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「エンタシス」の版間の差分

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韓国では胴張りの柱を用いた仏堂が現代に至るまで建築されている。歴史的建造物としては、[[高麗時代]]の[[浮石寺]]無量寿殿(国宝第18号)や[[江陵客舎門]](韓国国宝第51号)などがある。ベトナムでも李朝・陳朝時代からあったようだが、ベトナムは高温多湿で木造建築が腐りやすいということもあり、15世紀以前の木造建造物がほとんど残っていないので、よく解っていない。しかし大悲寺(後黎朝前期、現在の金蓮寺)などの発掘調査によってエンタシスの柱が見つかっている。

韓国では胴張りの柱を用いた仏堂が現代に至るまで建築されている。歴史的建造物としては、[[高麗時代]]の[[浮石寺]]無量寿殿(国宝第18号)や[[江陵客舎門]](韓国国宝第51号)などがある。ベトナムでも李朝・陳朝時代からあったようだが、ベトナムは高温多湿で木造建築が腐りやすいということもあり、15世紀以前の木造建造物がほとんど残っていないので、よく解っていない。しかし大悲寺(後黎朝前期、現在の金蓮寺)などの発掘調査によってエンタシスの柱が見つかっている。




[[ (西) |]]殿使1/3entasis

[[ (西) |]]殿使1/3entasisentasis


中国には法隆寺にあるようなタイプの胴張りは残っておらず、早い時期に廃れてしまったようだ。

中国には法隆寺にあるようなタイプの胴張りは残っておらず、早い時期に廃れてしまったようだ。

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ファイル:Muryangsujeon2.jpg|[[浮石寺]]無量寿殿(韓国)

ファイル:Muryangsujeon2.jpg|[[浮石寺]]無量寿殿(韓国)

File:강릉_임영관_삼문_01.jpg|[[江陵客舎門]](韓国)

File:강릉_임영관_삼문_01.jpg|[[江陵客舎門]](韓国)

file:Hanoi KimLiên1 tango7174.jpg|[[キムリエン寺]]三関門(金蓮寺ベトナム)

file:Hanoi KimLiên1 tango7174.jpg|[[キムリエン寺]](金蓮寺)三関門(ベトナム)

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2019年1月23日 (水) 15:02時点における版

エンタシスの柱(パルテノン神殿

(entasis)


εντείνω (enteino) 

殿1/3

胴張り


1/3

[1]



寿殿1851湿15調

殿使1/3entasisentasis


「法隆寺の胴張りの起源は古代ギリシャのエンタシス」説


1893

[2]西

3

参照

  1. ^ 『古建築の細部意匠』近藤豊 p.31
  2. ^ 『藤森照信×山口晃 日本建築集中講義』 淡交社 p.13