中司宏
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中司 宏︵なかつか ひろし、1956年3月11日 - ︶は、日本の政治家。
来歴
●1956年 大阪府生まれ。 ●1979年 早稲田大学卒業後、産経新聞社に入社。 ●1986年 産経新聞社を退社。 ●1987年4月 大阪府議会議員選挙に立候補し当選。1993年7月まで2期6年務める。府議時代は自由民主党に所属。 ●1995年4月 枚方市市長選挙に無所属で立候補し当選。2007年9月まで4期12年務める。 ●2007年7月31日 競売入札妨害罪で逮捕、起訴︵後述︶される。辞職願を提出し同年9月10日に辞職。 ●2009年4月28日 談合の罪で懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受け、直ちに控訴。 ●2009年12月1日 大阪府柏原市の岡本泰明市長の提案により同市の嘱託職員に採用、行財政改革チーム議長に就任。 ●2010年11月 大阪高裁判決でも控訴が棄却され、上告。起訴
2005年に枚方市が行った第二清掃工場の建設に伴う入札︵制限型一般競争入札︶において、市長自らが官製談合を行った疑いで、工事を受注した大林組関係者らとともに大阪地方検察庁特捜部に逮捕、起訴された。中司は、一貫して容疑を否認したが、大阪地方裁判所は2009年4月28日、懲役1年6か月、執行猶予3年︵求刑懲役2年︶の有罪判決を言い渡した。2011年9月現在、最高裁上告中。 中司自身は、一貫して事実誤認の逮捕を主張している。また、検察当局の行き過ぎた尋問など司法機関の在り方に問題意識を示している。 加えて、同事件の共犯者として起訴された小堀前副市長は既に無罪判決が確定している。 また、この件について、日本経済新聞が2007年7月6日付朝刊で、中司がゼネコンから接待を頻繁に受けていたとする内容の記事を掲載したが、中司は﹁この記事は虚偽である﹂として、2010年に大阪地方裁判所に訴訟を提起。2012年6月15日に同地裁は、﹁取材内容は粗末だ﹂などとして名誉棄損を認め、中司に対し600万円を支払うよう、日本経済新聞社に命じた[1]。この判決は双方が不服として控訴したが、大阪高等裁判所は和解を勧告し、11月9日に和解が成立し、日経側が解決金として400万円を支払うこととなった[2]。関連項目
脚注
- ^ 官製談合報道で名誉毀損、日経新聞に賠償命令 読売新聞 2012年6月15日
- ^ “日経と前枚方市長が和解 談合報道巡り解決金400万円”. 読売新聞・朝刊: p. 37. (2012年11月10日)
外部リンク
- 中司宏のブログ-中司宏の航海日誌
- 枚方談合事件とは-中司宏を支援する会
- 中司宏公式ホームページ-中司宏オフィシャルサイト
- 中司ひろし携帯ホームページ-中司ひろし携帯サイト