「スミ1」の版間の差分
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[[ファイル:Hanshin Koshien Stadium4.jpg|サムネイル|[[阪神タイガース]]が[[埼玉西武ライオンズ|西武ライオンズ]]に「スミ1」で勝利した。]] |
[[ファイル:Hanshin Koshien Stadium4.jpg|サムネイル|[[阪神タイガース]]が[[埼玉西武ライオンズ|西武ライオンズ]]に「スミ1」で勝利した。]] |
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'''スミ1'''︵すみいち︶とは、[[野球]]において、1回表または1回裏に1点が入り、そのまま1-0で試合が終了した得点経過のこと<ref>{{Cite web|和書|publisher=産経新聞|url=https://www.sankei.com/article/20170202-DHYD7YL72RPHBIQMDHPVJHI5GM/|title=消えゆく野球スラングの今 郷愁漂う﹁ジャンプ一番﹂﹁スミイチ﹂﹁巨人キラー﹂…|accessdate=2017-02-09}}</ref>。[[スコアボード]]の'''隅に1点'''が記録されていることからスミ1と言われる。﹁スミ1で勝つ﹂ |
'''スミ1'''︵すみいち︶とは、[[野球]]において、1回表または1回裏に1点が入り、そのまま1-0で試合が終了した得点経過のこと<ref>{{Cite web|和書|publisher=産経新聞|url=https://www.sankei.com/article/20170202-DHYD7YL72RPHBIQMDHPVJHI5GM/|title=消えゆく野球スラングの今 郷愁漂う﹁ジャンプ一番﹂﹁スミイチ﹂﹁巨人キラー﹂…|accessdate=2017-02-09}}</ref>。[[スコアボード]]の'''隅に1点'''が記録されていることからスミ1と言われる。
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「スミ1で勝つ」または「スミ1で負ける」場合の試合の[[得点|スコア]]は 1-0 である。 |
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初回の1得点のみに抑えられ敗退した場合、つまり相手が2得点以上し敗退した試合で、「スミ1に抑えられた」と表すのは、本来の意味から外れる。同様に初回の1失点のみに抑え勝利した場合に、「スミ1に抑えた」と表すのも本来の意味から外れる。したがってスミ1試合が[[延長戦]]になることはない。 |
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== 例 == |
== 例 == |
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現在、日本プロ野球で初回先頭打者による安打の1安打のみによる1-0で勝利したスミ1試合は2試合記録されている。 |
現在、日本プロ野球で初回先頭打者による安打の1安打のみによる1-0で勝利したスミ1試合は2試合記録されている。 |
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1度目は1975年5月5日の[[福岡ソフトバンクホークス|南海ホークス]]対[[千葉ロッテマリーンズ|ロッテオリオンズ]]戦([[大阪球場]])で、先頭打者の[[島野育夫]]が安打を放ち、[[村田兆治]]の暴投で1点を先制。この1点を守りきり、南海が勝利した。 |
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2 |
2度目は[[2019年]]の7月16日の[[オリックス・バファローズ]]対[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]戦([[大阪ドーム|京セラドーム大阪]])で、初回先頭打者の[[福田周平 (野球)|福田周平]]が内野安打を放ち、[[大城滉二]]が犠打で塁を進め、[[中川圭太]]が野手選択で出塁し、[[吉田正尚]]が犠牲フライを放ち1点を先制。オリックスはその後安打が出なかったが、この1点を守り切って勝利した<ref>[https://www.sanspo.com/article/20190717-XLCFTU62YNPT5B25MDPZE5OV74/ オリ、超スミ1で則本昂に勝った!西村監督ロッテ現役時代以来パ4度目] サンケイスポーツ 2019年7月17日配信</ref>。 |
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== 日本シリーズでのスミ1試合== |
== 日本シリーズでのスミ1試合== |
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日本シリーズでは2018年現在、スミ1試合は2度記録されている。どちらも記録したのは[[読売ジャイアンツ]]である。1度目は[[1994年の日本シリーズ]]第2戦、[[東京ドーム]]での[[埼玉西武ライオンズ|西武ライオンズ]]との試合で、1回裏に[[鈴木健 (内野手)|鈴木健]]の失策から出した走者を犠打で2塁に進め、2死から[[原辰徳]]の詰まりながらもゴロでレフトに抜ける安打で1得点し、それを[[槙原寛己]]が守り抜いた。西武の先発・[[工藤公康]]も2安打に抑えたが、ずしりと重い1点となった。2度目は[[2012年]]の日本シリーズ第2戦、東京ドームでの[[北海道日本ハムファイターズ]]との試合で、1回裏の[[長野久義]]の先頭打者本塁打によって記録したものである<ref>[https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/10/29/kiji/K20121029004435560.html 日本S史上初 長野スミ1先頭V弾 守備でも中ゴロ完成]</ref>。 |
日本シリーズでは2018年現在、スミ1試合は2度記録されている。どちらも記録したのは[[読売ジャイアンツ]]である。 |
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1度目は[[1994年の日本シリーズ]]第2戦、[[東京ドーム]]での[[埼玉西武ライオンズ|西武ライオンズ]]との試合で、1回裏に[[鈴木健 (内野手)|鈴木健]]の失策から出した走者を犠打で2塁に進め、2死から[[原辰徳]]の詰まりながらもゴロでレフトに抜ける安打で1得点し、それを[[槙原寛己]]が守り抜いた。西武の先発・[[工藤公康]]も2安打に抑えたが、ずしりと重い1点となった。 |
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2度目は[[2012年]]の日本シリーズ第2戦、東京ドームでの[[北海道日本ハムファイターズ]]との試合で、1回裏の[[長野久義]]の先頭打者本塁打によって記録したものである<ref>[https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/10/29/kiji/K20121029004435560.html 日本S史上初 長野スミ1先頭V弾 守備でも中ゴロ完成]</ref>。 |
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== 甲子園大会でのスミ1試合 == |
== 甲子園大会でのスミ1試合 == |
2024年6月25日 (火) 12:09時点における版
例
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東京ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 |
阪神タイガース | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 1 | 5 | 0 |