Microsoft Windows 10
Windows 10 | |
---|---|
Microsoft Windows ファミリー | |
開発者 | |
Microsoft | |
ウェブサイト | https://www.microsoft.com/ja-jp/windows |
RTMリリース | 2015年7月15日[1] |
一般リリース | 2015年7月29日[2] |
最新の安定版 |
|
最新の開発版 |
バージョン 22H2 (OS ビルド 19045.4593) - 2024年6月13日[4] [±] |
ソースモデル | クローズドソース |
ライセンス | マイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項 |
カーネル型 | ハイブリッドカーネル |
プラットフォーム | IA-32, x64, ARM[5] |
先行品 | Windows 8.1 |
後続品 | Windows 11 |
サポート状態 | |
メインストリーム フェーズ, Home or Pro Edition released in July 2015, 2015 LTSB 最終バージョン(22H2)のサポート終了日:2025年10月15日 (米国日時2025年10月14日)[6][7] 2016 LTSB(IoT Enterpriseを含む) メインストリーム サポート終了日:2021年10月13日 (米国日時2021年10月12日・終了済み) 延長サポート終了日:2026年10月14日 (米国日時2026年10月13日) 2019 LTSC(IoT Enterpriseを含む) メインストリーム サポート終了日:2024年1月10日 (米国日時2024年1月9日・終了済み) 延長サポート終了日:2029年1月10日 (米国日時2029年1月9日) 2021 LTSC(IoT Enterpriseを除く) メインストリーム サポート終了日:2027年1月12日 (米国日時2027年1月11日) 延長サポート:提供なし 2021 LTSC IoT Enterprise メインストリーム サポート終了日:2027年1月12日 (米国日時2027年1月11日) 延長サポート:2032年1月13日 |
概要
編集無償アップグレードプログラム
編集Windows 10の主な機能
編集ユーザーインターフェイス
編集アプリケーション
編集calc.exe
と打つと起動できる[27] [36]。ただし、LTSBではほとんどの標準アプリは搭載されておらず[28][27]、例外的に﹁設定﹂や﹁Windows フィードバック﹂など、ごく一部のシステム アプリのみ搭載されている[注5]。
Store アプリ
Windows 8/8.1ではフルスクリーンもしくは画面分割でしか表示できなかったストア アプリのウィンドウ表示に対応した。ウィンドウ表示を許容しないアプリも、タイトルバーから最小化や終了ができる。またWindows 8/8.1ではそのようなアプリを任意のモニターで起動できたが、必ずプライマリモニターを使用する。
Microsoft Store
大幅に改良され、Windows 8.1のものより機能・UIがともに大幅に改良された。新たに、音楽や映画やテレビ番組の購入も可能となり、﹁映画とテレビ番組﹂アプリで再生できる。
LTSBには搭載されない[28][27]。
Microsoft Edge
Web ブラウザー。これまでデフォルト ブラウザーであったInternet Explorerの後継ブラウザーとして搭載された[37]。2020年以降、Chromiumベースの新しいEdgeに移行している。旧Edge︵レガシー版︶は2021年3月9日をもってサポート終了した[38][39]。
Microsoft Edgeは相互運用性を強く意識したエバーグリーンなブラウザーであり[40][41]、新機能の追加が行われないLTSBに含めるのはふさわしくないという判断から、LTSBにはMicrosoft Edgeは含まれない[28][42]。
Internet Explorer 11
機能面ではWindows 8.1に搭載されたInternet Explorer 11からあまり変化せず、旧来のInternet Explorer︵5.5、7 - 11︶との互換性を確保する目的にのみ用いられる[43]。HTTP/2に対応した。
コマンド プロンプト
コマンド プロンプトcmd.exe
の機能も大幅に拡充された。コマンド プロンプトは、MS-DOSの標準コマンドシェルであるC
OMMAND.COM
から生まれた経緯を持つ機能であるため、すべて選択︵Ctrl+A︶・コピー︵Ctrl+C︶・貼り付け︵Ctrl+V︶・検索︵Ctrl+F︶・マーク︵Ctrl+M︶などのWindowsから追加されたショートカットキーは永らく追加されなかったが、これらを有効化するオプションが追加された。ウィンドウを画面いっぱいに最大化できるようになり、透明度も指定できるようになった。
バージョン1703では起動時のコマンドシェルをWindows PowerShellに置き換える設定が既定で有効に変更された[注6]。またPowerShellコマンドが新設され、同一のウィンドウ内で相互に行き来する事が可能になった。
Snipping Tool
﹁遅延﹂機能が追加された。
デバイス キャスト
DLNA対応機器を含むネットワーク上のデバイスに動画や音声をストリーミングする従来の﹁リモート再生﹂が、﹁デバイス キャスト﹂に名称変更された。
はじめに (Get Started)
従来の﹁ヘルプとサポート﹂にあたる機能。
LTSBには搭載されない。
