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'''犬田 卯'''(いぬた しげる、[[1891年]][[8月23日]] - [[1957年]][[7月21日]])は、[[日本]]の[[小説家]]、農民運動家。 |
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[[茨城県]][[稲敷郡]]牛久村︵現[[牛久市]]︶城中の農家の長男に生まれる。[[高等小学校]]卒業後農業に従事していたが、25歳の時上京、1917年[[博文館]]に勤務、1924年[[中村星湖]]らと農民文芸研究会を作り、雑誌﹃農民﹄を刊行し、小説家として活動した。
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妻は小説家[[住井すゑ]]。次女は[[毎日新聞]]論説委員・[[増田れい子]]。孫は[[画家]]の[[HATAO]]でその妻は[[絵本作家]]の[[永田萠]]。
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==著書== |
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2020年11月9日 (月) 08:11時点における版
犬田 卯︵いぬた しげる、1891年8月23日 - 1957年7月21日︶は、日本の小説家、農民運動家。
略歴
茨城県稲敷郡牛久村︵現牛久市︶城中の農家の長男に生まれる。高等小学校卒業後農業に従事していたが、25歳の時上京、1917年博文館に勤務、1924年中村星湖らと農民文芸研究会を作り、雑誌﹃農民﹄を刊行し、小説家として活動した。親族
妻は小説家住井すゑ。次女は毎日新聞論説委員・増田れい子。孫は画家のHATAOでその妻は絵本作家の永田萠。著書
- 土に生れて 平凡社 1926 のちふるさと文庫
- 農民文芸の研究 加藤武雄共著 春陽堂 1926 (農民文芸叢書)
- 土にあえぐ 平凡社 1928 のちふるさと文庫
- 土の芸術と土の生活 農民文芸論集 農民文学社 1929
- 村に闘ふ 全国農民芸術聯盟出版部 1929 のちふるさと文庫
- 農民文芸三講 全国農民芸術聯盟出版部 1930 のちふるさと文庫
- 農村 平凡社 1934
- 土にひそむ 不二屋書房 1935 のちふるさと文庫
- 地方 平凡社 1939
- 農民文学入門 大観堂書店 1939
- 米 青梧堂 1940
- 村の戦話 肇書房 1944
- 愛といのちと はだしの夫婦愛三十六年 住井すえ共著 大日本雄弁会講談社 1957 のち新潮文庫
- 日本農民文学史 小田切秀雄編 農山漁村文化協会 1958
- 犬田卯短編集 1-2 筑波書林 1982.2 (ふるさと文庫)
翻訳
- 新ロビンソン ウィッス 博文館 1922 (少年探偵冒険叢書)
- 新しき露西亜 ゴーリキー 世界思潮研究会 1923 (世界パンフレツト通信)
- ある百姓の生涯 ギヨオマン 新興文学全集 平凡社 1929
- 大地 ゾラ叢書 改造社 1931
- オクトパス 上巻 フランク・ノリス 暁書院 1933
- レ・ペイザン バルザック 建設社 1934
- 小麦 フランク・ノリス 肇書房 1942
- 民衆のフランス革命 農民が描く闘いの真実 エルクマン=シャトリアン 増田れい子共訳 昭和堂 2010.7
参考文献
- 「日本人名大事典」
- 「新潮日本人名事典」