「呂旋法」の版間の差分
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*双調 -双調、○、勝絶、平調、○、壱越、○、神仙、盤渉、○、黄鐘、○、双調 |
*双調 -双調、○、勝絶、平調、○、壱越、○、神仙、盤渉、○、黄鐘、○、双調 |
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*太食調 - 平調、○、壱越、上無、○、盤渉、○、黄鐘、鳧鐘、○、下無、○、平調 |
*太食調 - 平調、○、壱越、上無、○、盤渉、○、黄鐘、鳧鐘、○、下無、○、平調 |
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== 参考文献 == |
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== 関連項目 == |
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2023年7月22日 (土) 09:31時点における最新版
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![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/1a/Ryo_scale_on_D.png/300px-Ryo_scale_on_D.png)
呂旋法︵りょせんぽう︶は、日本の旋法の一つである。
概要[編集]
宮、商、呂角、律角、徴、羽および律嬰羽の7音であり、角が宮より4律上にあるのがその特徴である。 雅楽では、この旋法の曲はきわめてまれで、壱越調、双調、太食調、沙陀調、水調などがこれに属するが、その大半は中国の商調︵宮、商、角、嬰角、徴、羽および嬰羽からなる︶で、ただし、宮調︵宮、商、角、変徴、徴、羽および変宮からなる︶、徴調︵宮、商、角、嬰角、徴、羽および変宮からなる︶もある。つまり、日本雅楽の呂旋法は、商調において起止音を宮音と定めたものであるといえる。いいかえれば、宮、商、角、徴、羽に、嬰角および嬰羽をふくむものである。 各調の呂旋法を示せば、
●呂旋法 - 宮、○、嬰羽、羽、○、徴、○、嬰角、角、○、商、○、宮
●壱越調 - 壱越、○、神仙、盤渉、○、黄鐘、○、双調、下無、○、平調、○、壱越
●双調 -双調、○、勝絶、平調、○、壱越、○、神仙、盤渉、○、黄鐘、○、双調
●太食調 - 平調、○、壱越、上無、○、盤渉、○、黄鐘、鳧鐘、○、下無、○、平調
参考文献[編集]
●下田和男﹃楽典 理論と実際﹄共同音楽出版社、1981年、249頁。ISBN 4-87390-446-3。関連項目[編集]
●律旋法