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| 本名 = 寺嶋 一弥<br>(てらしま かずや)<ref>{{Cite web|url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64924950T11C20A0000000/|title=まつもと泉さんが死去 漫画家|publisher=日本経済新聞|date=2020-10-13|accessdate=2020-10-13|archiveurl=https://web.archive.org/web/20201013081044/https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64924950T11C20A0000000/|archivedate=2020-10-13}}</ref> |
| 本名 = 寺嶋 一弥<br>(てらしま かずや)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64924950T11C20A0000000/|title=まつもと泉さんが死去 漫画家|publisher=日本経済新聞|date=2020-10-13|accessdate=2020-10-13|archiveurl=https://web.archive.org/web/20201013081044/https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64924950T11C20A0000000/|archivedate=2020-10-13}}</ref> |
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| 生地 = {{JPN}}・[[富山県]][[高岡市]]<ref name="sponichi20201013">{{Cite web|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/10/13/kiji/20201013s00041000110000c.html|title=「きまぐれオレンジロード」漫画家・まつもと泉さん死去、61歳 脳脊髄液減少症で闘病|publisher=スポニチアネックス|date=2020-10-13|accessdate=2020-10-13|archiveurl=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/10/13/kiji/20201013s00041000110000c.html|archivedate=2020-10-13}}</ref> |
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| 活動期間 = [[1982年]] - [[2020年]] |
| 活動期間 = [[1982年]] - [[2020年]] |
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| 代表作 = 『[[きまぐれオレンジ☆ロード]]』<br/>『 |
| 代表作 = 『[[きまぐれオレンジ☆ロード]]』<br/>『せさみ☆すとりーと』 |
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| 受賞 = |
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| 公式サイト = [http://www.comic-on.co.jp/ デジタル・コミック「COMIC ON」] |
| 公式サイト = [http://www.comic-on.co.jp/ デジタル・コミック「COMIC ON」] |
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'''まつもと 泉'''︵まつもと いずみ、[[1958年]][[10月13日]] - [[2020年]][[10月6日]]<ref name="WAVE">{{Cite web|url=http://www.comic-on.co.jp/hidiary/hidiary.cgi?yyyy=2020&mm=10&dd=13|title=﹃まつもと泉についてWAVE STUDIOから皆さまへのご報告﹄|work=IZUMI MATSUMOTO Home Page|accessdate=2021-01-11|archiveurl=https://web.archive.org/web/20201014144642/http://www.comic-on.co.jp/hidiary/hidiary.cgi?yyyy=2020&mm=10&dd=13|archivedate=2020-10-14}}</ref>︶は、[[日本]]の[[漫画家]]。[[男性]]。[[富山県]][[高岡市]]生まれ<ref name="sponichi20201013" />。[[富山県立高岡工芸高等学校]]卒業<ref>{{Cite web|url=https://www.toyama-brand.jp/TJN/?tid=102170|title=No.210-2:﹁まんが甲子園﹂で日本一、県立高岡工芸高校|publisher=Toyama Just Now|accessdate=2021-01-11|archiveurl=https://web.archive.org/web/20201013081722/https://www.toyama-brand.jp/TJN/?tid=102170|archivedate=2020-10-13}}</ref>。
