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横井孝︵よこいたかし、1949年 - ︶は、日本の国文学者。静岡大学教授を経て、実践女子大学名誉教授。専門は平安時代物語文学^[1]。東京都出身。

来歴[編集]

世田谷区生まれ。1972年、駒澤大学文学部国文学科卒業。1977年、同大学院博士課程満期退学。1980年、駒澤大学非常勤講師。1983年、静岡大学教育学部講師。1986年、同助教授。1996年、同教授に就任。2000年、実践女子大学文学部国文学科教授^[2]。同大学文芸資科研究所長^[3]、2003年から2004年に中古文学会代表委員などを歴任^[4]。﹁源氏物語研究の学際的・国際的研究拠点の形成﹂の研究として、﹁紫式部の自筆本︵オリジナル︶に近い文面に一歩でも迫りたい﹂と最新技術の高精細デジタル顕微鏡を用いた調査などを行う^[5]^[6]^[7]。

著書[編集]

『<女の物語>のながれ古代後期小説史論』加藤中道館 1984
『枕草子精釈文法詳解』新版加藤中道館 1988
『源氏から平家へ』新典社選書 1998
『円環としての源氏物語』新典社源氏物語研究叢書 1999
『源氏物語の風景』武蔵野書院 2013^[8]

共編著[編集]

『源氏物語の新研究本文と表現を考える』久下裕利共編　新典社 2008
『紫式部集大成実践女子大学本・瑞光寺本・陽明文庫本』久保田孝夫、廣田收共編著笠間書院 2008
『平安後期物語の新研究寝覚と浜松を考える』久下裕利共編　新典社 2009
『紫式部集からの挑発』広田收、久保田孝夫共編　笠間書院 2014
『王朝文学の古筆切を考える』久下裕利共編　武蔵野書院 2014
『宇治十帖の新世界』久下裕利共編　武蔵野書院 2018
『紫式部日記・集の新世界』(知の遺産シリーズ ; 7)福家俊幸, 久下裕利共編　武蔵野書院 2020.5
『紫式部集の世界』廣田收共編　勉誠社 2023.7
『紙のレンズがひらく古典籍・絵画の世界 = New Aspect of Codicology,under the eyes of the Scientific Analysis of Paper』江南和幸, 佐藤悟共編　勉誠社 2023.11
『源氏物語古筆の世界』田中登共編　武蔵野書院 2023.11

出典[編集]

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(一)^ “12月8日︻講演︼源氏物語も装束もうすっぺらではありません。”. 紀伊国屋書店 (2023年9月1日). 2024年4月26日閲覧。 (二)^ 紀伊國屋書店. “著書”. 2019年12月31日閲覧。 (三)^ “﹃実践国文学﹄97号︵横井孝教授退職特別記念号︶”. 実践女子大学 (2020年3月1日). 2024年4月26日閲覧。 (四)^ “横井孝”. researchmap.jp. 2024年4月26日閲覧。 (五)^ “﹁源氏物語　光る原典へ﹂東京新聞”. 実践女子大学 (2024年1月20日). 2024年4月26日閲覧。 (六)^ “紫式部の“紫”はどんな色？ - 失われた平安の色を求めて”. NHK (2024年2月17日). 2024年4月26日閲覧。 (七)^ “企画展﹁源氏物語　よみがえった女房装束の美﹂丸紅ギャラリー”. 毎日新聞 (2023年12月12日). 2024年4月26日閲覧。 (八)^ “﹀ files ﹀国文学97-3.pdf 横井孝教授業績目録”. 実践女子大学 (2019年12月1日). 2024年4月26日閲覧。

外部リンク[編集]

