戸畑駅
福岡県北九州市戸畑区汐井町にある九州旅客鉄道の駅
戸畑駅(とばたえき)は、福岡県北九州市戸畑区汐井町にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である[1]。駅番号はJA25。
戸畑駅 | |
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南口と駅前ロータリー(2007年8月) | |
とばた Tobata | |
◄JA26 九州工大前 (1.9 km) (2.8 km) 枝光 JA24► | |
所在地 |
北九州市戸畑区汐井町[1]1-1 北緯33度53分48.89秒 東経130度49分13.74秒 / 北緯33.8969139度 東経130.8204833度座標: 北緯33度53分48.89秒 東経130度49分13.74秒 / 北緯33.8969139度 東経130.8204833度 |
駅番号 | JA 25 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | 鹿児島本線 |
キロ程 | 17.2 km(門司港起点) |
電報略号 | トハ |
駅構造 | 高架駅(盛土上) |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
8,235人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1902年(明治35年)12月27日[1] |
備考 |
直営駅 みどりの窓口 有[2] 北九州市内駅 |
駅周辺の工場跡地と共に再開発が行われ、1999年に駅舎が約150m西側に移転し、現在の位置になった。特急列車の約半分と快速・普通の全列車が停車する。
歴史
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●1902年︵明治35年︶12月27日[1]‥九州鉄道︵初代︶が開設[3]。
●1907年︵明治40年︶7月1日‥九州鉄道︵初代︶が国有化により帝国鉄道庁が所管[3]。
●1950年︵昭和25年︶4月30日‥火災により駅舎全焼[4]。
●1964年︵昭和39年︶9月27日‥3代目駅本屋完工[4]。︵九州で6番目の民衆駅[4]、地上4階、地下1階︶
●1966年︵昭和41年︶10月1日‥小倉 - 折尾駅間複々線工事完成により乗降ホームが築堤上に移設。
●1984年︵昭和59年︶2月1日‥貨物の取り扱いを廃止[3]。
●1985年︵昭和60年︶3月14日‥荷物扱い廃止[3]。
●1987年︵昭和62年︶4月1日‥国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承[3]。
●1998年︵平成10年︶7月6日‥4代目駅舎の起工式[4]。
●1999年︵平成11年︶3月1日‥現4代目駅本屋完工[5]。
●2000年︵平成12年︶4月24日‥自動改札機を設置し、供用開始[6]。
●2009年︵平成21年︶3月1日‥ICカード﹁SUGOCA﹂の利用を開始[7]。
●2020年︵令和2年︶4月1日‥JR九州サービスサポートが駅業務を受託する業務委託駅となる[8]。
●2022年︵令和4年︶
●2月24日‥みどりの窓口隣に、西鉄バス北九州定期券販売窓口を設置[9]
●3月12日‥みどりの窓口の営業時間が短縮され、7時30分から19時までの営業となる[2]。
●2023年︵令和5年︶10月1日‥再び直営駅となる[10]。
駅構造
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島式ホーム1面2線を有する[1]築堤上の高架駅。改札は南口にあり、改札脇にホーム下を通る自由通路が設置されている。
直営駅で、みどりの窓口が設置されている[2]。JRの特定都区市内制度における﹁北九州市内﹂の駅である。
のりば
編集のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 鹿児島本線 | 下り | 折尾・博多方面 |
2 | 上り | 小倉・下関方面 |
-
ホーム(2017年4月)
駅弁
編集- 大名道中駕籠かしわ
- かしわめし
利用状況
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2022年︵令和4年︶度の1日平均乗車人員は8,235人であり、JR九州の駅としては九大学研都市駅に次いで第16位である[12]。
駅発着のバスが多く、朝夕の通勤時間帯は学生や通勤客で賑わう。また、7月には戸畑祇園大山笠やくきのうみ花火の祭典があるため、この時期はいつも以上の賑わいを見せる。
