少女革命ウテナのソースを表示

{{半保護}}
{{Infobox animanga/Header
|タイトル=少女革命ウテナ
|画像=Revolutionary Girl Utena logo 20170127.svg
|サイズ=240px
|説明=
|ジャンル=[[少女向けアニメ]]<br />[[学園]]アニメ、[[バトルヒロイン|変身バトルヒロイン]]
}}
{{Infobox animanga/TVAnime
|タイトル=
|原作=ビーパパス
|監督=幾原邦彦
|原案=[[幾原邦彦]]、[[さいとうちほ]]
|シリーズ構成=[[榎戸洋司]]
|脚本=
|キャラクターデザイン=[[長谷川眞也]]
|音楽=[[光宗信吉]]
|アニメーション制作=[[ジェー・シー・スタッフ|J.C.STAFF]]
|製作=[[テレビ東京]]、[[読売広告社]]
|放送局=テレビ東京ほか
|放送開始=1997年<span class="ltr">4</span>月<span class="ltr">2</span>日
|放送終了=1997年<span class="ltr">12</span>月<span class="ltr">24</span>日
|話数=全<span class="ltr">39</span>話
|その他=アイキャッチ付記の作品タイトル:<br /> 〜 la fillette révolutionnaire 〜
}}
|-
| colspan="2" style="padding: 0;"|
{| class="infobox bordered mw-collapsible innercollapse autocollapse" style="width: 100%; margin: 0;"
! colspan="2" style="text-align: center; background-color: #ccf;"| '''漫画'''
{{Infobox animanga/Manga
|タイトル=
|作者=[[さいとうちほ]]
|作画=
|出版社=[[小学館]]
|掲載誌=[[ちゃお]]（テレビアニメ版と並行する[[コミカライズ]]）<br />→[[別冊少女コミック|別冊少女コミックSpecial]]・外伝（劇場版コミック）
|レーベル=単行本＋劇場版コミック：[[フラワーコミックス|ちゃおフラワーコミックス]]<br />文庫本：[[小学館文庫]]
|発売日=単行本：1996年<span class="ltr">12</span>月<span class="ltr">11</span>日 - 1998年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">26</span>日<br />劇場版コミック：1999年<span class="ltr">8</span>月<span class="ltr">24</span>日<br />文庫本：2003年<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">10</span>日 - 2003年<span class="ltr">10</span>月<span class="ltr">10</span>日
|開始=1996年<span class="ltr">9</span>月号
|終了=1998年<span class="ltr">3</span>月号<br />1999年<span class="ltr">5</span>月<span class="ltr">5</span>日号・<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">5</span>日号（劇場版）
|巻数=全<span class="ltr">5</span>巻（文庫版全<span class="ltr">3</span>巻）＋外伝（劇場版全<span class="ltr">1</span>巻）
|話数=
|その他=
}}
|}
|-
| colspan="2" style="padding: 0;"|
{| class="infobox bordered mw-collapsible innercollapse autocollapse" style="width: 100%; margin: 0;"
! colspan="2" style="text-align: center; background-color: #ccf;"| '''ゲーム'''
{{Infobox animanga/Game
|タイトル=少女革命ウテナ いつか革命される物語
|対応機種=[[セガサターン]]
|発売元=[[セガ・エンタープライゼス]]
|発売日=1998年<span class="ltr">5</span>月<span class="ltr">28</span>日
|ジャンル=[[アドベンチャーゲーム]]
|メディア=[[CD-ROM]]：<span class="ltr">2</span>枚組
|レイティング=全年齢対象
|キャラクター名設定=可
|エンディング数=11
|セーブファイル数=
|画面サイズ=
|BGMフォーマット=
|キャラクターボイス=あり
|CGモード=あり
|音楽モード=あり
|回想モード=なし
|メッセージスキップ=あり
|オートモード=あり
}}
|}
|-
| colspan="2" style="padding: 0;"|
{| class="infobox bordered mw-collapsible innercollapse autocollapse" style="width: 100%; margin: 0;"
! colspan="2" style="text-align: center; background-color: #ccf;"| '''劇場版'''
{{Infobox animanga/Movie
|タイトル=少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録
|監督=幾原邦彦
|制作=J.C.STAFF
|封切日=1999年<span class="ltr">8</span>月<span class="ltr">14</span>日
|上映時間=87分
|その他=
}}
|}
{{Infobox animanga/Footer
|ウィキプロジェクト=[[プロジェクト:アニメ|アニメ]]・[[プロジェクト:漫画|漫画]]・[[プロジェクト:コンピュータゲーム|コンピュータゲーム]]
|ウィキポータル=[[Portal:アニメ|アニメ]]・[[Portal:漫画|漫画]]・[[Portal:コンピュータゲーム|コンピュータゲーム]]
}}

『'''少女革命ウテナ'''』（しょうじょかくめいウテナ）は、[[ジェー・シー・スタッフ|J.C.STAFF]]制作の[[アニメ (日本のアニメーション作品)|アニメ]]作品。テレビシリーズとして1997年<span class="ltr">4</span>月<span class="ltr">2</span>日から同年<span class="ltr">12</span>月<span class="ltr">24</span>日まで[[TXNネットワーク|テレビ東京系列]]で放送された。全<span class="ltr">39</span>話。

== 概要 ==
『[[美少女戦士セーラームーン (テレビアニメ)|美少女戦士セーラームーン]]』シリーズのメインスタッフだった[[幾原邦彦]]が少数精鋭のスタッフを集めて制作集団ビーパパスを結成、少女漫画家[[さいとうちほ]]と組んで世に放った異色作。第<span class="ltr">2</span>回[[アニメーション神戸]]テレビ番組の部最優秀賞受賞。

男装の麗人、[[書割|書き割り]]の様な背景、影絵の少女達による不可思議な劇中劇など、[[宝塚歌劇]]と前衛舞台劇を折衷したような徹底した[[アバンギャルド]]な演出が特徴。また、学園といった閉鎖世界や薔薇や王子様といった少女漫画的モチーフを中心に、おとぎ話や古の貴族のような決闘、同性愛や近親愛まで多くの要素を扱い、かつ哲学的な言辞と象徴や図式を大小に首尾一貫してちりばめている。合唱曲「絶対運命黙示録」など、かつて[[寺山修司]]率いる「[[天井桟敷 (劇団)|天井桟敷]]」で音楽を担当していた[[<span class="ltr">J</span>・<span class="ltr">A</span>・シーザー]]の[[アンダーグラウンド]]的楽曲を採用した事も、独特の世界観を作り上げる大きな要因となった。

[[押井守]]監督の『[[天使のたまご]]』を彷彿とさせるフレーズが作中にあり、第<span class="ltr">27</span>話「七実の卵」は影響が顕著に表れている<ref>八本正幸著「世界の果てのアニメ」P66-69</ref>。

=== 企画 ===
'''ビーパパス'''（Bepapas）は幾原邦彦がオリジナル作品制作のために作ったチームで、その名前は「大人になろう」の意<ref name="DVD1LN">DVD 1巻ライナーノーツ（小黒祐一郎）</ref>。従来は著作者として認められることがほとんどなかったアニメーションの制作スタッフが原作者の立場で表に立つことも目的としていた<ref name="COMICKERS199708">「コミッカーズ」（[[美術出版社]]）1997年<span class="ltr">8</span>月号 さいとうちほインタビュー</ref>。

当初の企画として最初に形になったものはコアターゲットを狙ったOVAで、主人公の名前はウテナ、敵の名前は「世界の果て」であった。この頃、幾原は「世界の果て」という言葉を絶望という意味でよく口にしたという。しかし幾原がさいとうちほの作品と出会うことで、この企画はより一般向けのテレビシリーズを志向するようになる。さいとうにキャラクター原案を依頼した時点での作品名は「少女革命ウテナKiss」で、主人公が誰かとキスすることで男装の美少女へ変身するというもの。玩具メーカーをスポンサーに想定した子供向けアニメである。

