筆順(ひつじゅん)とは、漢字筆画を組み合わせていく順序である。「書き順」とも表される。

概説

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195833[1]195833881[2][1]

112



 1958331.

 1958335.使

[1]

22

[3]

筆順の原則

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1958334.

1


 

 

2


 

 

1

2
 

 

21

[4]


 



 

 



 

 



 

 

3

12
 

 


 

 

4


 

 


 

 

5


 

 

6


 

 

7


 

 


 

8


 


 

 













内外地域差

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日本と同様に言語表記に漢字を用いる中国台湾では筆順にそれぞれ基準があり、学校教育で日本とは異なる筆順が指導されているものもある。日本と中国とで標準的な筆順が異なる字として「右」などがある[1]

「戈」の例

日本・中国・韓国・香港・マカオの筆順(払いを先に書く)
 
台湾の筆順(点を先に書く)
 

「玉」の例

日本の筆順(真ん中の縦画を先に書く)
 
中国・台湾・香港・マカオの筆順(真ん中の横画を先に書く)
 

「有」の例

日本の筆順(払いを先に書く)
 
中国・台湾・香港・マカオの筆順(横画を先に書く)
 

「飛」の例

日本の筆順(真ん中の縦画を先に書く)
 
中国・台湾・香港・マカオの筆順(真ん中の縦画を最後に書く)
 

同じ国・地域でも書家がそれぞれ独自の筆順で書くこともある[5]

「必」の例

欧陽詢王羲之柳公権など
 
蘇軾顔真卿王献之など(日本の『筆順指導の手びき』でとった筆順だが、他の筆順を否定するものではない)
 
智永張旭など
 
中国・台湾・香港の学校で教えている筆順(「心」を書いた後にはらい)
 
中国の別の書き方
 

また、中国政府は1997年に一部の漢字の筆順を調整したことがあったから[6]、改正前と改正後に初等教育を受けた世代には違いが見られる。

「方」の例

1997年以降の筆順(折れを先に書く)[7]。日本の筆順と同様
 
1997年までの筆順(払いを先に書く)。それ以前に初等教育を受けた世代はこの筆順で書くことが多い
 

脚注

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(一)^ abcd1600 p.283 2011

(二)^ 1948238811006

(三)^ 1600 p.284 2011

(四)^ 2

(五)^  (2020122). . www.163.com. 2022625

(六)^ ()

(七)^ 

関連項目

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外部リンク

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