行書体

漢字の書体
行書から転送)



(一)

(二)
 

概要

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代表作

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詩歌の巻頭言の草稿として王羲之が著した『蘭亭序』や、北周の詩を清書した褚遂良の『枯樹賦』、内乱で惨殺された甥の祭礼に備えて書いた顔真卿の『祭姪文稿』などが代表的な書作品である。空海最澄が交わした行書書簡、『風信帖』と『久隔帖』はともに国宝である。

碑文

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日常的な書体とみなす意識が強く、文書としては広く流布しているが、碑文となると唐太宗皇帝が書いた『晋祠銘』が現在知られる最も早い行書碑である。王羲之の行書を集字・編集した『集王聖教序』も第三者の手が入っているとはいえ数少ない行書碑の一つといえる。

現代教育

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行書体(清司左)と楷書体

綿

関連項目

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参考文献

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