幾原はウテナとアンシーを親密な仲にする構想を持っていたが、さいとうは少女漫画家としての自負から、視聴者である少女が望むものではないとその構想を強く否定、このショックで幾原は[[急性胃腸炎]]を起こしたという<ref name="DVDUS95USAUS95FINALE">DVD北米版最終巻 オーディオコメンタリー</ref>。ただし、放送終了後の座談会でさいとうは、ビーパパスの影響で同性愛的なものを肯定するようになったと心境の変化を語っている<ref name="MOKUSHIROKU">「薔薇の黙示録」（[[青林工藝舎]]）ビーパパス座談会 1998年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">26</span>日発行 ISBN 978-4-88379-000-5</ref>。また[[榎戸洋司]]は、主人公の天上ウテナのモデルはさいとうちほであり、ウテナに目指してほしかったものは、さいとうちほが目指すような、安っぽい道徳とは逆の人間性の高さ、[[セクシュアリティ]]の高さであると述べている<ref>榎戸洋司「セクシュアリティの構造」さいとうちほ『花冠のマドンナ<span class="ltr">2</span>』小学館文庫、小学館、2002年</ref>。

その後、キングレコードの[[大月俊倫]]プロデューサーの目に留まることで企画はより本格的な制作体制に移り、また大幅な変更が行なわれて最終的な形になっていった<ref name="LD9INST">LD 9巻解説（小黒祐一郎）</ref>。

=== 演出・美術 ===
作品には監督である幾原の作家性が色濃く出ているが、他のスタッフもまた自発的に様々なアイディアを投入している。例えば、影絵少女は幾原ではなく、シリーズ構成の[[榎戸洋司]]の発案である<ref name="PUFF199801">「[[ぱふ]]」（[[雑草社]]）1998年<span class="ltr">1</span>月号 ウテナ特集</ref>。

生徒会室内で様々な演出が行なわれるようになったのは、第<span class="ltr">5</span>話で[[錦織博]]が林檎をウサギに変えたことが機であるという。[[細田守|橋本カツヨ]]はこれを、たった<span class="ltr">2</span>枚の絵で、世界を革命するという行為の本質を暗示して見せる演出だと高く評価している。同じく第<span class="ltr">5</span>話で桐生冬芽の胸をはだけさせたのも錦織である<ref name="LD7INST">LD 7巻解説</ref>。この後、スタッフ個々によるキャラクターの露出合戦がエスカレートしていった<ref name="MOKUSHIROKU">「薔薇の黙示録」（[[青林工藝舎]]）ビーパパス座談会 1998年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">26</span>日発行 ISBN 978-4-88379-000-5</ref>。

美術監督を務めた[[小林七郎]]は当時<span class="ltr">64</span>歳（放送開始時）の大ベテランである。幾原監督は理詰めでなくイメージを重視した指示を出し、例えばアーチを描くにしてもその先にあるはずの建物などを描かせず、向こう側に真っ白な空を描かせたという。その衝撃はかつて小林が共に仕事をした[[出崎統|出﨑統]]と似た感覚で、そのような発想の飛躍は自分にはないものであり、いい刺激になったと語っている。また建物の大半をデザインした[[長濱博史]]についても、その重力や力学を無視した自由な発想に小林はショックを受け、その良い部分を生かすようにしたとのことである<ref name="LD10INST">LD 10巻解説（小林七郎インタビュー）</ref>。

=== メディアミックス ===
テレビアニメ放送時にさまざまな[[メディアミックス]]展開が行われ、漫画、ゲームの他、ミュージカルや小説版（ノベライゼーション）なども発表された。劇場版公開時には、「[[月蝕歌劇団]]」による舞台が公開された。また、劇場版公開に合わせてテレビアニメ版<span class="ltr">12</span>話までが1999年<span class="ltr">8</span>月<span class="ltr">9</span>日・<span class="ltr">16</span>日にテレビ東京の深夜帯で再放送された。また、さいとうちほによる同名の漫画作品がテレビ放送に先んじて世に出ているが、テレビシリーズの制作が決定したことを受けての連載の為、原作ではなく[[コミカライズ]]の一種と位置づけられており、「原作ビーパパス」と明記されている。

テレビアニメ版、漫画版、小説版、劇場版ではそれぞれ、話の展開や設定が異なっている。

2017年には『[[月刊フラワーズ]]』<span class="ltr">9</span>月号に、さいとうちほ画業<span class="ltr">35</span>周年企画として<span class="ltr">20</span>年ぶりとなる新作[[読み切り]]漫画（60p）が掲載された。

== あらすじ ==
幼い頃に自分を助けてくれた王子様に憧れ、自分も王子様になりたいと願うようになった少女・天上ウテナは、入学した鳳学園で「薔薇の花嫁」と呼ばれる少女・姫宮アンシーと出会う。エンゲージした者に「永遠」に至る「世界を革命する力」を与えるという「薔薇の花嫁」をかけて戦い続ける生徒会役員（デュエリスト）たちは、ウテナがかつて王子様から貰った指輪と同じ「薔薇の刻印」と呼ばれる指輪を持っていた。ウテナもまたこの決闘ゲームに巻き込まれ、その背後にある「世界の果て」へと迫っていく…。<span class="ltr">1</span>〜<span class="ltr">13</span>話が生徒会編、<span class="ltr">14</span>〜<span class="ltr">24</span>話が黒薔薇編、<span class="ltr">25</span>〜<span class="ltr">33</span>話が鳳暁生編、<span class="ltr">34</span>〜<span class="ltr">39</span>話が黙示録編。

