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この項目では、任天堂のゲーム配信サービスについて説明しています。Linuxなどで用いられる複数のコンソールを切替えて利用できる機能については「仮想コンソール」をご覧ください。 |
ファミリーコンピュータ用ソフトなどは複数のハードにまたがって配信されているが、同一タイトルであっても、配信ハードが異なると別ソフトの扱いになる。セーブデータはもとより購入履歴も共有することはできないため、それぞれのハードで同一タイトルをプレイするためには、すべて別個に購入する必要がある。ただし、Wii Uの場合は本体にWii版バーチャルコンソールソフトの購入履歴があれば、同一タイトルのWii U版バーチャルコンソールソフトを優待価格で購入することができる︵後述を参照︶。
メガドライブ、マスターシステム、ゲームギア、PCエンジン用ソフトの配信については、それぞれのハードに深く関わったメーカーであるセガならびにハドソンとの提携により実現した。MSXについては多くのMSXゲームをネット上で配信するプロジェクトEGGやi-revoを行っているD4エンタープライズが参入を表明したことにより可能となっている。NEOGEOについては、かつてNEOGEOを販売し、その後倒産してしまった会社SNK︵初代法人︶の版権を受け継いだSNKプレイモアが参入したことにより可能となった[注5]。ゲームボーイアドバンス用ソフトはエムツーが開発を行っており、当時の取扱説明書を電子化した復刻版をプレイ中に閲覧できる[2]。なお、2012年からPCエンジンとMSXの管轄権がコナミデジタルエンタテインメント︵KONAMI︶に移行しており、前者は4月1日付を以てそれまで管轄していたハドソンを吸収合併したのに伴う措置で、後者は5月22日付で管轄していたD4エンタープライズにおける2タイトルの配信終了に伴い、同社のタイトルだけになる措置によるものだった。同社管轄ハードは社のサウンドロゴがデスクトップサウンドであり、前者は同機音源のものだが、後者はSFC音源である。
ソフトはインターネットを利用したダウンロード販売形式となっている。そのため、﹁ロムカセット﹂の形態で販売される中古ソフトと違って、売り切れの心配がなくいつでも購入できる。
主に旧ハードでヒットした作品、評価された作品、ハードにとって歴史的な作品を中心に、中には後年に至るまで長年の間日の目を見なかったマイナーゲームや、現在においてもクソゲーと呼ばれるようなカルト的人気を誇るもの、海外でしか発売されなかったもの、逆に日本でしか発売されなかったものが海外にも配信されているものまで幅広く配信されている。その反面、版権や肖像権などの理由により、配信がほぼ不可能とされるソフトが数多く存在し、ドラゴンクエストシリーズ[注6]や実況パワフルプロ野球シリーズのようにメジャーであっても配信されていないソフトもある。また、レア社など、かつてのセカンドパーティであったゲームも、ほかの会社に移籍したことによるライセンスの問題であまり配信されていないケースもある[注7]。
基本的にソフトウェアはすべて有償である。2020年現在までに無償で随時一般配信されているソフトはないが、Wiiの﹁インターネットチャンネル﹂の無償化に伴うファミリーコンピュータ用ソフトプレゼント[注8]や﹁手助けポイントキャンペーン﹂、3DSの﹁アンバサダー・プログラム﹂﹁ニンテンドーネットワークID登録感謝キャンペーン﹂など、一部のユーザーのみを対象に無償で提供された例や、﹃脳を鍛える大人のDSトレーニング﹄のように一定期間無償で先行配信された例はある。
日本国内でバーチャルコンソールで配信されているタイトルについては以下の各項目を参照。
日本国外については以下のリンクを参照。
- アメリカ地域
- ヨーロッパ・オーストラリア地域
- 韓国地域
- アジア地域
旧ハードのゲームには、本来ゲームのキャラクターではない漫画・アニメ・特撮・映画などの外部版権キャラクターを起用したキャラクターゲームや、芸能人・文化人・アスリートなどの実在する著名人を起用したタレントゲームも多数含まれているが、発売から10年以上経過したことで版元の事情やライセンスの方針が大きく変わり、タレントゲームにおいては肖像権の問題で許諾を得るのが難しくなっているため、著作権・肖像権が元から製作元に属す作品[注9]もあるが、配信を開始させる際に版権元や著名人が所属する事業所より改めて許諾を得る必要があることから、あまり多く配信されていない[注10]。
2020年時点で日本国内において配信されたキャラクターゲーム・タレントゲームは以下の通り。
バーチャルコンソールのソフトは前述の通り、ハードウェアのエミュレーションにより、対象のハードウェアの動作を忠実に再現したものであり、本体のシステムに影響を及ぼしたり、プレイに支障をきたしたりするような大きなバグを除き、実機で可能だった裏技や、バグも再現できる場合が多い[注14]。移植ではないため、すでにリメイクなどが行われていても、再現の対象と同じ動作になる反面、エミュレーションの精度によって音飛びなど、本来の実機とは異なる動作になるソフトウェアも存在する。特に入力遅延は1フレーム - 数フレームほど必ず発生する。また、日本地域のバーチャルコンソールには、﹃悪魔城伝説﹄などのようなファミコンでしか使用できなかったミキサーによる拡張音源の出力にも対応している[注15]が、実機とは異なり拡張音源側の音量が若干大きい場合などがある。
なお、さまざまな事情により以下のように動作や表記が変更されたソフトが存在する。
