マニピュレーター
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マニピュレーター︵英: Manipulator。工学分野ではマニピュレータ、マニプレータ[1]︶は、手で操縦することを意味するマニピュレート︵動詞︶、マニピュレーション︵名詞︶する人や、機械などで作業を実行する部分。“マニュピレーター”は誤記。
工学
ロボットの腕や手に当たる部分を指し、実験室等における放射性物質の遠隔取り扱いなど、広義の産業用ロボットの分野で使われる。人型ロボットの場合は人間と同じくアームと表現される。またロボットを操作する人間は通常﹁オペレータ﹂と呼ばれる。 なお、足で操作する同等の﹁ペディピュレーター﹂︵ペディプレーター︶は未だに現れていないが、これは手に比べて足は細かい操作が出来ないことに原因すると思われる。 電気通信の分野では、自動電鍵で符号を打ち出すパドルをさす言葉としても使われる。マジックハンド
マジックハンド︵magic+hand︶は、和製英語[2]。玩具︵1966年には任天堂からパンタグラフ式のウルトラハンドが発売︶や、業務用のものがある。1990年代には、タレントの宅八郎がテレビ出演などの際に持ち歩き、マジックハンドが強く認知された。柄が伸縮式のものもある。 鉄道駅で駅員が使用するトリガー式のものは﹁安全拾得器﹂と呼ばれる[3]。これがないと、拾い上げるのに列車の運行を止めて線路に降りなければならず、大きな影響が出る。 内視鏡手術用の鉗子には、マジックハンドのような動きをするものもある。-
マジックハンド その1
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マジックハンド その2
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安全拾得器
心理学
心理学においては、マインドコントロールを促すもののことをいう。