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'''まつもと 泉'''︵まつもと いずみ、[[1958年]][[10月13日]] - [[2020年]][[10月6日]]<ref name="sponichi20201013">{{Cite web|和書|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/10/13/kiji/20201013s00041000110000c.html|title=﹁きまぐれオレンジロード﹂漫画家・まつもと泉さん死去、61歳 脳脊髄液減少症で闘病|publisher=スポニチアネックス|date=2020-10-13|accessdate=2020-10-13|archiveurl=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/10/13/kiji/20201013s00041000110000c.html|archivedate=2020-10-13}}</ref><ref name="WAVE">{{Cite web|和書|url=http://www.comic-on.co.jp/hidiary/hidiary.cgi?yyyy=2020&mm=10&dd=13|title=﹃まつもと泉についてWAVE STUDIOから皆さまへのご報告﹄|work=IZUMI MATSUMOTO Home Page|accessdate=2021-01-11|archiveurl=https://web.archive.org/web/20201014144642/http://www.comic-on.co.jp/hidiary/hidiary.cgi?yyyy=2020&mm=10&dd=13|archivedate=2020-10-14}}</ref>︶は、[[日本]]の[[漫画家]]。[[男性]]。[[富山県]][[高岡市]]生まれ<ref name="sponichi20201013" />。[[富山県立高岡工芸高等学校]]卒業<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.toyama-brand.jp/TJN/?tid=102170|title=No.210-2:﹁まんが甲子園﹂で日本一、県立高岡工芸高校|publisher=Toyama Just Now|accessdate=2021-01-11|archiveurl=https://web.archive.org/web/20201013081722/https://www.toyama-brand.jp/TJN/?tid=102170|archivedate=2020-10-13}}</ref>。
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== 経歴 == |
== 経歴 == |
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=== デビューまで === |
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高校卒業後、[[ロック (音楽)|ロック]][[ミュージシャン]]を目指して上京する。パートは[[ドラムス]]。無類の |
高校卒業後、[[ロック (音楽)|ロック]][[ミュージシャン]]を目指して上京する。パートは[[ドラムス]]。無類のロック好きで、[[シンガーソングライター]]の[[杉真理]]、[[ジェネシス (バンド)|ジェネシス]]、[[TOTO (バンド)|TOTO]]の大ファンである。しかし、[[楽譜]]が読めなかったこともあってミュージシャンは断念し、デザイン専門学校に入学する。
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しかし、[[楽譜]]が読めなかったこともあってミュージシャンは断念し、デザイン専門学校に入学。 |
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持ち込みの結果、[[集英社]]﹃[[週刊少年ジャンプ]]﹄編集部の[[高橋俊昌]]に認められ、本格的にデビューへの道を歩み出す。1980年代当初、硬派・劇画・スポーツ・ギャグを主軸としていたジャンプでは、売り上げの減少を食い止めるために他誌で人気を博していた[[ラブコメ]]と[[美少女]]キャラの要素を取り入れる方向で模索していた。ちょうどその路線に合致するまつもとの絵柄を気に入り、初代担当編集者となった高橋とともに、連載に向けてコンセプトや企画の打ち合わせを重ねつつ、原稿が落ちた﹃[[ストップ!!ひばりくん!]]﹄︵[[江口寿史]]︶の穴埋め短編漫画や、懸賞ページのイラストなどを描いていた。なお、友人は連載デビューまでの年間のギャラが数万円という経済状況に耐えきれず脱落し、以降はひとりで活動を続ける。
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=== 連載デビュー === |
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持ち込みの結果、[[集英社]]『[[週刊少年ジャンプ]]』編集部の[[高橋俊昌]]に認められ、本格的にデビューへの道を歩み出す。 |
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影響を受けたマンガ家は、[[永井豪]]、[[山上たつひこ]]、[[吾妻ひでお]]、[[田村信]]、[[江口寿史]]、[[高橋留美子]]など。漫画家の友人は、[[みやすのんき]]や[[清水としみつ]]、[[宮崎摩耶]]など。また、まつもとの姉が雑誌を購入していた[[少女マンガ]]にも影響を受けており、この分野では、[[多田かおる]]、[[よしまさこ]]、[[くらもちふさこ]]などの女流漫画家の画風とラブコメの要素の影響も受けている<ref>Graffiti︵短編集︶の本人コメントより</ref>。絵柄は、[[いのまたむつみ]]、[[細野不二彦]]の影響が大きいと述べている<ref>{{Cite web|和書|url=https://web.archive.org/web/20221226062847/https://trendnews.yahoo.co.jp/archives/447069/|title=﹁きまぐれオレンジ☆ロード﹂まつもと泉×﹁ラブひな﹂赤松健 対談/<視線の先>インタビュー|website=トレンドインタビュー|publisher=GYAO!|date=2016-08-02|accessdate=2024-03-23}}</ref>。
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⚫ | [[1984年]]から『'''[[きまぐれオレンジ☆ロード]]'''』の連載を開始。それまでのジャンプにはあまり見られなかった絵柄、当時はまだ珍しかったカラースクリーントーンを多用したデザイン性の高いカラーページは注目を集め、瞬く間に人気作品となる。[[ちば拓]]や[[桂正和]]とともにジャンプでの |
