マンハッタン
マンハッタン(Manhattan、英語発音: [mænˈhætn])は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市の地区。
マンハッタン区(ニューヨーク市) ニューヨーク郡(ニューヨーク州) Manhattan Borough New York County | |||
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愛称 : The City | |||
位置 | |||
![]() マンハッタン区 / ニューヨーク郡 | |||
座標 : 北緯40度47分25秒 西経73度57分35秒 / 北緯40.79028度 西経73.95972度 | |||
行政 | |||
国 | ![]() | ||
州 | ニューヨーク州 | ||
市 | ニューヨーク市 | ||
区/郡 | マンハッタン区(ニューヨーク市) ニューヨーク郡(ニューヨーク州) | ||
区長 | スコット・ストリンガー (民主党) | ||
地理 | |||
面積 | |||
区/郡域 | 87.46 km2 | ||
陸上 | 59.47 km2 | ||
水面 | 28.0 km2 | ||
水面面積比率 | 31.2% | ||
人口 | |||
人口 | (2020年現在) | ||
区/郡域 | 1,694,251人 | ||
人口密度 | 28,873人/km2 | ||
備考 | [1] | ||
その他 | |||
等時帯 | 東部標準時 (UTC-5) | ||
夏時間 | 東部夏時間 (UTC-4) | ||
マンハッタン区はニューヨーク市の行政区、ニューヨーク郡はニューヨーク州の郡。両者の領域は同じ。 | |||
公式ウェブサイト : Manhattan Borough President |
概要
編集地理
編集マンハッタン島
編集その他の小島
編集- 地名
気候
編集人口
編集統計年 | 人口 | 増減率 |
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1656 | 1,000 | - |
1698 | 6,788 | +578.8% |
1711 | 10,538 | +55.2% |
1730 | 11,963 | +13.5% |
1731 | 8,628 | −27.9% |
1756 | 15,710 | +82.1% |
1773 | 21,876 | +39.2% |
1774 | 23,600 | +7.9% |
1782 | 29,363 | +24.4% |
1790 | 33,131 | +12.8% |
1800 | 60,489 | +82.6% |
1810 | 96,373 | +59.3% |
1820 | 123,706 | +28.4% |
1830 | 202,589 | +63.8% |
1840 | 312,710 | +54.4% |
1850 | 515,547 | +64.9% |
1860 | 813,669 | +57.8% |
1870 | 942,292 | +15.8% |
1880 | 1,164,674 | +23.6% |
1890 | 1,441,216 | +23.7% |
1900 | 1,850,093 | +28.4% |
1910 | 2,331,542 | +26.0% |
1920 | 2,284,103 | −2.0% |
1930 | 1,867,312 | −18.2% |
1940 | 1,889,924 | +1.2% |
1950 | 1,960,101 | +3.7% |
1960 | 1,698,281 | −13.4% |
1970 | 1,539,233 | −9.4% |
1980 | 1,428,285 | −7.2% |
1990 | 1,487,536 | +4.1% |
2000 | 1,537,195 | +3.3% |
2010 | 1,585,873 | +3.2% |
2018 | 1,628,701 | +2.7% |
参考文献[6][7][8] | ||
アメリカ合衆国国勢調査局[9] |
以下はマンハッタンの人種別の人口構成。
人口構成 | 2018年[10] | 2010年[11] | 1990年[12] | 1950年[12] | 1900年[12] |
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コーカソイド(白人) | 64.5% | 57.4% | 58.3% | 79.4% | 97.8% |
他の人(ヒスパニック系ではない) | 47% | 48% | 48.9% | 不明 | 不明 |
アフリカ系アメリカ人(黒人) | 17.9% | 15.6% | 22.0% | 19.6% | 2.0% |
ヒスパニック(人種は様々) | 25.9% | 25.4% | 26.0% | 不明 | 不明 |
アジア系 | 12.8% | 11.3% | 7.4% | 0.8% | 0.3% |
宗教
編集言語
編集歴史