== 登場人物 ==
{{Main|少女革命ウテナの登場人物}}

== 作中用語 ==
（<span class="ltr">50</span>音順）
; [[明けの明星|暁の明星]]（あけのみょうじょう）
: 夜明けの東の空に輝く[[金星]]のこと。金星は、暁の明星、宵の明星とも呼ばれる。暁生の名前の元となった星で、堕天使[[ルシファー]]の象徴でもある。
: 漫画版では愛と美の女神[[ウェヌス|ヴィーナス]]の象徴でもある、と追記されている。
; エンゲージ
: [[婚約]]の意味。アンシーを巡る決闘の勝者はアンシーと「エンゲージした」と表現され、アンシーは勝者へ服従する。
; 鳳学園（おおとりがくえん）
: 物語の舞台。幼等部から高等部まである[[小中高一貫教育|一貫校]]で、[[学生寮]]を備える。小高い丘の上に建ち、海に面している。男子の制服は[[詰襟]]、女子の制服は[[セーラー服]]。第<span class="ltr">1</span>話に登場する鳳学園の全景を見ると、学園の敷地が[[前方後円墳]]の形をしていることが分かる。
; 黒薔薇のデュエリスト（くろばらのデュエリスト）
: 御影草時により心の闇を解放させられ、決闘に参加させられることとなった者達。彼らは根室記念館の面会室で御影によって心の闇を解放させられた後、生徒会執行部のメンバーの体から剣をとりだし（最初の黒薔薇のデュエリストである鳳香苗は例外）、ウテナのロッカーに「エンゲージする者へ 夕刻 決闘広場で待つ」という果たし状を送りつけるという行動をとる。そしてウテナが決闘広場にやってくると、「この黒薔薇にかけて誓う。この決闘に勝ち、薔薇の花嫁に死を」という口上を述べる。決闘広場には机が並べられており、机の上には黒薔薇のデュエリストごとに異なるもの（その黒薔薇のデュエリストにとって関わりのあるもの）が置かれる。加えて、広場の地面には根室記念館焼失の際に亡くなった少年達の影を模した赤い人影が映っている。決闘に際して、彼らは黒い薔薇の刻印（亡くなった百人の少年が所持していたもの）を持ち、胸には黒い薔薇を挿す。決闘に負け、薔薇を散らされると、黒薔薇のデュエリストは、自分たちが黒薔薇のデュエリストであったときの記憶を失う。
; 決闘広場（けっとうひろば）
: 決闘が行われる円形の広場。学園の裏手にある森から薔薇の刻印を持つ者だけが入れる。螺旋階段（黒薔薇会編まで）または中央のゴンドラ（鳳暁生編以後）で最上階の広場に到達する。広場の上には逆さになった城が見え、決闘のクライマックスではこの城からディオスの幻影が一方の決闘者へと舞い降りて力を与える。馬宮曰く、この広場の「城」を出現させ、「広場への道」を開いたのは、誰でもない根室教授である。黒薔薇のデュエリストとの決闘の際には、机などが並べられている。鳳暁生編での決闘では、暁生の乗っている車と同型のものが散らばっている。決闘においては、胸に挿した薔薇を散らされると負けとなる。
; 世界の果て（せかいのはて）
: 薔薇の花嫁を巡る決闘を仕組んだ黒幕。その正体はかつて「王子様」だった者の成れの果て。
; 世界を革命する力（せかいをかくめいするちから）
: 薔薇の花嫁とエンゲージした者が手に入れるとされている力。作中でその具体的な内容が語られることはほとんどないが、デュエリスト達はそれぞれ異なる理由でこの力を欲し、ウテナに決闘を挑む。
; ディオスの剣
: かつてディオスが持っていたことから名づけられた。見た目は薔薇をモチーフとした真っ直ぐなサーベルで、王子様が持つにはふさわしく気品あふれる形をしている。決闘の時には薔薇の花嫁であるアンシーの「気高き城の薔薇よ、私に眠るディオスの力よ、今こそ答えて（主に答えて今こそ示せ）」詠唱とともに胸から出現する。
: 生徒会編から黒薔薇会編まではアンシーの体から取り出されていたが、第<span class="ltr">25</span>話での西園寺との決闘の途中で一度消失し、以降はアンシーの手でウテナの体から別の剣が取り出されるようになり、アンシーの詠唱もそれに伴い「気高き思いの薔薇よ、お願い示して―世界を革命する力を」と変化した。
: 実はこの剣は、ディオスが失った「理想」が形になったものである。
; デュエリスト
: [[決闘|決闘者]]の意味。薔薇の刻印の指輪を持ち、薔薇の花嫁とエンゲージしている者に挑戦する権利がある。
; 根室記念館（ねむろきねんかん）
: 学園の片隅にある古い建物で、かつてこの場所で、根室教授が研究主任を務めた「永遠」についての研究を携わっていた生徒100人が火事で命を落とした。「いつか革命される物語」の主人公曰く生徒手帳にも載っていないらしい。御影ゼミ（通称黒薔薇会）はこの校舎を使っており、薫幹が御影ゼミから入会の勧誘をうけるが、根室記念館を敬遠して断った。御影草時が活動する場所で、そこかしこに指差しマーク（&#9756;）が置かれている、エントランスホールには黒薔薇のデュエリスト達の写真が飾られている。
; 薔薇の花嫁
: 姫宮アンシーのこと。決闘の勝者とエンゲージ（婚約）した。実は真の薔薇の花嫁を引き出すための影武者（魔女）。
; 薔薇の刻印
: 世界の果てから選ばれたもののみが送られる指輪（過去において「永遠」を生み出す研究に携わった根室教授と100人の少年達は、世界の果てとの「契約」によって手に入れた）。これを持つ者のみが決闘広場に入り、決闘に参加することができる。御影は、かつて共に「永遠」を研究していた少年100人が所持していた指輪を使って黒薔薇のデュエリストを生み出していた。黒薔薇のデュエリストが持つ指輪は黒い色をしているが、これは御影曰く「指輪の持ち主が死ぬと指輪は黒く染まってしまう」からだとのこと。
:; 薔薇の刻印の手紙
:: 世界の果てが天上ウテナと鳳学園生徒会のメンバーに向けて発送している、薔薇の刻印が付いた通知書である。薔薇の香りがする。
:; 薔薇の刻印の指輪
:: 天上ウテナと鳳学園生徒会のメンバーが持っている、薔薇のしるしが刻まれた指輪。決闘に参加する資格のあかし。実は世界の果てが真の薔薇の花嫁を探るための道具という別の一面がある。
:; 薔薇の刻印の十二星座表
:: 漫画版のみ登場。決闘者の順を表した十二星座の絵である。
; 薔薇物語
: 第<span class="ltr">34</span>話で語られるおとぎ話。
: 「むかし、すべての女の子がお姫様だった頃、お姫様たちには危機が来ると助けてくれる白馬の王子様がいました。ある日のこと、老婆から空に浮かぶ城に世界の光を奪おうとする魔女がいると聞いた王子は世界の光を守るために空に浮かぶ城へ行きます。しかし、実はこの世界の光そのものである王子を捕らえるための罠だったのです。実は老婆は妹が化けたもので、妹は自分がお姫様になれないことを悲しみ王子を閉じ込めてしまったのです。こうして世界は闇に閉ざされてしまいました。」

== テレビアニメ ==
=== スタッフ ===
* 企画・原作 - ビーパパス<ref>[[幾原邦彦]]、[[さいとうちほ]]、[[榎戸洋司]]、[[長谷川眞也]]、[[小黒祐一郎]]の<span class="ltr">5</span>名。</ref>
* 原案・監督 - 幾原邦彦<ref name="別冊オトナアニメ2011/09">『別冊オトナアニメ プロフェッショナル100人が選ぶベストアニメ』洋泉社、2011年<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">29</span>日発行、140頁、{{ISBN2|978-4-86248-782-7}}</ref>
* 原案・漫画 - [[さいとうちほ]]
* シリーズ構成 - 榎戸洋司{{R|別冊オトナアニメ2011/09}}
* プランニング - [[小黒祐一郎]]
* 監督補佐 - 金子伸吾{{R|別冊オトナアニメ2011/09}}、[[高橋亨 (アニメ演出家)|高橋亨]]{{R|別冊オトナアニメ2011/09}}
* キャラクターデザイン - 長谷川眞也{{R|別冊オトナアニメ2011/09}}
* コンセプトデザイン - [[長濱博史]]
* カラーデザイン - [[辻田邦夫|國音那生]]
* 美術監督 - [[小林七郎]]
* 色彩設定 - 店橋真弓
* 撮影監督 - 中條豊光
* 編集 - [[西山茂 (編集技師)|西山茂]]
* 音響監督 - [[田中英行]]
* 音楽 - [[光宗信吉]]
* 合唱オリジナル楽曲 - [[<span class="ltr">J</span>・<span class="ltr">A</span>・シーザー|J.A.シーザー]]
* CG - 岸野裕司
* 企画協力 - [[テレビ東京メディアネット|SOFTX]]
* プロデューサー - 小林教子、池田慎一
* アニメーションプロデューサー - [[ゼクシズ|川崎とも子]]
* アニメーション制作担当 - [[松倉友二]]
* アニメーション制作 - [[ジェー・シー・スタッフ]]{{R|別冊オトナアニメ2011/09}}
* 製作 - [[テレビ東京]]、[[読売広告社]]

=== 主題歌 ===
* オープニング
**「[[輪舞-revolution]]」 （作詞 - 奥井雅美 / 作曲・編曲 - [[矢吹俊郎]] / 歌 - [[奥井雅美]]）
* エンディング
**「[[Truth (裕未瑠華の曲)|truth]]」（1-24話） （作詞 - [[藤林聖子]] / 作曲 - [[新井理生]] / 編曲 - 平間あきひこ / 歌 - [[裕未瑠華]]）
**「[[少女革命ウテナのサウンドトラック#少女革命ウテナ バーチャルスター発生学|バーチャルスター発生学]]」 （<span class="ltr">25</span>話-38話）（作詞・作曲 - J.A.シーザー / 編曲 - 光宗信吉 / 歌 - 上谷麻紀）
**「[[少女革命ウテナのサウンドトラック#少女革命ウテナ 体内時計都市オルロイ|Rose&release]]」（<span class="ltr">39</span>話） （作曲・編曲 - 矢吹俊郎 / コーラス - 奥井雅美）
* 挿入歌
** 合唱曲「絶対運命黙示録」（作詞・作曲・編曲：J.A.シーザー、コーラス：[[杉並児童合唱団]]、なお後述のアルバムには[[東京混声合唱団]]が歌唱したバージョンもある）

