「甚野尚志」の版間の差分
Studiahumanitatis (会話 | 投稿記録) m 編著の追加 |
括弧を半角から全角に修正しました。関連記事とリンクしました。 タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
||
(7人の利用者による、間の14版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
{{存命人物の出典皆無|date=2022年11月}} |
|||
'''甚野 尚志'''︵じんの たかし、[[1958年 |
'''甚野 尚志'''︵じんの たかし、[[1958年]] - ︶は、日本の[[歴史学者]]、[[早稲田大学文学学術院]]教授<ref>[https://w-rdb.waseda.jp/html/100000640_ja.html| 早稲田大学研究者データベース]2023年9月29日閲覧</ref>。専攻は[[中世]][[ヨーロッパ]]史。学位は、[[博士︵文学︶]]︵早稲田大学︶。
|
||
== 来歴 == |
== 来歴 == |
||
[[福島県福島市]]生まれ。[[福島県立福島高等学校]]を経て、1980年[[東京大学 |
[[福島県]][[福島市]]生まれ。[[福島県立福島高等学校]]を経て、1980年、[[東京大学大学院人文社会系研究科・文学部|東京大学文学部]]︵西洋史︶卒業。1983年、同大学院人文科学研究科[[修士課程]]修了。
|
||
1983年、[[京都大学人文科学研究所]]助手。1986-1987年[[ハーバード燕京研究所|ハーバード大学エンチン研究所]]客員研究員、1988-1989年[[マックス・プランク歴史研究所]]客員研究員。1990年、[[東京大学教養学部]]助教授。1996年、同大学院総合文化研究科助教授。2007年、同教授。2008年~現職。
|
|||
== 著書 == |
== 著書 == |
||
===単著=== |
|||
*『隠喩のなかの中世 |
*『隠喩のなかの中世:西洋中世における政治表徴の研究-』[[弘文堂]] 1992.10 ISBN 978-4-335-25050-7 |
||
*『中世ヨーロッパの社会観』講談社学術文庫 2007 |
**上記を改題・文庫化。『中世ヨーロッパの社会観』[[講談社]]<[[講談社学術文庫>]] 2007.6 ISBN 978-4-06-159821-8 |
||
*『中世の異端者たち |
*『中世の異端者たち』[[山川出版社]]<[[世界史リブレット]]> 1996.7 ISBN 978-4-634-34200-2 |
||
*『十二世紀ルネサンスの精神 |
*『十二世紀ルネサンスの精神:ソールズベリのジョンの思想構造』[[知泉書館]] 2009.3 ISBN 978-4-86285-053-9 |
||
===編集=== |
|||
*『疫病・終末・再生』知泉書館、2021年。ISBN 978-4-86285-348-6 |
|||
=== 共編著 === |
=== 共編著 === |
||
*『中世ヨーロッパを生きる』[[堀越宏一]]共編 |
*『中世ヨーロッパを生きる』[[堀越宏一]]共編、[[東京大学出版会]] 2004.2 ISBN 978-4-13-023051-3 |
||
*『東大駒場連続講義 |
*『東大駒場連続講義:歴史をどう書くか』[[講談社]]<[[講談社選書メチエ]]> 2006.4 ISBN 978-4-06-258359-6 |
||
*『ヨーロッパ中世の時間意識』[[益田朋幸]]共編 |
*『ヨーロッパ中世の時間意識』[[益田朋幸]]共編、知泉書館、2012.5 ISBN 978-4-86285-133-8 |
||
*『15のテーマで学ぶ 中世ヨーロッパ史』堀越宏一共編 |
*『15のテーマで学ぶ 中世ヨーロッパ史』堀越宏一共編、[[ミネルヴァ書房]] 2013.1 ISBN 978-4-623-06459-5 |
||
*『中近世ヨーロッパの宗教と政治 キリスト教世界の統一性と多元性』[[踊共二]]共編著 ミネルヴァ書房 2014 |
*『中近世ヨーロッパの宗教と政治 キリスト教世界の統一性と多元性』[[踊共二]]共編著 ミネルヴァ書房 2014.3 ISBN 978-4-623-06945-3 |
||
*『ヨーロッパの |
*『ヨーロッパ文化の再生と革新』益田朋幸共編、知泉書館、2016.3 ISBN 978-4-86285-229-8 |
||
⚫ | *『[[朝河貫一]]と日欧中世史研究』[[海老澤衷]]、[[近藤成一]]共編、[[吉川弘文館]] 2017.3 ISBN 978-4-642-02935-3 |
||
*『ヨーロッパ文化の再生と革新』[[益田朋幸]]共編 [[知泉書館]] 2016 |
|||
⚫ | *『近代人文学はいかに形成されたかー学知・翻訳・蔵書ー』[[河野貴美子]]、[[陣野英則]]共編、[[勉誠出版]] 2019.2 ISBN 978-4-585-20068-0 |
||
⚫ | |||
⚫ | *『朝河貫一と人文学の形成』海老澤衷、近藤成一共編、吉川弘文館 2019.3 ISBN 978-4-642-02957-5 |
||
*『福島県立図書館所蔵 朝河貫一資料目録』改訂版 福島県立図書館 2019.1 |