バーチャルコンソールでダウンロードできるソフトは、ゲームボーイ用ソフトとゲームボーイアドバンス用ソフト、ニンテンドーDS用ソフトの一部を除いていずれもCERO(コンピュータエンターテインメントレーティング機構)発足前に発売されたソフトであるが、配信時にすべてのソフトが改めて審査を受けている。
その他のソフトはすべてCERO:A(全年齢対象)となっており、2021年現在、CERO:Z(18才以上のみ対象)やCERO:教育・データベース区分のソフトは配信されていない。
Wii版バーチャルコンソールのロゴ
最初にバーチャルコンソールが始まったWiiでは、本体発売︵日本では2006年12月2日︶と同時にサービスを開始。その後、2007年9月18日よりNEOGEO用ソフトが、2008年2月26日よりマスターシステム用ソフトが、2008年5月27日よりMSX用ソフトが、2009年3月26日よりアーケードゲームが新たにラインナップに加わった。2007年10月10日に開催された﹁任天堂カンファレス 2007.秋﹂において、全世界での総ダウンロード数が780万に達していると発表された。
新しいソフトは1か月に数回程度追加され、基本的に新しいソフトは一部例外を除き火曜日に配信された。同様に配信予定日も一部の例外を除き、基本的に金曜日に発表され、そのうち、新しいソフトはその月の最終週の金曜日に発表された。
2019年1月31日をもってWiiショッピングチャンネルがサービス終了。これにより、現在はすでにWii版バーチャルコンソール用ソフトの新規購入はできなくなっている︵将来的には購入済ソフトの再ダウンロードも不可能になる︶。また、購入に必要なWiiポイントのチャージは、これに先駆けて2018年3月27日より不可能になった[3]。
Wii U本体でも﹁Wiiメニュー﹂を選ぶことで、Wiiのバーチャルコンソールがプレイ可能であるが、操作はWiiリモコンおよび拡張コントローラに限定される。
﹃大乱闘スマッシュブラザーズX﹄には、時間制限つきの体験版として一部のソフトが収録されている。
任天堂の据え置きゲーム機で﹁ゲームソフトを配信する﹂というシステムは、過去にもスーパーファミコンの周辺機器であるサテラビューがあった[注28]。
NINTENDO64用のソフトの中には、﹁振動パック対応﹂﹁コントローラパック対応﹂﹁64GBパック対応﹂の表示が含まれている場合があるが、いずれも対応していない。マリオストーリーなど、一部のNINTENDO64用のソフトの中にはHOMEメニューを起動して閉じると読み込みが起こるソフトがある。
スーパーファミコン、メガドライブ、PCエンジン用ソフトには5人プレイ可能な作品もあるが、Wiiリモコンは4つまでしか接続できないため、不足分は別途ゲームキューブ︵GC︶用コントローラが必要になる︵必要なGC用コントローラの数 = 5 - 接続しているWiiリモコンの数︶。なお、Wii UにはGC用コントローラの差込口がないため、ゲームパッドとWiiリモコン4つで5人プレイをすることになる。
PCエンジンCD-ROM2ソフトの一部は、メモリーの制限により移植が難しく、日本ファルコムはイース4の配信が困難であることをTwitterで発言している[4]。
データレコーダー︵ファミコン︶、バックアップユニット︵PCエンジン︶対応ソフトは、周辺機器を用いることなくWii本体にデータ保存が可能となっている[注29]。
MSX用ソフトのすべてはUSBキーボードに対応しており、キーボードでゲームを遊ぶことができる。
画面の解像度はWii本体設定の﹁プログレッシブ﹂内の設定︵インターレースかプログレッシブ︶によって異なる。ただし、NEOGEOのタイトルはプログレッシブ方式による出力に対応していないため、﹁インターレース﹂に設定されている場合を参照。
﹁インターレース﹂に設定されている場合の解像度・走査方式
バーチャルコンソールアーケード以外のソフトはオリジナル版︵実機︶と同じ解像度で出力される。
バーチャルコンソールアーケードのソフトはすべて720x480で出力され、さらにオプションでゲーム画面部分の大きさ・向きなどを変更することが可能。
ファミリーコンピュータやスーパーファミコンなどの古い機種では、インターレース信号の片側のフィールドのみ走査し続ける﹁ノンインターレース方式﹂が採用されていたが、バーチャルコンソール版でも同じようにノンインターレース方式で走査される[注30]。ただし、ノンインターレース方式は正確にはNTSC信号の規格から外れる走査方式である︵擬似NTSC信号と呼ばれることがある︶。そのため、一部のパソコン用ビデオキャプチャなど、正常に処理できない機器が存在する︵映像が乱れるなど︶。
なお、WiiリモコンのHOMEボタンを押した際に表示されるHOMEボタンメニューや取扱説明書の映像は720x480の解像度、インターレース方式で走査される。そのため、ゲーム画面からHOMEボタンメニューの画面に切り替わるときや、HOMEボタンメニューからゲーム画面に切り替わるときのように、解像度と走査方式が切り替わる場面では黒画面が一瞬入る。
﹁プログレッシブ﹂に設定されている場合の解像度・走査方式
画面解像度はアップコンバート処理により720x480に引き上げられ、プログレッシブ方式で表示される。
バーチャルコンソールアーケードのソフトは、オプションでゲーム画面部分の大きさ・向きなどを変更することが可能。
アスペクト比
映像のアスペクト比は、バーチャルコンソールアーケードのソフトのみ4:3と16:9から選択可能であり、それ以外のソフトはWii本体のアスペクト比設定に関係なく4:3で表示される。
つまりテレビが4:3の場合は画面いっぱいに表示されるが、16:9の場合は4:3の領域より左右に黒帯︵黒枠︶が表示されるため、テレビが16:9の場合はピラーボックスとなる。
