ラジオ・チャリティー・ミュージックソン
ラジオ・チャリティー・ミュージックソン | |
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愛称 | ミュージックソン、Mソン |
ジャンル | チャリティー番組 / 音楽番組 / ラジオの長時間特別番組 / 日本の長時間特別番組 |
放送方式 | 生放送 |
放送期間 | 1975年(昭和50年)12月24・25日 - 継続中 |
放送時間 | 12時00分(正午) - 翌日12時00分 |
放送回数 | 49回 |
放送局 | ニッポン放送(LF) |
ネットワーク | NRN[注 1] |
パーソナリティ | パーソナリティ一覧参照 |
出演 | パーソナリティ一覧参照 |
テーマ曲 | 「夢のトランペット」(ニニ・ロッソ)[1] |
これまでは『チャリティ(ー)』のあとの長音表記にはブレがあったが、2020年頃からは長音表記なしの『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』に統一される傾向にある。
概要
編集誕生の経緯
編集ミュージックソン開始前の1975年(昭和50年)3月に近畿放送(KBS京都)が放送した『宮城まり子のチャリティーテレソン』が放送界におけるチャリティー番組の先駆けだが、これはテレビ番組であった。
募金活動
編集受付方法
編集2020年以降の活動対応
編集参加局
編集公営競技中継との兼ね合い
編集12月24日が日曜日の場合は、公営競技の1年最大のイベントである中央競馬のGI有馬記念、BOAT RACEのSGグランプリ(旧・賞金王決定戦)優勝戦と重なることがある。
有馬記念
編集ラジオ福島では24日が日曜日の場合、有馬記念はレース前後の時間帯のみ日経ラジオ社(NSB→ラジオたんぱ→ラジオNIKKEI:旧・日本短波放送。『中央競馬実況中継』)発のネット受けを行う。ラジオ福島は通常の競馬中継でも福島競馬場以外のレース実況はラジオNIKKEIの中継を受けている。
中国放送は、プロ野球中継『Veryカープ!RCCカープデーゲーム中継』が放送されるときと同様にレース実況(MBSラジオ発)を放送せず、ミュージックソンの途中で結果・払戻金のみ伝える。
ボートレースグランプリ
編集2018年以降は24日が日曜日でボートレースグランプリ優勝戦と重なる場合、ラジオ大阪では当番組を一時中断ないしは後倒しにして『BOATRACE LIVE』(文化放送発)をネット受けする。
ラジオ福島は昼間開催の2018年は放送を見送ったがナイター開催となる2023年はネット受けした。
中国放送ではBOATRACE LIVEを系列のコミュニティFM局FMちゅーピーで代替放送する。
西日本放送は2018年から、青森放送は2023年からBOAT RACEの放送を見送って当番組を優先する。
様々な展開
編集番組内
編集ニッポン放送では、多くの時間帯に通常編成している番組のパーソナリティやメインパーソナリティに関係する人物をゲストに呼ぶ事が多いが、2020年はそれが廃止されてメインパーソナリティだけで24時間放送された。また、終盤には筑波大学附属視覚特別支援学校[注 12]の児童達が必ずゲスト出演する。
声の握手
編集オールナイトニッポン・オールナイトニッポン0(ZERO)
編集毎年12月24日深夜1時からどちらかの曜日のオールナイトニッポン(旧1部)のレギュラーパーソナリティ、もしくはこの年のミュージックソンのメインパーソナリティが出演して募金を呼びかける特別番組『オールナイトニッポン ラジオ・チャリティー・ミュージックソン』が放送され、ネットワークゾーンとして機能する。ミュージックソン非参加局がネット受けした場合、特別番組やチャリティ受け付けなどの活動を実施していない地域でもこの時間帯のみ、ミュージックソン関連番組が放送される場合もある。
協賛社[注 20]のCMは通常通り、もしくはフィラー送信を行う。
2019年度まで一部のネット局では『オールナイトニッポン』を休止し、引き続き自社制作の『ラジオ・チャリティー・ミュージックソン』を放送することがあったが、2020年度、2021年度ではレギュラーの『オールナイトニッポン』・『オールナイトニッポン0(ZERO)』をネットしている全局で放送されている。
23:50-翌0:30頃までは「クリスマスカウントダウンライブ」が行われるが、こちらはニッポン放送と一部のミュージックソン実施局での放送となる。
オールナイトニッポンGOLD・オールナイトニッポン MUSIC10
編集2012年度 - 2017年度は、通常の番組を全国ネットしていた。
テレビ中継
編集但し1日目が日曜日に当たった2006年は『スタ☆メン』(現在は終了)のエンディングで、1日目が土曜日に当たった2011年は『FNNスーパーニュースWEEKEND(当時)』の関東ローカル枠で相互中継を結んだ。
ローカル局でも、IBCなどテレビ部門を持っている放送局では自社制作のテレビ番組とタイアップして放送することがある。
CSでの同時生放送
編集NHKとのコラボ
編集2023年の第49回では、放送日が同じかつ乃木坂46のメンバーが出演するNHKラジオ第1『らじらー!サンデー』とのコラボレーションが行われた。この場合はNHKが公共放送事業者であることから、NHKと結んでいる間は途中にCMを入れることができない。
関連番組
編集リレー番組
