コンテンツにスキップ

「坂部恵」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m 外部リンク消滅につき、削除
m編集の要約なし
 
(22人の利用者による、間の37版が非表示)
1行目: 1行目:

''' ''' <ref>[[ ()|]]</ref>[[1936]][[211]] - [[2009]][[63]][[]]

''' ''' <ref>[[ ()|]]</ref>[[1936]][[211]] - [[2009]][[63]][[#|]][[]][[]]<ref>[https://www.9-jo.jp/message.html ] </ref>


==来歴・人物==

==来歴・人物==


[[]][[]][[]]<ref>[http://www.seikei-alumnet.jp/obituary/h21/20090603-01.html  ] </ref>1959[[|]]1965[[|]][[#3|]][[退|退]]<ref>[http://www.kawai-juku.ac.jp/bunkyo/6-5-4.html 4 ] </ref>

[[]][[]]1965[[]][[]]1997退[[]]



1965[[]][[ (1949-2011)|()]][[]]1997退[[]]

[[イマヌエル・カント]]、[[和辻哲郎]]、[[九鬼周造]]を研究対象とし、1976年、和辻の「面とペルソナ」を出発点とした『仮面の解釈学』で[[山崎賞]]受賞。1986年、『和辻哲郎』で[[サントリー学芸賞]]受賞。



[[イマヌエル・カント]]、[[和辻哲郎]]、[[九鬼周造]]を研究対象とし、1976年、和辻の「面とペルソナ」を出発点とした『仮面の解釈学』で[[哲学奨励山崎賞]]受賞。1986年、『和辻哲郎』で[[サントリー学芸賞]]受賞。

2002年、[[紫綬褒章]]受章。[[岩波書店]]版『カント全集』の監修を行った。また晩年に『坂部恵集』が出された。


2001[[]]<ref>{{Cite web||url=https://www.zenshigaku-np.jp/news_01.php?y=2001&m=11&d=13&newsid=590|title= |accessdate=2023-06-21|publisher=|date =2001-11-13}}</ref><ref>{{Cite web||url=https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400004694.pdf|title= No.1224|format=PDF|accessdate=2023-06-21|publisher=|date=2001-11-14|page=2}}</ref>[[]]<ref>[https://www.chikumashobo.co.jp/author/002819/  ] [[]]</ref>


[[2009年]]6月3日、神経[[膠芽腫]](悪性の脳腫瘍)により死去。

2009年6月3日、神経[[膠芽腫]](悪性の[[脳腫瘍]])により死去<ref>[http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009060301000922.html 坂部恵氏死去 東大名誉教授] 共同通信(2009年6月3日配信) {{Wayback|url=http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009060301000922.html|date=20140524023003}}</ref>

