田子倉駅
かつて福島県南会津郡只見町にあった東日本旅客鉄道の駅
田子倉駅(たごくらえき)は、福島県南会津郡只見町大字田子倉字後山にあった、東日本旅客鉄道(JR東日本)只見線の駅(廃駅)である。
田子倉駅 | |
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![]() 駅入口(2005年10月) | |
たごくら Tagokura | |
◄只見 (6.6 km) (14.2 km) 大白川► | |
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所在地 |
福島県南会津郡只見町大字田子倉字後山 北緯37度19分4.4秒 東経139度15分18.6秒 / 北緯37.317889度 東経139.255167度座標: 北緯37度19分4.4秒 東経139度15分18.6秒 / 北緯37.317889度 東経139.255167度 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■只見線 |
キロ程 | 95.0 km(会津若松起点) |
電報略号 | タク |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
0人/日(降車客含まず) -2004年- |
開業年月日 | 1971年(昭和46年)8月29日[1] |
廃止年月日 | 2013年(平成25年)3月16日[2] |
歴史
編集![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/ef/Tagokura_Station_Abandoned.jpg/241px-Tagokura_Station_Abandoned.jpg)
駅構造
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線路の北側に単式ホーム1面1線を有する地上駅︵会津坂下駅管理︶。列車が大白川方の六十里越トンネルと只見方の田子倉トンネルの間で少しだけ外に出る地点に位置していた。
ホームは南側の田子倉湖と北側の崖に挟まれた低い場所にあり、スノーシェッドに覆われていた。ホームの中ほどから北側に階段が上がっており、これを登ると駅舎を通って崖の上を走る国道に出ることができたが、駅舎の内部には階段と通路のみがあった。
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駅舎内部。右手前が入り口で左奥の階段を下ってホームに行く
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営業当時のホーム(2010年8月)
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駅を遠望。スノーシェルターに覆われている(2008年6月)
利用状況
編集2004年度の乗車人員は、1日平均0人[6]。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2000 | 3 |
2001 | 3 |
2002 | 0 |
2003 | 3 |
2004 | 0 |
駅周辺
編集廃止までの経緯
編集廃止後の現況
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廃止後も駅舎は現存しているが、駅舎内に入ることはできない。なお、通過列車の中から出口に向かう階段、待合用のベンチとともにホームが残っているのが確認できる。
隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集出典
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(一)^ abc曽根悟︵監修︶︵著︶、朝日新聞出版分冊百科編集部︵編集︶︵編︶﹁磐越西線・只見線・磐越東線﹂﹃週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR﹄第6号、朝日新聞出版、2009年8月16日、23頁。
(二)^ abc﹃只見線 田子倉駅廃止について﹄︵PDF︶︵プレスリリース︶東日本旅客鉄道仙台支社、2013年2月25日。 オリジナルの2013年6月19日時点におけるアーカイブ。2020年11月7日閲覧。
(三)^ “日本国有鉄道公示第318号”. 官報. (1971年8月24日)
(四)^ ﹁通報 ●只見線田子倉駅の駅員無配置について︵旅客局︶﹂﹃鉄道公報﹄日本国有鉄道総裁室文書課、1971年8月24日、4面。
(五)^ ab﹃只見線 只見〜大白川間 運転再開のお知らせ﹄︵PDF︶︵プレスリリース︶東日本旅客鉄道仙台支社/東日本旅客鉄道新潟支社、2012年9月7日。 オリジナルの2015年4月15日時点におけるアーカイブ。2020年11月7日閲覧。
(六)^ 第120回福島県統計年鑑
(七)^ “JR只見線 全線早期再開は困難 新潟”. MSN産経ニュース. (2012年9月13日). オリジナルの2012年9月23日時点におけるアーカイブ。 2020年11月7日閲覧。
(八)^ “田子倉駅3月中旬廃止JR東方針 只見町﹁容認できず﹂”. 福島民報. (2013年1月16日). オリジナルの2013年2月7日時点におけるアーカイブ。 2020年11月7日閲覧。