大河原駅 (京都府)
京都府相楽郡南山城村にある西日本旅客鉄道の駅
大河原駅(おおかわらえき)は、京都府相楽郡南山城村大字北大河原小字欠ヶ原にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)関西本線の駅。
大河原駅 | |
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![]() 駅舎(2006年11月) | |
おおかわら Ōkawara | |
◄月ケ瀬口 (4.0 km) (5.4 km) 笠置► | |
![]() | |
所在地 |
京都府相楽郡南山城村大字北大河原小字欠ヶ原 北緯34度46分18.24秒 東経135度59分15.53秒 / 北緯34.7717333度 東経135.9876472度座標: 北緯34度46分18.24秒 東経135度59分15.53秒 / 北緯34.7717333度 東経135.9876472度 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 |
![]() |
キロ程 |
108.8 km(名古屋起点) 亀山から48.9 km |
電報略号 | オワ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2[1]線 |
乗車人員 -統計年度- |
38人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)11月11日[2] |
備考 | 簡易委託駅 |
歴史
編集年表
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●1897年︵明治30年︶11月11日‥関西鉄道の路線として、上野駅︵現在の伊賀上野駅︶ - 加茂駅間が開通した際に、同社の駅︵一般駅︶として開業[2]。
●1907年︵明治40年︶10月1日‥関西鉄道が国有化[2]。官営鉄道の駅となる。
●1909年︵明治42年︶10月12日‥線路名称制定により、関西本線の所属となる[3]。
●1953年︵昭和28年︶8月15日‥南山城水害で駅舎が流失[4]。玉水駅も同様。
●1954年︵昭和29年︶3月31日‥駅舎再建[5]。
●1970年︵昭和45年︶8月1日‥貨物営業廃止︵旅客駅となる︶[2]。
●1983年︵昭和58年︶5月1日‥荷物扱い廃止[6]、駅員無配置駅となる[7]。
●1987年︵昭和62年︶4月1日‥国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる[2]。
●2021年︵令和3年︶
●3月13日‥ICカード﹁ICOCA﹂の利用が可能となる[8]。
●7月1日‥亀山鉄道部を廃止。乗務員区所はかめやま運転区に、車両基地は吹田総合車両所京都支所亀山派出所に、輸送指令は亀山指令所にそれぞれ改組。
鉄道唱歌
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鉄道唱歌第5集︵関西・参宮・南海篇︶︵1900年︵明治33年︶、大和田建樹作詞︶11番の歌詞にて、大河原駅と笠置駅の間にある木津川橋梁が登場する。
水をはなれて六丈の 高さをわたる鐵の橋 すぐればここぞ大河原 河原の岩のけしきよさ
現在では、駅付近の木津川の河原に岩は見当たらない。
-
土砂と流木に埋もれた構内に、駅名標だけが残っていた(1953年8月15日)
-
崩落した線路(同日。『アサヒグラフ』 1953年9月2日号より)
駅構造
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相対式ホーム2面2線を持つ交換可能駅[1]で地上駅。場内・出発の各信号機とも一方向のみの設置のため、逆線入線はできない。駅舎は加茂方面行ホーム側にあり、亀山方面行ホームへは無蓋の跨線橋にて連絡している。
簡易委託駅であるが、無人となる時間帯がある。なお、当駅には自動券売機は設置されていないため、乗車券の発行は窓口発券のみである。
のりば
編集ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
駅舎側 | 関西本線 | 下り | 加茂・奈良方面[9] |
反対側 | 上り | 柘植・亀山方面[9] |
※案内上ののりば番号は割り当てられていない。
利用状況
編集京都府統計書によると、1日平均乗車人員は以下の通りである。関西本線で最も利用者の少ない駅である。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1999年 | 244 |
2000年 | 222 |
2001年 | 211 |
2002年 | 200 |
2003年 | 121 |
2004年 | 110 |
2005年 | 104 |
2006年 | 104 |
2007年 | 99 |
2008年 | 93 |
2009年 | 77 |
2010年 | 66 |
2011年 | 66 |
2012年 | 71 |
2013年 | 68 |
2014年 | 63 |
2015年 | 63 |
2016年 | 60 |
2017年 | 52 |
2018年 | 44 |
2019年 | 38 |
駅周辺
編集隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集出典
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(一)^ abcde﹃週刊JR全駅・全車両基地﹄16号 奈良駅・新今宮駅・王寺駅ほか70駅、朝日新聞出版︿週刊朝日百科﹀、2012年11月25日、21頁。
(二)^ abcde石野哲 編﹃停車場変遷大事典 国鉄・JR編II﹄︵初版︶JTB、1998年10月1日、339頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
(三)^ 朝日新聞出版分冊百科編集部︵編︶、2009年8月30日、曽根悟︵監修︶﹁関西本線・草津線・奈良線・おおさか東線﹂﹃週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR﹄第8号、朝日新聞出版、13頁。
(四)^ 天王寺鉄道管理局三十年写真史P71︵写真︶、191︵年表︶
(五)^ 天王寺鉄道管理局三十年写真史P193︵年表︶
(六)^ “日本国有鉄道公示第18号”. 官報 (16871). (1983年4月30日)
(七)^ “﹁通報﹂●関西本線月ケ瀬口駅ほか1駅の駅員無配置について︵旅客局︶”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1983年4月30日)
(八)^ ﹃関西本線 加茂駅〜亀山駅間 ICOCAエリア拡大日決定!〜2021年3月13日サービス開始〜﹄︵PDF︶︵プレスリリース︶西日本旅客鉄道、2021年1月19日。 オリジナルの2021年1月19日時点におけるアーカイブ。2021年1月19日閲覧。
(九)^ ab“大河原駅|時刻表”. 西日本旅客鉄道. 2022年9月16日閲覧。
(十)^ “村を歩く 真輪院”. 村へ行こう!. 南山城村体験観光推進協議会. 2023年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月9日閲覧。
(11)^ “一般国道163号︵北大河原バイパス︶” (PDF). 京都府 山城広域振興局建設部. 2022年4月16日閲覧。
(12)^ “運行ダイヤ︵2023年3月1日改正︶” (PDF). 京都府. 2023年6月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月7日閲覧。 “︵※運休日は﹁相楽東部広域バスの運行 - 京都府﹂より引用︶”
(13)^ “8.4 地域公共交通の位置づけと役割” (PDF). JR関西本線︵加茂以東︶沿線地域公共交通計画 令和4年3月. 京都府. pp. 36-37 (2022年3月). 2023年6月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月7日閲覧。 “︵※運行エリアに関する簡略図︶”
(14)^ “村を歩く 恋路橋”. 村へ行こう!. 南山城村体験観光推進協議会. 2023年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月9日閲覧。
(15)^ “村を歩く 恋志谷神社”. 村へ行こう!. 南山城村体験観光推進協議会. 2023年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月9日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 大河原駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道