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{{建築物

[[ファイル:Wakimachi gekijou.jpg|220px|thumb|right|脇町劇場]]

|名称 = 脇町劇場 オデオン座
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'''脇町劇場'''（わきまちげきじょう）は[[徳島県]][[美馬市]][[脇町大字猪尻]]にある[[劇場]]である。[[ヘリテージング100選]]・[[にし阿波お勧めビューポイント100選]]選定。

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|構造形式 = [[木構造 (建築)|木造]]

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|竣工 = 1934年

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|所在地郵便番号 = 779-3602

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|文化財 = 美馬市指定有形文化財

|指定・登録等日 = 1998年7月3日

|備考 =

}}
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'''脇町劇場 オデオン座'''（わきまちげきじょう オデオンざ）は、[[徳島県]][[美馬市]][[脇町大字猪尻]]にある[[建築物]]。美馬市指定有形文化財。[[ヘリテージング100選]]・[[にし阿波お勧めビューポイント100選]]選定。


== 概要 ==

== 歴史 ==

1933年︵昭和8年︶8月、[[美馬郡]][[脇町]]の藤中富三と清水太平らが中心となって劇場の建設を計画した<ref name="紹介">[https://odeonza.amebaownd.com/ 脇町劇場オデオン座の紹介] 脇町劇場 オデオン座</ref>。脇町の事業家だった森幸雄や吉川長次の協力を得て、吉川から錦町地区にある自分の敷地150坪を提供された。1934年︵昭和9年︶、芝居小屋の脇町劇場が開館した<ref name="紹介"/>。戦後は歌謡ショーなどの興行が行われ、多数の著名人が来演した。

[[1934年]]︵[[昭和]]9年︶に創建された[[廻り舞台]]や花道のある劇場。別称﹁オデオン座﹂は、[[フランス]]・[[パリ]]にある国立劇場﹁[[オデオン座]]﹂の外観から由来される。戦後は歌謡ショー等が公演され大勢の有名人が訪れており、地域住民にとっては欠かせない娯楽の殿堂だった。


その後、[[1995年]]（[[平成]]7年）に老朽化などの理由により閉館されるまで主に映画館として利用されていた。閉館後、取り壊し予定であったが[[1996年]]（平成8年）に松竹映画「[[虹をつかむ男]]」の舞台となりこの映画で一躍注目を集め、後に市指定文化財として修復され一般公開されている。

映画産業の衰退や老朽化などが理由で、映画館としては1995年︵平成7年︶に閉館して取り壊される予定だった<ref name="紹介"/>。1996年︵平成8年︶に[[山田洋次]]監督の松竹映画﹃[[虹をつかむ男]]﹄のロケ地となり、作品中に﹁オデオン座﹂として登場した<ref name="紹介"/>。オデオン座とは[[フランス]]・[[パリ]]の国立劇場 [[オデオン座]]に由来する。このことが契機となって保存と活用が検討された。1998年︵平成10年︶7月3日には脇町有形文化財に指定され、1999年︵平成11年︶に修復工事が完了して一般公開が開始された<ref name="紹介"/>。


== 来歴 ==

== 建築 ==

建物は[[木構造 (建築)|木造]]2階建てであり、間口は14.5m、奥行は27.3mである<ref name="紹介"/>。[[廻り舞台]]、奈落、花道、うずら桟敷、大夫座の設備を有している<ref name="紹介"/>。

* [[1933年]]（昭和{{0}}8年）8月 - 藤中富三・清水太平らが中心となり旧・脇町に劇場を建設することを提唱し、町内の事業家であった森幸雄や吉川長次に働きかけて協力を得て吉川は錦町地区にある自分の敷地150坪を提供。

* [[1934年]]（昭和{{0}}9年） - 750人収容の廻り舞台の付いた芝居兼映画用の劇場を建設。

* [[1995年]]（平成{{0}}7年） - 閉館。

* [[1996年]]（平成{{0}}8年） - [[山田洋次]]監督作品「[[虹をつかむ男]]」のロケ舞台となる。

* [[1998年]]（平成10年）7月3日指定 - 美馬市指定有形文化財（建造物）、修復され一般公開により観光の要所となる。


近くには[[脇町南町]]伝統的建造物群保存地区がある。四国に現存する芝居小屋建築は、愛媛県喜多郡内子町の[[内子座]]、香川県仲多度郡琴平町の[[旧金毘羅大芝居]]（金丸座）とともに3棟のみである<ref name="紹介"/>。

== 施設データ ==

[[File:Wakimati20220726 9.jpg|thumb|脇町劇場オデオン座]]