Wiiのバーチャルコンソールの有料ソフト購入の支払いには、Wiiポイントを使用した。一度購入手続きを行いダウンロードしたソフトは、削除しても無料で再ダウンロードすることができる。
ダウンロードしたソフトは、Wii本体内蔵フラッシュメモリもしくはSDメモリーカード・SDHCメモリーカードに保存する。Wii本体内蔵フラッシュメモリに保存した場合はWiiメニュー、SDメモリーカード・SDHCメモリーカードに保存した場合はSDカードメニューから起動する。なお、SDメモリーカード・SDHCメモリーカードに保存したソフトを他のWii本体で使用することはできない。
Wii本体にゲームキューブ用メモリーカードを差し込むことはできるが、バーチャルコンソールソフトのデータ保存はできない。
購入したソフトおよびWiiショッピングチャンネルのアカウントは、故障した本体の修理・交換対応の場合を除き、他のWii本体に移行させることはできない。WiiからWii Uへの引っ越しによる移行は可能だが、Wii UからWiiへの移行はできない。
使用するコントローラは、各プラットホームごとに対応・非対応が異なるが、
が使用可能である。
いずれもオリジナルのコントローラとは形状が異なるため、当時の操作性が完全に再現されているわけではないが、2008年にスーパーファミコンコントローラの復刻版がクラブニンテンドーの景品として配布されたほか、エクサーからはネオジオコントローラの復刻版が発売されている。復刻コントローラを参照。
バーチャルコンソールアーケードでは新たにヌンチャクにも対応したほか、ポインティングや傾き感知といったWiiリモコンおよびヌンチャクの機能を用いてアーケード版に近い(もしくはアーケード版にすらなかった)操作に対応したソフトもある。
【記号凡例】
- ○:対応
- ×:非対応
- ▲:対応。ただし、ボタンの位置の関係でそのコントローラでは操作のしづらいソフトがある。
- ■:ソフトによって、対応する場合としない場合がある。各ソフトの説明書を参照。
MSXとバーチャルコンソールアーケードのソフトは、各々のソフトにより異なる。
- ファミリーコンピュータ
|
Wiiリモコン |
クラシックコントローラ (PRO含む) |
ゲームキューブコントローラ
|
十字ボタン
|
十字ボタン |
十字ボタン・Lスティック |
十字ボタン・コントロールスティック
|
A
|
2 |
a・x |
A・X
|
B
|
1 |
b・y |
B・Y
|
START
|
+ |
+ |
START/PAUSE
|
SELECT
|
- |
- |
Z
|
llコンのA
|
なし |
L・R |
L・R
|
llコンのマイク
|
Bボタン |
Rスティック |
Cスティック
|
- スーパーファミコン
|
クラシックコントローラ (PRO含む) |
ゲームキューブコントローラ
|
十字ボタン
|
十字ボタン・Lスティック
|
十字ボタン・コントロールスティック
|
A
|
a |
A
|
B
|
b |
B
|
X
|
x |
X
|
Y
|
y |
Y
|
L
|
L |
L
|
R
|
R |
R
|
START
|
+ |
START/PAUSE
|
SELECT
|
- |
Z
|
- NINTENDO64
下図は一例であり、各々のソフトにより若干異なる。
|
クラシックコントローラ (PRO含む) |
ゲームキューブコントローラ
|
3Dスティック
|
Lスティック |
コントロールスティック
|
十字ボタン
|
十字ボタン |
十字ボタン
|
Aボタン
|
a |
A
|
Bボタン
|
b |
B
|
Cボタンユニット
|
Rスティック |
Cスティック
|
L
|
該当ボタンなし |
該当ボタンなし
|
R
|
R |
R
|
Z
|
L |
L
|
START
|
+ |
START/PAUSE
|
- メガドライブ
|
Wiiリモコン |
クラシックコントローラ (PRO含む) |
ゲームキューブコントローラ
|
十字ボタン
|
十字ボタン |
十字ボタン・Lスティック |
十字ボタン・コントロールスティック
|
A
|
A |
y |
B
|
B
|
1 |
b |
A
|
C
|
2 |
a |
X
|
START
|
+ |
+ |
START/PAUSE
|
- PCエンジン
|
Wiiリモコン |
クラシックコントローラ (PRO含む) |
ゲームキューブコントローラ
|
十字ボタン
|
十字ボタン |
十字ボタン・Lスティック |
十字ボタン・コントロールスティック
|
I
|
2 |
a |
A
|
II
|
1 |
b |
B
|
I連射
|
A |
x |
X
|
II連射
|
B |
y |
Y
|
Run
|
+ |
+ |
START/PAUSE
|
Select
|
- |
- |
Z
|
- NEOGEO
下図のボタン配置はNEOGEOCDと同一である。
※ゲームキューブコントローラ使用時、ネオジオ筐体(SC-19)と似たような配置になるので注意。
|
Wiiリモコン |
クラシックコントローラ (PRO含む) |
ゲームキューブコントローラ
|
方向レバー
|
十字ボタン |
十字ボタン・Lスティック |
十字ボタン・コントロールスティック
|
A
|
1 |
b |
B
|
B
|
2 |
a |
A
|
C
|
A |
y |
X
|
D
|
B |
x |
Y
|
START
|
+ |
+ |
START/PAUSE
|
SELECT
|
- |
- |
Z
|
- マスターシステム
|
Wiiリモコン |
クラシックコントローラ (PRO含む) |
ゲームキューブコントローラ
|
十字ボタン
|
十字ボタン |
十字ボタン・Lスティック |
十字ボタン・コントロールスティック
|
2
|
2 |
a・y |
X・B
|
