ジャガー・X351
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ジャガー・X351(Jaguar X351)は、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国のジャガー・カーズで2010年から販売されている、Fセグメントに属するラグジュアリーサルーンである。同社のフラッグシップモデルであるXJの4代目にあたり、記事名のX351は、同車の開発当時のコードネームに由来する。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/3e/Jaguar_XJ_Lights.jpg/252px-Jaguar_XJ_Lights.jpg)
概要
ジャガー・X351 (※記載された数値は、すべて欧州仕様) | |
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![]() Photo:X351 (日本仕様) | |
![]() Photo:X351 (日本仕様) | |
概要 | |
製造国 |
![]() |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ | 4ドア サルーン |
駆動方式 | FR |
パワートレイン | |
エンジン |
AJ-V6 Gen III型 2.993L V型6気筒DOHCディーゼル AJ-V8 Gen III型 5.000L V型8気筒DOHC AJ-V8 Gen III型 5.000L V型8気筒DOHCスーパーチャージャー |
最高出力 |
202kW(275ps)/4,000rpm 283kW(385ps)/6,500rpm 375kW(510ps)/6,000-6,500rpm[1] |
最大トルク |
600N・m(61.1kg・m)/2,000rpm 515N・m(52.5kg・m)/3,500rpm 625N・m(63.7kg・m)/2,500-5,500rpm[2] |
変速機 | 6AT |
前 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:マルチリンク |
後 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:マルチリンク |
車両寸法 | |
ホイールベース |
3,032mm (SWB数値) 3,157mm (LWB数値) |
全長 |
5,122mm (SWB数値) 5,247mm (LWB数値) |
全幅 | 1,894mm (SWB/LWB数値) |
全高 | 1,448mm (SWB/LWB数値) |
車両重量 |
1,755-1,892kg (SWB数値) 1,773-1,915kg (LWB数値) |
その他 | |
トレッド |
前:1,604mm (SWB/LWB)数値 後:1,626mm (SWB/LWB数値) |
最小回転半径 |
6.15m (SWB数値) 6.35m (LWB数値) |
系譜 | |
先代 | ジャガー・X350/358 |
2009年7月9日、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国の首都ロンドンに位置する現代美術専門美術館サーチ・ギャラリーにて世界初公開された。
XJとしては、2003年に発表されたX350
以来となる6年ぶりのフルモデルチェンジで、同社のブランド・フィロソフィーである﹁Beautiful Fast Car -美しく、速いクルマ-﹂をコンセプトに開発されている。
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/83/Old_Jaguars.jpg/252px-Old_Jaguars.jpg)
Photo:歴代XJとMk2
﹁ティアドロップ﹂型のサイドウインドウを中心に据えた特徴的なロングルーフプロポーションは、流れるような美しいシルエットと空気抵抗係数0.29Cdの優れた空力性能を両立させ、また、新たに採用されたパノラミックサンルーフは、車内の明るさやスペース感を劇的に高めるだけでなく、同社のサルーン史上最上級の室内空間を実現している[4]。
なお、ボディには、X350に引き続いた新世代アルミニウムボディが採用され、同車のライバルとされる他のFセグメントより約150kg軽量に仕上げられるだけでなく、リサイクル原料を50%使用した軽量アルミニウム構造を実現したことで、カーボンフットプリントを最小限に抑えることにも寄与している[4]。
デザイン
エクステリア
1968年に発表されたシリーズ1以来、歴代XJに採用されてきた丸型4灯ヘッドライトや﹁ロングノーズ・ロングデッキ﹂の伝統的なスタイリングはすべて刷新され、同社のデザイン・ディレクターを勤めるイアン・カラム氏指揮のもと大胆かつ斬新なスリークデザインへと昇華された[3]。![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/83/Old_Jaguars.jpg/252px-Old_Jaguars.jpg)
インテリア
シート、インストルメントパネル、ドアトップ、センターコンソール、アームレストといったインテリアの主要部位表面には、全てレザー張りが施され、クラフトマンシップを感じさせる丁寧なステッチで縫い合わされている[5]。また、カラーテーマは14種類、オーナメントパネルは11種類、レザーカラーは10種類、レザーマテリアルは3種類それぞれ用意され、オーナーの嗜好に応じたオーダーメイド感覚の豊富な組み合わせを可能としている[5]。 インストルメントパネルには、同社で初めて﹁Jaguar iTech[6]﹂が採用され、従来の﹁フィジカルインストルメントクラスター﹂に代わる高解像度ディスプレイを用いた﹁バーチャルインストルメント﹂が計器盤に配されている。また、シフトレバーには、XFやXKにも採用される﹁JaguarDriveセレクター﹂が組み合わされる。ラインナップ
名称 | 販売年度 | 車両型式 | 排気量 | 新車価格 | 備考 |
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Luxury (6AT) | 2010年5月15日- | CBA-J12LA | 4.999L | 1000.0万円 | ・2009年8月17日、全国のジャガー正規販売店にて予約注文を開始。 ・2009年9月30日、日本上陸。報道機関向け発表会を同時開催。 |
Premium Luxury (6AT) | 1150.0万円 | ||||
Portfolio (6AT) | 1320.0万円 | ||||
Portfolio LWB (6AT) | CBA-J24MA | 1600.0万円 | |||
Supersport (6AT) | CBA-J12MA | 1655.0万円 | |||
Supersport LWB (6AT) | CBA-J24MA | 1755.0万円 |
脚注
(一)^ Supersport 数値。Portfollio 数値:346kW(470ps)/6,000-6,500rpm。
(二)^ Supersport 数値。Portfollio 数値:575N・m(63.2kg・m)/2,000-5,000rpm。
(三)^ Response. "いま"のクルマにレスポンス!>ホーム>ニューモデル>新型車>︻ジャガーXJ日本発表︼最も美しいのはサイドビュー 2009年11月4日(水) 22時50分
(四)^ abJaguar Japan - Jaguar Cars>ニュース & PR>2009年のニュース>究極のスポーティング・ラグジュアリーを体現したジャガーのフラッグシップモデル ジャガー ニューXJの予約注文を開始 2009年8月17日
(五)^ abクルマ好きなら毎日みてる﹃webCG﹄-クルマ専門誌﹃CAR GRAPHIC﹄web>トップ>ニュース(リスト)>ジャガーの旗艦﹁XJ﹂が日本に上陸 (09.09.30)
(六)^ Jaguar iTech: Jaguar Intuitive Technology。バーチャルインストルメントパネル、HDタッチスクリーン、インタラクティブコントロール、メディアパブなどで構成される最先端スクリーン技術。