|||
⚫ | |||
⚫ | |||
== 翻訳 == |
== 翻訳 == |
||
* |
*[[エルンスト・カントロヴィッチ]]『祖国のために死ぬこと』 [[みすず書房]] 1993.12、新装版2006 |
||
*『中世ヨーロッパの教会と俗世』 |
*[[フランツ・フェルテン]]『中世ヨーロッパの教会と俗世』 [[山川出版社]] 2010.5 |
||
*『ローマ教皇庁の歴史-古代からルネサンスへ-』 |
*[[ベルンハルト・シンメルペニッヒ]]『ローマ教皇庁の歴史-古代からルネサンスへ-』([[成川岳大]]・[[小林亜沙美]]と共訳) [[刀水書房]] 2017.12 |
||
==脚注== |
|||
{{Reflist}} |
|||
{{Normdaten}} |
{{Normdaten}} |
||
31行目: | 40行目: | ||
{{DEFAULTSORT:しんの たかし}} |
{{DEFAULTSORT:しんの たかし}} |
||
[[Category:日本の歴史 |
[[Category:20世紀日本の歴史家]] |
||
[[Category:21世紀日本の歴史家]] |
|||
[[Category:日本の西洋中世史家]] |
|||
[[Category:東京大学の教員]] |
[[Category:東京大学の教員]] |
||
[[Category:早稲田大学の教員]] |
[[Category:早稲田大学の教員]] |
||
37行目: | 48行目: | ||
[[Category:マックス・プランク研究所の人物]] |
[[Category:マックス・プランク研究所の人物]] |
||
[[Category:東京大学出身の人物]] |
[[Category:東京大学出身の人物]] |
||
[[Category:福島県立福島高等学校出身の人物]] |
|||
[[Category:福島県出身の人物]] |
[[Category:福島県出身の人物]] |
||
[[Category:1958年生]] |
[[Category:1958年生]] |
2024年4月16日 (火) 12:04時点における最新版
![]() |
来歴[編集]
福島県福島市生まれ。福島県立福島高等学校を経て、1980年、東京大学文学部︵西洋史︶卒業。1983年、同大学院人文科学研究科修士課程修了。 1983年、京都大学人文科学研究所助手。1986-1987年ハーバード大学エンチン研究所客員研究員、1988-1989年マックス・プランク歴史研究所客員研究員。1990年、東京大学教養学部助教授。1996年、同大学院総合文化研究科助教授。2007年、同教授。2008年~現職。著書[編集]
単著[編集]
●﹃隠喩のなかの中世‥西洋中世における政治表徴の研究-﹄弘文堂 1992.10 ISBN 978-4-335-25050-7 ●上記を改題・文庫化。﹃中世ヨーロッパの社会観﹄講談社<講談社学術文庫> 2007.6 ISBN 978-4-06-159821-8 ●﹃中世の異端者たち﹄山川出版社<世界史リブレット> 1996.7 ISBN 978-4-634-34200-2 ●﹃十二世紀ルネサンスの精神‥ソールズベリのジョンの思想構造﹄知泉書館 2009.3 ISBN 978-4-86285-053-9編集[編集]
●﹃疫病・終末・再生﹄知泉書館、2021年。ISBN 978-4-86285-348-6共編著[編集]
●﹃中世ヨーロッパを生きる﹄堀越宏一共編、東京大学出版会 2004.2 ISBN 978-4-13-023051-3 ●﹃東大駒場連続講義‥歴史をどう書くか﹄講談社<講談社選書メチエ> 2006.4 ISBN 978-4-06-258359-6 ●﹃ヨーロッパ中世の時間意識﹄益田朋幸共編、知泉書館、2012.5 ISBN 978-4-86285-133-8 ●﹃15のテーマで学ぶ 中世ヨーロッパ史﹄堀越宏一共編、ミネルヴァ書房 2013.1 ISBN 978-4-623-06459-5 ●﹃中近世ヨーロッパの宗教と政治 キリスト教世界の統一性と多元性﹄踊共二共編著 ミネルヴァ書房 2014.3 ISBN 978-4-623-06945-3 ●﹃ヨーロッパ文化の再生と革新﹄益田朋幸共編、知泉書館、2016.3 ISBN 978-4-86285-229-8 ●﹃朝河貫一と日欧中世史研究﹄海老澤衷、近藤成一共編、吉川弘文館 2017.3 ISBN 978-4-642-02935-3 ●﹃近代人文学はいかに形成されたかー学知・翻訳・蔵書ー﹄河野貴美子、陣野英則共編、勉誠出版 2019.2 ISBN 978-4-585-20068-0 ●﹃朝河貫一と人文学の形成﹄海老澤衷、近藤成一共編、吉川弘文館 2019.3 ISBN 978-4-642-02957-5翻訳[編集]
●エルンスト・カントロヴィッチ﹃祖国のために死ぬこと﹄ みすず書房 1993.12、新装版2006 ●フランツ・フェルテン﹃中世ヨーロッパの教会と俗世﹄ 山川出版社 2010.5 ●ベルンハルト・シンメルペニッヒ﹃ローマ教皇庁の歴史-古代からルネサンスへ-﹄(成川岳大・小林亜沙美と共訳) 刀水書房 2017.12脚注[編集]
- ^ 早稲田大学研究者データベース2023年9月29日閲覧