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+'''横井 孝'''︵よこい たかし、[[1949年]] - ︶は、[[日本]]の[[日本文学|国文学者]]。[[静岡大学]][[教授]]を経て、[[実践女子大学]][[名誉教授]]。専門は[[平安時代]][[物語文学]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://mirai.kinokuniya.co.jp/2023/09/44775/ |title=12月8日 ︻講演︼源氏物語も装束もうすっぺらではありません。|website=[[紀伊国屋書店]]|date=2023-09-01 |accessdate=2024-04-26}}</ref>。[[東京都]]出身。
-{{存命人物の出典明記|date=2024年1月}}
-'''横井 孝'''︵よこい たかし、[[1949年]] - ︶は、[[日本]]の[[日本文学|国文学者]]。[[実践女子大学]]教授。[[東京都]]出身。
 == 来歴 ==
-[[世田谷区]]生まれ。[[1972年]][[駒澤大学]][[文学部]][[国文学科]]卒業。[[1977年]]同[[大学院]][[大学院#博士後期課程・後期3年博士課程|博士課程]]満期退学。[[1980年]]駒澤大学[[非常勤講師]]｡[[1983年]][[静岡大学]][[教育学部]]講師、[[1986年]][[助教授]]、[[1996年]][[教授]]に就任。[[2000年]]実践女子大学文学部国文学科教授<ref>{{Cite web|和書|url=http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4305703815.html|title=著書|author=紀伊國屋書店|accessdate=2019-12-31}}</ref>。[[文芸]]資科研究所長。
+[[世田谷区]]生まれ。[[1972年]]、[[駒澤大学]][[文学部]][[国文学科]]卒業。[[1977年]]、同[[大学院]][[大学院#博士後期課程・後期3年博士課程|博士課程]]満期退学。[[1980年]]、駒澤大学[[非常勤講師]]。[[1983年]]、[[静岡大学]][[教育学部]]講師。[[1986年]]、同[[助教授]]。[[1996年]]、同[[教授]]に就任。[[2000年]]、実践女子大学文学部国文学科教授<ref>{{Cite web|和書|url=http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4305703815.html|title=著書|author=紀伊國屋書店|accessdate=2019-12-31}}</ref>。同大学[[文芸]]資科研究所長<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.jissen.ac.jp/learning/bungaku/kokubun/jissen/index.html |title=﹃実践国文学﹄97号︵横井孝教授退職特別記念号︶ |website=実践女子大学 |date=2020-03-01|accessdate=2024-04-26}}</ref>、[[2003年]]から[[2004年]]に[[中古文学会]]代表委員などを歴任<ref>{{Cite web|和書|url=https://researchmap.jp/read0062719 |title=横井 孝 |website=researchmap.jp |accessdate=2024-04-26}}</ref>。
+﹁源氏物語研究の学際的・国際的研究拠点の形成﹂の研究として、﹁紫式部の自筆本︵オリジナル︶に近い文面に一歩でも迫りたい﹂と最新技術の高精細デジタル顕微鏡を用いた調査などを行う<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.jissen.ac.jp/school/2023index.html |title=﹁源氏物語　光る原典へ﹂[[東京新聞]] |website=実践女子大学 |date=2024-01-20|accessdate=2024-04-26}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www3.nhk.or.jp/news/special/sci_cul/2024/02/special/kenkyushitsu/murasaki-shikibu/ |title=紫式部の“紫”はどんな色？ - 失われた平安の色を求めて |website=[[NHK]] |date=2024-02-17|accessdate=2024-04-26}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://mainichi.jp/univ/articles/20231211/org/00m/100/004000c |title=企画展﹁源氏物語　よみがえった女房装束の美﹂[[丸紅]]ギャラリー|website=[[毎日新聞]]|date=2023-12-12 |accessdate=2024-04-26}}</ref>。
 == 著書 ==
 *『<女の物語>のながれ 古代後期小説史論』[[加藤中道館]] 1984
-*『[[枕草子]]精釈 文法詳解』新版 中道館 1988
+*『[[枕草子]]精釈 文法詳解』新版 加藤中道館 1988
 *『[[源氏]]から[[平氏|平家]]へ』新典社選書 1998
 *『円環としての[[源氏物語]]』[[新典社]] 源氏物語研究叢書 1999
-*『源氏物語の風景』[[武蔵野書院]] 2013
+*『源氏物語の風景』[[武蔵野書院]] 2013<ref>{{Cite web|和書|url=https://jissen.repo.nii.ac.jp › files ›国文学97-3.pdf |title=横井 孝 教授 業績目録 |website=実践女子大学 |date=2019-12-01|accessdate=2024-04-26}}</ref>
 === 共編著 ===
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 *『[[紫式部]]集大成 実践女子大学本・瑞光寺本・陽明文庫本』久保田孝夫、[[廣田收]]共編著 [[笠間書院]] 2008
 *『平安後期物語の新研究 寝覚と浜松を考える』久下裕利共編　[[新典社]] 2009
-*『紫式部集からの挑発』廣田收、久保田孝夫共編　[[笠間書院]] 2014
+*『紫式部集からの挑発』[[広田收]]、久保田孝夫共編　[[笠間書院]] 2014
 *『王朝文学の古筆切を考える』久下裕利共編　[[武蔵野書院]] 2014
 *『宇治十帖の新世界』久下裕利共編　武蔵野書院 2018
+*『紫式部日記・集の新世界』(知の遺産シリーズ ; 7)福家俊幸, 久下裕利 共編　武蔵野書院 2020.5
+*『紫式部集の世界』廣田收 共編　勉誠社 2023.7
+*『紙のレンズがひらく古典籍・絵画の世界 = New Aspect of Codicology,under the eyes of the Scientific Analysis of Paper』江南和幸, 佐藤悟  共編　[[勉誠社]] 2023.11
+*『源氏物語古筆の世界』田中登 共編　武蔵野書院 2023.11
 == 出典 ==
 {{脚注ヘルプ}}
+{{Reflist}}
-{{Reflist}}   <!-- <ref>{{cite web|url=|title=|author=|accessdate=2019-12-31}}</ref> -->
 == 外部リンク ==
-*[https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200901040859037828&q=%E6%A8%AA%E4%BA%95%E5%AD%9D&t=1 J-global]
+* [https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200901040859037828&q=%E6%A8%AA%E4%BA%95%E5%AD%9D&t=1 Yokoi Takashi - J-global]
+* [https://ndlsearch.ndl.go.jp/search?cs=bib&display=panel&from=0&size=20&q-author=%22%E6%A8%AA%E4%BA%95%20%E5%AD%9D%22 著書 - 国会図書館]
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