編集- 2001年-2006年には、ニッポン放送制作のリレー番組『デジタル・チャリティー・ミュージックソン』[注 25] が、BSデジタルラジオLFX488(2001年-2005年)・地上デジタルラジオ実用化試験D95・GyaO(2006年)で放送されていた。
東日本大震災被災地復興支援番組
編集ミュージックソン前後の番組・コーナー
編集映画化
編集- 2011年には「ミュージックソン THE MOVIE 〜オードリーの爆笑24時間宣言〜」が制作された。ミュージックソンの映画化は史上初。
歴代メインパーソナリティ一覧
編集- 主にニッポン放送を担当するとともに、全国共通の総合司会として全国にもネットされる[注 31]。また、アシスタントは全てニッポン放送アナウンサー(以下の表でA:と表記)が担当する。AKB48やV6、Kis-My-Ft2、SixTONESなどグループアーティストは大所帯であるため、グループ名の冠にはするものの、全員では担当せず1時間おきに入れ替わるローテーション制を取っている。
回 | 放送年 | 総合司会・進行担当アナ | ベース番組 |
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1 | 1975年(昭和50年) | 萩本欽一 | 欽ドン! |
2 | 1976年(昭和51年) | ||
3 | 1977年(昭和52年) | ||
4 | 1978年(昭和53年) | ||
5 | 1979年(昭和54年) | 萩本欽一 | 萩本:欽ちゃんのここからトコトン |
6 | 1980年(昭和55年) | ||
7 | 1981年(昭和56年) | ||
8 | 1982年(昭和57年) | ||
9 | 1983年(昭和58年) | ||
10 | 1984年(昭和59年) | なし | |
11 | 1985年(昭和60年) | ||
12 | 1986年(昭和61年) | 西田敏行 | |
13 | 1987年(昭和62年) | 渡辺徹 榊原郁恵[注 32] | |
14 | 1988年(昭和63年) | 森光子 田代まさし | |
15 | 1989年(平成元年) | 山田邦子 | 邦子のYAMYAMももテレビ |
16 | 1990年(平成2年) | 和田アキ子 三宅裕司 山瀬まみ |
和田:アッコのいいかげんに1000回
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17 | 1991年(平成3年) | 斉藤由貴 東山紀之[注 33] |
斉藤:斉藤由貴 ネコの手も借りたい
東山:東山紀之のNECサンデーミュージック |
18 | 1992年(平成4年) | 峰竜太 松本明子 |
峰:峰竜太のナンデモアルキメデス
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19 | 1993年(平成5年) | ウッチャンナンチャン | ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン |
20 | 1994年(平成6年) | 泉谷しげる 西田ひかる |
泉谷:激突サウンドラリアート 泉谷しげる 俺にもやらせろ!
西田:西田ひかる太陽がいっぱい |
21 | 1995年(平成7年) | 内田有紀 | 内田有紀 夜空にYOU KISS! |
22 | 1996年(平成8年) | 中居正広 A:垣花正、根岸紀子(両者、当時) |
中居正広のSome girl' SMAP |
23 | 1997年(平成9年) | 中居正広 A:桜庭亮平(当時) | |
24 | 1998年(平成10年) | テリー伊藤 うえやなぎまさひこ(当時) |
テリーとうえちゃんのってけラジオ |
25 | 1999年(平成11年) | 山田邦子 ゆず |
山田:邦ちゃんサクちゃんのワンダフルりくえすと ヤマダ・マイ・ハウス
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26 | 2000年(平成12年) | 三宅裕司 中澤裕子(当時:モーニング娘。) |
三宅:裕司と雅子のガバッといただき!!ベスト30
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27 | 2001年(平成13年) | 佐々木主浩(当時:シアトル・マリナーズ投手) A:松本秀夫(当時) |
佐々木主浩のスポーツKING! |
28 | 2002年(平成14年) | 田中麗奈 児玉清 A:荘口彰久(当時) |
田中:田中麗奈ハートをあげるっ
児玉:テレフォン人生相談 |
29 | 2003年(平成15年) | イルカ A:新保友映(当時) |
イルカのミュージックハーモニー |
30 | 2004年(平成16年) | 笑福亭鶴瓶 石原さとみ A:うえやなぎまさひこ(当時)[注 34] |
鶴瓶:笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ |
31 | 2005年(平成17年) | 長瀬智也 A:増山さやか |
TOKIOナイトクラブtko.tom |
32 | 2006年(平成18年) | 上戸彩 A:うえやなぎまさひこ(当時) |
上戸彩 21ピース! |
33 | 2007年(平成19年) | KAT-TUN[注 35] A:新保友映(当時) |
KAT-TUNスタイル |
34 | 2008年(平成20年) | 萩本欽一 パートナー:東貴博 A:新保友映(当時) |
萩本:欽ちゃんのドンといってGO!GO!
