一方通行

交通に関する用語


一方通行の道路の例。写真のこの道路は、自動車は一方通行だが、歩行者自転車対面通行が認められている。沼袋駅前通り(東京都中野区)

日本における一方通行

編集

目的

編集



 63






1 

2 

3 

4 

5 

6 

7 

8  63



1966[1]













沿


運用

編集
 
補助標識「車両の種類」(503-A)により二輪を除外(香川県高松市
 
補助標識「車両の種類」(503-B)により二輪の自動車以外の自動車に限定(三重県尾鷲市
 
補助標識「日・時間」(502)により日時を指定(東京都新宿区
 
逆転式一方通行の実施例(東京都新宿区)
「一方通行」「車両進入禁止」「歩行者専用道路」の標識を同時に設置し、補助標識で時間別の規制内容を指定することにより一方通行の方向を変化させている。

326-AB303


車両による違い

編集


時間帯による違い

編集

宿12西1213  - 2 - 12西


自転車一方通行

編集

歩道自転車道において自転車の一方通行の規制をする場合には、矢印に自転車のマークの「自転車一方通行」(326の2-A・B)の道路標識を設置して一方通行の方向を指定して交通規制を行う(後述)。

危険運転致死傷罪の適用

編集

25112786203045 - 6258

欧米における一方通行

編集

イギリス

編集

ロンドン市内中心部では指定区域内を指定時間内に運行する自動車に対し課金する混雑課金制度が導入されているが、その迂回交通が住宅地等に悪影響を与えないよう住宅地への進入路に一方通行が設定されている[2]

ドイツ

編集

ドイツでも一方通行路において自転車を除くなど付加表示板による車両による指定が行われている[3]。自転車利用のため、交通量が少ない一方通行路で最高速度が30km/h以下の区間では付加表示板で自転車が反対方向に走行することが認められている[3]

アメリカ

編集

contraflow[4][4][4]

道路標識

編集

一方交通の道路標識は各国で異なっている。

一方通行
車両進入禁止

いずれも一方通行出口の逆走側に設置される。


326-AB303

3262-AB303

道路交通以外

編集

鉄道

編集



 - 

6 - 

船舶

編集

港湾やその付近の水域において、船舶の衝突防止のため、水路に一方通行が設定されることがある[5]

歩行者

編集

展示会展覧会などで見学する歩行者に対して一定の順序で展示物を巡回するように、通路に一方通行が設定されることがある[6]

転用

編集

一方通行は、意思伝達が一方的で相手に伝わっていないことや、その状態にある人間関係も指す。

脚注

編集

出典

編集
  1. ^ 『交通規制』技術書院〈交通工学シリーズ26〉、1966年3月20日。 
  2. ^ 諸外国の交通分野における環境施策の取組事例について 交通政策審議会
  3. ^ a b ドイツ 内閣府、2021年9月25日閲覧。
  4. ^ a b c 小池則満「我が国における大規模災害予測時の事前広域避難の可能性」日本都市計画学会都市計画報告集 No.9 2021年9月25日閲覧。
  5. ^ 海上保安庁・よくあるご質問
  6. ^ 人と防災未来センター・観覧案内・展示ガイド

関連項目

編集