JR九州及びとうけい北九州によると、近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員[13] |
---|---|
1976年 | 19,983[注釈 1] |
- | - |
2000年 | 10,863 |
2001年 | 10,638 |
2002年 | 10,172 |
2003年 | 10,453 |
2004年 | 10,542 |
2005年 | 10,374 |
2006年 | 10,323 |
2007年 | 10,447 |
2008年 | 10,291 |
2009年 | 10,046 |
2010年 | 9,924 |
2011年 | 9,963 |
2012年 | 9,825 |
2013年 | 10,081 |
2014年 | 9,535 |
2015年 | 9,715 |
2016年 | 9,653 |
2017年 | 9,712 |
2018年 | 9,653 |
2019年 | 9,622 |
2020年 | 7,521 |
2021年 | 7,830 |
2022年 | 8,235 |
駅周辺
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駅南側は戸畑区の中心商店街である。駅北側は洞海湾の埋立地で、自由通路を抜けて北に400m程度直進すると戸畑渡場へ行き着く。戸畑渡場から船で若松区へ渡ることが出来る。
かつては少し離れた場所を路面電車︵西鉄北九州線︵戸畑線・枝光線︶︶が通っていたが、1985年︵昭和60年︶に廃止された。
駅舎内(えきマチ1丁目戸畑)
編集- 一階
- 二階
- 理容関門
- アップル不動産 戸畑店
- ワイズ美容室
- 本城歯科医院
- 土井皮ふ科クリニック
駅周辺の各種施設など
編集- 戸畑区役所[1]
- ウェルとばた
- 北九州市立戸畑市民会館(ウェルとばた3階)
- 福岡銀行戸畑支店
- 西日本シティ銀行戸畑支店
- 北九州銀行戸畑支店
- 大分銀行戸畑支店
- 福岡中央銀行戸畑支店
- 西京銀行戸畑支店
- 九州労働金庫戸畑支店
- 福岡ひびき信用金庫浅生支店
- 福岡県戸畑警察署 - 南西約400m
- イオン戸畑ショッピングセンター[1]
- ベスト電器戸畑店
- 戸畑けんわ病院
- 北九州市立高等学校
- 飛幡八幡宮
船舶
編集- 若戸渡船 - 若松方面(徒歩7分)
道路
編集バス路線
編集降車場と、乗り場(屋根付き)あり
隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 1963年度以降に記録した最高値。
出典
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(一)^ abcdefgh﹃週刊JR全駅・全車両基地﹄第07号、朝日新聞出版、2012年9月23日、20頁。
(二)^ abc“戸畑駅”. 九州旅客鉄道株式会社. 2021年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月25日閲覧。
(三)^ abcde石野哲 編﹃停車場変遷大事典 国鉄・JR編II﹄︵初版︶JTB、1998年10月1日、678頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
(四)^ abcd﹁新しい戸畑駅の起工式 区画整理で150メートル移動﹂﹃交通新聞﹄交通新聞社、1998年7月9日、1面。
(五)^ ﹁新戸畑駅ビル3月1日開業﹂﹃交通新聞﹄交通新聞社、1999年1月18日、1面。
(六)^ ﹁JR年表﹂﹃JR気動車客車編成表 '01年版﹄ジェー・アール・アール、2001年7月1日、190頁。ISBN 4-88283-122-8。
(七)^ ﹃交通新聞﹄交通新聞社、2009年3月3日、1面。
(八)^ “北九州事業所”. JR九州サービスサポート. 2021年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月25日閲覧。
(九)^ ﹃戸畑駅でJRみどりの窓口と西鉄バス定期券発売窓口が隣接し便利になります﹄︵PDF︶︵プレスリリース︶九州旅客鉄道・西日本鉄道・西鉄バス北九州・北九州市、2022年2月3日。2022年4月20日閲覧。
(十)^ “鉄道駅業務”. JR九州サービスサポート. 2023年10月2日閲覧。
(11)^ ﹃JTB時刻表 2024年3月号﹄JTBパブリッシング、2024年、405頁。
(12)^ “駅別乗車人員上位300駅︵2022年度︶” (PDF). 九州旅客鉄道. 2023年9月12日閲覧。
(13)^ 長期時系列統計 - 北九州市
関連項目
編集外部リンク
編集- 戸畑駅(駅情報) - 九州旅客鉄道