=== 各話リスト ===
{| class="wikitable" style="font-size:small"
!話数<span class="ltr">!!</span>サブタイトル<span class="ltr">!!</span>脚本<span class="ltr">!!</span>絵コンテ<span class="ltr">!!</span>演出<span class="ltr">!!</span>作画監督<span class="ltr">!!</span>放送日
|-
|1||薔薇の花嫁||rowspan="5"|[[榎戸洋司]]||[[幾原邦彦]]||[[高橋亨 (アニメ演出家)|高橋亨]]||[[長谷川眞也]]||'''1997年'''<br />4月<span class="ltr">2</span>日
|-
|2||誰がために薔薇は微笑む||colspan="2" align="center"|金子伸吾||[[長濱博史]]||4月<span class="ltr">9</span>日
|-
|3||舞踏会の夜に||竹之内和久||[[渡部高志]]||[[宮田奈保美]]||4月<span class="ltr">16</span>日
|-
|4||光さす庭・プレリュード||colspan="2" align="center"|高橋亨||[[加藤裕美]]||4月<span class="ltr">23</span>日
|-
|5||光さす庭・フィナーレ||[[錦織博]]||金子伸吾||[[相澤昌弘]]||4月<span class="ltr">30</span>日
|-
|6||七実様御用心!||[[比賀昇]]||[[松本淳]]||rowspan="2"|岡崎幸男||rowspan="2"|[[林明美]]||5月<span class="ltr">7</span>日
|-
|7||見果てぬ樹璃||榎戸洋司||[[細田守|橋本カツヨ]]||5月<span class="ltr">14</span>日
|-
|8||カレーなるハイトリップ||比賀昇||西村聡||西山明樹彦||[[竹内昭]]||5月<span class="ltr">21</span>日
|-
|9||永遠があるという城||榎戸洋司||colspan="2" align="center"|[[五十嵐卓哉|風山十五]]||[[門之園恵美]]||5月<span class="ltr">28</span>日
|-
|10||七実の大切なもの||比賀昇||松本淳||[[桜美かつし|さくらびかつし]]||[[香川久]]||6月<span class="ltr">4</span>日
|-
|11||優雅に冷酷・その花を摘む者||rowspan="2"|上村一宏||錦織博<br />金子伸吾||金子伸吾||相澤昌弘||6月<span class="ltr">11</span>日
|-
|12||たぶん友情のために||垂永志||高橋亨||長濱博史<br />長谷川眞也||6月<span class="ltr">18</span>日
|-
|13||描かれる軌跡||rowspan="3"|榎戸洋司||colspan="2" align="center"|高橋亨||阿保孝雄||6月<span class="ltr">25</span>日
|-
|14||黒薔薇の少年たち||橋本カツヨ||岡崎幸男||林明美||7月<span class="ltr">2</span>日
|-
|15||その梢が指す風景||colspan="2" align="center"|星川孝文||[[武内宣之|たけうちのぶゆき]]||7月<span class="ltr">9</span>日
|-
|16||幸せのカウベル||比賀昇||錦織博||[[腰繁男]]||津幡佳明||7月<span class="ltr">16</span>日
|-
|17||死の棘||[[月村了衛]]||松本淳||[[桜美かつし]]||香川久||7月<span class="ltr">23</span>日
|-
|18||みつるもどかしさ||比賀昇||西村聡||岡崎幸男||林明美||7月<span class="ltr">30</span>日
|-
|19||今は亡き王国の歌||colspan="2" align="center"|風山十五||高橋亨||相澤昌弘||8月<span class="ltr">6</span>日
|-
|20||若葉繁れる||rowspan="2"|月村了衛||橋本カツヨ||桜美かつし||たけうちのぶゆき||8月<span class="ltr">13</span>日
|-
|21||悪い虫||colspan="2" align="center"|[[桜井弘明]]||阿部邦博||8月<span class="ltr">20</span>日
|-
|22||根室記念館||rowspan="2"|榎戸洋司||松本淳||[[伊達勇登]]||津幡佳明||8月<span class="ltr">27</span>日
|-
|23||デュエリストの条件||橋本カツヨ||岡崎幸男||林明美||9月<span class="ltr">3</span>日
|-
|24||七実様秘密日記||比賀昇||松本淳||高橋亨||阿保孝雄||9月<span class="ltr">10</span>日
|-
|25||ふたりの永遠黙示録||rowspan="2"|榎戸洋司||風山十五||金子伸吾||相澤昌弘<br />長谷川眞也<br />長濱博史||9月<span class="ltr">17</span>日
|-
|26||幹の巣箱（光さす庭・アレンジ）||松本淳||岡崎幸男||林明美||9月<span class="ltr">24</span>日
|-
|27||七実の卵||比賀昇||錦織博||伊達勇登||田中孝弘<br />[[中山由美]]||10月<span class="ltr">1</span>日
|-
|28||闇に囁く||月村了衛||colspan="2" align="center"|高橋亨||阿部邦博||10月<span class="ltr">8</span>日
|-
|29||空より淡き瑠璃色の||[[月村了衛|白井千秋]]||橋本カツヨ||[[岩崎良明]]||たけうちのぶゆき||10月<span class="ltr">15</span>日
|-
|30||裸足の少女||榎戸洋司||風山十五||桜美かつし||香川久||10月<span class="ltr">22</span>日
|-
|31||彼女の悲劇||rowspan="2"|比賀昇||錦織博||岡崎幸男||林明美||10月<span class="ltr">29</span>日
|-
|32||踊る彼女たちの恋||松本淳<br />金子伸吾||金子伸吾||相澤昌弘||11月<span class="ltr">5</span>日
|-
|33||夜を走る王子||rowspan="2"|榎戸洋司||橋本カツヨ||高橋亨||長谷川眞也<br />長濱博史||11月<span class="ltr">12</span>日
|-
|34||薔薇の刻印||[[佐藤順一]]||桜美かつし||門上洋子<br />長谷川眞也||11月<span class="ltr">19</span>日
|-
|35||冬のころ芽ばえた愛||rowspan="2"|月村了衛||松本淳||伊達勇登||相澤昌弘||11月<span class="ltr">26</span>日
|-
|36||そして夜の扉が開く||錦織博<br />高橋亨||高橋亨||田中孝弘||12月<span class="ltr">3</span>日
|-
|37||世界を革命する者||rowspan="3"|榎戸洋司||風山十五||桜美かつし||たけうちのぶゆき||12月<span class="ltr">10</span>日
|-
|38||世界の果て||colspan="2" align="center"|金子伸吾||林明美||12月<span class="ltr">17</span>日
|-
|39||いつか一緒に輝いて||橋本カツヨ||高橋亨||長谷川眞也||12月<span class="ltr">24</span>日
|}

=== 放送局 ===
{| class="wikitable" style="font-size:small"
|-
!放送地域<span class="ltr">!!</span>放送局<span class="ltr">!!</span>放送系列<span class="ltr">!!</span>放送時間<span class="ltr">!!</span>備考
|-
|[[広域放送|関東広域圏]]||[[テレビ東京]]||rowspan="6"|[[TXNネットワーク|テレビ東京系列]]||rowspan="6"|水曜 18:00 - 18:30<ref name="amg">『[[アニメディア]]』1997年<span class="ltr">7</span>月号『TV STATION NETWORK』111 - 113頁。</ref>||'''製作局'''
|-
|[[北海道]]||[[テレビ北海道]]||rowspan="5"|同時ネット
|-
|[[愛知県]]||[[テレビ愛知]]
|-
|[[大阪府]]||[[テレビ大阪]]
|-
|[[岡山県・香川県の放送|岡山県・香川県]]||[[テレビせとうち]]
|-
|[[福岡県]]||[[TVQ九州放送|TXN九州]]
|-
|[[岩手県]]||[[IBC岩手放送|岩手放送]]||[[ジャパン・ニュース・ネットワーク|TBS系列]]||日曜 5:30 - 6:00<ref name="ani9810">『[[アニメディア]]』1998年<span class="ltr">10</span>月号『TV STATION NETWORK』119 - 121頁。</ref>||rowspan="12"|遅れネット
|-
|[[山形県]]||[[山形放送]]||[[日本テレビネットワーク協議会|日本テレビ系列]]||日曜 5:15 - 5:45<ref name="ani9810" />
|-
|[[静岡県]]||[[静岡放送]]||TBS系列||土曜 2:45 - 3:15（金曜深夜）<ref name="ani9810" />
|-
|[[岐阜県]]||[[岐阜放送]]||rowspan="5"|[[全国独立放送協議会|独立局]]||日曜 11:00 - 11:30<ref name="ani9810" />
|-
|[[三重県]]||[[三重テレビ放送|三重テレビ]]||金曜 16:35 - 17:05<ref name="ani9810" />
|-
|[[滋賀県]]||[[びわ湖放送]]||水曜 7:45 - 8:15（1997年<span class="ltr">6</span>月<span class="ltr">25</span>日放送開始）<ref name="amg" />
|-
|[[奈良県]]||[[奈良テレビ放送|奈良テレビ]]||
|-
|[[和歌山県]]||[[テレビ和歌山]]||
|-
|[[徳島県]]||[[四国放送]]||日本テレビ系列||日曜 1:55 - 2:25（土曜深夜）<ref name="ani9810" />
|-
|[[大分県]]||[[大分放送]]||TBS系列||土曜 6:00 - 6:30<ref name="ani9810" />（1998年<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">26</span>日放送開始）<ref name="ani9810" />
|-
|rowspan="2"|[[全国放送|日本全域]]||[[アニメシアターX|AT-X]]||[[アニメ専門チャンネル一覧|アニメ専門]][[日本における衛星放送#CS放送|CS放送]]||
|-
|[[キッズステーション]]||CS放送||
|}