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『きまぐれオレンジ☆ロード』の連載終了後、『せさみ☆すとりーと』を連載する。この作品は、江口寿史の影響が色濃く見られ、イラスト的な手法を取り入れるなど実験的な試行錯誤もなされていた。 |
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影響を受けたマンガ家は、[[永井豪]]、[[山上たつひこ]]、[[吾妻ひでお]]、[[田村信]]、[[江口寿史]]、[[高橋留美子]]など。
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=== 闘病生活と死 === |
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また、まつもとの姉が雑誌を購入していた[[少女マンガ]]にも影響を受けており、この分野では、[[多田かおる]]、[[よしまさこ]]、[[くらもちふさこ]]などの女流漫画家の画風とラブコメの要素の影響も受けている<ref>Graffiti(短編集)の本人コメントより</ref>。 |
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21世紀に入ってからは、[[脳脊髄液減少症]]︵低髄液圧症候群︶により漫画家活動ができなくなり、闘病に専念する。﹃[[スーパージャンプ]]﹄で数年ぶりの新連載の予定だったが、これにより延期となり、結果的には中止となった。また、闘病生活を基にした自伝的な書き下し漫画の計画もあったが、実現することはなかった。さらに、[[心房細動]]を発病し心臓の手術をしたことから、イラストや漫画の構想のみに活動が絞られた。
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[[2020年]][[10月6日]]、入院療養中の病院にて死去<ref name="WAVE" />。{{没年齢|1958|10|13|2020|10|6}}。
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漫画家の友人は、[[みやすのんき]]や[[清水としみつ]]、[[宮崎摩耶]]ら。 |
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== エピソード == |
== エピソード == |
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* 『きまぐれオレンジ☆ロード』連載 |
* ﹃きまぐれオレンジ☆ロード﹄連載2年目のハードスケジュールの中、体の調子を崩し、1986年後半に5か月ほど連載をストップして休養した。その休養期間中にアニメ化の企画の話が来た<ref name="MANGA姉っくす!">﹁ゲスト‥まつもと泉﹂﹃MANGA姉っくす!﹄Vol.21 2014年10月1日{{出典無効|date=2016年2月}}</ref>。
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* [[平井和正]]は﹃きまぐれオレンジ☆ロード﹄ |
* [[平井和正]]は﹃きまぐれオレンジ☆ロード﹄のファンで愛読していた。1990年代中盤、まつもとの仕事場に平井本人から﹁﹃きまぐれオレンジ☆ロード﹄のアニメと漫画を読んで、とても感銘を受けた﹂との[[ファクシミリ|ファックス]]が届いた。﹃きまぐれオレンジ☆ロード﹄への[[オマージュ]]として平井は小説﹃ボヘミアンガラス・ストリート﹄を執筆。何度か実際に会い、[[電子出版]]の未来に新しい出版の形態があることに意気投合し、デジタルコミック﹃COMIC-ON﹄[http://www.comic-on.co.jp/]の制作に至った<ref>[http://www.comic-on.co.jp/hidiary/hidiary.cgi?yyyy=2015&mm=01&dd=18 サイキンのまつもと ﹁平井和正先生死去﹂ 2015年01月18日付]</ref><ref>[http://www.comic-on.co.jp/comic-on/vol1/hirai.html COMIC-ON SPECIAL対談~平井和正の世界~]</ref>。
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* ﹃きまぐれオレンジ☆ロード﹄はリアルタイムでストーリーを進行させたため、4年間の連載により主人公である恭介たちは中学3年生から高校3年生になった。翌年は大学生の年となるため、純粋な世界観にすることが難しく連載を続けることが出来ないと思い至ったまつもとは、ジャンプの担当編集者に﹁連載を終わらせたい﹂と相談したところ﹁最終回まで5週で終わらせろ﹂と言われ、後からさらに﹁最終回まで3週﹂に縮まってしまった。自身の本来の構想としては、最終回へとつながる終盤の展開は半年ほどかけて終わりたかったと吐露している。ジャンプ本誌では苦労の末3週につめ込んで終わらせたが、どうしてもページ数が足りなかったので、[[ジャンプ コミックス]]単行本最終回に45Pを書き足した<ref name="MANGA姉っくす!" />。
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* 自身が好きなエピソードは、恭介が過去にタイムスリップし |
* ﹃きまぐれオレンジ☆ロード﹄で自身が好きなエピソードは、恭介が過去にタイムスリップし、まだ幼いまどかに出会って赤い麦わら帽子を買ってあげる長編エピソードであり<ref>単行本15巻﹁想い出の樹の下で!﹂﹁のぞいてジェラシー!﹂~単行本16巻﹁ハプニング・キッス!﹂﹁帰れない男!﹂﹁そしてダ・カーポ!﹂</ref>、ストーリーが自分の中できちんとまとまったことを理由としている。連載終了から半年後にテレビアニメ版はこのエピソードで最終回を迎えたが、原作の最終回となっていても良かったとのことである。実際の原作連載中はここで終わるつもりで描いてはいなかったが、エピソード最終ページの大きな樹のシーン<ref>単行本16巻﹁そしてダ・カーポ!﹂P63</ref>を描いた時に、アシスタントたちが﹁先生、これで話が終わるんじゃないの?﹂と全員シーンと黙ってしまったという<ref name="MANGA姉っくす!" />。
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* オレンジ |