1
|
1 |
b |
A
|
2連射
|
|
L |
L
|
1連射
|
|
R |
R
|
PAUSE
|
+ |
+ |
START/PAUSE
|
RAPID
|
A+B |
ZL |
Z
|
連射ボタンはそのボタンを押しながら、2ボタンか1ボタンのボタンを押すと、押したボタンが連射するようになる。もう一度同じ方法でやると元に戻る。
プレイ中にWiiリモコンのHOMEボタンを押し、メニューから﹁説明書﹂を選択することで、画面上でそのソフトの取扱説明書を確認できる。
なお、ファミコン・スーパーファミコン・NINTENDO64の配信済みおよび配信開始間近のタイトル︵自社タイトル・サードパーティタイトル問わず︶については、任天堂Wii紹介サイトの﹁バーチャルコンソール タイトルラインナップ﹂から行ける紹介ページでゲーム説明や操作方法を見ることができる。同様にPCエンジンのタイトルはハドソンの特設サイト、マスターシステムとメガドライブのタイトルはセガの特設サイト、NEOGEOのタイトルはSNKプレイモアの特設サイトでゲーム紹介・説明を見ることができる︵リンク先は外部リンクに記載︶。
一方、バーチャルコンソールアーケードについては各自のメーカーの特設サイトを設けているが、︵現在配信中のタイトルでは︶テクモは紹介ページを設けており、セガはマスターシステムとメガドライブ配信タイトルの特設サイトで一括して紹介している。バンダイナムコゲームスはスクリーンショットと︵配信中タイトルについては︶YouTubeのバンダイナムコゲームスチャンネルの該当タイトルの動画︵およそ20〜40秒程度︶へのリンクに留められていたが、2009年11月以降配信開始のゲームについては個別の紹介ページが設置されるようになり、2020年現在全配信タイトルに設置されている。
プレイ中にWiiリモコンのHOMEボタンを押し、メニューから﹁Wiiメニューにもどる﹂を選択するとバーチャルコンソールのゲームを終了してWiiメニュー画面に戻るが、この際にプレイ中の状況が保存され、次回そのソフトを起動した時には中断した時点から再スタートすることができる。
バッテリーバックアップによるセーブ機能がないソフトやパスワード機能がある初期ファミコンソフトなど、長時間プレイしても電源を切ると最初からやり直しになるゲームも、この中断機能によって続きからプレイできるようになる。ただし、﹃ファイアーエムブレム﹄同様、中断データは各ゲームにつき1つだけ保持可能で、かつ次回起動時には必ず中断した状態から再スタートし、読み込まれた時点でデータは削除されるため、いわゆるセーブデータのように任意の状態から再スタートすることはできない。
中断機能を使用した後の起動時にはゲームタイトル画面以外の場面で復帰されることとなる。旧来のゲーム機のイメージからは違和感のあるこのような状況を回避するためには、次のいずれかの方法を用いる必要がある。
ゲーム開始時または終了時に﹁リセット﹂して、ゲームタイトル画面に戻る。
﹁リセット﹂することで初期状態からプレイを開始することが可能である。ただし、アーケード版﹃ぷよぷよ﹄﹃ぷよぷよ通﹄を除き、この方法ではゲーム起動時に毎回HOMEボタンメニューが表示されるという違和感を解消することはできない。
Wiiメニューに戻らずにWii本体またはWiiリモコンの﹁POWER﹂ボタンを押して電源を切る。
ゲーム開始時に以前の中断データが削除されることを利用した方法である。中断データが保存されるのは、HOMEボタンメニューから﹁Wiiメニューへ﹂を選択してゲームを終了したときである。そのため、この方法であれば中断データを保存しないで終了できる。
Wiiオプション内の﹁データ管理﹂で、セーブデータをWii本体からSDメモリーカード・SDHCメモリーカードに移動して、再びWii本体に戻す。
中断データをSDメモリーカード・SDHCメモリーカード︵以下SDカード︶にコピーできないことを利用した方法である。SDカードにセーブデータをコピー︵または移動︶すると、中断データを除いたセーブデータだけがSDカードに保存される。これをWii本体に戻せば、初回起動時は中断データのない状態で開始できる。ただし、コピー不可のセーブデータにはこの方法は使えない。また、そもそもセーブ機能がないゲームについては、中断データを削除するだけでよい。
中断データによる再スタート時は、HOMEボタンメニューが開かれた状態でゲーム再開されるが、ゲーム自体の﹁ポーズ﹂と比べて解除が遅く、ゲーム本編に戻るタイミングが分かりづらいため、再開直後のミスを防ぐためには中断前にあらかじめゲーム内でポーズをかけておくなどユーザー側での対策を取る必要がある。
なお、NINTENDO64・NEOGEO・一部バーチャルコンソールアーケードのソフトは中断機能に対応していないため、再開時の挙動は実機での電源投入時と同じである。
日本国内合計33社、日本国外合計2社が参入した(ソフト配信に参入したメーカーのうち、消滅したものは数に含めていない)。
- 合併・経営統合(スクウェア・エニックス、バンダイナムコエンターテインメント、タカラトミー、コーエーテクモゲームス、スパイク・チュンソフト)、旧会社からの権利譲渡(SNKプレイモア、アイレムソフトウェアエンジニアリング、コナミデジタルエンタテインメント、シティコネクション)などを含めず。
- 【】内は、各機種でソフトを過去にリリースしていた時の旧会社。なお、バーチャルコンソールの配信を当時旧会社が担当した場合も【】内に分類する。
日本国内製作会社
日本国外製作会社
ニンテンドー3DS版バーチャルコンソールのロゴ
