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2018年[[釜山国際映画祭]]ドキュメンタリー・コンペティション部門出品作品。 |
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2019年8月17日 (土) 16:49時点における版
主戦場 | |
---|---|
Shusenjo The Main Battleground of the Comfort Women Issue | |
監督 | ミキ・デザキ |
脚本 | ミキ・デザキ |
製作 |
ミキ・デザキ ハタ・モモコ |
ナレーター | ミキ・デザキ |
音楽 | オダカ・マサタカ |
撮影 | ミキ・デザキ |
編集 | ミキ・デザキ |
製作会社 | ノーマン・プロダクション |
配給 | 東風 |
公開 | 2019年4月20日 |
上映時間 | 122分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語、日本語、朝鮮語 |
﹁主戦場﹂︵しゅせんじょう︶は、2019年公開のドキュメンタリー映画。
概要
日本の慰安婦問題を扱った作品。 本作が監督デビュー作となるフロリダ出身の日系アメリカ人ミキ・デザキ︵Norman Mikine Dezaki、出崎幹根[1]︶の作品。インタビュー形式で多くの知識人・文化人が登場する。 2018年釜山国際映画祭ドキュメンタリー・コンペティション部門出品作品。キャッチコピー
﹁ようこそ、﹃慰安婦問題﹄論争の渦中︵バトルグラウンド︶へ﹂ ﹁ひっくり返るのは歴史か それともあなたの常識か﹂ ﹁あなたが﹃ネトウヨ﹄でもない限り、彼らをひどく憤らせた日系アメリカ人Youtuberのミキ・デザキを、おそらくご存じないだろう。ネトウヨからの度重なる脅迫にも臆せず、彼らの主張にむしろ好奇心を掻き立てられたデザキは、日本人の多くが﹃もう蒸し返して欲しくない﹄と感じている慰安婦問題の渦中に自ら飛び込んでいった。慰安婦たちは﹃性奴隷﹄だったのか?﹃強制連行﹄は本当にあったのか?なぜ慰安婦たちの証言はブレるのか?そして、日本政府の謝罪と法的責任とは・・・?...﹂出演
クレジット順 ●トニー・マラーノ︵a.k.a テキサス親父︶ ●藤木俊一︵テキサス親父のマネージャー︶ ●山本優美子︵なでしこアクション︶ ●杉田水脈︵衆議院議員︵自由民主党︶︶ ●藤岡信勝︵新しい歴史教科書をつくる会︶ ●ケント・ギルバート︵カリフォルニア州の弁護士、日本のテレビタレント︶ ●櫻井よしこ︵ジャーナリスト︶ ●吉見義明︵歴史学者︶ ●戸塚悦朗︵弁護士︶ ●ユン・ミヒャン︵韓国挺身隊問題対策協議会︶ ●イン・ミョンオク︵ナヌムの家の看護師、元慰安婦の娘︶ ●パク・ユハ︵日本文学者︶ ●フランク・クィンテロ︵元グレンデール市長︶ ●林博史︵歴史学者︶ ●渡辺美奈︵アクティブ・ミュージアム女たちの戦争と平和資料館︶ ●エリック・マー︵元サンフランシスコ市議︶ ●中野晃一︵政治学者︶ ●イ・ナヨン︵社会学者︶ ●フィリス・キム︵カリフォルニア州コリアン米国人会議︶ ●キム・チャンロク︵法学者︶ ●阿部浩己︵国際法学者︶ ●俵義文︵子どもと教科書全国ネット21︶ ●植村隆︵元朝日新聞記者︶ ●中原道子︵﹁戦争と女性への暴力﹂リサーチ・アクション・センター︶ ●小林節︵憲法学者︶ ●松本栄好︵元日本軍兵士︶ ●加瀬英明︵日本会議︶反響
公開2か月後の状況を、朝日新聞は、東京の映画館では満席や立ち見状態になり、上映後には拍手が起きる﹁異例のヒット﹂と報じた[2]。評価・批判