OneNote
OneNoteが標準で搭載された。
LTSBには搭載されない[28]。
Xbox アプリ
Windows 10では、深いレベルでXbox Liveとの統合が行われており、このアプリで実績やプレイ履歴の確認、メッセージのやりとりを行うことができる。
Xbox Oneと接続することで、Xbox OneのゲームをWindows 10でストリームしてプレイすることが出来るほか、対応ゲームではWindows 10とXbox Oneでクロスプラットフォームのマルチプレイが可能。マイ ゲームというライブラリ機能もあり、PCにインストールされたゲームのランチャーとしても使用できる。また、後述するGame DVR機能はこのアプリによりサポートされている。
S、およびLTSBには搭載されない。
Windows DVD プレーヤー
DVD再生機能はWindows 7以前ではWindows Media Playerに、Windows 8/8.1ではMPEG-2特許使用料によるコストを削減するため別売のWindows Media Centerに搭載されていたが、本バージョンではどちらも搭載されなくなったためその代替アプリとして用意された[44]。ただし、BDの再生には非対応である。﹁適格期間﹂と呼ばれる一定期間のうちは、Windows Media Centerがインストールされたシステムからアップグレードを行った場合に、Windows Updateから無償で提供される。また、適格期間が経過した場合や、Windows Media Centerがインストールされていないシステムからアップグレードした場合や、Windowsのクリーン インストールが行われた場合は、Windows Updateからの無償提供オプションは利用できないが、Microsoft Storeから有償で購入できる[45]。従来どおり、光ディスク等の再生にサードパーティー製アプリケーションを使うことも可能。
クライアントHyper-V
Windows 8から引き続き搭載されたハイパーバイザ型の仮想環境で、Windows 10には Windows Server 2016 に搭載される Hyper-V のサブセット版が搭載される。従来の Microsoft Virtual PC、Windows Virtual PC の機能に相当し、64ビット版Windowsを対象に搭載されている。
OS上の一アプリケーションとして動作する Virtual PC などとは構造が異なり、Hyper-V はハードウェア上でOSを介さず直接動作し、全てのOSはハイパーバイザ上で動作する︵ハイパーバイザ#Type 1も参照のこと︶。利用の際には﹁Windowsの機能の有効化または無効化﹂で機能を有効化する必要があり、この機能を有効にすることで、これまでハードウェア上で直接動作していたWindows 10自身もHyper-V上での動作となる︵ルートパーティションと呼ばれる︶。この影響で、当初はVMwareおよびVirtualBoxなどのType 2型のハイパーバイザ環境が利用できなくなっていたが[46]、バージョン1803以降より "Windows Hypervisor Platform (WHPX)"[47] と呼ばれるAPIが実装され、このAPIに準拠していれば、その仮想化製品を﹁Hyper-V﹂と共存させることが可能となった。
Home、およびSには搭載されない︵いずれもProにアップグレードすることでこの機能が利用できるようになる。Homeの場合、VMwareおよびVirtualBoxなどのType 2型のハイパーバイザは稼働するため、一定の用途では代替となるが、裏技としてHyper-Vを有効にするバッチファイル﹁hyperv.bat﹂[1]を作成した直後に保存し、当バッチファイルを右クリックし﹁管理者として実行﹂を選択し実行・再起動させるとHyper-Vが有効になるが、Proと異なり、リモートデスクトップ接続を応用した拡張セッションが利用できないという欠点がある︶。
Windows Ink ワークスペース
スケッチ機能。画面スケッチでは、表示画面にスケッチをすることができ、絵画アプリのスケッチパッド、付箋アプリのSticky Notesとも統合している。標準ではオフになっているが、タスクバーでオンにすることができる。タッチ対応PCやペンタブレットを接続すると自動的にオンになる。アイコンはタスクバーのシステムトレイに表示される。
Sticky Notes
付箋アプリ。モダンデザインに変更し、Windows Inkと統合している。Windows 10バージョン1511までに搭載されていた﹁付箋﹂アプリは削除された。なお付箋を使用している環境からのアップグレード/アップデートでは自動的にデータ移行が行われる。
クイックアシスト
リモート接続を通じて2人のユーザーが1台のコンピューターを共有することで、一方のユーザーがもう一方のユーザーのコンピューターの問題解決を支援できる。現在のところ、すでに同様の機能を持つ﹁リモートアシスタンス﹂は削除されず、残っている。
Microsoft Solitaire Collection
Windows 7まで標準で付属したゲームの内、ソリティア、ハーツ、マインスイーパーはWindows 8/8.1で削除されたが、マインスイーパは2014年にWindowsストアにてWindows 8.1向けストアアプリ﹁Microsoft Minesweeper﹂としてダウンロード供給され[48]、ソリティアは2015年に﹁Microsoft Solitaire Collection﹂としてWindows 10に標準搭載された[49][50][注7]。それぞれデザインやグラフィックが一新されている。ハーツの代替アプリはマイクロソフトから供給されておらず、マイクロソフトはサードパーティ製の同等アプリを探すよう案内している[51]。代替ゲーム