* ﹃きまぐれオレンジ☆ロード﹄の女性キャラクターで一番好きなのは[[鮎川まどか]]だと語り、同作を描いている時にはエネルギー比重の70%ぐらいがまどかを描くことに注がれ、﹁楽しくて辛いけど、描くのに気合が入るし好きで描いていたキャラクター﹂と述べている。しかし、まどかを描くには、描いては消しを繰り返すためとても時間が掛かるキャラクターでもあり、﹃きまぐれオレンジ☆ロード﹄で何が印象に残っているかと問われると﹁まどかを描いていたこと﹂と回答した<ref name="MANGA姉っくす!" />。
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== 年表 == |
== 年表 == |
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* [[1981年]]、週刊少年ジャンプの[[週刊少年ジャンプの新人漫画賞#フレッシュジャンプ賞|フレッシュジャンプ賞]] |
* [[1981年]]、『週刊少年ジャンプ』の[[週刊少年ジャンプの新人漫画賞#フレッシュジャンプ賞|フレッシュジャンプ賞]]に「LIVE! とってもロックンロール」で佳作入選。 |
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* 1982年、「週刊少年ジャンプ」で読切ショート短編『頭狂駅改札寸前』掲載後、『フレッシュジャンプ』創刊号に掲載された『ミルク☆レポート』で正式デビュー。フレッシュジャンプ第2号では読切『アトミック梵天先生』掲載。デビュー当初はギャグマンガ志望だったためその路線で描いたが、読者投票での人気が下の方だったため、自身が好きな[[サイエンス・フィクション|SF]]にラブコメを織り交ぜた路線を構想する。 |
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* [[1982年]]、「フレッシュジャンプ」に掲載された『ミルク☆レポート』で正式デビュー。 |
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* 1984年、『週刊少年ジャンプ』において『きまぐれオレンジ☆ロード』を連載開始。 |
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* 1987年、「週刊少年ジャンプ」での「きまぐれオレンジ☆ロード」連載終了。 |
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* 1988年、『[[スーパージャンプ]]』初月刊号から『せさみ☆すとりーと』を連載。 |
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* [[1993年]]、竹書房「コミックガンマ」新年号から[[大倉らいた]]原作で『BLACK MOON』の作画を担当。 |
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* 1993年、竹書房『[[コミックガンマ]]』新年号から[[大倉らいた]]原作で『BLACK MOON』の作画を担当。 |
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* 1994年、[[ジャンプJブックス]]で [[寺田憲史]]との共同原作により小説『新きまぐれオレンジ☆ロード』を制作。 |
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* 1996年、東芝EMI(現:[[EMIミュージック・ジャパン]])と共同でデジタルコミックCD-ROMマガジン『COMIC ON』を発売。プロデュース業と作家陣の一人二役を兼ねる。以降、紙媒体の雑誌からデジタル・メディアでのマンガ制作に発表の場を移す。 |
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* 1999年6月、2000年初めから『スーパージャンプ』で数年ぶりの新連載の予定だったが、原因不明の体調不良により延期となった。 |
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* 2004年7月、上記の病気が4歳の時に遭った交通事故が原因の[[脳脊髄液減少症]]︵低髄液圧症候群︶であったことが判明。まつもとの姉が脳脊髄液減少症という病名と症状を知った時、﹁弟︵まつもと︶の症状と同じ﹂と思ったため、病院で受診するよう勧めた。検査の結果、病名が判明した。効果があると言われている[[ブラッドパッチ]]︵硬膜外自家血注入︶治療を受け、以前より体調は改善されたという。闘病生活を基にした自伝的な書き下し漫画の準備を進めている。﹁この病気のことを知らないために、死んでいった人もたくさんいるだろう。漫画の力でこの病気のことを伝えたい﹂とのこと<ref>﹁[https://web.archive.org/web/20050924211610/http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050903k0000m040138000c.html 脳脊髄液減少症‥闘い6年、人気漫画家が再び活動開始!]﹂︵[[インターネットアーカイブ]]のキャッシュ︶ MSN毎日インタラクティブ、2005年9月3日。</ref><ref>﹁ひと――脳脊髄液減少症からの復帰をめざす漫画家 まつもと泉さん(52)﹂﹃朝日新聞﹄2010年10月14日付朝刊、第13版、第2面。</ref>。
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* 2007年10月19日、母校の[[富山県立高岡工芸高等学校]]で講演をした。 |
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* 2010年1月10日、『[[NHKニュースおはよう日本]]』に出演、自らの持病である脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)や自身の今後の活動に関して語った。 |
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* 2011年7月1日 - 4日、ロサンゼルスで行われた『[[Anime Expo|アニメエキスポ]]2011』に15年ぶりに参加した<ref>[http://www.comic-on.co.jp/hidiary/hidiary.cgi?yyyy=2015&mm=03&dd=26 サイキンのまつもと 「ANIME EXPO AX2011」 2011年07月15日付]</ref>。 |