日本会議がその公式ウェブサイトに本作に対する抗議文を掲載し、本作においては、その所属メンバーや関係者個人の見解が団体の公式な見解であるかのように編集され、また当団体が大日本帝国憲法復活を企てる組織であるかのように描かれているが、そのような内容は事実誤認であると表明した[3]。 一部の出演者から、インタビュー取材の際に﹁︵上智大学大学院の︶卒業制作﹂のためとしか説明せず、一般公開予定作品であることを伏せていたとする主張︵山本︶[4]や、発言の拡大解釈があるとの批判︵ギルバート︶を受けた[5]。 2019年5月30日、出演者7人︵櫻井、ギルバート、トニー・マラーノ、加瀬、山本、藤岡、藤木︶が﹁商業映画に出演することに承諾していない﹂などとして、上映中止をもとめる抗議声明を発表した[6]。これに対して、2019年6月3日、ミキ・デザキ監督は、記者会見において、﹁出演者全員と交わした合意書で、一般公開の可能性を伝えていた﹂と指摘[7]した。具体的には、抗議声明を発表した7人に提示し、うち5人︵櫻井、ギルバート、トニー・マラーノ、加瀬、山本︶が署名・捺印をした承諾書には﹁制作者またはその指定する者が、日本国内外において永久的に本映画を配給・上映または展示・公共に送信し、または、本映画の複製物︵ビデオ、DVD、または既に知られているその他の媒体またはその後開発される媒体など︶を販売・貸与すること︵第5項︶﹂とあり、また残る2人︵藤岡、藤木︶と交わした合意書には﹁甲︵監督︶は本映画公開前に乙︵出演者︶に確認を求め、乙は、速やかに確認する︵第5項︶﹂とあり、このことから商業公開される可能性があることを何れの出演者も知っていたと指摘した[8][6]。2019年6月19日、出演者5人︵ギルバート、トニー・マラーノ、山本、藤岡、藤木︶が映画の上映差し止めと計1300万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした[9]。注釈
脚注
(一)^ 異色の経歴を持つ大学院生が﹁慰安婦問題﹂のドキュメンタリー映画にかける想いハフポスト 2017年3月28日
(二)^ “慰安婦映画、異例のヒット ドキュメンタリー﹁主戦場﹂、全国44館に広がる”. 朝日新聞. (2019年6月14日). オリジナルの2019年6月15日時点におけるアーカイブ。 2019年6月15日閲覧。
(三)^ ドキュメンタリー映画﹁主戦場﹂について日本会議 2019年4月19日
(四)^ 映画﹁主戦場﹂について 山本優美子なでしこアクション Japanese Women for Justice and Peace 2019年4月23日
(五)^ ︻上念司の深掘りPart5︼① ヤッちまった師匠SP!まさかのケント師匠が騙されて反日映画に出演!? 文化人放送局YouTubeチャンネル 2019年4月27日
(六)^ ab“慰安婦テーマの映画﹁主戦場﹂が場外乱闘に…櫻井よしこ氏らの抗議に監督が猛反論”. 弁護士ドットコムNEWS (2019年6月3日). 2019年6月10日閲覧。
(七)^ “映画・主戦場﹁出演者と合意書﹂ 監督側、対立の保守派に反論”. 東京新聞 TOKYO Web. 2019年6月6日閲覧。
(八)^ “慰安婦映画﹃主戦場﹄リアルバトル ﹁騙された﹂vs.﹁合意を果たした﹂”. ニューズウィーク日本版 (2019年6月7日). 2019年6月10日閲覧。
(九)^ “慰安婦テーマ﹁主戦場﹂上映中止求め、ケント・ギルバート氏ら提訴﹁名誉を毀損された﹂”. 弁護士ドットコムNEWS (2019年6月19日). 2019年6月19日閲覧。
外部リンク
- Shusenjo
- 映画『主戦場』公式サイト
- 映画配給会社東風公式サイト
- 主戦場 (@shusenjo) - X(旧Twitter)
- 主戦場 (shusenjo) - Facebook
- 【上念司の深掘りPart5】① ヤッちまった師匠SP!まさかのケント師匠が騙されて反日映画に出演!? 文化人放送局YouTubeチャンネル 2019年4月27日