{{前後番組
|放送局=[[TXNネットワーク|テレビ東京系列]]
|放送枠=水曜18:00 - 18:30
|前番組=[[赤ちゃんと僕]]<br />（木曜19:00枠から移動）
|番組名=少女革命ウテナ
|次番組=[[万能文化猫娘]]<br />（<span class="ltr">TV</span>シリーズ）
}}

== 劇場版 ==
『'''少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録'''』のタイトルで、完全新作の長編[[アニメーション映画]]として1999年<span class="ltr">8</span>月<span class="ltr">14</span>日から[[東映]]系で公開された。劇場版のオリジナル35mmフィルムを使用して、原作のテレビアニメ版より過激・華麗にリニューアルした完全オリジナル劇場アニメ作品。さいとうちほが[[漫画化]]したものでもある。

2000年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">3</span>日に[[キングレコード]]より[[DVD]]（KIBA-474）が発売されている。2000年[[アヌシー国際アニメーション映画祭]]長編コンペティション部門ノミネート作品。

=== ストーリー（劇場版） ===
{{不十分なあらすじ|date=2019年<span class="ltr">12</span>月}}
全寮制の名門学校・鳳学園に転校してきた天上ウテナは、「薔薇の花嫁」と呼ばれる謎の美少女・姫宮アンシーに出会い、生徒達との決闘ゲームに巻き込まれる。ウテナは徐々にアンシーと親しくなるが、その中でアンシーに隠された秘密を知り、彼女を連れて「外の世界」への脱出を試みようとする。

=== 制作 ===
長谷川は「画のディテール・密度の求められ方から、もう一人の作画監督だけで、<span class="ltr">1</span>本の長編映画をまとめるのはスケジュールからして不可能」という問題に対して、「いっそのこと自分の画じゃなくなってもいい。寧ろ、自分のテイストが他の人に伝わって、自分のテイストを元に全編が出来上がれば良い」という思いを抱いていた<ref name="animage999">[[徳間書店]]刊「[[アニメージュ]]」1999年<span class="ltr">9</span>月号「劇場版『少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』 薔薇革命前夜 -革命に至る五つの段階-」pp.32-39より。</ref>。

当時主流になり始めた「一番上に総作画監督を立てる」「作画監督補佐をつける」「複数の作画監督を起用する」という単純なシステムではなく、プロットの打ち合わせの際に長谷川は「オムニバスの様な構成にしたい」と主張した。そこから、「パート別に担当する作画監督を分ける」という制作システムになった<ref name="animage999" />。

長谷川は「作画監督が原画を抑え込むと、勢いが半減してしまう。力のある人には出させたいし、自分を超えて欲しい」という意向から、動かし方は原画の力量に委ねて、作画監督は「どれだけ画を豪華にするか」をテーマにした<ref name="animage999" />。

=== スタッフ（劇場版） ===
{{col|
* 企画・原作 - ビーパパス
* 原案・監督 - [[幾原邦彦]]
* 原案・漫画 - [[さいとうちほ]]
* プロデューサー - [[松倉友二]]、[[森山敦]]
* 脚本 - [[榎戸洋司]]
* キャラクターデザイン - [[長谷川眞也]]
* 絵コンテ - 風山十五（<span class="ltr">A</span>パート<ref name="animage999" />）、金子伸吾（<span class="ltr">C</span>・<span class="ltr">D</span>パート<ref name="animage999" />）、橋本カツヨ（<span class="ltr">C</span>パート<ref name="animage999" />）、高橋亨（<span class="ltr">D</span>パート<ref name="animage999" />）、長濱博史（<span class="ltr">D</span>パート<ref name="animage999" />）、長谷川眞也（<span class="ltr">D</span>パート<ref name="animage999" />）、幾原邦彦（<span class="ltr">D</span>・<span class="ltr">E</span>パート<ref name="animage999" />）
* 演出 - 金子伸吾（<span class="ltr">B</span>・<span class="ltr">C</span>パート<ref name="animage999" />）、高橋亨（<span class="ltr">A</span>・<span class="ltr">D</span>パート<ref name="animage999" />）、桜美かつし（<span class="ltr">C</span>パート<ref name="animage999" />）、幾原邦彦（<span class="ltr">E</span>パート、ノークレジット<ref name="animage999" />）
* 作画監督 - [[林明美]]（<span class="ltr">C</span>パート<ref name="animage999" />）、[[武内宣之|たけのうちのぶゆき]]（<span class="ltr">B</span>パート<ref name="animage999" />）、長谷川眞也（<span class="ltr">A</span>・<span class="ltr">D</span>・<span class="ltr">E</span>パート<ref name="animage999" />）、川嶋恵子（<span class="ltr">A</span>パート<ref name="animage999" />）、[[相澤昌弘]]
* メカニックデザイン - [[長濱博史]]
* 美術監督 - [[小林七郎]]
|
* カラーコーディネイト - [[辻田邦夫|國音邦生]]
* 色彩設定 - 店橋真弓
* 撮影監督 - 中條豊光
* 編集 - 西山茂（タバック）
* 音響監督 - [[田中英行]]
* 音楽 - [[光宗信吉]]、[[<span class="ltr">J</span>・<span class="ltr">A</span>・シーザー|J.A.シーザー]]、天利英跡
* 音楽制作 - [[スターチャイルド|スターチャイルドレコード]]
* 合唱オリジナル楽曲 - J.A.シーザー
* アニメーション制作 - [[ジェー・シー・スタッフ|J.C.STAFF]]
* 制作協力 - [[小学館]]、[[ガンジス (映像企画会社)|ガンジス]]
* 配給 - [[東映]]
* 製作 - 少女革命ウテナ製作委員会
}}

=== 主題歌（劇場版） ===
* 挿入歌
** 「[[輪舞-revolution]]」 （作詞 - [[奥井雅美]] / 作曲・編曲 - [[矢吹俊郎]] / 歌 - 奥井雅美）
** 「[[labyrinth/時に愛は|時に愛は]]」 （作詞 - 奥井雅美 / 作曲・編曲 - 矢吹俊郎 / 歌 - 奥井雅美）
* エンディングテーマ
** 「[[フィアンセになりたい|フィアンセになりたい （Adolescence Mix）]]」 （作詞・作曲 - [[及川光博]] / 編曲 - [[光宗信吉]] / 歌 - 及川光博）

== 関連作品 ==
=== 漫画版 ===
「[[ちゃお]]」（[[小学館]]）において連載された。作者は[[さいとうちほ]]。単行本は小学館（[[フラワーコミックス|ちゃおフラワーコミックス]]）より全<span class="ltr">5</span>巻、後に[[小学館文庫]]より文庫版が全<span class="ltr">3</span>巻出版された。[[別冊少女コミック|別冊少女コミックSpecial]]より劇場版のコミックも<span class="ltr">1</span>巻出版されている。

==== 番外編 ====
* '''序章 バラの刻印'''（1996年ちゃお<span class="ltr">6</span>月号・<span class="ltr">7</span>月号に掲載）
* '''カレーなる変身'''（1996年ちゃおデラックス冬の増刊号に掲載）
*: アニメの「カレーなるハイトリップ」を元にしたストーリー。
* '''3つの願い'''（ちゃお1997年<span class="ltr">9</span>月号ふろくに掲載）
* '''深き琉璃色の影'''（ちゃおデラックス1998年冬の増刊号に掲載）
*: アニメの「空より淡き瑠璃色の」を元にしたストーリー。
* '''黒バラの刻印'''（ちゃおデラックス1998年春の増刊号に掲載）
*: アニメの黒薔薇会編を元にしたストーリー。
* '''アドゥレセンス黙示録 前編・後編'''（別冊少女コミックスペシャル1999年<span class="ltr">5</span>月<span class="ltr">5</span>日号・<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">5</span>日号に掲載）

==== 既刊一覧 ====
; 単行本
* 第<span class="ltr">1</span>巻 （1997年<span class="ltr">1</span>月<span class="ltr">20</span>日発売） ISBN 4-09-136084-X
* 第<span class="ltr">2</span>巻 （1997年<span class="ltr">4</span>月<span class="ltr">20</span>日発売） ISBN 4-09-136085-8
* 第<span class="ltr">3</span>巻 （1997年<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">20</span>日発売） ISBN 4-09-136086-6
* 第<span class="ltr">4</span>巻 （1998年<span class="ltr">1</span>月<span class="ltr">20</span>日発売） ISBN 4-09-136087-4
* 第<span class="ltr">5</span>巻 （1998年<span class="ltr">5</span>月<span class="ltr">20</span>日発売） ISBN 4-09-136088-2
* 劇場版 少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録 （1999年<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">20</span>日発売） ISBN 4-09-136089-0

