「カモ」の版間の差分
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2010年1月29日 (金) 02:39時点における版
カモ︵鴨︶とは、カモ目カモ科の鳥類のうち、カリ︵雁︶に比べて体が小さく、首があまり長くなく、冬羽︵繁殖羽︶では雄と雌で色彩が異なるものをいう︵カルガモのようにほとんど差がないものもある︶。分類学上のまとまった群ではない。
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/fe/Kamo_picture.JPG/250px-Kamo_picture.JPG)
カルガモ︵東京ディズニーランドにて︶
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/fa/Gifu-u_kamo.jpg/250px-Gifu-u_kamo.jpg)
アヒル︵岐阜大学のキャンパスにて︶
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/be/Crowd_of_duck.JPG/250px-Crowd_of_duck.JPG)
マガモ︵稚内市ウエンナイ川︶
日本では主にカルガモ、オシドリなどが通年生息し、全国の河川や湖などで見られる。本邦では多くが冬鳥であるため、冬季にはマガモ、コガモ、オナガガモ、スズガモなど多種が見られる。
野生種では生息数や生息地の減少からワシントン条約や日露渡り鳥条約、日中渡り鳥条約、日米渡り鳥条約、ボン条約︵日本は未加盟︶などの適用を受けている種も多く、生息地がラムサール条約に登録されることもある。日本では鳥獣保護法で狩猟してよい種と時期、地域、猟具など規制している。
肉食文化が一般的でない明治維新前の日本で、一部の地域で食用とされた数少ない鳥獣類だった。鍋やすき焼きなどの料理が代表的だが、臭みが強く食用に適さない種もいる。鴨鍋はネギと煮るが、江戸時代にはセリと煮て臭みをとっていた。今日、鴨肉の名称で流通しているものの多くはアヒル︵マガモを家禽化したもの︶の肉であるが、アイガモ︵アヒルとカルガモの交配種︶や野生のマガモなどもしばしば食用とされる。
日本語と異なり英語のDuckなどヨーロッパの言語では、基礎語彙のレベルでは野生の鴨と家禽のアヒルを区別しないので、翻訳に際して注意が必要である。バリケンも鴨の範疇に入る。雄はDrakeともいう。中国語においても、正式にはアヒルは家鴨、野生の鴨は鴨子とされているが、日常会話では日本とは違い認知的に両者を区別していないため注意が必要である。
概要
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/fa/Gifu-u_kamo.jpg/250px-Gifu-u_kamo.jpg)