ブルーミントン (ミネソタ州)
ブルーミントン City of Bloomington | |
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昔のブルーミントン町役場 | |
位置 | |
ヘネピン郡内の位置 | |
座標 : 北緯44度50分1秒 西経93度18分36秒 / 北緯44.83361度 西経93.31000度 | |
歴史 | |
法人化 | 1858年 |
行政 | |
国 | アメリカ合衆国 |
州 | ミネソタ州 |
郡 | ヘネピン郡 |
市 | ブルーミントン City of Bloomington |
市長 | ジーン・ウィンステッド |
地理 | |
面積 | |
市域 | 99.4 km2 (38.4 mi2) |
陸上 | 91.9 km2 (35.5 mi2) |
水面 | 7.5 km2 (2.9 mi2) |
水面面積比率 | 7.53% |
標高 | 252 m (827 ft) |
人口 | |
人口 | (2020年現在) |
市域 | 89,987人 |
備考 | [1] |
その他 | |
等時帯 | 中部標準時 (UTC-6) |
夏時間 | 中部夏時間 (UTC-5) |
公式ウェブサイト : City of Bloomington |
歴史
編集1900年代 - 1930年代
編集1900年以後、人口は千人を超え、ブルーミントンは都市に変わり始めた。人口の増加と共に市民の間に社会的な問題に関する紛争が持ち上がってきた。この期間の大きな問題の中には、個々の学校を解体してより大きな統合学校にすることに父母達が賛成しなかったことや、税金を上げることに対する恐れがあった。1900年までに地域には6つの学校があり、1年生から8年生まで200人以上の生徒が入学していた。1917年までに学校の統合問題は解決された。この年、有権者達が学校の統合を承認し、1年後に中等教育やスクールバスによる登校が始まった。この頃電話や自動車が町に現れた。
1940年代 - 1950年代
編集1960年代 - 1970年代
編集1980年代から現在
編集地理
編集ブルーミントンの気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
平均最高気温 °C (°F) | −6 (22) |
−2 (29) |
5 (41) |
14 (57) |
21 (70) |
26 (79) |
28 (83) |
27 (80) |
22 (71) |
14 (58) |
4 (40) |
−3 (26) |
12.5 (54.7) |
平均最低気温 °C (°F) | −16 (4) |
−11 (12) |
−5 (23) |
2 (36) |
9 (48) |
14 (58) |
17 (63) |
16 (61) |
11 (51) |
4 (39) |
−4 (25) |
−12 (11) |
2.1 (35.9) |
降水量 mm (inch) | 26.4 (1.04) |
20.1 (0.79) |
47.2 (1.86) |
58.7 (2.31) |
82.3 (3.24) |
110.2 (4.34) |
102.6 (4.04) |
102.9 (4.05) |
68.3 (2.69) |
53.6 (2.11) |
49.3 (1.94) |
25.4 (1.00) |
747 (29.41) |
出典:weather.com[8] 2009-01-12 |
市内を州間高速道路35W号線が通っているので「ウェスト・ブルーミントン」と「イースト・ブルーミントン」に分けられる。ウェスト・ブルーミントンは新築家屋が多い住宅地区であり、その北部は州間高速道路494号線沿いに多層階のオフィスビルが並んでいる。イースト・ブルーミントンは工業地区、小売店集積地があり、低価格住宅の大半もある。地元の者の多くは自分達のことを「イースト・ブルーミントン」や「ウェスト・ブルーミントン」出身と呼ぶ。その境界は西のフランス・アベニュー辺りであり、高校の校区境界と一致している[9]。
人口動態
編集人口推移 | |||
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年 | 人口 | %± | |
1880 | 820 | — | |
1890 | 959 | 17.0% | |
1900 | 1,085 | 13.1% | |
1910 | 1,161 | 7.0% | |
1920 | 1,330 | 14.6% | |
1930 | 2,645 | 98.9% | |
1940 | 3,647 | 37.9% | |
1950 | 9,902 | 171.5% | |
1960 | 50,498 | 410.0% | |
1970 | 81,971 | 62.3% | |
