市場前駅
東京都江東区豊洲にあるゆりかもめの駅
市場前駅(しじょうまええき)は、東京都江東区豊洲六丁目にある、東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)の駅である。駅番号はU 14。
市場前駅 | |
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![]() 市場前駅舎 | |
しじょうまえ Shijō-mae | |
◄U 13 有明テニスの森 (0.8 km) (0.5 km) 新豊洲 U 15► | |
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所在地 |
東京都江東区豊洲六丁目 北緯35度38分44.4秒 東経139度47分8.3秒 / 北緯35.645667度 東経139.785639度座標: 北緯35度38分44.4秒 東経139度47分8.3秒 / 北緯35.645667度 東経139.785639度 |
駅番号 | U14 |
所属事業者 | ゆりかもめ |
所属路線 | ■東京臨海新交通臨海線 |
キロ程 | 13.5 km(新橋起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
11,285人/日 -2022年- |
開業年月日 | 2006年(平成18年)3月27日[1] |
備考 | 無人駅 |
歴史
編集駅構造
編集のりば
編集番線 | 路線 | 行先[2] |
---|---|---|
1 | ゆりかもめ | 豊洲方面 |
2 | 新橋方面 |
-
改札口と切符売り場(2019年1月)
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ホーム(2006年7月)
利用状況
編集2022年度までの各年度の利用者数は下表の通り。なお2005年度は2006年3月に開業したため、同月以降年度末までの1ヶ月分を計上したものである。
豊洲市場開場前は駅周辺の施設が極めて少なかったため、2015年度、2017年度以降を除いて、乗車人員は東京23区に所在する旅客駅のなかで最も少なかった。豊洲市場の一般見学が始まった2018年10月13日以降、乗降客も急増した[3]。
2022年度(平成30年度)の1日平均乗降客数は11,285人(乗車人員:5,686人、降車人員:5,599人)だった[4]。
年度 | 乗車人員 | 降車人員 | 出典 |
---|---|---|---|
2005年(平成17年) | 1 | 2 | [5] |
2006年(平成18年) | 8 | 8 | [6] |
2007年(平成19年) | 9 | 13 | [7] |
2008年(平成20年) | 10 | 10 | [8] |
2009年(平成21年) | 11 | 11 | [9] |
2010年(平成22年) | 9 | 9 | [10] |
2011年(平成23年) | 8 | 7 | [11] |
2012年(平成24年) | 20 | 19 | [12] |
2013年(平成25年) | 27 | 27 | [13] |
2014年(平成26年) | 105 | 104 | [14] |
2015年(平成27年) | 488 | 498 | [15] |
2016年(平成28年) | 285 | 294 | [16] |
2017年(平成29年) | 454 | 485 | [17] |
2018年(平成30年) | 1,473 | 1,394 | [18] |
2019年(令和元年) | 2,120 | 2,016 | [19] |
2020年(令和 2年) | 1,118 | 1,128 | [20] |
2021年(令和 3年) | 1,322 | 1,328 | [21] |
駅周辺
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かつて近隣にあったガスの科学館は、ゆりかもめ開業直前の2006年︵平成18年︶3月24日に閉館した︵跡地は現在の豊洲市場水産仲卸売場棟︶。同年6月2日に﹁がすてなーに ガスの科学館﹂として豊洲駅近くに移転し再開業した。
閑散とした駅周辺や乗降客の少なさから、一部マスメディアやインターネット上で﹁都会の秘境駅﹂[23]と言われたこともあった。ただし、ゆりかもめ高架下を含めた周辺道路は交通量が多く、マンションや店舗・商業施設が林立する豊洲・有明地区に近接している。
豊洲市場開場後の2018年11月4日には、駅西側の晴海運河に架かる豊洲大橋︵都道484号環二通り︶が開通し、対岸の晴海地区と結ばれた。
バス路線
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最寄りの停留所は、道路上にある市場前駅前・豊洲市場前と、ミチノテラス豊洲内のバスターミナルにあるミチノテラス豊洲︵豊洲市場前︶である。
市場前駅前
●都営バス
●市01‥豊洲市場行 / 新橋駅前行
●市01急行‥豊洲市場行︵市場開場日の朝のみ運行︶
●陽12-2‥豊洲市場行 / 東陽町駅前行
●陽12-3‥東京テレポート駅前行 / 東陽町駅前行︵土休日のみ運行︶
●急行06︵江東区深川シャトル︶‥日本科学未来館行 / 森下駅前行︵土休日のみ運行︶
※市01および陽12-2の豊洲市場行は市場開場日のみ運行。それ以外は全て市場前駅前折り返しとなる。
豊洲市場前
●東京BRT︵ナンバリング‥B03︶
●幹線ルート(BRT 1)‥国際展示場行・東京テレポート行︵土休日のみ運行︶ / 新橋行・HARUMI FLAG︵晴海五丁目ターミナル︶行・虎ノ門ヒルズ行︵平日朝のみ運行︶
※連節車は京成バスによる運行。
ミチノテラス豊洲︵豊洲市場前︶
●東京BRT︵ナンバリング‥B03︶
●晴海・豊洲ルート(BRT 3)‥新橋行・虎ノ門ヒルズ行
●千葉内陸バス
●成田空港行
●羽田空港行
このほかにメブクス豊洲の豊洲駅シャトルバス︵京成バスの貸切運行︶が発着するが、一般利用はできない︵メブクスのセキュリティカードの提示が必要︶。
隣の駅
編集脚注
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(一)^ ab曽根悟︵監修︶ 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編﹃週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄﹄30号 モノレール・新交通システム・鋼索鉄道、朝日新聞出版︿週刊朝日百科﹀、2011年10月16日、23頁。
(二)^ “市場前 駅構内図”. ゆりかもめ. 2023年6月4日閲覧。
(三)^ ﹁豊洲市場の一般見学始まる 駅と市場つなぐ歩行者デッキに長い列﹂産経新聞ニュースサイト︵2018年10月13日︶2018年10月16日閲覧。
(四)^ “市場前|駅・時刻表|株式会社ゆりかもめ”. web.archive.org (2023年12月4日). 2024年4月1日閲覧。
(五)^ 東京都統計年鑑︵平成17年︶
(六)^ 東京都統計年鑑︵平成18年︶
(七)^ 東京都統計年鑑︵平成19年︶
(八)^ 東京都統計年鑑︵平成20年︶
(九)^ 東京都統計年鑑︵平成21年︶
(十)^ 東京都統計年鑑︵平成22年︶
(11)^ 東京都統計年鑑︵平成23年︶
(12)^ 東京都統計年鑑︵平成24年︶
(13)^ 東京都統計年鑑︵平成25年︶
(14)^ 東京都統計年鑑︵平成26年︶
(15)^ 東京都統計年鑑︵平成27年︶
(16)^ 東京都統計年鑑︵平成28年︶
(17)^ 東京都統計年鑑︵平成29年︶
(18)^ 東京都統計年鑑︵平成30年︶
(19)^ 東京都統計年鑑︵平成31年・令和元年︶
(20)^ “東京都統計年鑑︵令和2年度︶”. www.toukei.metro.tokyo.lg.jp. 2024年4月1日閲覧。
(21)^ “東京都統計年鑑︵令和3年︶”. 2024年4月1日閲覧。
(22)^ 降りるなキケン? 東京一﹁何もない駅﹂市場前駅に行ってみた - Jタウンネット東京都
(23)^ ““都会の秘境駅”と化す市場の最寄り駅 交通機関は準備着々も…盛り土延期で閑古鳥”. 産経新聞ニュース. (2016年10月7日)