979 - 

1980 - 80

1981 - 

1982 - 

1983 - 

1984 - 80 BIO

1985 - 

1986 - 

1987 - 100

1988 - 

1990 - 

1992 - 

1993 - 

1994 - 

1995 - 

1996 - 綿綿

1997 - 

1998 - 

1999 - MSD99

2000 - 

2001 - 

2003 - 

2004 - 

2005 - KB退

2006
131 - 232.11%33.53%3

216 - 3

221
39.82%73.35%

TOB3601162TOB

3 - TOB85%

412 - 

51
2



628 TOB


1227 - 20073

クラシエ時代

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2007
71




KaneboKracieKanebo18871887120[5]

Kracie

2008
314 - 1360

101 - Kracie

1111 - 

2009
623 - 3

710 - 1130

924 - 

2012330 - 40%

2014328 - 

2015107 - 78 [6]

2018831 - [4]

20201 -  Kracie[7]

2023
101 - [8]

106 - -[9]

1016 -  [10]

1018 - Fun to meEC[11]

製品

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ホームプロダクツカンパニーに属するトイレタリー品はクラシエホームプロダクツ#製品一覧を、薬品カンパニーに属する医薬品などはクラシエ薬品#製品を、フーズカンパニーが属する食品はクラシエフーズ#製品をそれぞれ参照。

事業場

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  • 本社 - 東京都港区海岸3-20-20 ヨコソーレインボータワー3階
    カネボウの各事業の受け皿会社となったクラシエグループの各社は、設立時は、スポンサーであるユニゾン・キャピタルの所在地である「東京都千代田区紀尾井町4-5」を本社所在地としていたが、カネボウから事業を譲り受けた時点で、カネボウの本社だった「東京都港区海岸3-20-20」のヨコソーレインボータワーに移転している[注釈 6]。なおカネボウの商標を引き継いだカネボウ化粧品は、2004年10月に「東京都港区虎ノ門5-11-1」のオランダヒルズ森タワーに本社を移転している。

工場

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工場名後のアルファベットは製造品目が属する事業カンパニーを指す(H:ホームプロダクツカンパニー、P:薬品カンパニー、F:フーズカンパニー)

なお、2023年5月31日に、現在の福知山工場と高槻第一工場の生産機能及びこれらに付随する機能を京都府長田野工業団地内に建設予定の京都工場へ移転・集約し、2026年に本稼働する予定であることを発表している[12]。 

提供番組

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テレビ

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現在
過去

ラジオ

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脚注

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注釈

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(一)^ 西

(二)^ 90Kanebo2004使

(三)^ 使

(四)^ TVCMKanebo100100

(五)^ 20161887

(六)^ 

出典

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(一)^ abc

(二)^  - 

(三)^  2009924

(四)^ ab2018831https://www.kracie.co.jp/release/10148836_3833.html2018831 

(五)^ . . 2023101

(六)^ . . 2023917

(七)^ 100 Kracie20191223https://www.kracie.co.jp/release/10159331_3833.html202016 

(八)^ 2023322https://www.kracie.co.jp/release/10183863_3833.html2023325 

(九)^ !?!106!!2023105https://www.kracie.co.jp/release/10187865_3833.html2023108 

(十)^ !1016()!!2023104https://www.kracie.co.jp/release/10187854_3833.html20231122 

(11)^ !Fun to Me 湿湿20231018https://www.kracie.co.jp/release/10188360_3833.html20231122 

(12)^ 2023531https://www.kracie.co.jp/release/10185136_3833.html2023103 

関連書籍

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  • 松尾健治『組織衰退のメカニズム:歴史活用がもたらす罠』白桃書房、2022年2月。ISBN 9784561267638。 - 前身の旧カネボウが戦後に衰退していくプロセスとメカニズムについて、史料や関係者の証言をもとに詳細に分析した経営学の書籍。

関連項目

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外部リンク

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