2010年9月29日に開催された﹁任天堂カンファレス 2010﹂で、ニンテンドー3DSでもバーチャルコンソールが提供されることが明らかになり[5]、2011年6月7日よりサービスを開始。同年12月22日よりファミリーコンピュータ用ソフト、2012年3月24日よりゲームギア用ソフト、2013年12月25日よりPCエンジン用ソフト、2016年3月4日よりスーパーファミコン用ソフト[注32]もラインナップに加わった。このほかにも、アンバサダー・プログラムの対象者にはゲームボーイアドバンス用ソフトも無償配信されたが、今後3DS用ソフトとして一般配信する予定はないとされている︵詳細は別項︶。
オリジナル版に近い解像度と残像を再現したモードや、プレイしている状況をまるごとセーブして何度でも再開できる﹁まるごとバックアップ﹂の機能がある。ゲームボーイ・ゲームボーイカラー用ソフトの通信機能は、﹃ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ﹄、﹃ポケットモンスター 金・銀・クリスタル﹄を除いて非対応。ファミリーコンピュータ用ソフトは﹃アイスクライマー﹄の正式版︵2012年7月4日配信︶よりダウンロードプレイによる通信対戦に対応した。2人交代プレイのゲームは1台の3DSで1P・2Pをコントローラ切り替え機能で操作する仕様になっている。ゲームギア用ソフトは﹃コラムス﹄よりローカルプレイによる通信対戦に対応した。
ゲームボーイ用ソフトはすべてモノクロ画面、あるいは初代ゲームボーイ特有の液晶を再現した黄緑色の画面のみの表示となっており、スーパーゲームボーイやゲームボーイカラー・ゲームボーイアドバンスでプレイした際のカラー表示、および色の割り当てはできない。また、ポケットプリンタなどの周辺機器を用いた機能にも対応していない。
3DSのバーチャルコンソールソフトは1か月に数回程度で追加されており、主に水曜日に追加されていた。また、Wii版バーチャルコンソールとは違い、新しいソフトと配信予定日は基本的に水曜日に発表されるが、一部例外もある。
ホーム画面ではゲームボーイ、ゲームボーイカラー︵ソフトは共通カートリッジに固定︶、ゲームギア、ブラウン管テレビとファミコン︵カセットは当時のソフトの色[注33]︶、ディスクシステム本体、PCエンジン︵初代︶などが表示される。
2023年3月28日午前9時をもってニンテンドー3DSのニンテンドーeショップがサービス終了し、ソフトの新規購入ができなくなった。
3DSのバーチャルコンソールの有料ソフト購入の支払いには、ニンテンドープリペイドを使用する。
Wiiと同様に一度購入手続きを行いダウンロードしたソフトは、削除しても無料で再ダウンロードすることができる。ただし、ダウンロードしたソフトを引っ越し機能で別の3DSシリーズ本体に引っ越した場合はニンテンドーネットワークIDおよび、購入権利︵ご利用記録、アンバサダー・プログラム︶も引っ越し先に引き継ぐため、引っ越し元の3DSシリーズ本体は初期化され、その本体でソフトを再ダウンロードする場合は買い直す必要がある。
3DS本体にはバーチャルコンソール用の保存メモリが用意されていないため、ダウンロードしたソフトは、SDメモリーカード・SDHCメモリーカードに保存される。なお、SDメモリーカード・SDHCメモリーカードに保存したソフトを他の3DS本体で使用することはできないが、引っ越し機能で購入権利を別の3DS本体に引っ越しをすれば、引っ越した先の3DS本体でそのまま使用することができる。
選んでいるソフトの下画面に表示されている「説明書」を選択することで、そのソフトの取扱説明書を確認できる。また、プレイ中にHOMEボタンを押して一時中断しても確認できる。
なお、任天堂ハードの配信済みのタイトル(自社タイトル・サードパーティタイトル問わず)については、任天堂の3DSのニンテンドーeショップの「バーチャルコンソール」にある紹介ページでゲーム説明や操作方法を見ることができる。閲覧はPDF閲覧機能のあるアプリケーションがあればパソコン・携帯情報端末(タブレット・スマートフォン・フィーチャーホンどれでも)で可能だが、3DSのインターネットブラウザーにはPDF閲覧アプリケーションがないためブラウザー上からは見られない。
3DSの中断機能はWiiと同じ機能に加え、プレイしている状況をまるごとセーブして何度でも再開できる﹁まるごとバックアップ﹂の2つが用意されている︵アンバサダーのゲームボーイアドバンスタイトル、﹃ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ﹄、﹃ポケットモンスター 金・銀・クリスタル﹄は共に非対応︶。それぞれの中断機能は以下の通りとなる。
一時中断
プレイ中にHOMEボタンを押し、遊んでいるソフトを選択しているときに下画面にある﹁おわる﹂を選択するとバーチャルコンソールのゲームを終了し、この際にプレイ中の状況が保存され、次回そのソフトを起動した時には中断した時点から再スタートすることができる。中断状況を保存せず、次回電源投入時の状態からプレイしたい場合は基本的に電源ボタン長押しで終了すればよいが、PCエンジンだけは同様の操作でも中断状況が自動で保存されてしまう。
この機能でバッテリーバックアップによるセーブ機能がないソフトやパスワード機能があるソフトは、長時間プレイしても電源を切ると最初からやり直しになるゲームも、この中断機能によって続きからプレイできるようになる。
まるごとバックアップ
3DSで追加された新しい中断機能[6]。下画面全体に大きく表示されている枠をタッチする︵PCエンジン、スーパーファミコンの場合は下画面のどこをタッチしてもよい︶か、ゲームボーイ・ゲームボーイカラーではXボタン長押しすることで﹁VCメニュー﹂と呼ばれる画面が下画面に表示され、中断している状態で﹁まるごと保存﹂を選択することでプレイしている状況がそのまま保存され、保存したデータを﹁まるごと復元﹂を選択すれば保存した場面から何度でも再開できる。