<gallery>

RZ Wakimachi Gekijo (3).jpg|建物入口

View from the Omuko.jpg|舞台と1階の客席

Uzura Sajiki.jpg|2階の桟敷席

Hanamichi.jpg|花道

Mawari Butai.jpg|廻り舞台

Naraku.jpg|奈落

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== 利用案内 ==

* 所在地 - 〒779-3602 [[徳島県]][[美馬市]][[脇町大字猪尻]]字西分140-1

* 所在地 - 〒779-3602 [[徳島県]][[美馬市]][[脇町大字猪尻]]字西分140-1

* 開館時間 - 9:00～16:30

* 開館時間 - 9:00～16:30

* 休館日 - 毎週火曜日及び年末年始（12月27日～1月1日） 特別休館日あり。

* 休館日 - 毎週火曜日及び年末年始（12月27日～1月1日） 特別休館日あり。

*入館料 - 催し物がない場合、大人200円、小・中学生100円で内部が見学できる。催し物がある場合、別料金。

* 入館料 - 催し物がない場合、大人200円、小・中学生100円で内部が見学できる。催し物がある場合、別料金。

* 駐車場 - [[道の駅藍ランドうだつ]] 駐車場 普通車：39台。徒歩で約5分。

* 駐車場 - [[道の駅藍ランドうだつ]] 駐車場 普通車：39台。徒歩で約5分。


== アクセス ==

== アクセス ==

*[[四国旅客鉄道|JR四国]] [[穴吹駅]]より車で約10分

*[[四国旅客鉄道|JR]][[徳島線]][[穴吹駅]]より車で約10分

*[[徳島自動車道]] [[脇町インターチェンジ|脇町IC]]より車で約10分

*[[徳島自動車道]][[脇町インターチェンジ|脇町IC]]より車で約10分


== 関連項目 ==

== 脚注 ==

{{Reflist}}

*[[脇町南町]]伝統的建造物群保存地区

*[[うだつ]]

*[[虹をつかむ男]]

*[[日本風景街道]]


== 外部リンク ==

== 外部リンク ==

{{Commonscat|Wakimachi Theater}}

*[http://www.city.mima.lg.jp/kankou/kankouannai/miru/0001.html 脇町劇場（オデオン座）] - 美馬市ホームページ

* {{Official|http://www.city.mima.lg.jp/kankou/kankouannai/miru/0001.html}}


{{Theat-stub}}

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2022年8月13日 (土) 10:08時点における版

脇町劇場 オデオン座
情報
構造形式 木造
階数 2階建
竣工 1934年
開館開所 1999年
所在地 〒779-3602
徳島県美馬市脇町大字猪尻西分140-1
文化財 美馬市指定有形文化財
指定・登録等日 1998年7月3日
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脇町劇場 オデオン座︵わきまちげきじょう オデオンざ︶は、徳島県美馬市脇町大字猪尻にある建築物。美馬市指定有形文化財。ヘリテージング100選・にし阿波お勧めビューポイント100選選定。

歴史


1933年︵昭和8年︶8月、美馬郡脇町の藤中富三と清水太平らが中心となって劇場の建設を計画した[1]。脇町の事業家だった森幸雄や吉川長次の協力を得て、吉川から錦町地区にある自分の敷地150坪を提供された。1934年︵昭和9年︶、芝居小屋の脇町劇場が開館した[1]。戦後は歌謡ショーなどの興行が行われ、多数の著名人が来演した。

映画産業の衰退や老朽化などが理由で、映画館としては1995年︵平成7年︶に閉館して取り壊される予定だった[1]。1996年︵平成8年︶に山田洋次監督の松竹映画﹃虹をつかむ男﹄のロケ地となり、作品中に﹁オデオン座﹂として登場した[1]。オデオン座とはフランス・パリの国立劇場 オデオン座に由来する。このことが契機となって保存と活用が検討された。1998年︵平成10年︶7月3日には脇町有形文化財に指定され、1999年︵平成11年︶に修復工事が完了して一般公開が開始された[1]。

建築


建物は木造2階建てであり、間口は14.5m、奥行は27.3mである[1]。廻り舞台、奈落、花道、うずら桟敷、大夫座の設備を有している[1]。

近くには脇町南町伝統的建造物群保存地区がある。四国に現存する芝居小屋建築は、愛媛県喜多郡内子町の内子座、香川県仲多度郡琴平町の旧金毘羅大芝居︵金丸座︶とともに3棟のみである[1]。
  • 建物入口
    建物入口
  • 舞台と1階の客席
    舞台と1階の客席
  • 2階の桟敷席
    2階の桟敷席
  • 花道
    花道
  • 廻り舞台
    廻り舞台
  • 奈落
    奈落

利用案内


●所在地 - 〒779-3602 徳島県美馬市脇町大字猪尻字西分140-1
●開館時間 - 9:00～16:30
●休館日 - 毎週火曜日及び年末年始︵12月27日～1月1日︶ 特別休館日あり。
●入館料 - 催し物がない場合、大人200円、小・中学生100円で内部が見学できる。催し物がある場合、別料金。
●駐車場 - 道の駅藍ランドうだつ 駐車場 普通車‥39台。徒歩で約5分。

アクセス

脚注

  1. ^ a b c d e f g h 脇町劇場オデオン座の紹介 脇町劇場 オデオン座

外部リンク

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座標: 北緯34度4分5.4秒 東経134度8分58.7秒 / 北緯34.068167度 東経134.149639度 / 34.068167; 134.149639

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