追悼出版に『坂部恵 精神史の水脈を汲む 別冊水声通信』([[水声社]]、2011年6月)がある。



==著書==

== 著書 ==

*仮面の解釈学 東京大学出版会 1976

*仮面の解釈学』([[東京大学出版会]]) 1976

*理性の不安 カント哲学の生成と構造 勁草書房 1976

*理性の不安 - カント哲学の生成と構造』([[勁草書房]]) 1976

*カント 講談社人類の知的遺産) 1979年/講談社学術文庫 2001年 

*『[[イマヌエル・カント|カント]]』([[講談社]]、人類の知的遺産) 1979、[[講談社学術文庫]] 2001

*「ふれる」ことの哲学 人称的世界とその根底 岩波書店 1983

*「ふれる」ことの哲学 - 人称的世界とその根底』([[岩波書店]]) 1983

*和辻哲郎 岩波書店(20世紀思想家文庫) 1986

*『[[和辻哲郎]]』(岩波書店、20世紀思想家文庫) 1986、のち改題『和辻哲郎 - 異文化共生の形』([[岩波現代文庫]]) 2000

*鏡のなかの日本語』([[筑摩書房]]、ちくまライブラリー22) 1989

**[[和辻哲郎]] 異文化共生の形 岩波現代文庫 2000年

*ペルソナの詩学 - かたり ふるまい こころ』(岩波書店1989

*鏡のなかの日本語 筑摩書房ちくまライブラリー22〉 1989

*不在の歌 - [[九鬼周造]]の世界』([[TBSブリタニカ]]) 1990

*ペルソナの詩学かたり ふるまい こころ 岩波書店 1989

*『かたり』([[弘文堂]]思想選書) 1990、のち改題『かたり - 物語の文法』([[ちくま学芸文庫]]) 2008

*不在の歌 [[九鬼周造]]の世界 TBSブリタニカ 1990

*〈ふるまい〉の詩学』(岩波書店1997

*かたり 弘文堂思想選書 1990年

*ヨーロッパ精神史入門 - [[カロリング・ルネサンス]]の残光』(岩波書店 1997

**かたり-物語の文法 ちくま学芸文庫 2008年

*モデルニテ・バロック - 現代精神史序説』([[哲学書房]]) 2005

*〈ふるまい〉の詩学 岩波書店 1997

*坂部恵集全5巻岩波書店2006 - 2007

*ヨーロッパ[[精神史]]入門[[カロリング・ルネサンス]]の残光 岩波書店 1997

*#『生成するカント像』

*モデルニテ・バロック現代精神史序説 哲学書房 2005

*#『思想史の余白に』

*坂部恵集全5巻) 岩波書店2006-07年

*#『共存・あわいのポエジー』

*#『〈しるし〉〈かたり〉〈ふるまい〉』

*#『〈日本〉への視線,思考の文体』



==編著==

=== 編著 ===

*ときをとく 時をめぐる宴 [[川田順造]] リブロポート 1987年 

*ときをとく 時をめぐる宴』([[川田順造]]、[[リブロポート]]) 1987

*命題コレクション哲学 [[加藤尚武]]共編 筑摩書房 1990/ちくま学芸文庫 2008

*命題コレクション哲学』([[加藤尚武]]共編、[[筑摩書房]]) 1990、ちくま学芸文庫 2008

*和辻哲郎随筆集(編・解説岩波文庫 1995

*和辻哲郎随筆集(編・解説、[[岩波文庫]]) 1995

*[[九鬼周造]]の世界 藤田正勝[[鷲田清一]]共編 ミネルヴァ書房 2002

*[[九鬼周造]]の世界』([[藤田正勝]], [[鷲田清一]]共編、[[ミネルヴァ書房]]) 2002

*カント哲学のアクチュアリティー 哲学の原点を求めて [[佐藤康邦]] ナカニシヤ出版 2008年 

*『[[カント哲学]]のアクチュアリティー - 哲学の原点を求めて』([[佐藤康邦]]、[[ナカニシヤ出版]]) 2008



==翻訳==

== 翻訳 ==

*カント [[ウヴェ・シュルツ|U.シュルツ]] 理想社 1982

*カント』([[ウヴェ・シュルツ|Uシュルツ]]、[[理想社]]) 1982

*現代の哲学 2 [[ポール・リクール|P.リクール]] 岩波書店 1982

*現代の哲学 2』([[ポール・リクール|Pリクール]]岩波書店 1982

*[[実践理性批判]] 伊古田理共訳カント全集 7巻」 岩波書店 2000

*[[実践理性批判]]』([[イマヌエル・カント]]、[[伊古田理]]共訳、岩波書店、カント全集7) 2000



== 脚注 ==

== 脚注 ==

<div class="references-small"><references /></div>

<references />


{{Normdaten}}



{{DEFAULTSORT:さかへ めくみ}}

{{DEFAULTSORT:さかへ めくみ}}

[[Category:日本の哲学者]]

[[Category:20世紀日本の哲学者]]

[[Category:21世紀日本の哲学者]]

[[Category:日本の倫理学者]]

[[Category:日本の形而上学者]]

[[Category:存在論の哲学者]]

[[Category:認識論の哲学者]]

[[Category:解釈学者]]

[[Category:カント哲学者]]

[[Category:日本の哲学史家]]

[[Category:サントリー学芸賞受賞者]]

[[Category:紫綬褒章受章者]]

[[Category:紫綬褒章受章者]]

[[Category:東京大学の教員]]<!--名誉教授。-->

[[Category:東京大学の教員]]

[[Category:桜美林大学の教員]]

[[Category:桜美林大学の教員]]

[[Category:東京都立大学の教員]]

[[Category:東京都立大学の教員]]

[[Category:國學院大學の教員]]

[[Category:國學院大學の教員]]

[[Category:東京大学出身の人物]]

[[Category:成蹊高等学校出身の人物]]

[[Category:神奈川県出身の人物]]

[[Category:神奈川県出身の人物]]

[[Category:脳腫瘍で亡くなった人物]]

[[Category:1936年生]]

[[Category:1936年生]]

[[Category:2009年没]]

[[Category:2009年没]]


2023年12月21日 (木) 06:46時点における最新版


  [1]1936211 - 200963[2]

来歴・人物

[編集]

[3]19591965退[4]

1965()1997退

19761986 2001[5][6][7]

200963[8]   20116

著書

[編集]
  • 『仮面の解釈学』(東京大学出版会) 1976
  • 『理性の不安 - カント哲学の生成と構造』(勁草書房) 1976
  • カント』(講談社、人類の知的遺産) 1979、講談社学術文庫 2001
  • 『「ふれる」ことの哲学 - 人称的世界とその根底』(岩波書店) 1983
  • 和辻哲郎』(岩波書店、20世紀思想家文庫) 1986、のち改題『和辻哲郎 - 異文化共生の形』(岩波現代文庫) 2000
  • 『鏡のなかの日本語』(筑摩書房、ちくまライブラリー22) 1989
  • 『ペルソナの詩学 - かたり ふるまい こころ』(岩波書店) 1989
  • 『不在の歌 - 九鬼周造の世界』(TBSブリタニカ) 1990
  • 『かたり』(弘文堂思想選書) 1990、のち改題『かたり - 物語の文法』(ちくま学芸文庫) 2008
  • 『〈ふるまい〉の詩学』(岩波書店) 1997
  • 『ヨーロッパ精神史入門 - カロリング・ルネサンスの残光』(岩波書店) 1997
  • 『モデルニテ・バロック - 現代精神史序説』(哲学書房) 2005
  • 「坂部恵集」全5巻(岩波書店) 2006 - 2007
    1. 『生成するカント像』
    2. 『思想史の余白に』
    3. 『共存・あわいのポエジー』
    4. 『〈しるし〉〈かたり〉〈ふるまい〉』
    5. 『〈日本〉への視線,思考の文体』

編著

[編集]

翻訳

[編集]

脚注

[編集]


(一)^ 

(二)^  

(三)^   

(四)^ 4  

(五)^  .   (20011113). 2023621

(六)^  No.1224 (PDF).  . p. 2 (20011114). 2023621

(七)^   

(八)^   200963  2014524 -