「田郷虎雄」の版間の差分
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'''田郷 虎雄'''（たごう とらお、[[1901年]][[5月25日]] - [[1950年]][[7月12日]]）は、小説家、劇作家。 |
'''田郷 虎雄'''（たごう とらお、[[1901年]][[5月25日]] - [[1950年]][[7月12日]]）は、[[長崎県]]出身の[[小説家]]、[[劇作家]]。 |
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長崎県平戸町長田郷直礼の次男。父が早世し、[[長崎師範学校]]卒業後、佐世保の小学校勤務。1927年上京。31年戯曲 |
長崎県[[平戸町]]長・田郷直礼の次男。父が早世し、[[長崎師範学校]]卒業後、[[佐世保市]]の小学校に勤務。1927年上京。31年戯曲﹃印度﹄が﹃[[改造]]﹄の懸賞に当選。戦時中は[[大政翼賛会|翼賛会]]小説を書き、戦後は[[少女小説]]を書いた<ref>﹃近代日本文学大事典﹄1984年</ref>。
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2015年の[[日本放送協会|NHK]][[大河ドラマ]]『[[花燃ゆ]]』の主人公・[[楫取美和子]]を描いた唯一の小説作品である『久坂玄瑞の妻 涙袖帖』を書いており、放映開始直前の2014年11月に[[河出書房新社]]によって初めて同作品が文庫化された<ref>現在のところ田郷の作品の文庫化はこの小説が唯一となっている。なお『久坂玄瑞の妻』は『花燃ゆ』の原作ではない。</ref>。 |
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==著書== |
==著書== |
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*『けんすけ物語』岡友彦絵 翼賛出版協会 1943 |
*『けんすけ物語』岡友彦絵 翼賛出版協会 1943 |
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*『標木』翼賛出版協会 1943 |
*『標木』翼賛出版協会 1943 |
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*『[[久坂玄瑞]]の妻 涙袖帖』翼賛出版会、1943 |
*『[[久坂玄瑞]]の妻 涙袖帖』翼賛出版会、1943。復刊：[[河出文庫]]、[[中経出版]]、各2014 |
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*『芙蓉』翼賛出版協会 農村建設文学叢書 1944 |
*『芙蓉』翼賛出版協会 農村建設文学叢書 1944 |
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*『嵐をくぐって来た女』日本出版社 日本文学選集 1946 |
*『嵐をくぐって来た女』日本出版社 日本文学選集 1946 |
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*『雲雀の唄』[[中原淳一]]絵 新少国民社 1948 |
*『雲雀の唄』[[中原淳一]]絵 新少国民社 1948 |
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*『傷める花』 |
*『傷める花』高木清絵 偕成社 1949 |
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*『美しき道』[[伊藤悌三]]絵 田園社 1949 |
*『美しき道』[[伊藤悌三]]絵 田園社 1949 |
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*『歸れ白鳩』東和社 1949 |
*『歸れ白鳩』東和社 1949 |
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*『悲しき花園』 |
*『悲しき花園』辰巳まさ江絵 妙義出版社 1949 |
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*『心の花束』唄野蛾生絵 むさし書房 1949 |
*『心の花束』唄野蛾生絵 むさし書房 1949 |
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*『白百合日記』 |
*『白百合日記』渡辺郁子絵 妙義出版社 1949 |
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*『母子草』辰巳まさ江絵 偕成社 1949 |
*『母子草』辰巳まさ江絵 偕成社 1949 |
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*『春のしらべ』渡辺郁子絵 偕成社 1949 |
*『春のしらべ』渡辺郁子絵 偕成社 1949 |
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*『永遠に変らじ』宮田たず子絵 偕成社 1950 |
*『永遠に変らじ』宮田たず子絵 偕成社 1950 |
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[[Category:長崎大学出身の人物]] |
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[[Category:長崎県出身の人物]] |
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2022年2月26日 (土) 13:35時点における最新版
著書[編集]
- 『螟蛉子 戯曲集』洛陽書院 開拓文芸選書 1940
- 『亜細亜の柱』誠文堂新光社 1941
- 『理恵子の手帖』実業之日本社 1941
- 『愛』翼賛出版協会 1942
- 『けんすけ物語』岡友彦絵 翼賛出版協会 1943
- 『標木』翼賛出版協会 1943
- 『久坂玄瑞の妻 涙袖帖』翼賛出版会、1943。復刊：河出文庫、中経出版、各2014
- 『芙蓉』翼賛出版協会 農村建設文学叢書 1944
- 『嵐をくぐって来た女』日本出版社 日本文学選集 1946
- 『雲雀の唄』中原淳一絵 新少国民社 1948
- 『傷める花』高木清絵 偕成社 1949
- 『美しき道』伊藤悌三絵 田園社 1949
- 『歸れ白鳩』東和社 1949
- 『悲しき花園』辰巳まさ江絵 妙義出版社 1949
- 『心の花束』唄野蛾生絵 むさし書房 1949
- 『白百合日記』渡辺郁子絵 妙義出版社 1949
- 『母子草』辰巳まさ江絵 偕成社 1949
- 『春のしらべ』渡辺郁子絵 偕成社 1949
- 『若草日記』東和社 1949
- 『学校劇のあり方』童話春秋社 中学生の文芸教室 1950
- 『永遠に変らじ』宮田たず子絵 偕成社 1950