; 文庫版
* 第<span class="ltr">1</span>巻 （2003年<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">10</span>日発売） ISBN 4-09-191521-3
* 第<span class="ltr">2</span>巻 （2003年<span class="ltr">10</span>月<span class="ltr">10</span>日発売） ISBN 4-09-191522-1
* 第<span class="ltr">3</span>巻 （2003年<span class="ltr">10</span>月<span class="ltr">10</span>日発売） ISBN 4-09-191523-X

; 新装版
* 第<span class="ltr">1</span>巻 （2017年<span class="ltr">11</span>月<span class="ltr">10</span>日発売） ISBN 978-4-09-139814-7
* 第<span class="ltr">2</span>巻 （2017年<span class="ltr">11</span>月<span class="ltr">10</span>日発売） ISBN 978-4-09-139815-4
* 第<span class="ltr">3</span>巻 （2017年<span class="ltr">12</span>月<span class="ltr">8</span>日発売） ISBN 978-4-09-139816-1
* 第<span class="ltr">4</span>巻 （2017年<span class="ltr">12</span>月<span class="ltr">8</span>日発売） ISBN 978-4-09-139817-8
* 第<span class="ltr">5</span>巻 （2018年<span class="ltr">1</span>月<span class="ltr">10</span>日発売） ISBN 978-4-09-139818-5
* 劇場版 アドゥレセンス黙示録 （2018年<span class="ltr">1</span>月<span class="ltr">10</span>日発売） ISBN 978-4-09-139819-2
* 少女革命ウテナ After The Revolution （2018年<span class="ltr">5</span>月<span class="ltr">10</span>日発売） ISBN 978-4-09-870119-3

=== 小説版 ===
[[パレット文庫]]より出版。作者は[[大河内一楼]]。全<span class="ltr">2</span>巻。
* 少女革命ウテナ<span class="ltr">1</span>蒼の双樹 （1998年<span class="ltr">1</span>月<span class="ltr">1</span>日発売、大河内一楼・パレット文庫） ISBN 4-09-420243-9
* 少女革命ウテナ<span class="ltr">2</span>翠の想い （1998年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">1</span>日発売、大河内一楼・パレット文庫） ISBN 4-09-420244-7

=== ゲーム ===
1998年[[<span class="ltr">5</span>月<span class="ltr">28</span>日]]に『'''少女革命ウテナ いつか革命される物語'''』のタイトルで、[[セガ・エンタープライゼス]]より発売された[[CD-ROM]]2枚組の[[セガサターン]]用[[ゲームソフト]]（GS-9182）。ゲームオリジナルキャラクターである転校生の少女を主人公とした物語。時系列では、原作の<span class="ltr">8</span>話と<span class="ltr">9</span>話の間に位置する。作画は<span class="ltr">TV</span>アニメ版と同じJ.C.スタッフが担当している<ref name=":0">{{Cite book|和書 |title=[[電撃王]] |date=1998年<span class="ltr">6</span>月<span class="ltr">1</span>日 |year=1998 |publisher=[[メディアワークス]] |page=151 |issue=通巻<span class="ltr">77</span>号}}</ref>。

主要キャラクターには「心の気高さ」というパラメーターが設定されていて、時折出現する選択肢で何を選んだかにより変動していく。展開によっては生徒会のメンバーたちと恋愛関係へ進展する<ref name=":0" />。各キャラクターの心の気高さ、また誰が最も高いかによりエンディングが変化する。

[[恋愛ゲーム (ゲームジャンル)|恋愛ゲーム]]的な要素もあるが、ほとんどのキャラクターには別に想い人がいる、原作の途中が舞台となっている、などの理由から、大抵は主人公の片思いという形で終わる。ただ、生徒会メンバー同士が決闘するアニメーション（ゲームオリジナル）、主人公自身がデュエリストになるルートなど、別の要素も多い。ゲームオリジナルキャラクターとして「三条院千種」が登場する<ref name=":0" />。

主人公の父親がシルエットで登場するが、その髪型はとあるメインキャラクターに酷似している。また、本作には鳳学園周辺の街が出てくる・「東館はエンゲージしたものしか入居できない」と発言されているが、これはアニメで使われなかった設定が流用されたものである。

エンディングは、「パーフェクト編」「ウテナ編」「冬芽編」「西園寺編」「樹璃編」「幹編」「アンシー編」「暁生編」「黒薔薇編」「ノーマル編（内容はパーフェクト編とほとんど変わらない）」「バッド（ゲームオーバー）エンド」の<span class="ltr">11</span>種類。

==== スタッフ・アニメパート ====
* 監督 - 桜井弘明
* 脚本 - [[大河内一楼]]
* キャラクターデザイン・ジャケットイラスト - 長谷川眞也
* 演出 - 金子伸吾、高橋亨
* 作画監督 - 林明美
* 音楽 - 光宗信吉
* 合唱曲（挿入歌） - J.A.シーザー
* 制作プロデューサー - 川崎とも子
* アニメーション制作 - [[ゼクシズ]]

==== スタッフ・ゲームパート ====
* 企画製作 - 中津泰彦、加藤雅史
* アートコーディネーター - 飯田直彦
* プロデューサー - 菅野豊
* ディレクター - 山路和紀

=== 舞台 ===
;{{Anchors|ミュージカル・少女革命ウテナ}}ミュージカル・少女革命ウテナ
:* 1997年<span class="ltr">12</span>月<span class="ltr">17</span>日 - 12月<span class="ltr">29</span>日 [[博品館]]劇場（東京）
:* 主要スタッフ・キャスト
:** 脚本・演出：[[三ツ矢雄二]]
:** 天上ウテナ：[[大輝ゆう]]
:** 姫宮アンシー：[[KaNNa]]
:** 桐生冬芽：[[斉藤レイ]]
:** 有栖川樹璃：[[木村早苗]]
:** 西園寺莢一：[[葛城七穂]]
:** 鳳暁生：[[郷真由加]]
:
;{{Anchors|月蝕歌劇団公演・少女革命ウテナ魔界転生黙示録編〜麗人ニルヴァーナ来駕〜}}[[月蝕歌劇団]]公演・少女革命ウテナ魔界転生黙示録編〜麗人ニルヴァーナ来駕〜
:* 1999年<span class="ltr">5</span>月<span class="ltr">26</span>日 - 6月<span class="ltr">1</span>日 ザムザ[[阿佐ヶ谷]]（東京）
:* 主要スタッフ・キャスト
:** プロデュース：幾原邦彦
:** 脚色・演出：[[高取英]]
:** 天上ウテナ：一ノ瀬めぐみ
:** 姫宮アンシー：野口員代
:** 桐生冬芽：斉藤レイ
:** 桐生七実：成宮観音
:
;{{Anchors|劇団FANTASY ADVENTURE公演・少女革命ウテナ〜コロス幻想生命体〜}}劇団FANTASY ADVENTURE公演・少女革命ウテナ〜コロス幻想生命体〜
:* 2000年<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">30</span>日、<span class="ltr">10</span>月<span class="ltr">1</span>日 [[尼崎市|尼崎]][[ピッコロシアター]]中ホール（兵庫）
:* 主要キャスト
:** 天上ウテナ：亘まゆ
:** 姫宮アンシー：可愛あき
:** 桐生冬芽：葵かずき
:** 有栖川樹璃：桐生忍

;{{Anchors|ミュージカル・少女革命ウテナ〜白き薔薇のつぼみ〜}}ミュージカル・少女革命ウテナ〜白き薔薇のつぼみ〜
:* 2018年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">8</span>日 - 18日 [[CBGKシブゲキ<span class="ltr">!!</span>]]（東京）
:* 主要キャスト
:** 天上ウテナ：[[能條愛未]]（当時[[乃木坂<span class="ltr">46</span>]]）
:** 姫宮アンシー：[[山内優花]]
:** 桐生冬芽：[[戸谷公人]]<ref>{{cite news|url=http://musicalutena.sblo.jp/s/article/181966199.html|title=追加キャスト解禁!!|date=2017-12-28|accessdate=2017-12-28}}</ref>
:** 西園寺莢一：[[横井翔二郎]]
:** 有栖川樹璃：立道梨緒奈
:** 薫幹：[[大崎捺希]]
:** 桐生七実：[[鈴木亜里紗]]
:** 篠原若葉：[[竹内夢]]
:** 影絵少女<span class="ltr">A</span>子：[[熊田愛里]]
:** 影絵少女<span class="ltr">B</span>子：NENE
:** 冬芽・幼少期：池田謙信
:** 西園寺・幼少期：[[山内涼平]]
:* 主要スタッフ
:** 原作：ビーパパス
:** スーパーバイザー：幾原邦彦
:** 脚本・演出：吉谷光太郎
:** 企画・製作：エグジットチューンズ／ポニーキャニオン
:** 制作：ポリゴンマジック
:** 主催：ミュージカル「少女革命ウテナ」製作委員会