ペイント 3D
名前どおりの3D版ペイント。立体/平面モデルの配置や加工、モデル表面や空間への描画が可能。保存は独自形式と互換形式、印刷は2D/3Dプリンタをサポートする。Remix3D.comとの連携によりモデルの共用・共同開発も可能。また﹁キャンバス﹂と呼ばれる厚みのない長方形の板が立っており、ここに描画する事でペイントと似た使い方もできる。
Mixed Reality ポータル
Mixed Reality環境を設定する。Microsoft Hololensの設定やコンテンツ管理も行えるが、デバイスがいまだ開発版しか存在せず、利用者が非常に限定される為、詳細は不明。
Mixed Reality ビューアー
View 3Dが改称され、Mixed Reality環境を再現する機能が追加された。(非対応の環境でも3Dモデルのみ扱う事は可能)。3Dモデルについてはペイント3Dデータのほか、一般的な3Dモデルのファイルも扱える。
フィードバック HUB
Microsoftの開発チームに不具合情報や要望を直接送ったり、他者のフィードバックに賛成票やコメントを投じる事ができる。元々は Insider Program 限定の機能であったが、Insider 以外のアカウントでも利用できる(機能に若干差異あり)。英語以外のフィードバックは基本的に機械翻訳を経由して担当に送られるが、意味不明な場合は話者が仲介する場合もある[52]。
Dolby Audio
OSとしては初めて標準搭載されたオーディオコーデック。Microsoft Edgeや一部のMicrosoft Storeのアプリにおいて採用されており、動画や音楽の再生に用いられる。
立体音響
Creators UpdateよりWindowsとしては初めて7.1チャンネルの仮想サラウンド機能が搭載された。﹁Windows Sonic for headphones﹂と﹁Dolby Atmos for headphones﹂﹁DTS Sound Unbound﹂の3種類から選択できるが、初期状態ではマイクロソフトの開発した﹁Windows Sonic for headphones﹂のみとなり、﹁Dolby Atmos for headphones﹂を利用する場合はストアアプリにて﹁Dolby Access﹂をインストールし、そのアプリから別途有料の﹁Dolby Atmos for headphones﹂を入手する必要があり、﹁DTS Sound Unbound﹂についてもストアアプリからの入手となる。
ただしどの機能においてもストアで提供されているゲームアプリや、Netflix等の動画配信サービスアプリといった対応アプリでしか利用はできず、利用可能な場合は音量調整画面に﹁︵立体音響名︶を使用しています﹂という表示がされる︶
ウィンドウ操作
編集キーボード ショートカット
編集- ⊞ Win+⭾ Tab タスク ビュー
- ⊞ Win+A アクションセンターの表示
- ⊞ Win+Ctrl+→ 次のデスクトップに切替
- ⊞ Win+Ctrl+← 前のデスクトップに切替
システム
編集廃止された機能
編集カスタマー エクスペリエンス向上プログラム
編集販売形態
編集アップグレード
編集前述のとおり、Windows 7 SP1とWindows 8.1 Updateの正規版であれば、2016年7月28日(日本時間7月29日)まではWindows Updateを経由し無償でアップグレード可能だった(後述のアップグレードSKUマップの節も参照)。ただし、ARMアーキテクチャ専用のWindows RT、およびRT 8.1からはアップグレード不可能。XPとVistaではインストールディスクからは個人ファイルのみ引継げる。[75] [76]
OS | インストールディスク | ISOイメージ | Windows Update |
---|---|---|---|
Windows Vista以前 | クリーンインストールのみ | 非対応 | |
Windows 7 | 対応 | 対応 | 要アップデート(SP1を適用すれば無償アップグレード可能) |
Windows 7 SP1 | 対応 (Windows Update利用だと同位→同位のみリリース後1年間無料) | ||
Windows 8 | 対応 | 対応 | 要アップデート(8.1 Updateを適用すれば無償アップグレード可能) |
Windows 8.1 | |||
Windows 8.1 Update | 対応 (Windows Update利用だと同位→同位のみリリース後1年間無料) | ||
Windows RT / RT 8.1 | 非対応 |
エディション
編集エディション別機能比較表
編集下記の表は、各エディションごとの機能の違いを表にまとめたもの[92]。
Home | Pro |
Education / Pro Education |
Enterprise / Enterprise LTSB | |
---|---|---|---|---|
供給方法 | 一般向け (小売、OEM) |
一般・企業向け (小売、OEM、ボリュームライセンス) |
教育機関、企業向け (Enterprise LTSBのみボリュームライセンス専用?) | |
x86(32ビット)版 / x64(64ビット)版 | x86/x64版 | x86/x64版 | x86/x64版 | x86/x64版 |
最大CPUソケット数 | 1 | 2 | 2 | 2 / 4(バージョン1709から) |
