実業之日本社
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種類 | 出版 |
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本社所在地 |
日本 〒107-0062 東京都港区南青山5丁目4番30号 CoSTUME NATIONAL Aoyama Complex 2階[1] |
本店所在地 |
〒596-0004 大阪府岸和田市荒木町2丁目18番15号 |
設立 |
1929年12月1日[2] (1897年6月10日創業) |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 4010001046252 |
事業内容 | 定期刊行物・図書の出版および販売 |
代表者 | 岩野裕一(代表取締役社長) |
資本金 | 1809万円 |
売上高 | 34億49百万円(2017年1月期)[3] |
営業利益 | 7億77百万円(2017年1月期) |
経常利益 | 5億80百万円(2017年1月期) |
純資産 | 9億円(2019年1月現在)[4] |
総資産 | 29億32百万円(2019年1月現在) |
従業員数 | 66名 |
主要株主 | (株)シークエッジ・ジャパン・ホールディングス 96.8%[4] |
主要子会社 |
(株)ネクス・ソリューションズ (株)サン・アート (株)アサカ |
関係する人物 |
増田義一(創立者) 増田義和(取締役会長) |
外部リンク | https://www.j-n.co.jp/ |
株式会社実業之日本社︵じつぎょうのにほんしゃ、Jitsugyo no Nihon Sha, Ltd.︶は、日本の出版社。経済雑誌﹃実業之日本﹄を創刊した1897年︵明治30年︶を創業日とする老舗出版社。シークエッジ・グループの一員[5]。
概要
1895年︵明治28年︶に、光岡威一郎︵佐賀県武雄市出身︶と、読売新聞記者で後に衆議院副議長や大日本印刷の初代社長も務めた増田義一︵新潟県上越市出身︶が創立した﹁大日本実業学会﹂を母体とする。1897年︵明治30年︶、大日本実業学会が雑誌﹃実業之日本﹄を創刊。1900年︵明治33年︶、光岡が病のため雑誌の編集・発行権を増田に譲渡し、増田は新たに実業之日本社を設立した。ただし同社では、1897年6月10日の﹃実業之日本﹄創刊をもって創業日としている[6]。 ﹃実業之日本﹄︵1965年以降は﹃実業の日本﹄︶のほか、﹃婦人世界﹄、﹃日本少年﹄、﹃少女の友﹄、﹃幼年の友﹄などを創刊。1909年に日本の出版業界で初めて地方の小売書店に販売を委託する方法や、1912年に業務上の利益金を社主と社員が一定比率で分配する利益金分配制度を施行をして発行部数を伸ばし、大正初期に博文館に代わる大手版元として成長した。 1929年に実業之日本社を株式会社に改組。 2006年9月に、実業之日本社銀座ビルを銀座一丁目インベストメントに売却[7][8]。 2015年12月に、株式会社フィスコと業務提携契約締結[2]。 2016年4月に、マルフクの資産管理会社であった株式会社シークエッジインベストメント︵旧株式会社善光︶を中心としたシークエッジ・グループの傘下に入った[5]。 2019年9月に、株式会社カイカからシステム開発子会社の株式会社ネクス・ソリューションズの全株式を取得した[9][4]。 かつては、教科用図書の出版を行っており、教科書発行所番号は﹁8﹂が割り当てられていたが、現在は撤退している。刊行物
書籍
新書・ノベルス
●ジョイ・ノベルス ●じっぴコンパクト新書 2007年7月20日創刊。新書判並製。創刊ラインナップは、﹃決定版 ユダヤ・ジョーク集﹄︵ラビ・マービン・トケイヤー 著 / 加瀬英明 訳︶、﹃決定版 中国古典ジョーク集﹄︵駒田信二 訳編 / 王敏 解説︶の2点。文庫
●実業之日本社漫画文庫 ﹁静かなるドン﹂シリーズの再刊 ●実業之日本社文庫 2010年10月5日創刊。 ●Jノベルライト 2016年11月18日創刊のライトノベル文庫。童話
●まほうつかいのチョモチョモ - 寺村輝夫による﹁王さまシリーズ﹂︵理論社︶の一つだが、当初この作品のみは実業之日本社から出版された番外編だった。その後理論社に権利が譲渡されている。詳細は「ぼくは王さま」を参照