トレヴィーゾ
トレヴィーゾ(伊: Treviso ( 音声ファイル))は、イタリア共和国ヴェネト州の都市で、その周辺地域を含む人口約85,000人の基礎自治体(コムーネ)。トレヴィーゾ県の県都である。
トレヴィーゾ Treviso | |
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行政 | |
国 | イタリア |
州 | ヴェネト |
県/大都市 | トレヴィーゾ |
CAP(郵便番号) | 31100 |
市外局番 | 0422 |
ISTATコード | 026086 |
識別コード | L407 |
分離集落 | #行政区画参照 |
隣接コムーネ | #隣接コムーネ参照 |
公式サイト | リンク |
人口 | |
人口 | 84793 人 (2022-01-01 [1]) |
人口密度 | 1,527.8 人/km2 |
文化 | |
住民の呼称 | trevigiani o Trevisani (ant. Trivigiani) |
守護聖人 | San Liberale |
祝祭日 | 4月27日 |
地理 | |
座標 | 北緯45度39分55秒 東経12度14分40秒 / 北緯45.66528度 東経12.24444度座標: 北緯45度39分55秒 東経12度14分40秒 / 北緯45.66528度 東経12.24444度 |
標高 | 15 (6 - 31)[2] m |
面積 | 55.50 [3] km2 |
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ポータル イタリア |
概要
編集トレヴィーゾには、アパレル会社のベネトン、自転車メーカーのピナレロ、電機メーカーのデロンギの本社が置かれている。
名称
編集標準イタリア語以外の言語では以下の名称を持つ。
地理
編集位置
編集地形
編集山地
編集河川
編集- 主な川
- ボッテニーガ川(ピアーヴェ川支流)
- シレ川
平野
編集- ヴェネト平野
海岸
編集- 湾岸
気候分類・地震分類
編集地域
編集行政区画
編集以下の分離集落(フラツィオーネ)がある。
- Monigo, San Paolo, Santa Bona, San Pelajo, Santa Maria del Rovere, Selvana, Fiera, Sant'Antonino, San Lazzaro, Sant'Angelo, San Giuseppe, Canizzano
人口
編集人口84,841人(2023年)のうち、3,000人ほどがヴェネツィア共和国時代の城壁内(ラ・ムーラ地区)か歴史地区に住み、80,000人が都会的な中心地区で暮らす。一方で市の後背地にはおよそ170,000人の人口がある。
隣接自治体
編集隣接するコムーネは以下の通り。
歴史
編集古代
編集中世
編集- 初期
ヴェネツィア時代
編集フランスとオーストリアの支配
編集トレヴィーゾは1797年にモルティエ指揮下のフランス軍に占領され、モルティエはトレヴィーゾ公とされた。フランス支配はナポレオン没落まで続き、その後オーストリア=ハンガリー帝国の領有となった。市民はそれでも心中では没落したヴェネツィア共和国寄りであり、帝国の支配を喜ばず、1848年3月にはオーストリア軍駐屯地を襲った。しかし町が砲撃された後、人々は6月のうちに捕らえられて追放された。オーストリア支配は、ヴェネト州の残りと共にイタリア王国へ併合されるまで続いた(1866年)。
近現代
編集- 20世紀
対外関係
編集姉妹都市・提携都市
編集経済
編集第二次産業
編集工業
編集交通
編集空路
編集空港
編集観光
編集文化・名物
編集宗教
編集名産・特産
編集トレヴィーゾ種のチコリとスプリッツ(トレヴィーゾの若者に人気のある食前酒)の二つがよく知られている。 特色のある料理は「risi e bisi」(米とえんどう豆)、「pasta e fagioli」(パスタといんげん豆)、「sarde e cipolle」(イワシとタマネギ)、「zuppa di piccione」(鳩のスープ)など。 ワインについてはプロセッコとカベルネが上質である。 紫キャベツ「トレヴィス」はトレヴィーゾの名産品であり、年に1度、セニョーリ広場にて「トレヴィス祭」が開催される。 世界に広まったデザートのティラミスは、1970年代にトレヴィーゾのあるレストランで生まれたとされている[8]。
スポーツ
編集- トレヴィーゾFC - プロサッカークラブ
- シスレー・バレー - プロバレーボールクラブ
- ベネトン・ラグビー・トレヴィーゾ - プロラグビークラブ
- パッラカネストロ・トレヴィーゾ - プロバスケットボールクラブ