;{{Anchors|ミュージカル・少女革命ウテナ～深く綻ぶ黒薔薇の～}}ミュージカル・少女革命ウテナ～深く綻ぶ黒薔薇の～
:* 2019年<span class="ltr">6</span>月<span class="ltr">29</span>日 - 7月<span class="ltr">7</span>日 [[シアター<span class="ltr">G</span>ロッソ]]（東京）
:* 主要キャスト
:** 天上ウテナ：[[能條愛未]]
:** 姫宮アンシー：[[山内優花]]
:** 西園寺莢一：[[吉澤翼]]
:** 有栖川樹璃：立道梨緒奈
:** 薫幹：[[樋口裕太]]
:** 桐生七実：[[鈴木亜里紗]]
:** 篠原若葉：[[竹内夢]]
:** 高槻枝織：[[朝倉ふゆな]]
:** 薫梢：[[田上真里奈]]
:** 千唾馬宮：[[こんどうようぢ]]
:** 影絵少女：[[熊田愛里]]
:** 鳳暁生：[[吉岡佑]]
:** 御影草時：[[徳山秀典]]
:** アンサンブル：仲田祥司、多田滉、後藤光葵、吉田瑞貴
:* 主要スタッフ
:** 原作：ビーパパス
:** スーパーバイザー：幾原邦彦
:** 脚本・演出：吉谷光太郎
:** 企画・製作：エグジットチューンズ／ポニーキャニオン
:** 制作：ポリゴンマジック
:** 主催：ミュージカル「少女革命ウテナ」製作委員会

=== トレーディングカード ===
* [[カードダス]]マスターズ（[[バンダイ]]）
** 「第一幕」「第二幕・薔薇の彼方」の二シリーズ。アニメの一場面をカード化したコレクションカード。アニメ系[[トレーディングカード]]では珍しくスタッフやキャストの撮り下しカード（幾原邦彦、さいとうちほ、長谷川眞也、榎戸洋司、J.A.シーザー、川上とも子、イロイロ）がある。
* P.P.カード少女革命ウテナ（天田印刷加工）

== 関連商品 ==
=== 脚本集 ===
* 少女革命ウテナ脚本集 上 薔薇の花嫁 （1998年<span class="ltr">4</span>月<span class="ltr">30</span>日発売） ISBN 4-19-900050-X
* 少女革命ウテナ脚本集 下 薔薇の刻印 （1998年<span class="ltr">4</span>月<span class="ltr">30</span>日発売） ISBN 4-19-900051-8
** 著者：榎戸洋司
** 出版社：[[徳間書店]]（[[アニメージュ文庫]]）

=== イラスト原画集・資料集 ===
* 少女革命ウテナ キャラクター設定決定稿
* 少女革命ウテナ 美術設定稿
* 少女革命ウテナ さいとうちほ原画集 CD-ROM （インナーブレイン、発行日日付なし）
* 少女革命ウテナ 設定資料集 （[[ムービック]]、1997年発行）
* This is Animation 少女革命ウテナ 薔薇の告白 （1998年<span class="ltr">1</span>月<span class="ltr">10</span>日発売） ISBN 4-09-101543-3
** 監修：ビーパパス
** 企画・構成：キャラメル・ママ
** 出版社：小学館（ちゃお特別編集）
* 少女革命ウテナ 薔薇の黙示録 （[[青林工藝舎]]、1998年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">26</span>日発売） ISBN 4-88-379000-2
* 少女革命ウテナ写真集 薔薇の記憶 （1998年<span class="ltr">6</span>月<span class="ltr">30</span>日発売） ISBN 4-19-900057-7
** 編者：アニメージュ編集部
** 出版社：徳間書店（アニメージュ文庫）
* 少女革命ウテナ やさしいピアノソロ （東京音楽書院、1998年<span class="ltr">8</span>月発売） ISBN 4-81-143767-5
* 少女革命ウテナ 薔薇の容貌 （1998年<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">15</span>日発売） ISBN 4-58-418354-6
** 著者：[[伊藤誠之助]]
** 出版社：[[<span class="ltr">KK</span>ベストセラーズ]]
* 少女革命ウテナ ART COLLECTION 薔薇の全貌 （1998年<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">15</span>日発売） ISBN 4-78-971392-X
** 企画・編集：[[雨宮ひとみ]]
** 出版社：[[ソニー・マガジンズ]]
* 少女革命ウテナ さいとうちほ複製原画集 （小学館、1999年<span class="ltr">8</span>月<span class="ltr">7</span>日発売） ISBN 4-09-199682-5
* 少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録 シナリオブック （1999年<span class="ltr">8</span>月<span class="ltr">14</span>日発売） ISBN 4-88-379035-5
** 著者：榎戸洋司
** 出版社：青林工藝舎
* 劇場版 少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録 オリジナルサウンドトラック 〈アドゥレセンス・ラッシ〉 （[[東京音楽書院]]、1999年<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">20</span>日発売） ISBN 4-81-144399-3
* 少女革命ウテナ ヴィジュアルメイキングブック アート・オブ・ウテナ （1999年<span class="ltr">10</span>月<span class="ltr">31</span>日発売） ISBN 4-56-873008-2
** 企画・編集：[[天野昌直]]、[[杉山りか]]
** 出版社：[[美術出版社]]
* 少女革命ウテナ ROM-COLLE LA MAISON DE CHUCHU （キングレコード、1999年<span class="ltr">12</span>月<span class="ltr">3</span>日発売） KIRA-19
* NEWTYPE ILLUSTRATED COLLECTION 少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録 （2000年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">18</span>日発売） ISBN 4-04-853169-7
** 編集：[[石井康予]]、[[榎本郁子]]
** 出版社：[[角川書店]]
* 少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録 （発行日日付なし）
** 構成・編集：小黒祐一郎

=== アニメ研究本 ===
* 少女革命ウテナ ヴィジュアル・ストーリー・ブック<span class="ltr">1</span>（1998年<span class="ltr">2</span>月<span class="ltr">20</span>日発売） ISBN 4-09-135831-4
* 少女革命ウテナ ヴィジュアル・ストーリー・ブック<span class="ltr">2</span>（1998年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">20</span>日発売） ISBN 4-09-135832-2
* 少女革命ウテナ ヴィジュアル・ストーリー・ブック<span class="ltr">3</span>（1998年<span class="ltr">5</span>月<span class="ltr">20</span>日発売） ISBN 4-09-135833-0
* 少女革命ウテナ ヴィジュアル・ストーリー・ブック<span class="ltr">4</span>（1998年<span class="ltr">5</span>月<span class="ltr">20</span>日発売） ISBN 4-09-135834-9
* 少女革命ウテナ ヴィジュアル・ストーリー・ブック<span class="ltr">5</span>（1998年<span class="ltr">7</span>月<span class="ltr">20</span>日発売） ISBN 4-09-135835-7
** 企画・編集：岸川編集事務所
** 出版社：小学館（フラワーコミックスアニメ版）

=== ゲーム攻略本 ===
* 鳳学園指定図書 少女革命ウテナ いつか革命される物語 オフィシャルガイドブック （1998年<span class="ltr">6</span>月<span class="ltr">19</span>日発売） ISBN 4-79-730669-6
** 編集：セガサターンマガジン編集部、アミューズメント書籍編集部
** 出版社：[[ソフトバンククリエイティブ]]

=== 音楽CD ===
==== シングル ====
* [[輪舞-revolution]] （1997年<span class="ltr">5</span>月<span class="ltr">21</span>日発売） KIDA-149
* [[truth (裕未瑠華の曲)|truth]] （1997年<span class="ltr">5</span>月<span class="ltr">21</span>日発売） KIDA-150
* 輪舞-revolution/truth （1997年<span class="ltr">5</span>月<span class="ltr">21</span>日発売） KIDA-151
* [[labyrinth/時に愛は]] （1999年<span class="ltr">7</span>月<span class="ltr">2</span>日発売） KIDA-181
* フィアンセになりたい （1997年<span class="ltr">12</span>月<span class="ltr">10</span>日発売） TODT-5087<ref>及川光博のオリジナル歌唱で、もともと本作とは無関係。劇中使用版とは歌詞は同じだがアレンジが異なる。</ref>