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* 2011年7月21日、若いころからファンだった[[杉真理]]のライブを楽しんだ後、知人の紹介で杉と対面を果たし感激。記念撮影をしたことをブログに掲載した<ref>[http://www.comic-on.co.jp/hidiary/hidiary.cgi?yyyy=2011&mm=07&dd=27 サイキンのまつもと 「YOKOHAMA BLITZZ 杉真理&ドリーマーズ」 2011年07月27日付]</ref>。 |
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* 2015年3月26日、[[心房細動]]の持病を持っていることを明らかにし、4月3日より8日まで入院して手術を行った<ref>[http://www.comic-on.co.jp/hidiary/hidiary.cgi?yyyy=2015&mm=03&dd=26 サイキンのまつもと 「カテーテル アプレーション手術」 2015年03月26日付]</ref>。 |
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* 2016年8月27日、同年4月末に駅で男性とぶつかり頭部を強打し、脳脊髄液減少症が再発したこと、3か月間寝たきりの状態で自宅療養をしていたことを公式サイトで明らかにした。PCなどを操作することが困難であるため、しばらくはそれらには触れず治療に専念するという<ref>[http://www.comic-on.co.jp/hidiary/hidiary.cgi?yyyy=2016&mm=08&dd=27 サイキンのまつもと﹁脳脊髄液減少症 再発﹂2016年8月27日付]</ref>。
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* 2017年11月19日、公私ともに親交のあった[[鶴ひろみ]]が同年11月16日に死去した。まつもとは療養中の身を押して、自身の公式サイトへ追悼のコメントを掲載した<ref>[http://www.comic-on.co.jp/hidiary/hidiary.cgi?yyyy=2017&mm=11&dd=19 サイキンのまつもと 『鶴ひろみ逝く』 2017年11月19日付]</ref>。 |
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* 2018年10月1日、1年1か月ぶりにブログを更新。2年に及ぶ闘病生活を経て活動再開を宣言。 |
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* 2019年2月、杉真理デビュー40周年アルバム『MUSIC LIFE』リリースを記念したスペシャルサイトに祝辞コメントを寄稿<ref>{{Cite web|url=https://www.masamichi-sugi-40th-anniversary.com/special|title=SPECIAL|publisher=杉真理40周年記念スペシャルサイト|accessdate=2019-09-03}}</ref>。 |
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* [[2020年]][[10月6日]]、入院療養中であった病院で死去。{{没年齢|1958|10|13|2020|10|6}}。脳脊髄液減少症による[[不定愁訴]]に苦しみながら復帰に向けて闘病を続けていたが、数年前に手術をした心臓にも不安を抱え、身体が保たなかったという。葬儀は近親者のみで執り行 |
* [[2020年]][[10月6日]]、入院療養中であった病院で死去。{{没年齢|1958|10|13|2020|10|6}}。脳脊髄液減少症による[[不定愁訴]]に苦しみながら復帰に向けて闘病を続けていたが、数年前に手術をした心臓にも不安を抱え、身体が保たなかったという。葬儀は近親者のみで執り行われた<ref name="WAVE" />。
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== 作品リスト == |
== 作品リスト == |
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* [[きまぐれオレンジ☆ロード]] |
* [[きまぐれオレンジ☆ロード]] |
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* せさみ☆すとりーと(未完) |
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* 新きまぐれオレンジ☆ロード(小説) |
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* Graffiti(短編集) |
* Graffiti(短編集) |
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* BLACK MOON(作画) |
* BLACK MOON(作画) |
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* エンジェルグラフィティ 〜あなたへのプロフィール〜(キャラクターデザイン) |
* エンジェルグラフィティ 〜あなたへのプロフィール〜(キャラクターデザイン) |
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* EE(漫画) |
* EE(漫画) |
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* 幕末綿羊娘情史( |
* 幕末綿羊娘情史(構想のみ) |
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* DIGITAL SHORT CONTENTS(フルカラー短編集) |
* DIGITAL SHORT CONTENTS(フルカラー短編集) |
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* GRAPHIC ANTHOLOGY(フルカラー画集) |
* GRAPHIC ANTHOLOGY(フルカラー画集) |