最大物理メモリ容量 (RAM)(x64版)[93] | 128 GB | 2 TB | 2 TB | 2 TB / 6 TB(バージョン1709から) |
最大物理メモリ容量 (RAM)(x86版)[93] | 4 GB | 4 GB | 4 GB | 4 GB |
カスタマイズ可能なスタート メニュー | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
Windows Defender & Windows ファイアウォール | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
Hiberboot と InstantGo によるすばやい起動 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
TPM のサポート | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
バッテリー節約機能 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
Windows Update | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
Cortana | 対応(地域差あり) | 対応(地域差あり) | 対応(地域差あり、Pro Educationを除く) | 対応(地域差あり、LTSBを除く) |
Windows Hello | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
仮想デスクトップ | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
スナップ アシスト(1 画面で 4 つのアプリまで) | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
複数のモニターをまたいだスナップ | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
OneDrive | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
Microsoft Edge | 対応 | 対応 | 対応 | 対応(LTSBは除く) |
Continuum | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
Windows スポットライト | 対応 | 対応(Build 10547以降) | 対応(Build 10547以降、Pro Educationは除く) | 対応(Build 10547以降、LTSBは除く) |
ときどきスタート画面におすすめを表示する | 対応 | 対応(Build 10547以降) | 対応(Build 10547以降、Pro Educationは除く) | 対応(Build 10547以降、LTSBは除く) |
Windows Ink[94] | 対応(Build 14328以降) | 対応(Build 14328以降) | 対応(Build 14328以降) | 対応(Build 14328以降、LTSBは除く) |
Home | Pro |
Education / Pro Education |
Enterprise / Enterprise LTSB | |
---|---|---|---|---|
デバイスの暗号化 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
ドメイン参加 | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
グループ ポリシー管理 | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
BitLocker | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
Enterprise Mode IE (EMIE) | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
Assigned Access 8.1 | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
リモート デスクトップ | クライアントのみ | クライアントとホスト | クライアントとホスト | クライアントとホスト |
クライアント Hyper-V | 非対応 | 対応(x64版専用) | 対応(x64版専用) | 対応(x64版専用) |
Nested Hyper-V[95] | 非対応 | 対応(x64版専用) (Build 10565以降) |
対応(x64版専用) (Build 10565以降) |
対応(x64版専用) (Build 10565以降) |
Hyper-V マネージャー | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
Windows Sandbox | 非対応 | 対応(x64版専用) (Build 18305以降) |
非対応 | 対応(x64版専用) (Build 18305以降、LTSBは除く) |
ISOおよびVHDのマウント | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
VHDからのブート | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