==== サウンドアルバム ====
* [[少女革命ウテナのサウンドトラック#少女革命ウテナ 絶対進化革命前夜|少女革命ウテナ 絶対進化革命前夜]] （1997年<span class="ltr">7</span>月<span class="ltr">24</span>日発売） KICA-354
* [[少女革命ウテナのサウンドトラック#少女革命ウテナ バーチャルスター発生学|少女革命ウテナ バーチャルスター発生学]] （1997年<span class="ltr">11</span>月<span class="ltr">6</span>日発売） KICA-374
* [[少女革命ウテナのサウンドトラック#少女革命ウテナ 体内時計都市オルロイ|少女革命ウテナ 体内時計都市オルロイ]] （1998年<span class="ltr">1</span>月<span class="ltr">1</span>日発売） KICA-384
* [[少女革命ウテナのサウンドトラック#少女革命ウテナ 天使創造すなわち光|少女革命ウテナ 天使創造すなわち光]] （1998年<span class="ltr">2</span>月<span class="ltr">4</span>日発売） KICA-389
* [[少女革命ウテナのサウンドトラック#少女革命ウテナ さあ、私とエンゲージして…|少女革命ウテナ さあ、私とエンゲージして…]] （1998年<span class="ltr">4</span>月<span class="ltr">3</span>日発売） KICA-396〜397
* [[少女革命ウテナのサウンドトラック#少女革命ウテナ 麗人ニルヴァーナ来駕 〜ボクのアンドロギュヌス〜|少女革命ウテナ 麗人ニルヴァーナ来駕 〜ボクのアンドロギュヌス〜]] （1999年<span class="ltr">5</span>月<span class="ltr">28</span>日発売） KICA-9461
* [[少女革命ウテナのサウンドトラック#少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録 薔薇卵蘇生録ソフィア -中世よ甦れ!-|少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録 薔薇卵蘇生録ソフィア -中世よ甦れ!-]] （1999年<span class="ltr">6</span>月<span class="ltr">25</span>日発売） KICA-467
* [[少女革命ウテナのサウンドトラック#少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録 オリジナルサウンドトラック 〜アドゥレセンス・ラッシュ〜|アドゥレセンスラッシュ]] （1999年<span class="ltr">8</span>月<span class="ltr">14</span>日発売） KICA-471
* [[スタまにシリーズ#スタまにシリーズ：少女革命ウテナ|スタまにシリーズ：少女革命ウテナ]] （2005年<span class="ltr">11</span>月<span class="ltr">23</span>日発売） KICA-727
* [[少女革命ウテナ コンプリートCD-BOX]] （初回生産限定盤<span class="ltr">10</span>枚組 2008年<span class="ltr">8</span>月<span class="ltr">27</span>日発売） KICA-920〜928

=== DVD ===
* 少女革命ウテナ L'Apocalypse:1 （1999年<span class="ltr">1</span>月<span class="ltr">1</span>日発売） KIBA-15
* 少女革命ウテナ L'Apocalypse:2 （1999年<span class="ltr">2</span>月<span class="ltr">1</span>日発売） KIBA-16
* 少女革命ウテナ L'Apocalypse:3 （1999年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">1</span>日発売） KIBA-17
* 少女革命ウテナ L'Apocalypse:4 （1999年<span class="ltr">4</span>月<span class="ltr">1</span>日発売） KIBA-18
* 少女革命ウテナ L'Apocalypse:5 （1999年<span class="ltr">5</span>月<span class="ltr">1</span>日発売） KIBA-19
* 少女革命ウテナ L'Apocalypse:6 （1999年<span class="ltr">6</span>月<span class="ltr">1</span>日発売） KIBA-20
* 少女革命ウテナ L'Apocalypse:7 （1999年<span class="ltr">7</span>月<span class="ltr">1</span>日発売） KIBA-21
* 少女革命ウテナ L'Apocalypse:8 （1999年<span class="ltr">8</span>月<span class="ltr">1</span>日発売） KIBA-22
* 少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録 （2000年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">3</span>日発売） KIBA-474
* 少女革命ウテナ DVD-BOX 上巻 （初回限定生産、2008年<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">26</span>日発売） KIBA-91500〜5
* 少女革命ウテナ DVD-BOX 下巻 （初回限定生産、2009年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">11</span>日発売） KIBA-91506〜11

=== Blu-ray ===
* 少女革命ウテナ Blu-ray BOX 上巻 （初回限定生産、2013年<span class="ltr">1</span>月<span class="ltr">23</span>日発売） KIXA-90240〜3
* 少女革命ウテナ Blu-ray BOX 下巻 （初回限定生産、2013年<span class="ltr">2</span>月<span class="ltr">27</span>日発売） KIXA-90244〜8
<!-- 

== 備考 ==
{{独自研究|section=1|date=2009年<span class="ltr">2</span>月}}
* [[美少女戦士セーラームーン]] - 女性が戦隊モノの戦士達の様に戦うという男性的な女性表現、ちびちびと後述するサガフロンティアのアセルスの設定、髪型が類似していた為、比較の対象になった（なお、本作は、セーラームーンの放送末期に放送が開始した）。
* [[サガ フロンティア]] - 主人公の一人、アセルスのストーリー展開、キャラ、一部設定が本作と類似していた為、比較の対象になった（なお、本作の放送中の時期に発売した）。[[生田美和]]は [[ツイッター]]にて、「偶然の一致」であると主張している。
* [[スターオーシャン セカンドストーリー]] - DISC1の最終ダンジョン、エルリアタワーとの類似が指摘されている。『も・く・し・ろ・く』、ルナライト使用時に確認されるシャンデリア様の天井のグラフィックなど。
* [[セカイ系]] - 本作のアニメを含んだ語彙である。
* [[超感覚ANALマン]] - 『[[電撃大王]]』に連載されていた[[安永航一郎]]の漫画。「少年革命アナル」なる回では、主人公・菊川肛司を追い回す男色王、後方不敗が、「[[薔薇族]]の花嫁」を名乗り姫宮アンシーのコスプレで登場。彼のエンゲージした相手として剣を口から飲み込める西園寺そっくりの少年、園芸寺公望（えんげいじきんもち）も現われる。彼らが再度現われたエピソードでは園芸寺は「西園寺（[[シャア・アズナブル|しゃあ]]おんじ）」を名乗り、[[ララァ・スン|ララァ]]に扮した「薔薇族の花嫁」とともに『[[機動戦士ガンダム]]』のパロディをもさらに行なう暴挙に出た。
* [[デミアン]] - ドイツの文学者、ヘッセの代表的作品。人間が真に自由な自我を獲得することを主題としており、グノーシス主義的モチーフに満ちている。「鳥は卵から出るために戦う。卵は世界である。生まれようとするものは世界を破壊しなければならない」という作中の言葉が、本作品でも引用されている。この文句の続きは「鳥は神へと向かって飛ぶ。神の名は“アブラクサス”という」であるが、こちらは劇場版での予告に、「その神の名はアブラクサス」というコピーで使われている。学園を舞台とした同性愛的な描写も共通している。
* [[シボレー・コルベット#初代 C1型（1954年–1962年）|シボレーコルベット]] - 本作に登場するスポーツカー
-->

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}

==文献情報==
* {{Cite journal|和書|author=谷口秀子 |date=2002-02 |title=少女漫画における男装 : ジェンダーの視点から |url=https://doi.org/10.15017/5433 |journal=言語文化論究 |ISSN=1341-0032 |publisher=九州大学大学院言語文化研究院 |volume=15 |pages=105-114 |doi=10.15017/5433 |hdl=2324/5433 |ref=harv}}
*「少女革命ウテナ　薔薇の容貌」伊藤誠之助,1998,ベストセラーズ

== 関連項目 ==
* [[Anthy]] - 姫宮アンシーが名前の由来となっているフリーの日本語入力システム。

== 外部リンク ==
* [https://king-cr.jp/special/utena/ StarChild:少女革命ウテナ]
* {{YouTube|tyPv7QyuZl0| 奥井雅美 「輪舞-revolution」 {{!}} 少女革命ウテナ {{!}} オープニング}} - 「KING AMUSEMENT CREATIVE」公式チャンネル

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[[Category:日本で開発されたコンピュータゲーム]]