編集![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/58/Lenapehoking.png/200px-Lenapehoking.png)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/0/08/Castelloplan.jpg/200px-Castelloplan.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/3a/Mulberry_Street_NYC_c1900_LOC_3g04637u.jpg/220px-Mulberry_Street_NYC_c1900_LOC_3g04637u.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/b5/Manhattan_1931.jpg/220px-Manhattan_1931.jpg)
マンハッタンのスカイライン
編集(2)タイムワーナーセンター (3)en:220 Central Park South (4)セントラル・パーク・タワー (5)ワン 57 (6)432 パーク・アベニュー (7)en:53W53 (8)クライスラー・ビルディング (9)バンク・オブ・アメリカ・タワー (10)4 タイムズスクエア (11)ニューヨーク・タイムズ・ビルディング (12)エンパイア・ステート・ビルディング (13)マンハッタン・ウエスト (14)A: en:55 Hudson Yards、B: en:35 Hudson Yards、C: 10 ハドソン・ヤード D: en:15 Hudson Yards (15)56 レオナード・ストリート (16)8 スプルース・ストリート (17)ウールワース・ビルディング (18)アメリカン・インターナショナル・ビルディング (19)30 パーク・プレイス (20)40 ウォール・ストリート (21)3 ワールドトレードセンター (22)4 ワールドトレードセンター (23)1 ワールドトレードセンター
地区
編集通り
編集ネイバーフッド
編集住所
編集マンハッタン島内における主要な通りの住所を見つけるにはマンハッタン住所算法が一般に用いられる。これはニューヨーク市の電話帳やガイドブックの他、MTAバスの地図でも用いられている。
経済
編集マンハッタンに本拠を置く企業
編集文化
編集マンハッタンには多くの世界的に有名な美術館や博物館が所在しており、その芸術コレクションは世界有数である。また劇場やコンサートホールなどの文化施設も充実している。
文化施設
編集- 劇場・コンサートホール・スタジアム
- リンカーン・センター
- カーネギー・ホール
- ラジオシティ・ミュージックホール(ロックフェラー・センター内)
- ブロードウェイ・シアター
- マディソン・スクエア・ガーデン
- アポロ・シアター
- 美術館・博物館
マンハッタンに本拠を置くスポーツチーム
編集- ニューヨーク・ニックス (NBA)
- ニューヨーク・レンジャース (NHL)
- ニューヨーク・リバティ(WNBA、ホームスタジアムはプルデンシャル・センターだがマディソン・スクエアガーデンをホームとして使用することもある)
- かつてマンハッタンに本拠を置いていたスポーツチーム
- ニューヨーク・ジャイアンツ(MLB、現サンフランシスコ・ジャイアンツ)
- ニューヨーク・ヤンキース (MLB)
- ニューヨーク・メッツ (MLB)
- ニューヨーク・ジャイアンツ (NFL)
- ニューヨーク・ジェッツ (NFL)
- ニューヨーク・コスモス (NASL)
観光
編集ランドマークと見どころ
編集- セントラル・パーク
- 国連本部ビル
- メトロポリタン美術館
- ニューヨーク近代美術館 (MoMA)
- アメリカ自然史博物館
- 5番街
- グランド・セントラル・ターミナル
- ロックフェラーセンター
- リンカーン・センター
- カーネギー・ホール
- ゲデス・フォークシティ
- マディソン・スクエア・ガーデン
- ブロードウェイ
- タイムズスクエア
- ワシントン・スクエア
- ハイライン
- クライスラー・ビルディング
- エンパイア・ステート・ビルディング
- フラットアイアンビルディング
- ウォール街
- ニューヨーク証券取引所
- ワールドトレードセンター
- ダコタ・ハウス
- グリニッジ・ヴィレッジ
- リトル・イタリー
- チャイナ・タウン
- 教会
- パブリックアート
公園
編集- アフリカ人墓地ナショナル・モニュメント
- クリントン城ナショナル・モニュメント
- フェデラル・ホール国定記念物
- グラント将軍国定記念物
- ガバナーズ島ナショナル・モニュメント
- ハミルトン・グレインジ国定記念物
- ロウワー・イースト・サイド・テネメント記念館
- 自由の女神ナショナル・モニュメント(エリス島およびリバティ島を含む国定歴史保護地区。このうちエリス島の一部はマンハッタン区に含まれる。)
- セオドア・ルーズベルト生誕地国立史跡
建築
編集ショッピング
編集マンハッタン内および周辺エリアの住人の平均収入が高い上、世界各国から観光客が集まるため、これらの高所得層をターゲットにしたデパートやブティック、ショッピングモールが多数存在する。
デパートおよびショッピングモール