Direct Access | 非対応 | 非対応 | 対応 | 対応 |
基幹業務アプリのサイドローディング | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
モバイル デバイス管理 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
Workplace Join | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
Azure Active Directory への参加と、 クラウドでホストされているアプリへのシングル サインオン |
非対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
Windows 10 用ビジネス ストア | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
Microsoft Passport | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
Enterprise Data Protection | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
Windows Update for Business | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
Windows To Go Creator | 非対応 | 非対応 | 対応 | 対応 |
Windows Subsystem for Linux(Bash)[96] | 対応(Build 14316以降) | 対応(Build 14316以降) | 対応(Build 14316以降) | 対応(Build 14316以降、LTSB 2016は除く) |
AppLocker | 非対応 | 非対応 | 対応 | 対応 |
BranchCache | 非対応 | 非対応 | 対応 | 対応 |
グループ ポリシーによるスタート画面の制御 | 非対応 | 非対応 | 対応 | 対応 |
きめ細やかな UX 制御 | 非対応 | 非対応 | 対応 | 対応 |
Credential Guard | 非対応 | 非対応 | 対応 | 対応 |
Device Guard | 非対応 | 非対応 | 対応 | 対応 |
Home から Education Edition に簡単にアップグレード | 対応 | 非対応 | 対応 (Pro Educationは非対応) |
非対応 |
Pro から Pro Education Edition に簡単にアップグレード | 非対応 | 対応 | 対応 (Educationは非対応) |
非対応 |
Pro から Enterprise Edition に簡単にアップグレード | 非対応 | 対応 | 非対応 | 対応 (LTSBは非対応) |
Current Branch for Business (CBB) | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
Long-Term Servicing Branch (LTSB) | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 対応(専用SKU) |
アップグレード SKU マップ
編集OS | アップグレード元 | 無償アップグレード先 | アップグレード可能なエディション (DSP版、リテール版からの場合) |
---|---|---|---|
Windows 7 | Starter | Windows 10 Home | Windows 10 Home, Pro |
Home Basic | |||
Home Premium | |||
Professional | Windows 10 Pro | Windows 10 Pro, Enterprise, Pro Education | |
Ultimate | |||
Windows 8.1 | 無印 | Windows 10 Home | Windows 10 Home, Pro |
with Bing | |||
Pro | Windows 10 Pro | Windows 10 Pro, Enterprise, Pro Education | |
Pro Student | |||
Pro WMC(Pro with Media Center) |
ダウングレード
編集アップデートとサポート
編集アップデート ブランチ | Windows Insider Preview Branch (WIPB) 開発版 "早期テスト プログラム" Insider Program(後述)専用 |
半期チャネル(ターゲット指定) (Semi-Annual Channel(Targeted)) (RS3以降) / Current Branch (CB) (RS2まで) 最新モデル "コンシューマー向け" |
半期チャネル (Semi-Annual Channel) (RS2以降) / Current Branch for Business (CBB) ( RS1まで) 企業向け最新モデル "ビジネス ユーザー向け" |
長期サービスチャネル (Long-Term Service Channel(LTSC)) / Long-Term Servicing Branch (LTSB) 固定モデル "IoTを含む特定システム向け" |
