国際協力

十分な社会環境が整備されていない国に対して、先進国が援助すること。

1919601980

歴史

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518631919Oxfam1942CARE19451950

NGO

1944IMF19481950196010United Nations Development Decade

南北問題・開発途上国

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1959西Industrial CountriesDeveloping Countries

1OECDOECDODADAC

1960NIESLLDC

国際開発の動向

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使196010United Nations Development Decade使10101970NGONGO1990

UNDP199019941

20002015MDGsMDGs818

日本の国際協力

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1954195819541966197731979

政府開発援助(ODA)

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OECD3ODAOfficial Development Assistance

(一)

(二)

(三)25%

22

ODAJICA2003JICANGO

NGO(民間国際協力団体)

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NGONon-Governmental Organizations71使

NGO

NPONon-Profit OrganizationNPONPO

国際協力の諸段階

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慈善型開発・慈善型援助

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調

NGO

技術移転型開発

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参加型開発

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従来の開発プロジェクト(慈善型開発と技術移転型開発)においては、プロジェクトの受益者である地域住民の意見や意を超えたところでプロジェクトが計画されて実行される傾向にあった。しかしながら、そうしたプロジェクトは住民のニーズを十分把握できないために実効性に欠けたり、住民自身の自覚が高まらずに持続性が乏しい、などの問題があった。参加型開発はこうした問題点を克服すべく1980年代の後半より提唱された開発の新しいアプローチである。

OECDの開発援助委員会は1989年に「1990年代の開発協力」を発表し、今後の開発協力を主導する理念として「参加型開発(Participatory Development)」を提唱した。参加型開発とは、開発の受益層自身が開発の意志決定プロセスに参加すること、そしてより公平にその恩恵を受けることが含まれる。これは民主的なシステムの確立と公平な分配を保証する概念でもある。従って、この場合の参加は強者の参加ではなく「弱者」の参加である。弱者とは都市のエリートに対する農村の住民、男性に対する女性、大人に対する子ども、支配民族に対する少数民族や先住民族などである。

参加型開発においては、住民自身のエンパワーメントが重要であり、住民がエンパワーしていく手法・アプローチとしてPRAやPLAと呼ばれる方法が提唱されて実施されている。

PRA・PLA(参加型農村調査法・参加型学習行動法)

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PRAParticipatory Rural Appraisal) 1970調RRA調調PRAPRA

PLAParticipatory Learning and Action調PRAPLA使

関連項目

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参考文献

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  • 田中治彦 『南北問題と開発教育-地球市民として生きるために』 亜紀書房、1994年。
  • 田中治彦 『国際協力と開発教育-「援助」の近未来を探る』 明石書店、2008年。
  • 佐藤寛編 『援助研究入門-援助現象への学際的アプローチ』 アジア経済研究所、1996年。
  • 佐藤寛編 『参加型開発の再検討』 アジア経済研究所、2003年。
  • 重冨真一編著 『アジアの国家とNGO-15カ国の比較研究』 明石書店、2001年。
  • ロバート・チェンバース著、野田直人・白鳥清志監訳 『参加型開発と国際協力-変わるのはわたしたち』 明石書店、2000年。
  • ソマシュ・クマール(著)、田中治彦(監訳) 『参加型開発による地域づくりの方法-PRA実践ハンドブック』 明石書店、2008年

外部リンク

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