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== コメディアン == |
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[[ファイル:Jack and the Beanstalk (1952) 1.jpg|thumb|[[:en:Abbott and Costello|アボットとコステロ]]]] |
[[ファイル:Jack and the Beanstalk (1952) 1.jpg|thumb|[[:en:Abbott and Costello|アボットとコステロ]]]] |
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2人でコンビを組んで活動する[[コメディアン]]は数多く存在する。相反する性質の対比で笑いを誘う |
2人でコンビを組んで活動する[[コメディアン]]は数多く存在する。相反する性質の対比で笑いを誘う例が多い。 |
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世界的によく知られたコンビは、その多くが[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[コメディ]]映画に出演したものである。1940年代には[[:en:Abbott and Costello|アボットとコステロ]]が、また1950年代には底抜けコンビ([[ディーン・マーティン]]と[[ジェリー・ルイス]])が、それぞれ舞台からテレビなどのマスメディアに出演し、名声を得た。1970年代には[[ジョン・ベルーシ]]と[[ダン・エイクロイド]]がテレビ番組[[サタデー・ナイト・ライブ]]内の[[スケッチ]]で[[ブルース・ブラザーズ]]と呼ばれるコンビ(実際には他の楽器を含むバンド構成)を結成し、これを元に同名の映画『[[ブルース・ブラザース]]』も制作された。 |
世界的によく知られたコンビは、その多くが[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[コメディ]]映画に出演したものである。1940年代には[[:en:Abbott and Costello|アボットとコステロ]]が、また1950年代には底抜けコンビ([[ディーン・マーティン]]と[[ジェリー・ルイス]])が、それぞれ舞台からテレビなどのマスメディアに出演し、名声を得た。1970年代には[[ジョン・ベルーシ]]と[[ダン・エイクロイド]]がテレビ番組[[サタデー・ナイト・ライブ]]内の[[スケッチ]]で[[ブルース・ブラザーズ]]と呼ばれるコンビ(実際には他の楽器を含むバンド構成)を結成し、これを元に同名の映画『[[ブルース・ブラザース]]』も制作された。 |
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漫画の分野では、特に日本の[[藤子不二雄]]が[[藤子・F・不二雄|藤本弘]]と[[藤子不二雄A|安孫子素雄]]の共有筆名として著名であるが、実際に共同で漫画を制作したのは経歴のごく初期の頃である。夫婦での継続的な共同製作では[[新谷かおる]]・[[佐伯かよの]]や[[弘兼憲史]]・[[柴門ふみ]]などが有名である。共有筆名で活動する兄弟としては[[室山まゆみ]]や[[前田理想]]などがあげられる。 |
漫画の分野では、特に日本の[[藤子不二雄]]が[[藤子・F・不二雄|藤本弘]]と[[藤子不二雄A|安孫子素雄]]の共有筆名として著名であるが、実際に共同で漫画を制作したのは経歴のごく初期の頃である。夫婦での継続的な共同製作では[[新谷かおる]]・[[佐伯かよの]]や[[弘兼憲史]]・[[柴門ふみ]]などが有名である。共有筆名で活動する兄弟としては[[室山まゆみ]]や[[前田理想]]などがあげられる。 |
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アニメの分野では日本の脚本プロダクション・[[スタジオオルフェ]]所属 |
アニメの分野では日本の脚本プロダクション・[[スタジオオルフェ]]所属関係者の[[黒田洋介]](現取締役)・[[倉田英之]]両人による「地獄組」(現在は解散)や[[福田己津央]]・[[両澤千晶]]夫妻のような例がある。 |
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映画の分野では、アメリカの[[コーエン兄弟]]や[[ウォシャウスキー兄弟]](姉弟)が継続的な共同製作を行い、成功を収めている。 |
映画の分野では、アメリカの[[コーエン兄弟]]や[[ウォシャウスキー兄弟]](姉弟)が継続的な共同製作を行い、成功を収めている。 |
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犯罪史においては、共同で凶悪犯罪を繰り返した[[ボニーとクライド]]などが知られている。 |
犯罪史においては、共同で凶悪犯罪を繰り返した[[ボニーとクライド]]などが知られている。 |
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また、最近では[[スパイ]]([[諜報活動]])ネタも取り込んだ「特命刑事」をメインテーマとする[[スーパー戦隊シリーズ]]第36作『[[特命戦隊ゴーバスターズ]]』や、複数のアニメ制作会社が特撮ないし実写作品に制作参画した異例の |
また、最近では[[スパイ]]([[諜報活動]])ネタも取り込んだ「特命刑事」をメインテーマとする[[スーパー戦隊シリーズ]]第36作『[[特命戦隊ゴーバスターズ]]』や、複数のアニメ制作会社が特撮ないし実写作品に制作参画した異例の例でもある『[[ケータイ捜査官7]]』では「可変機構を有する機械がバディ(相棒)」等という設定を採用していることでも注目を集めている。 |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
2020年11月26日 (木) 12:18時点における版
音楽
実演
制作
ミュージカルやポピュラー音楽の制作においては、作詞と作曲を分担する二人組がしばしば継続的に活動することがある。よく知られた例としては、アメリカのミュージカル分野で活躍したロジャース&ハマースタイン、夫婦で活動する阿木燿子・宇崎竜童や、来生えつこ・来生たかお姉弟などが挙げられる。コメディアン
漫才
映画
主人公が二人組で活躍する映画やドラマ等のジャンルは、しばしばバディムービー(Buddy film)と呼ばれている。狭義のバディムービーは男性の二人組に限定される[2]が、しばしば女性同士あるいは男女の二人組も含むように広く解釈される︵たとえばX-ファイルシリーズなど︶。 特によく知られたバディムービーとしては、アメリカの﹃リーサル・ウェポン﹄シリーズ、フランスの﹃TAXi﹄シリーズが挙げられる。日本でも﹃あぶない刑事﹄や﹃相棒﹄などがテレビドラマの好評に伴って映画化された。スポーツ
その他の芸術活動
その他
犯罪史においては、共同で凶悪犯罪を繰り返したボニーとクライドなどが知られている。 また、最近ではスパイ︵諜報活動︶ネタも取り込んだ﹁特命刑事﹂をメインテーマとするスーパー戦隊シリーズ第36作﹃特命戦隊ゴーバスターズ﹄や、複数のアニメ制作会社が特撮ないし実写作品に制作参画した異例の例でもある﹃ケータイ捜査官7﹄では﹁可変機構を有する機械がバディ︵相棒︶﹂等という設定を採用していることでも注目を集めている。脚注
- ^ コンビはコンビネーション(複数の組み合わせ)の略であるが、この場合は二人という意味である。二人以上もコンビネーションであるが、コンビとは呼ばない。
- ^ The Complete Film Dictionary. Penguin, 41. ISBN 0140513930