エディション | Home(Sモード含む) | |||
Pro(Sモード含む) | ||||
Education / Pro Education (各Sモード含む) |
||||
Enterprise (Sモード含む) |
||||
Enterprise LTSB (Enterprise LTSC) | ||||
重要な更新プログラム セキュリティ更新や安定性の向上 |
自動 | 自動 | 自動(制御可能) | 無制限の延期可能 |
機能アップグレード 新機能や機能改善アップデート |
継続的に利用可能 (Release Preview/Slow/Fastのいずれかのリングを選択) |
自動(延期可能) | なし。LTSB間のインプレース アップグレードのみ | |
リリース サイクル | 継続的なリリース | 年に2回(WIPBによる評価後) | CBから約4か月後(CBによる検証後) | 2 - 3年に1回[注 11](スナップショット) |
機能アップグレードの適用猶予期間 | リリースから4か月以内 | リリースから最大8か月以内 | ||
アップグレードのサポート | 継続的なアップデート | 継続的なアップデート、もしくはLTSBへのインプレース アップグレード | 最新の3つのLTSBバージョンへのインプレース アップグレード | |
サポート期間 | 公式サポートは存在せず、フォーラムでの互助が基本となる | 機能アップグレード猶予期間内(機能アップグレードが受け取れない場合は、そのデバイスにおけるサポートはセキュリティ強化プログラムを除き終了) | リリースから5年間のメインストリーム サポート + 5年間の延長サポート | |
アップデート方法 | Windows Update | Windows Update Windows Update for Business Windows Server Update Services |
Windows Update for Business Windows Server Update Services |
Windows 10 (Home・Pro・Enterprise・Education)
編集凡例
サポート終了
サポート中
現行バージョン
最新プレビュー版
将来のリリース
Current Branch (CB)/Current Branch for Business (CBB) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
バージョン | OS ビルド | コードネーム | リリース日 | サポート終了日 (Home・Pro) |
サポート終了日 (Enterprise・Education) |
別名 |
1507 | 10240 | Threshold 1 | 2015年7月29日[122] | 2017年5月9日[119][123][124] | Released in July 2015 (2015年7月リリース) | |
1511 | 10586 | Threshold 2 | CBブランチ:2015年11月12日[122] CBBブランチ:2016年4月8日[122][125] |
2017年10月10日[119][126] | 2018年4月10日[120] | Windows 10 November Update(2015) (Windows 10の11月の更新プログラム) |
1607 | 14393 | Redstone 1 | CBブランチ:2016年8月2日[122] CBBブランチ:2016年11月29日[122] |
2018年4月10日[119] | 2019年4月9日[120] | Windows 10 Anniversary Update |
1703 | 15063 | Redstone 2 | CBブランチ:2017年4月11日[127][注 13] SACブランチ:2017年7月11日[122] |
2018年10月9日[119] | 2019年10月8日[120] | Windows 10 Creators Update |
半期チャネル(対象指定)・ Semi-Annual Channel (Targeted) (SAC-T)/半期チャネル ・ Semi-Annual Channel (SAC) | ||||||
1709 | 16299 | Redstone 3 | SAC-Tブランチ:2017年10月17日[128] SACブランチ:2018年1月18日[122] |
2019年4月9日[119] | 2020年10月13日[120][注 14] | Windows 10 Fall Creators Update |
1803 | 17134 | Redstone 4 | SAC-Tブランチ:2018年4月30日[130] SACブランチ:2018年7月10日[122] |
2019年11月12日[119] | 2021年5月11日[120][注 15] | Windows 10 April 2018 Update |
1809 | 17763 | Redstone 5 | SAC-Tブランチ:2018年11月13日[132] SACブランチ:2019年3月28日[122] |
2020年11月10日[119][注 16] | 2021年5月11日[120] | Windows 10 October 2018 Update |
半期チャネル ・ Semi-Annual Channel (SAC)へ統合 | ||||||
1903 | 18362 | 19H1 | 2019年5月21日[122] | 2020年12月8日[119] | 2020年12月8日[120] | Windows 10 May 2019 Update |
