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2008年12月3日 (水) 09:49時点における版
(一)カモは鳥の一種。本項に詳述。
(二)カモは詐欺のターゲットを指す隠語。
(三)サッカーショップKamoを展開する会社。加茂商事株式会社。
(四)滋賀県高島市の地名。鴨ランプを参照。
(五)日本の姓のひとつ。鴨氏を参照。
鴨︵カモ︶とはカモ目カモ科の鳥類のうち、雁に比べて体が小さく、首があまり長くなく、冬羽︵繁殖羽︶では雄と雌で色彩が異なるものをいう︵カルガモのようにほとんど差がないものもある︶。分類学上のまとまった群ではない。
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/fe/Kamo_picture.JPG/250px-Kamo_picture.JPG)
カルガモ︵東京ディズニーランドにて︶
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/fa/Gifu-u_kamo.jpg/250px-Gifu-u_kamo.jpg)
アヒル︵岐阜大学のキャンパスにて︶
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/be/Crowd_of_duck.JPG/250px-Crowd_of_duck.JPG)
マガモ︵稚内市ウエンナイ川︶
日本では主にカルガモ、オシドリなどが通年生息し、全国の河川や湖などで見られる。本邦では多くが冬鳥であるため、冬季にはマガモ、コガモ、オナガガモ、スズガモなど多種が見られる。
肉食文化が一般的でない明治維新前の日本で、一部の地域で食用とされた数少ない鳥獣類だった。鍋やすき焼きなどの料理が代表的だが、臭みが強く食用に適さない種もいる。鴨鍋はネギと煮るが、江戸時代にはセリと煮て臭みをとっていた。今日、鴨肉、鴨南蛮などで供されるものの多くはアイガモである。
野生種では生息数や生息地の減少からワシントン条約や日露渡り鳥条約、日中渡り鳥条約、日米渡り鳥条約、ボン条約︵日本は未加盟︶などの適用を受けている種も多く、生息地がラムサール条約に登録されることもある。日本では鳥獣保護法で狩猟してよい種と時期、地域、猟具など規制している。
マガモを家禽化したものはアヒルと呼ばれる。日本語と異なり英語のDuckなどヨーロッパの言語では、基礎語彙のレベルでは野生の鴨と家禽のアヒルを区別しないので、翻訳に際して注意が必要である。バリケンも鴨の範疇に入る。
概要
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/fa/Gifu-u_kamo.jpg/250px-Gifu-u_kamo.jpg)