1980 | 81,831 | −0.2% | |
1990 | 86,355 | 5.5% | |
2000 | 85,172 | −1.4% | |
2010 | 82,893 | −2.7% | |
2020 | 89,987 | 8.6% | |
U.S. Decennial Census |
以下は2000年の国勢調査による人口統計データである。
基礎データ
人種別人口構成
年齢別人口構成
|
世帯と家族(対世帯数)
収入編集収入と家計 |
2005年から2007年にアメリカ合衆国国勢調査局が行ったコミュニティ調査では、ブルーミントン住人の82.7%が白人であり、この内80.9%は非ヒスパニック系である。アフリカ系アメリカ人は6.6%だった。ネイティブ・アメリカン0.3%、アジア人5.1%であり、太平洋諸島系は存在無しだった。その他民族は3.9%であり、その内0.8%は非ヒスパニック系だった。混血は1.4%であり、その内1.3%は非ヒスパニック系だった。さらにヒスパニック系は5.0%いた[11][12]。
経済
編集ブルーミントンには大きな雇用主の集積があり、10万人以上の勤め口を提供している。主要交通路やミネアポリス・セントポール国際空港に近いという立地から、約1万室のホテルがある宿泊設備でも地域の中心になっている。
市政
編集ブルーミントン市は7人の非常勤委員からなる市政委員会が治めている。委員は市長1人と委員6人であり、委員の4人は選挙区から、2人は市選対から選挙される。任期は4年間であり、例外として選挙区再構成期間は任期2年間となる。選挙は無党派で行われる。
市政の運営は市自体、港湾局および住宅再開発局という相互に連携する3つの主体によって管理されている。港湾局はモール・オブ・アメリカがあるミネソタ川に沿ったエアポートサウス地区の開発を管理している。住宅再開発局市内の低所得者向け住宅を取扱い、市の再開発を監督している。港湾局および住宅再開発局の各理事会構成員は市政委員会が管理している。
市の組織化を定めた文書である市憲章は1960年11月に有権者によって承認された。
公共事業
編集教育
編集私立学校
編集高等教育
編集- ノーマンデール・コミュニティカレッジ、2年制、学生数8,500人、1968年創設、ミネソタ州カレッジ・大学システムの一部
- ノースウェスタン健康科学大学、カイロプラクティック、鍼治療、東洋医学、およびマッサージの分野で自然健康管理と患者研究に特化
- ベサニー・カレッジ・オブ・ミッションズ、小さなキリスト教学校、伝道の準備に特化
芸術とメディア
編集著名な出身者
編集- トニー・オリバ、元メジャーリーグベースボール選手、ミネソタ・ツインズ
- ケント・ハーベック、元メジャーリーグベースボール選手、ミネソタ・ツインズ、ブルーミントン生まれ
- ベン・クライマー、NHLアイスホッケー選手、ワシントン・キャピタルズ、ブルーミントン生まれ
- トム・ギルバート、NHLアイスホッケー選手、エドモントン・オイラーズ、ブルーミントン生まれ
- ピーター・ミューラー、NHLアイスホッケー選手、コロラド・アバランチ、ブルーミントン生まれ
- エリク・ジョンソン、NHLアイスホッケー選手、2006年のドラフトで第1指名、ブルーミントン生まれ、2010年冬季オリンピックでアメリカ代表
- ザック・パリス、NHLアイスホッケー選手、ニュージャージー・デビルス、ブルーミントン生まれ、2010年冬季オリンピックでアメリカ代表
- マーク・パリッシュ、AHLアイスホッケー選手、ノーフォーク・アドミラルズ
- トム・バーネット、ユナイテッド航空93便の乗客
- レーン・キフィン、南カリフォルニア大学トロージャンズ・フットボールチームのヘッドコーチ
- スティーブ・ラッシン、スポーツ・イラストレイテッド誌のコラムニスト
- ウォーレン・スパナウス、元ミネソタ州検事総長、現在の住人
- コール・アルドリッチ、バスケットボール選手、カンザス大学、ナショナル・バスケットボール・アソシエーションで活躍が見込まれる
- ロイド・リー、NFLシカゴ・ベアーズのコーチ
- ピート・ドクター、『モンスターズ・インク』と『カールじいさんの空飛ぶ家』のアニメーション監督
- ジェナ・スミス、イリノイ大学女子バスケットボール選手、WNBAワシントン・ミスティクス
脚注
編集外部リンク
編集- City of Bloomington Website - 公式サイト
- Bloomington Sister City Organization Website
- South Metro Public Safety Training Facility, of which Bloomington is a founding partner
- Bloomington Convention and Visitors Bureau
- ミネソタ日本語補習授業校(日本語版)
- ミネアポリス日本語補習授業校(日本語版)