1909 | 18363 | 19H2 | 2019年11月12日[122] | 2021年5月11日[119] | 2022年5月10日[120] | Windows 10 November 2019 Update |
2004 | 19041 | 20H1 | 2020年5月27日[122] | 2021年12月14日[119] | 2021年12月14日[120] | Windows 10 May 2020 Update |
20H2 | 19042 | 20H2 | 2020年10月20日[122] | 2022年5月10日[119] | 2023年5月9日[120] | Windows 10 October 2020 Update |
21H1 | 19043 | 21H1 | 2021年5月18日[122] | 2022年12月13日[119] | 2022年12月13日[120] | Windows 10 May 2021 Update |
21H2 | 19044 | 21H2 | 2021年11月16日[122] | 2023年6月13日[119] | 2024年6月11日[120] | Windows 10 November 2021 Update |
22H2 | 19045 | 22H2 | 2022年10月18日[122] | 2025年10月14日[119][注 17] | 2025年10月14日[120][注 18] | Windows 10 2022 Update |
Current Branch (CB)から半期チャネル(対象指定)・ Semi-Annual Channel (Targeted) 、Current Branch for Business (CBB)から 半期チャネル ・ Semi-Annual Channel (SAC)へ名称変更された。[134]
半期チャネル(対象指定)・ Semi-Annual Channel (Targeted) (SAC-T)はバージョン1809をもって廃止され、半期チャネル ・ Semi-Annual Channel (SAC)へ統合された[135]。
Long-Term Servicing Branch (LTSB) / 長期サービスチャネル / Long-Term Servicing Channel (LTSC)
編集凡例
サポート終了
サポート中
現行バージョン
最新プレビュー版
将来のリリース
Long-Term Servicing Branch (LTSB) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
バージョン | OS ビルド | コードネーム | リリース日 | メインストリームのサポート終了日 | 延長サポート終了日 | 別名 |
1507 | 10240 | Threshold 1 | 2015年7月29日[122] | 2020年10月13日[6] | 2025年10月14日[6] | 2015 LTSB |
1607 | 14393 | Redstone 1 | 2016年8月2日[122][136] | 2021年10月12日[6] | 2026年10月13日[6] | 2016 LTSB (Windows 10 Anniversary Update) |
長期サービスチャネル / Long-Term Servicing Channel (LTSC) | ||||||
1809 | 17763 | Redstone 5 | 2018年11月13日[122] | 2024年1月9日[6] | 2029年1月9日[6] | 2019 LTSC (Windows 10 October 2018 Update) |
21H2 | 19044 | 21H2 | 2021年11月16日[122] | 2027年01月12日[6] | 2032年01月13日 (IoT Enterprise のみ)[6] | 2021 LTSC (Windows 10 November 2021 Update) |
延長サポート終了日はリリース日の10年後に設定されている[137]。
メーカー側のサポート
編集バージョン愛称 | OSのサポート期限 (Homeや個人向けProなど)[140] |
サポート機種(NEC)[141] | サポート機種(富士通) | サポート機種(レノボ)[142] |
---|---|---|---|---|
(初期リリース) | 2017年5月9日 | 2013年5月以降発表の機種(一部を除く) | 指定機種[143] | |
November Update | 2017年10月10日 | 指定機種[144] | ||
Anniversary Update | 2018年4月10日 | 指定機種[145] 例:X1 Carbonは2nd Gen(2014年)以降 | ||
Creators Update | 2018年10月9日 | 2015年9月以降発表の機種 | 指定機種[146] 例:X1 Carbonは3rd Gen(2015年)以降 | |
Fall Creators Update | 2019年4月9日 | 指定機種[147] | ||
April 2018 Update | 2019年11月12日 | 指定機種[148] | ||
October 2018 Update | 2020年11月10日 | 2016年1月以降発表のLAVIE 2015年9月以降発表のLAVIE Tab W[149] |
2015年9月以降発表の機種[150] | 指定機種[151] |