編集- サックス・フィフス・アヴェニュー
- バーグドルフ・グッドマン
- ブルーミングデールズ
- バーニーズ・ニューヨーク
- メイシーズ
- ロード・アンド・テイラー
- ヘンリ・ベンデル
- トランプ・タワー
- タイム・ワーナー・センター
ブランド店
編集その他
編集ホテル
編集最高級ホテル
編集- ウォルドルフ=アストリア
- プラザ・アテネ・ニューヨーク
- プラザホテル
- ザ・ピエール
- ジュメイラ・エセックスハウスホテル
- セント・レジス
- フォーシーズンズ・ホテル・ニューヨーク
- マーク
- シェリー・ネザーランド
- トランプインターナショナル・ホテル・ニューヨーク
- リッツ・カールトン・ニューヨーク
- マンダリン・オリエンタル・ニューヨーク
- ペニンシュラ・ニューヨーク
- ザ・セタイ・フィフスアベニュー
高級ホテル
編集- ニューヨーク・ヒルトン
- ニューヨーク・マリオット・マーキス
- シェラトン・マンハッタン・アット・タイムズスクエア
- シェラトン・ニューヨーク・ホテル&タワーズ
- Wニューヨーク
- グランド・ハイアット
- ソフィテル・ニューヨーク
- ミレニアム・ブロードウェイ
- ウェスティン・ブロードウェイ
- アルゴンキン・ホテル
- キタノ・ニューヨーク
- ル・パーカー・メリディアン
中級ホテル
編集- ニューヨーク・ヘルムズレイ
- ヘルムズレイ・ミドルタウン・ホテル
- ミレニアム・UNプラザ
- ホリデイ・イン・ミッドタウン・マンハッタン
- ホリディ・イン・ブロードウェイ
- ノボテル・ニューヨーク
- コンフォート・イン・マンハッタン
- ミルフォードプラザ・アット・タイムズスクエア
- ルーズベルト・ホテル
一般ホテル
編集- デイズ・イン・ホテル・ニューヨークシティ・ブロードウェイ
- ベストウエスタン・プレジデント・ホテル
- エコノロッジ・タイムズスクエア
- ホテル・ペンシルベニア
- ウエリントン・ホテル
デザイナーズホテル
編集- パラマウント・ホテル
- ロイヤルトン・ホテル
- ハドソン
- アレックス
- ソーホー・グランド・ホテル
交通
編集マンハッタンは、全米で最も自動車の所有率が低い地域として原油価格の高騰などでも他の地域に比べれば、比較的経済的ショックを受けにくい耐久力を持つと言われる。アメリカの都市では例外的に、公共交通機関が発達している点が理由として指摘される。
MTA交通網
編集地下鉄 (Subway)
編集バス
編集タクシー (Yellow Cab)
編集- ニューヨークのタクシーについては「イエローキャブ」の記事も参照
自動車の運転
編集サイクリング
編集近年、マンハッタン内の道路脇に自転車道の整備が進んできている。
島外(市外)との交通
編集ロングアイランド鉄道 (Long Island Rail Road)
編集メトロノース鉄道 (Metro-North Rail Road)
編集グランドセントラル駅から発着しており、NY州アップステイト、コネティカット州、マサチューセッツ州など北方に向かう鉄道である。
Harlem Line
- ウェストチェスター (Westchester)、ペルハム (Pelham)、パーチェス (Purchase) などに伸びる。日本人駐在員が多く在住するスカースデールやハーツデール、ヨンカーズなどの近郊住宅地との間を結ぶことから日本人の乗客も多く、「オリエント・エクスプレス」との異名を取ったこともある。
Hudson Line
- ダッチェス地区に伸びる。
New Heaven Line
ニュージャージー (Transportation to New Jersey)
編集- マンハッタンから2箇所運行しており、AM6〜PM0まで10〜15分間隔で、通勤・通学の足としても使われている。
スタテンアイランド・フェリー (Staten Island Ferry)
編集マンハッタンの南、自由の女神が立つリバティ島のさらに南にニューヨーク市のスタテンアイランド区がある。アメリカならではの住宅街が広がる完全な島であり、マンハッタンとを結ぶ橋・トンネルはなくブルックリンに巨大な橋が架かっているのみである。スタテンアイランド・フェリーは全て無料。マンハッタンの夜景や自由の女神を横切って走るフェリーはニューヨーカー達のビュースポットでもある。2〜3台運行しており、20分間隔程で往復している。
同島に陸路で行くルート例としては、地下鉄でブルックリンまで行き、そこからバスで橋を渡る。
ヘリコプター
編集イースト川のピア6にあるマンハッタンの公営ヘリポート(ダウンタウン・マンハッタン・ヘリポート)と、ニュージャージー州のニューアーク国際空港との間をヘリコプターシャトルが8-10分で結んでいる。
教育
編集ギャラリー
編集-
ダウンタウン方面
-
アップタウン方面
-
ブルックリン方面から
-
タイムズスクエア夜景
-
ダウンタウン夜景
-
9.11記念式典
脚注
編集注釈
編集出典
編集関連項目
編集人物
編集その他
編集- 番組・映画・小説
- マンハッタンを冠するもの
外部リンク
編集- ニューヨークトラベル情報
- Lower Manhattan: Where New York Was Born - LIFE.TIME.com(ライフ).画像アーカイブ.2013年9月10日閲覧.