この機能で何度でもやり直すことでゲームを進めやすくなり、快適にプレイできるようになるが、バッテリーバックアップによるセーブ機能のあるソフトなど、セーブデータのあるゲームは﹁まるごと保存﹂を実行すると、プレイしている状態でのセーブデータとして保存されるため、﹁まるごと保存﹂を実行せずにゲーム内で保存しても﹁まるごと復元﹂を実行してしまうと、最後に﹁まるごと保存﹂をしたセーブデータの状態に戻されてしまうので、保存の際は注意が必要である。
初回起動時ではほとんどのソフトが有効に設定されている。基本的に﹁VCメニュー﹂でR+スタート+Xボタンを同時に押すと﹁まるごとバックアップ﹂を有効と無効に設定することができるが、PCエンジンのみ有効で固定されており切り替えることはできない。
発売当時の雰囲気で遊ぶことができる機能などが用意されており、以下の通りとなる。
オリジナル版の解像度に変更
ゲームボーイ用ソフト、ゲームボーイカラー用ソフト、ゲームボーイアドバンス用ソフト、スーパーファミコン用ソフトで利用できる機能。
HOMEメニューで上記のタイトルのソフトを選択している状態で、スタートボタンかセレクトボタンを押しながらソフトを起動することで、画面が小さくなるが、3DS上画面の1ドットにオリジナル版の1ドット分を割り当てた、発売当時の解像度でプレイできる︵スーパーファミコンのみ異なり、VCメニューで設定する︶。
オリジナル版の解像度を変更するとゲーム画面の周囲の余白にそのハードに合わせた本体のフレームが追加され︵ゲームボーイアドバンス用ソフト、スーパーファミコン用ソフトは黒枠のみ︶、3D表示対応で画面の奥行きが見えるようになる︵ただし、ゲーム画面は3D表示にならない︶。
画面色を変更
ゲームボーイ用ソフトでのみ利用できる機能。
プレイ中にLボタンとRボタンを同時に押しながらYボタンを押すことで初代ゲームボーイの画面を再現したものになる。
初代ゲームボーイの画面を再現することで、色味が変わって残像が見えるようになる。
画面設定
ゲームギア、PCエンジン用ソフトでのみ利用できる機能。VCメニューの画面設定から選択する。
ゲームギアでは画面解像度を変更できる﹁画面モード﹂、本体の絵柄の色を決められる﹁本体カラー﹂、残像を再現できる﹁残像﹂、処理落ちなどを再現できる﹁パフォーマンス﹂の4つが用意されている。
画面モードは通常表示のノーマル、ワイド表示のフル、ゲームボーイとゲームボーイカラーと同じようにオリジナル版の解像度を再現したドットバイドットの3種類から選べる。ドットバイドットでは3D表示対応で画面の奥行きが見えるようになる︵ただし、ゲーム画面は3D表示にならない︶が、ゲーム画面の比率が実機の長方形と異なり正方形に近い形となる。これはゲームギアの液晶表示の仕様によるものであり、ドットバイドットで表示しない場合は実機と同じくゲーム画面は長方形に準じた比率となる。
本体カラーはドットバイドットで表示される本体の絵柄の色を選べる機能で、ブラック・ブルー・イエロー・レッドの4色から選べる。
残像はオリジナル版にあった残像描写を再現することができる機能である。
パフォーマンスは処理落ちなどの有無の選択であり、スペシャルでは処理落ちなどを一部改善して快適にゲームを遊べるもので、オリジナルではオリジナル版で発生した処理落ちなどを忠実に再現したものである。
PCエンジンでは画面スクリーンをスクリーンタイプA︵ノーマルサイズ/4:3︶、スクリーンタイプB︵フルサイズ/5:3︶、スクリーンタイプC︵スクエアサイズ/1:1︶から設定できる。
ボタン設定
ゲームギア、PCエンジン用ソフトでのみ利用できる機能。
ボタン配置を設定でき、お好みのボタン配置を選択できる。
ゲームギアでは1ボタンと2ボタンの配置に加え、VCメニューを表示するボタン、1ボタンと2ボタンそれぞれのボタンの連打を配置することができる。PCエンジンではIボタン・IIボタンやVCメニューを表示するボタンに加え、Iボタン・IIボタンの連射を配置できる︵設定上では連射は弱/強の2段階で選べるが、実際は連射速度は同じである︶。A・B・X・Y・L︵ゲームギアのみ︶・Rボタンに配置できる。
2023年3月時点、日本国内合計24社(ソフト配信に参入したメーカーのうち、消滅したものは数に含めていない)。
- 合併・経営統合(バンダイナムコエンターテインメント、タカラトミー、コーエーテクモゲームス、スクウェア・エニックス)、旧会社からの権利譲渡(コナミデジタルエンタテインメント、シティコネクション)などを含めず。
- 【】内は、各機種でソフトを過去にリリースしていた時の旧会社。なお、バーチャルコンソールの配信を当時旧会社が担当した場合も【】内に分類する。
日本国内製作会社
Wii U版バーチャルコンソールのロゴ
2013年4月17日よりWii U版バーチャルコンソールがサービス開始。同年12月25日よりPCエンジン用ソフトとMSX用ソフトが、2014年4月3日にゲームボーイアドバンス用ソフトが、2015年4月2日にNINTENDO64用ソフトとニンテンドーDS用ソフト[注34]がそれぞれラインナップに加わった。3DSにあった﹁まるごとバックアップ機能﹂が搭載されているほか、各ソフト毎にボタン割り当ての設定ができるようになった。Wii U GamePadにはテレビ画面と同じ映像が出力されるため、GamePadのみでプレイすることも可能。
Miiverseでは通常のWii U用ソフトと同様に、ソフトごとにコミュニティが用意されていたが、アトラスとスクウェア・エニックスのソフトはスクリーンショットを貼ることができなかった。
ゲームボーイアドバンス用ソフトとニンテンドーDS用ソフトは通信機能には非対応となっている。
