ㄷは、ハングルを構成する子音字母のひとつ。3番目の字母︵﹃訓蒙字会﹄以降。﹃訓民正音﹄当時は最初の﹁ㄱ﹂から濃音を含めなければ4番目、濃音も含めれば5番目[1]︶。名称はティグッ︵디귿、韓国︶またはティウッ︵디읃、北朝鮮︶である。
無気歯茎閉鎖音/t/の音を表す。語頭では無声音[t]、母音間または子音ㄴ, ㄹ, ㅁ, ㅇの後では濁って有声音[d]に、終声では内破音[t] = [t_<]になる。
音価
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終声字
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複合終声字
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前
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後
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ㄱ
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ㄱ, ㅋ, ㄲ
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ㄳ
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ㄺ
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ㄷ
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ㄷ, ㅅ, ㅆ, ㅈ, ㅊ, ㅌ, ㅎ
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ㅂ
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ㅂ, ㅍ
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ㅄ
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(ㄼ), ㄿ
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ㄹ
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ㄹ
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ㄼ, ㄽ, ㄾ, ㅀ, (ㄺ)
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ㄴ
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ㄴ
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ㄵ, ㄶ
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ㅁ
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ㅁ
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ㄻ
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ㅇ
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ㅇ
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다(タ・ダ)디(ティ・ディ)두(トゥ・ドゥ)대(テ・デ)데(テ・デ)도(ト・ド)
訓民正音初声体系では全清の舌音に分類されており、訓民正音の世宗序では﹁舌音如斗字初發聲﹂と規定されている。字形は﹃訓民正音解例﹄制字解によると、舌を上あごにつけた形を象ったㄴに筆画を足すことで作られた加画字とされる。これに更に筆画を加えるとㅌとなる。
﹁ティグッ︵池末︶﹂が﹃訓蒙字会﹄︵1527年︶以来の伝統的なものであり、﹁ティウッ﹂は後に他のハングル字母に合わせて作られたものである。﹁귿︵クッ、﹁末﹂の訓、現代音では끝︶﹂が用いられたのは、﹁읃︵ウッ︶﹂という漢字音ないし1音節の固有語が存在しないためである。
Unicodeにおける文字コード
名称 |
用途 |
コード |
HTML実体参照コード |
表示
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HANGUL LETTER DIGEUT |
単体 |
U+3137 |
ㄷ |
ㄷ
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HANGUL CHOSEONG DIGEUT |
初声用 |
U+1103 |
ᄃ |
ᄃ
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HANGUL JONGSEONG DIGEUT |
終声用 |
U+11AE |
ᆮ |
ᆮ
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