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35 | 2009年(平成21年) | 高橋克実 パートナー:上戸彩、長澤まさみ、福田沙紀、 水川あさみ、山瀬まみ、米倉涼子 A:飯田浩司 |
高橋克実と山瀬まみ おしゃべりキャッチミー |
36 | 2010年(平成22年) | オードリー A:増田みのり(当時) |
オードリーのオールナイトニッポン |
37 | 2011年(平成23年) | ゆず A:新保友映(当時) |
ゆずのオールナイトニッポンGOLD |
38 | 2012年(平成24年) | 大竹しのぶ A:垣花正(当時) |
大竹しのぶのオールナイトニッポンGOLD |
39 | 2013年(平成25年) | 高橋みなみ(当時:AKB48)[注 36] A:垣花正(当時) |
AKB48のオールナイトニッポン |
40 | 2014年(平成26年) | 上戸彩 A:上柳昌彦(当時) |
上戸彩 ブリリアント・ライフ |
41 | 2015年(平成27年) | V6[注 37][注 38] A:増山さやか |
なし |
42 | 2016年(平成28年) | 斉藤由貴 A:飯田浩司 |
オールナイトニッポン MUSIC10(木曜) |
43 | 2017年(平成29年) | オードリー A:東島衣里 |
オードリーのオールナイトニッポン |
44 | 2018年(平成30年)[注 39] | Kis-My-Ft2[注 40] A:煙山光紀 |
Kis-My-Ft2のオールナイトニッポンPremium |
45 | 2019年(令和元年) | ||
46 | 2020年(令和2年)[注 41] | Kis-My-Ft2 SixTONES A:新行市佳 |
Kis-My-Ft2のオールナイトニッポンPremium SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル |
47 | 2021年(令和3年) | SixTONES[注 42] A:洗川雄司、新行市佳 |
SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル |
48 | 2022年(令和4年) | SixTONES[注 43] A:東島衣里、ひろたみゆ紀、飯田浩司[注 44] | |
49 | 2023年(令和5年) | 久保史緒里(乃木坂46) A:上柳昌彦、垣花正、内田雄基[注 45] |
乃木坂46のオールナイトニッポン |
付記事項
編集協賛企業
編集この節の加筆が望まれています。 |
現在の協賛企業
編集- 中外製薬
- JA共済(全国共済農業協同組合連合会)
過去の協賛企業
編集- 出光興産
- 住友林業
- JA全農(全国農業協同組合連合会)
実績
編集募金総額
編集募金終了時(1月31日)の、全局の募金総額は以下の通り。第1回から第48回までの募金総額は、49億3227万4076円である[19]。
- 第34回(2008年度) - 7018万9815円[20]
- 第35回(2009年度) - 6702万1297円[21]
- 第36回(2010年度) - 6640万2477円[22]
- 第37回(2011年度) - 6453万0746円[23]
- 第38回(2012年度) - 6660万5038円[24]
- 第39回(2013年度) - 6719万2528円[25]
- 第40回(2014年度) - 6392万7192円[26]
- 第41回(2015年度) - 7351万9502円[27]
- 第42回(2016年度) - 7165万6137円[28]
- 第43回(2017年度) - 7212万8547円[29]
- 第44回(2018年度) - 8815万8161円[30]
- 第45回(2019年度) - 9057万5273円[31]
- 第46回(2020年度) - 9058万6533円[32]
- 第47回(2021年度) - 8322万0212円[18]
- 第48回(2022年度) - 8641万3880円[19]
- 第49回(2023年度) - 9484万1179円[33]