なお、2015年より一部のWii用ソフトのダウンロード版がWii Uでリリースされているが、こちらはバーチャルコンソールではなくWii Uダウンロードソフトとして扱われている。
2023年3月28日午前9時をもってWii Uのニンテンドーeショップがサービス終了し、ソフトの新規購入ができなくなった。
Wii Uのバーチャルコンソールの有料ソフト購入の支払いには、ニンテンドープリペイドを使用する。ソフトの価格は機種ごとに概ね固定されているが、ソフトによっては若干上下することもある。
バーチャルコンソールは元のソフトとエミュレータ環境のセットが一つのソフトウェアとなっているため、Wii版バーチャルコンソールソフトとWii U版バーチャルコンソールソフトでは同一タイトルであっても別ソフト扱いとなる。ただし、Wiiからソフトとデータの引っ越しをしている場合、およびWii U本体のWiiメニューからWiiショッピングチャンネルでWii版バーチャルコンソールソフトを直接購入済みの場合、同一タイトルのWii U版バーチャルコンソールソフトを優待価格で購入可能。
NINTENDO64のソフトは、オリジナルが240p描画であったものでも480pで描画される。
ダウンロードしたソフトは、Wii U本体内蔵フラッシュメモリもしくはUSB記録メディアに保存する。
使用するコントローラは、各プラットホーム毎に対応・非対応が異なるが、
- Wii U GamePad
- Wii U PROコントローラー
- Wiiリモコン (横持ち・縦持ち)
- クラシックコントローラ(PRO含む)
- USBキーボード
が使用可能である。
【記号凡例】
- ○:対応
- ×:非対応
- ▲:対応。ただし、ボタンの位置の関係でそのコントローラでは操作のしづらいソフトがある。
- ■:ソフトによって、対応する場合としない場合がある。ニンテンドーeショップの各ソフトのページ、もしくは各ソフトの説明書を参照。
- ※:ソフト起動時にWiiリモコンの2ボタンを押し続けることで対応になるが、ボタンの位置の関係でWiiリモコンでは操作のしづらいソフトがある。
2023年時点、日本国内合計21社。
- 合併・経営統合(バンダイナムコエンターテインメント、コーエーテクモゲームス、スクウェア・エニックス、スパイク・チュンソフト)、旧会社からの権利譲渡(コナミデジタルエンタテインメント、ロケットカンパニー、シティコネクション)などを含めず。
- 【】内は、各機種でソフトを過去にリリースしていたときの旧会社。
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ファミコン生誕30周年記念 Wii U バーチャルコンソール 体験キャンペーン
編集
2013年1月24日より﹁ファミコン生誕30周年記念 Wii U バーチャルコンソール 体験キャンペーン﹂として、以下のソフトが30日間限定・特別価格︵30円︶で配信された。キャンペーン初期のラインナップは正式サービス開始前の先行配信であったが、前述の機能も実装済み[7]。﹃MOTHER2﹄以前の3本は先行配信終了後、サービス正式開始にあわせて通常価格で配信再開された。﹃夢の泉の物語﹄以降の4本は限定期間終了後、通常価格に切り替わった。
(一)^ Wiiではニンテンドーゲームキューブ、3DSではニンテンドーDS、Wii UではWii。なお、Nintendo Switchは過去の機種との互換性はない。
(二)^ 新規配信が約2か月で沈黙したため、4本のみに留まる︵うち1本はバーチャルコンソールのサービス終了前に販売終了︶。なお、この数字は当時発売されたタイトルの1%、Wiiで配信されたPCエンジンタイトルの4%に満たない。
(三)^ ただし、マイニンテンドーのポイント交換ギフトとして﹃さわるメイドインワリオ﹄のニンテンドーDSiウェア版が3DSのみで配信されていたことがあり[1]、他のDSiウェアソフトと同様に本体保存メモリへと保存される。
(四)^ 一例としては、ゲームギア用ソフト﹃ソニック&テイルス﹄が﹃Sonic Chaos﹄︵当時海外でのみ発売されたマスターシステム版︶としてWiiにて配信されている︵内容はほぼ同一︶。
(五)^ ただし実際はかつてのMSXと同様のD4エンタープライズが管轄しており、同社がSNKプレイモアよりライセンスを受けて配信している。
(六)^ 2011年9月に、Wii用ソフト﹃ドラゴンクエスト25周年記念 ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・III﹄としてファミリーコンピュータ版、スーパーファミコン版のI - IIIを移植したパッケージソフトが発売された。
(七)^ 一例としては、﹃バンジョーとカズーイの大冒険﹄は任天堂から発売されたが、現在の版権はマイクロソフトの子会社となった開発元のレア社にあるため、配信されていない。同じく開発元がレア社であった﹃スーパードンキーコング﹄は、任天堂に版権があるため全世界で配信されているが、2012年1月24日より一時期配信を停止していた。
(八)^ このチャンネルが有料︵500Wiiポイント︶で配信されていた期間にダウンロードしたユーザーには、500Wiiポイント相当のファミリーコンピュータ用ソフトが1本無料でダウンロードできた。
(九)^ なお、ゲーム作品を原作としたものをテレビアニメ化した作品を逆ゲーム化した作品もあるが、そのアニメ作品も含めたメディアミックス全体の知的財産権は原作のゲーム会社にある。配信例として、﹃ポケモンスナップ﹄や日本国外で発売・配信された﹃Pokémon Puzzle League﹄といった﹃ポケットモンスターシリーズ﹄の一部外伝作品や、﹃F-ZERO ファルコン伝説﹄から﹃F-ZERO CLIMAX﹄までにおける﹃F-ZEROシリーズ﹄のゲーム作品︵該当作品は全てアニメ版とタイアップを受けている︶に実例がある。
