油圧ショベル
概要
編集歴史
編集おもな用途、および使用法に関する規制
編集呼称
編集分類・種類
編集![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/1b/Hydraulicke_demolicni_nuzky_na_podvozku_CAT_330.jpg/200px-Hydraulicke_demolicni_nuzky_na_podvozku_CAT_330.jpg)
機構
編集動力源
編集走行装置
編集アタッチメント
編集油圧を利用できるため、各作業に特化した機構を備えたアタッチメントが登場している。
バケット
編集- 選別・攪拌・混合用に使用される。箱型バケットの中にディスクの付いたシャフトが2本〜3本設置してあり、シャフトが回転し、バケットですくい込んだものを選り分ける。
解体
編集![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/dc/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%83%89_%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%91_01.jpg/220px-%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%83%89_%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%91_01.jpg)
林業用
編集その他
編集出力制御方法
編集操作方法
編集クローラの操作
編集左クローラ前進 右クローラ前進 ↑ ↑ ○ ○ ↓ ↓ 左クローラ後退 右クローラ後退
作業装置の操作
編集標準操作方式
編集一般的に「JIS方式」や「JISパターン」と呼ばれることが多いが、「ISOパターン」や「コマツ・日立パターン」が普及している地域では「横旋回」とも呼ばれる。バケットを横へ動かすときは横に、縦に動かすときは縦に左レバーを操作するという直感的で分かりやすい操作方法である。
アーム伸ばし ブーム下げ ↑ ↑ 左旋回←○→右旋回 バケット掘削←○→バケット開放 ↓ ↓ アーム曲げ ブーム上げ
コマツ・日立・住友パターン
編集「縦旋回」とも呼ばれ、日本ではコマツと日立のシェアが高いためJIS方式と人気を二分している。JIS方式と比べて、右レバーは同じだが、左レバーの上下と左右が逆転している。レバーの動きと機構の動きが一致しないため、分かりやすさではJIS方式に劣るが、小刻みに操作することの多いアームを操作しやすい横のレバー操作で操るので慣れた後の作業性は高い。例えばバケットに付いた土砂を振るい落とす動きを例に取ると、コマツ・日立・住友パターンでは、左右のレバーを内側に寄せたり外側に倒したりを繰り返せばよいが、JIS方式では左右非対称の操作になってしまい操作しにくい。
右旋回 ブーム下げ ↑ ↑ アーム伸ばし←○→アーム曲げ バケット掘削←○→バケット開放 ↓ ↓ 左旋回 ブーム上げ
三菱パターン
編集他の方式と違って右レバーで旋回するので特に注意が必要である。また、アーム操作の上下およびバケット操作の左右(掘削・開放)も逆である。
ブーム下げ アーム曲げ ↑ ↑ バケット開放←○→バケット掘削 左旋回←○→右旋回 ↓ ↓ ブーム上げ アーム伸ばし
旧コベルコパターン
編集三菱と同じく右レバーで旋回するので特に注意が必要である。また、バケット操作の左右(掘削・開放)も逆である。
ブーム下げ アーム伸ばし ↑ ↑ バケット開放←○→バケット掘削 左旋回←○→右旋回 ↓ ↓ ブーム上げ アーム曲げ
旧ナカミチ(中道)パターン
編集JIS方式と旋回・バケットのレバー操作が逆である。現在では見かけることは稀である。
アーム伸ばし ブーム下げ ↑ ↑ バケット開放←○→バケット掘削 左旋回←○→右旋回 ↓ ↓ アーム曲げ ブーム上げ
旧ヤンマーパターン
編集JIS方式に近いが、左レバーの上下が逆転している。現在では見かけることは稀である。
アーム曲げ ブーム下げ ↑ ↑ 左旋回←○→右旋回 バケット掘削←○→バケット開放 ↓ ↓ アーム伸ばし ブーム上げ
SAEパターン
編集JIS方式とはアーム操作の上下と曲げ伸ばしが左右逆になっている。
ブーム下げ アーム伸ばし ↑ ↑ 左旋回←○→右旋回 バケット掘削←○→バケット開放 ↓ ↓ ブーム上げ アーム曲げ
操縦者
編集特殊な形式
編集掘削用
編集コマツが陸上自衛隊向けに開発した掩体掘削機は掩体壕や塹壕などの掘削作業を想定し、自社製品をベースにアームの360度回転や車体を左右に傾斜させる機能を追加している。
双腕式
編集遠隔操縦
編集メーカー
編集日本のメーカー及び、日本に輸入されているもの
編集過去に製造していたメーカー(日本のみ)
編集油圧ショベルをテーマとした作品
編集備考
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集関連項目
編集- 特殊自動車(大型特殊自動車・小型特殊自動車)
- ユンボ
- バックホー
- イノベーションのジレンマ - それまで主流だったケーブル式ショベルを駆逐したことから、破壊的技術の実例としてあげられている。