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2011年3月23日 (水) 11:04時点における版
大橋 鎮子︵おおはし しずこ、1920年3月10日 - ︶は、編集者、エッセイスト。
暮しの手帖社オーナー︵前社長︶。妹の大橋芳子も﹁暮しの手帖﹂創業メンバーの一人で、エッセイスト。
経歴
東京生まれ。父親の転勤のため、1才で北海道に移住。だが、父親が肺結核になったため、東京に戻り、小学5年生の時に父が死去。 東京府立第六高等女学校︵現東京都立三田高等学校︶を1937年に卒業、日本興業銀行に入行し、調査課に勤務する。だが3年で退行し、日本女子大学に入学するが1年で肺結核となり、学業を断念。 大学を中退して静養ののち、創刊されたばかりの日本読書新聞に入社。編集部員大幅変更時、戦争末期の休刊時、戦後の復刊時と、つねに編集部に所属した。 戦後、日本読書新聞でカットの仕事をしていた花森安治と知り合う。1946年、花森、妹の芳子らと共に衣装研究所︵現・暮しの手帖社︶を銀座で設立して社長となり、雑誌﹃スタイルブック﹄を創刊。1948年には花森編集長の元で﹃美しい暮しの手帖﹄︵後の﹃暮しの手帖﹄︶の創刊に参加。51年社名を暮しの手帖社と変える。 1969年から長年にわたってエッセイ﹃すてきなあなたに﹄を同誌に連載。同エッセイにより1994年、第10回東京都文化賞を受賞した。1978年の花森の死去を受けて編集長となる。2004年に横山泰子に社長を譲り社主となる。著書
- すてきなあなたに 1-5(編著)暮しの手帖社 1975-2006
- 「暮しの手帖」とわたし 暮しの手帖社、2010