(十)^ 一例として、PCエンジンのタレントゲーム﹃カトちゃんケンちゃん﹄︵ハドソン・1987年︶が日本国外では﹃J.J.&Jeff﹄というタイトルで主人公が架空のキャラクターに変更された完全自社作品に改められているため問題なく配信されている一方、日本のみで発売された原作自体は完全に配信されていないケースが挙げられる。
(11)^ 配信開始当時は肖像権も配信元に有していたが、高橋本人は2011年6月1日をもってハドソンからゲッチャ・コミュニケーションズ︵現・MAGES.︶に移籍したものの、﹁高橋名人﹂の名称上における商標権はハドソンを経て吸収合併先のコナミデジタルエンタテインメントによって退社前の2006年10月13日に登録︵登録番号第4994766号、登録区分第9・41類で、何れもコンピュータゲーム関連︶されているので、商標権のみが辛うじて自社に残っている程度。
(12)^ 2012年1月24日をもって配信を終了した。
(13)^ ﹃ガンダムシリーズ﹄の著作権を有する創通およびサンライズ︵現在のバンダイナムコフィルムワークス︶は、製作・配信元の親会社であるバンダイナムコホールディングス傘下の企業である。特に2019年に創通がバンダイナムコグループに入って以降は、シリーズ全体のIPが創通からバンナムHDに移動されているため、実質的な完全自社版権となっている。
(14)^ ただし﹃スーパーマリオ64﹄、﹃スーパードンキーコング﹄のような同じタイトルであっても初期版と修正版などとの複数のバージョンが存在するゲームである場合において、バーチャルコンソールで配信されているソフトのバージョンは修正版の方に優先しているため、中には実機での初期版にしかできない裏技やバグも存在する。
(15)^ 日本で発売されたファミリーコンピュータ本体にはカセット音声入出力端子が搭載されているため、ロムカセット側に音源を搭載することで、自由に拡張できた一方、海外で発売されたNES本体にはカセット音声入出力端子が搭載されていないため、これらの拡張音源を使用することができない。
(16)^ Wii U版では明度を下げる代わりにエフェクトおよびテクスチャの改変が施されていない。NINTENDO 64 Nintendo Switch Onlineではこれらのエフェクトおよびオブジェクトの色合い、点滅表現が全て元通りになっている。
(17)^ ただし公式サイトの画像は、実機のものが使われているのか、﹁どじんのいえ﹂となっている。
(18)^ 表記上﹁タバコ﹂と逆に記載されている部分である。
(19)^ MOTHERでは敵キャラクターのタバコなど一部のグラフィックが削除されている。MOTHER2では﹁リセットボタンを押さないで﹂が削除された。
(20)^ Wii U版のみ。Wii版ではオリジナル版と同じ、赤十字マークとなっている。
(21)^ マイク以外にも、オリジナルでは2コントローラの下とAボタンを押下するという手段もあった。
(22)^ あいことば︵引継ぎパスワード︶はオリジナル版との互換性を有しているため、ゲームボーイアドバンス本体とオリジナル版のソフトがあれば、そこで発行したあいことばをバーチャルコンソール版に引き継ぐことで、指輪を全種類入手できる。
(23)^ 一例としては、ファミコンの﹃へべれけ﹄が欧州版﹃Ufouria: The Saga﹄の内容で元々発売されていなかった北米に配信されるとき、それらのテレビ規格は欧州向けのPALであったため、北米向けのテレビに合わせてNTSCに変換されている。
(24)^ ただし、Wii U版では川崎重工業の広告がそのまま表示されている。[1]
(25)^ この電話番号は、発売当時にテクノスジャパンが開設していた﹁テクノスファミコン情報局﹂の電話番号の先頭3桁を削ったものである。
(26)^ ﹃ぷよぷよ﹄﹃ぷよぷよ通﹄の場合、1998年をもってコンパイルからセガに権利が譲渡されているが、バーチャルコンソールでの配信時には当時のコンパイル名義のままでクレジットされ、権利者の表記は修正されていない。
(27)^ 現在はニンテンドーWi-Fiコネクションの無料サービスが終了している
(28)^ 任天堂以外の据置ゲーム機では、セガが行っていたメガドライブの﹁ゲーム図書館﹂やドリームキャストの﹁ドリームライブラリ﹂、ハドソンがPlayStation 2のオンラインコンテンツ﹁Playstation BB﹂において行っていたゲーム配信サービスなどがある。
(29)^ ただし﹃ナッツ&ミルク﹄、﹃ロードランナー﹄は、エディットモードのセーブ機能がカットされている。
(30)^ ブラウン管テレビなどインターレース方式で走査されるディスプレイでバーチャルコンソールソフトの映像を表示すると、片方のフィールドが走査されていない︵無数の黒い横線が出る︶ことが確認できる。
(31)^ 当時メサイヤが各機種でリリースしていたタイトルに関しては、ごく一部の例外を除き主にハドソンより配信されていた。
(32)^ Newニンテンドー3DS、Newニンテンドー3DS LL、Newニンテンドー2DS LL専用
(33)^ ただし、熱血硬派くにおくんのみ黄色のソフトになっている。オリジナルは赤色のソフト。
(34)^ DS用ソフトはこれに先駆けて、2014年6月4日から6月30日までの期間限定で﹃脳を鍛える大人のDSトレーニング﹄を無料配信していた。同ソフトはその後、2015年8月5日より正式に配信が開始された。
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