May 2019 Update | 2020年12月8日 | 2016年9月以降発表のLAVIE[152] | 2015年9月以降発表の機種[153] | 指定機種[154] 例:X1 Carbonは4th Gen(2016年)以降 |
November 2019 Update | 2021年5月11日 | 2017年7月以降発表のLAVIE[155] | 2015年9月以降発表の機種[156] | 指定機種[157] |
May 2020 Update | 2021年12月14日 | 2018年1月以降発表のLAVIE[158] | 2015年9月以降発表の機種[159] | 指定機種[160] |
October 2020 Update | 2022年5月10日 | 2018年1月以降発表のLAVIE[161] | 2015年9月以降発表の機種[162] | 指定機種[163] |
システム要件
編集発売当時の2015年7月29日に発表した時点のシステム要件[45][164]。
32 ビット | 64 ビット | |
---|---|---|
プロセッサ | 1 GHz 以上のPAE、NX、SSE2を搭載するx86互換CPUまたはSoC | 1 GHz 以上のPAE、NX、SSE2を搭載し、CMPXCHG16b、LAHF/SAHF、PrefetchW命令をサポートするx64互換CPUまたはSoC |
物理メモリ | 1 GB 以上 | 2 GB 以上 (22H2のみCopilot in Windows 10を使用する場合4 GB 以上) |
グラフィック | DirectX 9.0 以降をサポートする GPU | |
ストレージ | 16 GB 以上 (22H2は32 GB 以上) |
32 GB 以上 (22H2は64 GB 以上) |
画面解像度 | 800 x 600 以上 (22H2のみCopilot in Windows 10を使用する場合、720 p 以上の最小ディスプレイ解像度も付加) | |
画面サイズ | 8 インチ以上 |
- アップデートによりハードウェア条件が変更されることがある[45]。
バージョン履歴
編集Insider Program
編集リング | 安定度 | 先行度 |
---|---|---|
Release Preview | 高(ほぼCBと同等) | 低(ほぼCB化直前のみ) |
Slow | 中〜高(リリース直前にはRPと同等) | 中 |
Fast | 低〜高(リリース直前にはRPと同等) (新バージョンの初期にはOS機能でさえ既知の不具合に挙がる事もある[注 19]) |
高 |
チャネル | 安定度 | 概要 |
---|---|---|
Release Preview | 高(ほぼリリースと同等) | リリース前のビルドを配信 |
ベータ(Beta) | 中〜高(リリース直前にはRPと同等) | 特定のリリースに関係したビルドを配信 |
開発(Dev) | 低 (新バージョンの初期にはOS機能でさえ既知の不具合に挙がる事もある |
特定のリリースとは結びつかず新機能をいち早く試せる |
沿革
編集批判およびクレーム
編集脚注
編集注釈
編集%SystemRoot%\SystemApps
に格納されているアプリ。ただしEdgeを除く。
(六)^ Powershell下でも従来のコマンドは有効であり、一般的な使用において差異を感じる事はほとんどない。
(七)^ Windows 10専用という訳ではなく、Windows 8.1でもストアから入手すれば使用可能である。
(八)^ 写真などで偽装できないよう、赤外線帯域まで使用している為。
(九)^ EULA中で仮想PCを含むデバイスが対象である旨明記されている。
(十)^ Windows 9x系やXPでは制限なく以前のバージョンに戻すことができたが、Windows Vistaから8.1まではOS側の制限で以前のバージョンに戻すこともできなかった。
(11)^ 2回目のリリースのみ、初回リリース後の12か月間にリリース。
(12)^ ○○はリリース年の下二桁。H1/H2は1st Half/2nd Half。
(13)^ 2017年4月5日﹁Windows 10 アップグレード アシスタント﹂上で先行提供開始。
(14)^ ab当初はサポート終了日が2020年4月14日であったが、2019新型コロナウイルスの感染拡大の影響により約半年延長された[129]。
(15)^ ab当初はサポート終了日が2020年11月10日であったが、2019新型コロナウイルスの感染拡大の影響により約半年延長された[131]。
(16)^ ab当初はサポート終了日が2020年5月12日であったが、2019新型コロナウイルスの感染拡大の影響により約半年延長された[133]。
(17)^ バージョン22H2の公開当初はサポート終了日が2024年5月14日であった[118]。
(18)^ バージョン22H2の公開当初はサポート終了日が2025年5月13日であった[118]。
(19)^ Announcing Windows 10 Insider Preview Build 14257 (en) 2016年8月30日閲覧、など。
出典
編集外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- ライフサイクルに関する FAQ - Windows
- Windows のリリースの正常性
- Windows_Japan (@Windows_Japan) - X(旧Twitter)
- Windows (WindowsJapan) - Facebook
- Windows Japan - YouTubeチャンネル
- Windows 10 のダウンロード