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== 影響を受けた漫画家 == |
== 影響を受けた漫画家 == |
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* [[永井豪]] |
* [[永井豪]] |
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* [[山上たつひこ]] |
* [[山上たつひこ]] |
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* [[くらもちふさこ]] |
* [[くらもちふさこ]] |
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* [[よしまさこ]] |
* [[よしまさこ]] |
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== アシスタント == |
== アシスタント == |
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* [[萩原一至]] |
* [[萩原一至]] |
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* [[岡崎武士]] |
* [[岡崎武士]] |
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* 本多将 |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
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{{脚注ヘルプ}} |
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=== 出典 === |
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== 関連項目 == |
== 関連項目 == |
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* [[高橋俊昌]] |
* [[高橋俊昌]] |
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* [[清水としみつ]] |
* [[清水としみつ]] |
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== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
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* [http://www.comic-on.co.jp/ デジタル・コミック「COMIC ON」] |
* [http://www.comic-on.co.jp/ デジタル・コミック「COMIC ON」] - 公式サイト |
||
* [http://www.comic-on.co.jp/hidiary/hidiary.cgi サイキンのまつもと] |
* [http://www.comic-on.co.jp/hidiary/hidiary.cgi サイキンのまつもと] - 公式ブログ、公式サイト |
||
* [http://chibisake.wordpress.com/2010/12/03/caprichosa-entrevista-con-izumi-matsumoto/ Kimagure Interview (Spanish) with Matsumoto-Sensei |
* [http://chibisake.wordpress.com/2010/12/03/caprichosa-entrevista-con-izumi-matsumoto/ Kimagure Interview (Spanish) with Matsumoto-Sensei]{{es icon}} |
||
* [http://chibisake.wordpress.com/2010/12/03/caprichosa-biografia-de-izumi-matsumoto/ Izumi Matsumoto Biography (Spanish) |
* [http://chibisake.wordpress.com/2010/12/03/caprichosa-biografia-de-izumi-matsumoto/ Izumi Matsumoto Biography (Spanish)] |
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{{Normdaten}} |
{{Normdaten}} |
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{{DEFAULTSORT:まつもと いすみ}} |
{{DEFAULTSORT:まつもと いすみ}} |
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[[Category:日本の漫画家]] |
[[Category:日本の漫画家]] |
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[[Category:障害を持つ人物]] |
[[Category:障害を持つ人物]] |
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[[Category:心臓病で死亡した人物]] |
2024年6月14日 (金) 00:21時点における最新版
まつもと 泉 | |
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本名 |
寺嶋 一弥 (てらしま かずや)[1] |
生誕 |
1958年10月13日![]() |
死没 | 2020年10月6日(61歳没) |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 1982年 - 2020年 |
ジャンル | 少年漫画、青年漫画 |
代表作 |
『きまぐれオレンジ☆ロード』 『せさみ☆すとりーと』 |
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